JPH0640258Y2 - 軒樋と縦樋との接続構造 - Google Patents

軒樋と縦樋との接続構造

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JPH0640258Y2
JPH0640258Y2 JP1988069408U JP6940888U JPH0640258Y2 JP H0640258 Y2 JPH0640258 Y2 JP H0640258Y2 JP 1988069408 U JP1988069408 U JP 1988069408U JP 6940888 U JP6940888 U JP 6940888U JP H0640258 Y2 JPH0640258 Y2 JP H0640258Y2
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JP
Japan
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gutter
section
eaves
substantially rectangular
rectangular cross
Prior art date
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Application number
JP1988069408U
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JPH01171818U (ja
Inventor
良典 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋と角形の縦樋との接続構造に関し、詳し
くは角形の縦樋を壁とは対向する面積が少になるように
して取付けるようにしようとする技術に関する。
[従来の技術] 従来、断面が略長方形状の縦樋6は第6図に示すよう
に、断面形状の長手方向が壁11と平行となるように施工
されるのであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように縦樋6の断面形状の長手方向が壁
11と平行となるように施工されるものにおいては、開口
部に取付けられるサッシや雨戸の戸袋等に干渉された
り、又、空調器の排水パイプの施工に制約が生じる等の
問題があった。すなわち、軒樋の底部に形成される孔が
長孔ではなく等径の孔とか、接続具本体の断面が正方形
状のものは、縦樋内に効率よく排水できないばかりでな
く、縦樋の壁面に対向する設置面は比較的広い面積が必
要となる。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、サッシや戸袋に干渉されるこ
となく、空調器の排水パイプの施工も制約を受けること
なく壁に沿わせて行うことができる軒樋と縦樋との接続
構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の軒樋と縦樋との接続構造は、軒樋1の底部に軒
樋1の長さ方向とは略直交する方向に長い長孔2を形成
し、この長孔2に挿合される断面略長方形状の筒型の接
続具本体3の上縁に長孔2の周部に載設される載設手段
4を形成し、接続具本体3の下部に断面が略長方形状の
縦樋6をその断面形状の長手方向が壁11とは略直交する
ように接続して成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、軒樋1の底部に軒樋1の長さ方向とは略直
交する方向に長い長孔2を形成し、この長孔2に挿合さ
れる断面略長方形状の筒型の接続具本体3の上縁に長孔
2の周部に載設される載設手段4を形成し、接続具本体
3の下部に断面が略長方形状の縦樋6をその断面形状の
長手方向が壁11とは略直交するように接続することによ
って、断面形状が略長方形状の縦樋6を壁11に対向する
面積が少ない状態で施工でき、縦樋6の施工に際してサ
ッシ20や戸袋に干渉されることがなく、又、空調器の排
水パイプ19の施工も縦樋6に邪魔されることなく壁11に
沿わせて外観よく行えるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
軒樋1の底部には軒樋1の長さ方向とは略直交する方向
に長い長孔2を形成してある。接続具本体3は上接続具
8と下接続具5とから構成され、上接続具8は筒型で断
面形状が略長方形となっていて、上接続具8の上縁に
は、載設手段4としてのフランジ9が形成され、上接続
具8を軒樋1の長孔2に挿通し、フランジ9を長孔2の
周部に載設して、上接続具8を軒樋1に吊下げ保持して
ある。下接続具5も筒型で断面形状が略長方形状となっ
て、下接続具5を上接続具8の外部に挿合して、接着剤
等に接続することができるようにしてある。下接続具5
の上縁にも軒樋1の長孔2の下面周部に当接する挟持フ
ランジ10を形成してある。そして下接続具5の下部には
縦樋6を接続することができる接続部7を形成してあ
る。この接続部7は筒型で断面略長方形状の縦樋6を外
部に挿合して接着剤等にて接続することができるように
してある。
このように、軒樋1の底部に軒樋1の長さ方向とは略直
交する方向に長い長孔2を形成し、この長孔2に挿合さ
れる断面略長方形状の筒型の接続具本体3の上縁に長孔
2の周部に載設される載設手段4を形成し、接続具本体
3の下部に断面が略長方形状の縦樋6をその断面形状の
長手方向が壁11とは略直交するように接続することで、
断面形状が略長方形状の縦樋6を壁11に対向する面積が
少ない状態で施工し、縦樋6の施工に際してサッシ20や
戸袋に干渉されることがなく、又、空調器の排水パイプ
の施工も縦樋6に邪魔されることなく壁11に沿わせて外
観よく施工ができるのである。
第5図は他の実施例を示していて、下接続具5の挟持フ
ランジ10を別体に形成し、挟持フランジ部10を下接続具
5に接着剤にて接着するようにしたものである。図中21
は縦樋取付具を示す。又、第4図はごみ除け18を示して
いて、その挿合部分17を上接続具8の内部に挿合して取
付けるものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、軒樋の底部に軒樋の長さ方向と
は略直交する方向に長い長孔を形成し、この長孔に挿合
される断面略長方形状の筒型の接続具本体の上縁に長孔
の周部に載設される載設手段を形成し、接続具本体の下
部に断面が略長方形状の縦樋をその断面形状の長手方向
が壁とは略直交するように接続してあるから、長孔及び
接続具本体の長手方向は、軒樋の長さ方向と略直交する
方向となることで、軒樋内を流れてくる雨水の殆どが長
孔内に集水されることになり、その長孔を介して接続具
本体から縦樋内に効率よく排水されることになる。しか
も、縦樋の断面形状の長手方向が壁面と略直交する方向
となることで、縦樋の壁面に対向している部分の面積
は、縦樋の断面形状の長手方向の面の面積に比較して小
さい面積となつており、この状態で縦樋が壁面に設置さ
れることになり、従って、縦樋の設置工事に際してサッ
シとか戸袋などが邪魔になることがなく、例えば空調機
の排水パイプを壁面に沿わせて設置する場合でも縦樋が
邪魔になることがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の接続状態の縦断面図、第3図は同上の施工状態の水平
断面図、第4図は同上のごみ除けの斜視図、第5図は同
上の下接続具の他の実施例の分解斜視図、第6図は同上
の従来例の施工状態の水平断面図であり、1は軒樋、2
は長孔、3は接続具本体、4は載設手段、6は縦樋、7
は接続部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒樋の底部に軒樋の長さ方向とは略直交す
    る方向に長い長孔を形成し、この長孔に挿合される断面
    略長方形状の筒型の接続具本体の上縁に長孔の周部に載
    設される載設手段を形成し、接続具本体の下部に断面が
    略長方形状の縦樋をその断面形状の長手方向が壁とは略
    直交するように接続して成る軒樋と縦樋との接続構造。
JP1988069408U 1988-05-26 1988-05-26 軒樋と縦樋との接続構造 Expired - Lifetime JPH0640258Y2 (ja)

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JPH01171818U JPH01171818U (ja) 1989-12-05
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JPS6153432U (ja) * 1984-09-13 1986-04-10

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