JPS5814738Y2 - 鎖樋用補助集水器 - Google Patents

鎖樋用補助集水器

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JPS5814738Y2
JPS5814738Y2 JP1978101175U JP10117578U JPS5814738Y2 JP S5814738 Y2 JPS5814738 Y2 JP S5814738Y2 JP 1978101175 U JP1978101175 U JP 1978101175U JP 10117578 U JP10117578 U JP 10117578U JP S5814738 Y2 JPS5814738 Y2 JP S5814738Y2
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JP
Japan
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water collector
auxiliary water
rainwater
chain
gutter
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JP1978101175U
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JPS5519707U (ja
Inventor
信義 下里
直留 坂口
一彦 村瀬
Original Assignee
タキロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な鎖樋用補助集水器に関し、更に詳しくは
排水される雨水が飛散することなく鎖樋を伝落しうるよ
うになした鎖樋用補助集水器に関する。
これまでの鎖樋は、一般に、玄関ますを初めとする通常
の雨水集水器の排水口に適宜の吊具を取着し、この吊具
に鎖を掛止することによって吊下げられていた。
しかしながら、通常の集水器は、排水口の径が大きいた
め、排水される雨水の一部が鎖樋に沿って伝落せずに周
囲に飛散する欠点があった。
この欠点は、特に雨量の多いときに顕著となり、それ故
鎖樋は意匠的に優れたものではあるが実効の少ないもの
として一般に認識されている現状にある。
本考案は叙上の事情に鑑みてなされたもので、雨水の飛
散がなく且つ優れた意匠的効果を有する鎖樋用補助集水
器を提供せんとするものである。
以下、実施例を図に採って本考案鎖樋用補助集水器を詳
細に説明すると、第1図は本考案鎖樋用補助集水器の一
実施例を示す斜視図、第2図は本考案の使用状態を示す
正面図、第3図は同縦断面図であって、図示の如く本考
案鎖樋用補助集水器4は、雨水集水器1の下端排水口2
の接部3に接続するものであって、その上部は上記接部
3に嵌合接続し得る接続用内筒部5を同軸的に且つ一体
的に有する二重壁構造とされ、一方上記内筒部5より有
効断面積が小なる下端の小排水口6の周縁部には鎖樋掛
止部7を一体的に有して成ることを要旨とするもので゛
ある。
本実施例に於ては、本考案鎖樋用補助集水器4は、その
上部の内筒部5に雨水集水器1の下端排水口2の周縁に
沿って有する排水口液筒3を、下端の鎖樋掛止部7には
鎖樋Cを夫々接続して使用するものであり、上部の内筒
部5に接続する雨水集水器1としては一般に集水器と呼
称されているもののほか、軒樋から直接雨水を流落させ
るために軒樋底部に直接、継手または縦樋を接続して、
排水口となしたものでもよい。
本考案補助集水器4は雨水集水器1の下端排水口2の接
部3に嵌合接続し得る形状の内筒部5を上部に備え、小
排水口6及び鎖樋掛止部7を下端に備えたものであれば
よいが、意匠的効果を得る為には、その外形を鎖樋の樋
素子Aと同−又は類似の形状となし統一を図るのが好ま
しい。
この補助集水器4上部の内筒部5は、要は雨水集水器1
の下端排水口2の接部3に嵌合接続しうる形状のもので
あればよいが、雨水集水器1と補助集水器4との接合性
の向上を図る為には、第1図又は第5〜6図の如き特異
な接続用内筒部、とするのが望ましい。
即ち、第1図に示す内筒部5は、一対の対向部分円弧壁
51.51と、その両端縁間に設けた外側へ突出せる一
対の対向略コ字状壁52.52とよりなるもので、雨水
集水器1の排水口液筒3が円筒状である場合には、第4
図イの如く対向部分円弧壁51.51によって該円筒状
の接部31を嵌受し得るようになし、排水口液筒3が角
筒状の場合には第4図口の如く対向略コ字状壁52 、
52によって該角筒状の排水口液筒32を嵌受し得るよ
うになし、かくして円筒状、角筒状のいずれの排水口液
筒を備えた雨水集水器に対しても接合しうるようにした
ものである。
かかる接続用内筒部5に於ては、円筒状排水口接部31
を嵌受する場合と角筒状排水口液筒32を嵌受する場合
との接合面積の均等化を図る為に、円弧壁51.51を
約士円弧長となし、且つ略コ字状壁52.52の対向距
離を円弧壁51.51の対向距離に等しくすることが望
ましい。
一方、第5〜6図に示す接続用内筒部50は、下方にい
くにつれて内径を小さくした多段筒形状(図例では三段
円筒形状としであるが、その他の多段角筒形状も勿論採
用可能である)に構成したもので、雨水集水器1の排水
口液筒3を、その外径に等しい内径を有する段部にて嵌
受しうるようになすことによって、排水口液筒3の外径
の異なる種々の雨水集水器1に対しても接合可能とした
ものである。
尚、第1図に如き特異な接続用内筒部5を第5〜6図の
如き多段型となして、両機能を兼備せしめることは勿論
可能であり、むしろ極めて望ましいものと云える。
亦、場合によっては、排水口液筒3及び接続用内筒部5
,50の双方に適宜のテーパを付し、両者の接合性を更
に向上させることも可能である。
これらの場合、雨水集水器1と本考案補助集水器4との
接続は、雨水集水器1の排水口液筒3を補助集水器4の
接続用内筒部5に嵌合することによってワンタッチで行
なわれるが、必要とあらば接着剤等を介して固着しても
よい。
本考案補助集水器4下端の小排水口6は、前記の接続用
内筒部5よりもその有効断面積が小であることが必要で
あるが、該内筒部5よりわずかに小の場合は雨水の飛散
防止効果があまり顕著でなく、逆にあまりにも小さ過ぎ
る場合には充分な排水が行なえなくなる為、通常、内筒
部5が円筒形の場合課内筒部5のi−キ程度の口径とす
るのが望ましい。
亦、鎖樋掛止部7は、鎖樋Cの吊下げ可能な形状のもの
であればよいが、強度及び意匠的効果の観点からは、図
例の如き小排水口6の縁より該小排水口6を跨いで突設
した略半環状突起となし、あたかも鎖樋Cの鎖素子Bの
一部が補助集水器4の下端より露出しているかの如き印
象を与えるようにするのが望ましい。
以上の如き構成の本考案鎖樋用補助集水器にあっては、
軒樋(不図示)を通って雨水集水器内に集水された雨水
が下端排水口2を通って補助集水器4内へ流れ込み、こ
の補助集水器4内に於て雨水の流れが集束的にせばめら
れて下端の小排水口6より排水される。
このため、排水された雨水はその大部分が鎖樋Cの鎖素
子Bに沿って伝落するようになり、一部伝落しない雨水
は鎖樋Cの樋素子Aに直接流れ込むようになるので、雨
水の飛散がほぼ完全に防止できる。
亦、本考案補助集水器は従来から使用されている種々の
雨水集水器に簡単に接続可能であるという利便を有する
が、更に補助集水器4の接続用内筒部5を第1図や第5
〜6図に示す如き特異なものとすると、雨水集水器1の
排水口液筒3が円筒状であっても角筒状であっても接合
可能であり、その外径が大きくとも小さくとも接合可能
であるので、便利なことこの上ないものとなる。
更に、本考案の補助集水器4の雨水集水器1との接続側
である上部は、接続用内筒部5,50により二重壁構造
とされていて該内筒部5,50は補助集水器の外壁によ
って囲繞されているから、接部3と内筒部5,50との
接合個所が視覚に入り難く美感が向上する。
加えて該補助集水器4の外壁は雨水集水器1との接続に
は直接関与しないから、該集水器1の接続部の形状にと
られれることなく自由にその外形を選択することが出来
、例えば鎖樋Cの樋素子Aと同−又は類似の形状とすれ
ば集水器1と鎖樋Cとが調和のとれた接続関係を維持す
ることが出来、更に鎖樋掛止部7を図示の如き略半環状
突起とする場合は前述の如き意匠的効果も加味されるこ
とになる。
尚、このような二重壁構造にあっては、内筒部5の付は
根部分に適宜通水孔(不図示)を設け、内筒部5と補助
集水器4の外壁との間に侵入する雨水を該通水孔を通し
て補助集水器4内へ流落させ、雨水集水器1からの雨水
と共に小排水口6から排水することによって、二重壁構
造の上端より雨水が濡出するのを防止することが望まし
い。
以上の如く、本考案鎖樋用補助集水器は数多くの利点を
有し、実用価値の極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案鎖樋用補助集水器の一実施例を示す斜視
図、第2図は本考案補助集水器の使用状態を示す正面図
、第3図は同縦断面図、第4図イ及び口はいずれも排水
口液筒の嵌受状態を示すための接続筒部の平面図、第5
図は本考案補助集水器のもう一つの実施例を示す斜視図
、第6図は第5図の接続筒部の部分縦断面図である。 図面の簡単な説明 1・・・・・・雨水集水器、2・・
・・・・下端排水口、3,31.32・・・・・・排水
口液筒、4・・・・・・補助集水器、5,50・・・・
・・接続用内筒部、51・・・・・・対向部分円弧壁、
52・・・・・・対向略コ字壁、6・・・・・・小排水
口、7・・・・・・鎖樋掛止部、A・・・・・・樋素子
、B・・・・・・鎖素子、C・・・・・・鎖樋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雨水用集水器1の下端排水口2の接部3に接続する補助
    集水器4であって、その上部は上記接部3に嵌合接続し
    得る接続用内筒部5を同軸的に且つ一体的に有する二重
    壁構造とされ、一方上記内筒部5より有効断面積が小な
    る下端の小排水口6の周縁部には鎖樋掛止部7を一体的
    に有して戊る鎖樋用補助集水器。
JP1978101175U 1978-07-22 1978-07-22 鎖樋用補助集水器 Expired JPS5814738Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978101175U JPS5814738Y2 (ja) 1978-07-22 1978-07-22 鎖樋用補助集水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978101175U JPS5814738Y2 (ja) 1978-07-22 1978-07-22 鎖樋用補助集水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5519707U JPS5519707U (ja) 1980-02-07
JPS5814738Y2 true JPS5814738Y2 (ja) 1983-03-24

Family

ID=29039567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978101175U Expired JPS5814738Y2 (ja) 1978-07-22 1978-07-22 鎖樋用補助集水器

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JP (1) JPS5814738Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522099Y2 (ja) * 1975-01-28 1980-05-27
JPS5732183Y2 (ja) * 1977-02-28 1982-07-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5519707U (ja) 1980-02-07

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