JPS5836734Y2 - 集水器と雨樋部品との連結構造 - Google Patents
集水器と雨樋部品との連結構造Info
- Publication number
- JPS5836734Y2 JPS5836734Y2 JP11971878U JP11971878U JPS5836734Y2 JP S5836734 Y2 JPS5836734 Y2 JP S5836734Y2 JP 11971878 U JP11971878 U JP 11971878U JP 11971878 U JP11971878 U JP 11971878U JP S5836734 Y2 JPS5836734 Y2 JP S5836734Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical part
- rain gutter
- water collector
- locking
- elbow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、集水器と雨樋部品との連結構造に関する。
従来集水器の落し口とエルボ、竪樋のような雨樋部品と
を連結するにあっては落し口と雨樋部品との口径が個別
に対応したものについてそれぞれ製品化して連結してい
たものであった。
を連結するにあっては落し口と雨樋部品との口径が個別
に対応したものについてそれぞれ製品化して連結してい
たものであった。
そのため口径の異なる雨樋部品を−の集水器に連結する
ことができなかったものである。
ことができなかったものである。
また集水器と雨樋部品とを接着剤を用いて連結していた
ため施工に多大の時間と手間を要し、保守点検にあって
は連結した雨樋部品を簡単に取外して分解することがで
きない欠点があった。
ため施工に多大の時間と手間を要し、保守点検にあって
は連結した雨樋部品を簡単に取外して分解することがで
きない欠点があった。
本考案は上述のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは接着剤を用いることなく着脱自在に
−の集水器本体に口径の異なる雨樋部品を強個に流量制
限なく連結することのできる集水器と雨樋部品との連結
装置を提供するにある。
目的とするところは接着剤を用いることなく着脱自在に
−の集水器本体に口径の異なる雨樋部品を強個に流量制
限なく連結することのできる集水器と雨樋部品との連結
装置を提供するにある。
以下本考案を実施例により詳述する。
集水器本体1は上面が開口した断面略方形状をしていて
両側には軒樋挿入口IA、IAが穿設されており、集水
器本体1の下部に略円筒状の落し口1Bが垂設されてい
る。
両側には軒樋挿入口IA、IAが穿設されており、集水
器本体1の下部に略円筒状の落し口1Bが垂設されてい
る。
落し口1Bは硬質塩化ビニル樹脂のような硬質樹脂でで
きていて第1筒部2と第2筒部3とより形成している。
きていて第1筒部2と第2筒部3とより形成している。
第1筒部2の下端から下方に突設された第2筒部3は下
方にいくほど外径が漸次小さくなったテーパー状として
いる。
方にいくほど外径が漸次小さくなったテーパー状として
いる。
第2筒部3の外周面には上下方向の略全長にわたって内
側に凹むことのできる蛇腹部4,4が一体的に設けられ
ている。
側に凹むことのできる蛇腹部4,4が一体的に設けられ
ている。
蛇腹部4は軟質塩化ビニル樹脂のような軟質樹脂で形成
されていて上方はど幅が小さくなった略三角状になって
いて、2条の蛇腹部4,4が相対向して設けられている
。
されていて上方はど幅が小さくなった略三角状になって
いて、2条の蛇腹部4,4が相対向して設けられている
。
第2筒部3の下端には略三角状の切欠部5,5・・・・
・・が周設されている。
・・が周設されている。
第1筒部2の上部の外周面には嵌合溝6を全周にわたっ
て凹設し、嵌合溝6の下端縁よりやや下方にわたって小
突起7,7・・・・・・を帯状に突設して係止帯部8を
形成している。
て凹設し、嵌合溝6の下端縁よりやや下方にわたって小
突起7,7・・・・・・を帯状に突設して係止帯部8を
形成している。
係止帯部8の一部を切欠して嵌合溝6に連通ずる案内溝
9,9を相対向して設けている。
9,9を相対向して設けている。
また第2筒部3の下部の外周面には係止溝10を全周に
わたって凹設していて、係止溝10の下端縁よりやや下
方にわたって小突部11.11・・・・・・を帯状に突
設して係止帯体12を形成している。
わたって凹設していて、係止溝10の下端縁よりやや下
方にわたって小突部11.11・・・・・・を帯状に突
設して係止帯体12を形成している。
雨樋部品13はエルボ14や竪樋15のような接続部品
であって、エルボ14の上端部には第1図のように舌片
状の係止突片16,16を相対向する位置に内側に突設
している。
であって、エルボ14の上端部には第1図のように舌片
状の係止突片16,16を相対向する位置に内側に突設
している。
上端縁よりやや下方にわたって複数個の係止突部17,
17・・・・・・を帯状の嵌合帯18に周設している。
17・・・・・・を帯状の嵌合帯18に周設している。
係止突片16,16は案内溝9,9を挿通できて、嵌合
溝6に嵌合係止できるようにしており、また係止突部1
7,17は係止帯部8に摩擦抵抗を大きくとれて嵌合す
るようにしている。
溝6に嵌合係止できるようにしており、また係止突部1
7,17は係止帯部8に摩擦抵抗を大きくとれて嵌合す
るようにしている。
しかして例えば75mmというような口径の大きいエル
ボ14を使用して集水器本体1の落し口1Bに接続する
には、軒先に固定した軒樋(図示せず)の端部に軒樋挿
入口IA、IAを挿入した集水器本体1の蛇腹部4,4
を外側に押し広げて第2図のように拡大するものである
。
ボ14を使用して集水器本体1の落し口1Bに接続する
には、軒先に固定した軒樋(図示せず)の端部に軒樋挿
入口IA、IAを挿入した集水器本体1の蛇腹部4,4
を外側に押し広げて第2図のように拡大するものである
。
エルボ14の係止突片16,16を第1筒部2の案内溝
9,9の下方に位置するようにエルボ14を落し口1B
の下方に位置し、第2図のようにエルボ14を上方に持
上げてエルボ14の内径と略同−径の第1筒部2の外周
面に嵌合させると共に係止突片16,16を案内溝9,
9を通って嵌合溝6に挿入した後、エルボ14を円周方
向に回転して、エルボ14を第1筒部2に連結するもの
である。
9,9の下方に位置するようにエルボ14を落し口1B
の下方に位置し、第2図のようにエルボ14を上方に持
上げてエルボ14の内径と略同−径の第1筒部2の外周
面に嵌合させると共に係止突片16,16を案内溝9,
9を通って嵌合溝6に挿入した後、エルボ14を円周方
向に回転して、エルボ14を第1筒部2に連結するもの
である。
このとき係止帯部8と嵌合帯部17とが嵌合して、エル
ボ14を回転して弛まないように保持できるものである
。
ボ14を回転して弛まないように保持できるものである
。
雨樋部品13の内周面には必らずしも嵌合帯部17を突
設しなくてよいものである。
設しなくてよいものである。
一方、エルボ14を落し口1Bから取外すにあっては、
エルボ14を円周方向に強めに係止突片16,16を案
内溝9,9上方まで回転させ、エルボ14を上方に引張
れば取外すことができるものである。
エルボ14を円周方向に強めに係止突片16,16を案
内溝9,9上方まで回転させ、エルボ14を上方に引張
れば取外すことができるものである。
また例えば60mmや55 mmのような口径の小さい
竪樋15を落し口1Bに連結するときには、第3図のよ
うに蛇腹部4,4を第2筒部3の内側に折り込んで第2
筒部3の口径を小さくシ、竪樋15を落し口1Bの下方
に対向し、係止突片16,16を内側に折り込んだ蛇腹
部4,4に挿通して係止溝10に挿入し、竪樋15を回
転させて係止突片16,16を係止溝10に嵌合して竪
樋15を第2筒部に連結することができるものである。
竪樋15を落し口1Bに連結するときには、第3図のよ
うに蛇腹部4,4を第2筒部3の内側に折り込んで第2
筒部3の口径を小さくシ、竪樋15を落し口1Bの下方
に対向し、係止突片16,16を内側に折り込んだ蛇腹
部4,4に挿通して係止溝10に挿入し、竪樋15を回
転させて係止突片16,16を係止溝10に嵌合して竪
樋15を第2筒部に連結することができるものである。
このときにも係止帯体12が嵌合帯部17に嵌合して強
固に竪樋15を接続できるものである。
固に竪樋15を接続できるものである。
また第2筒部3の下端には切欠部5,5・・・・・・が
あるから、蛇腹部4,4を第2筒部3の内側に凹ませて
容易に第2筒部3の径を丸くすることができる。
あるから、蛇腹部4,4を第2筒部3の内側に凹ませて
容易に第2筒部3の径を丸くすることができる。
またさらに第2筒部3の上部を肉厚にすれば第2筒部3
にエルボ14、竪樋15を連結すると第2筒部3は口径
かもとの通りに大きくなろうとしてエルボ14等に強く
圧接でき取付強度が大きくできるものである。
にエルボ14、竪樋15を連結すると第2筒部3は口径
かもとの通りに大きくなろうとしてエルボ14等に強く
圧接でき取付強度が大きくできるものである。
また小突起7,7・・・・・・、小突部11.11・・
・・・・、係止突部17,17・・・・・・を軟質の弾
性状に設けると弾性的に圧接して接続状態が強固にでき
るものである。
・・・・、係止突部17,17・・・・・・を軟質の弾
性状に設けると弾性的に圧接して接続状態が強固にでき
るものである。
本考案にあっては以上のように−の集水器本体にて口径
の異なる各種のエルボ、竪樋等の雨樋部品を簡単にかつ
強固に連結でき、しかも集水器本体の取付間違いがない
ため雨樋の施工性が向上するものである。
の異なる各種のエルボ、竪樋等の雨樋部品を簡単にかつ
強固に連結でき、しかも集水器本体の取付間違いがない
ため雨樋の施工性が向上するものである。
また口径の小さな雨樋部品を集水器本体に連結するには
第2筒部の蛇腹部を内側に折り込んで第2筒部の口径を
小さくして雨樋部品の係止突片を第2筒部の係止溝に係
止させればよく、口径の大きな雨樋部品を連結するには
、第2筒部の蛇腹部を外側に押し拡げた状態のままにし
ておき雨樋部品の係止突片を第1筒部の嵌合溝に係止さ
せればよく、このように−の集水器本体で口径の異なる
雨樋部品を連結できるにもかかわらず、第2筒部の口径
を蛇腹部より拡縮することによって、雨水の通過する流
量が制限されることがないものである。
第2筒部の蛇腹部を内側に折り込んで第2筒部の口径を
小さくして雨樋部品の係止突片を第2筒部の係止溝に係
止させればよく、口径の大きな雨樋部品を連結するには
、第2筒部の蛇腹部を外側に押し拡げた状態のままにし
ておき雨樋部品の係止突片を第1筒部の嵌合溝に係止さ
せればよく、このように−の集水器本体で口径の異なる
雨樋部品を連結できるにもかかわらず、第2筒部の口径
を蛇腹部より拡縮することによって、雨水の通過する流
量が制限されることがないものである。
さらにまた雨樋部品の上端の内側に設けた係止突片を嵌
合溝、係止溝に係止し、エルボを円周方向に回転させて
係止突片を係止することができ、第1筒部と第2筒部に
雨樋部品を接着剤を用いることなく簡単に連結すること
ができるとともに雨樋部品を反対に回転させて係止突片
を下方に引張れば簡単に落し口から取外すことができ、
施工性が良くてしかも保守点検が容易である。
合溝、係止溝に係止し、エルボを円周方向に回転させて
係止突片を係止することができ、第1筒部と第2筒部に
雨樋部品を接着剤を用いることなく簡単に連結すること
ができるとともに雨樋部品を反対に回転させて係止突片
を下方に引張れば簡単に落し口から取外すことができ、
施工性が良くてしかも保守点検が容易である。
第1図は本考案の一実施例の集水器本体と雨樋部品との
分解斜視図、第2図は同上の施工例の縦断面図、第3図
は同上の他の施工例の縦断面図であって、1は集水器本
体、2は第1筒部、3は第2筒部、4は蛇腹部、6は嵌
合溝、10は係止溝、13は雨樋部品、16は係止突片
を示すものである。
分解斜視図、第2図は同上の施工例の縦断面図、第3図
は同上の他の施工例の縦断面図であって、1は集水器本
体、2は第1筒部、3は第2筒部、4は蛇腹部、6は嵌
合溝、10は係止溝、13は雨樋部品、16は係止突片
を示すものである。
Claims (1)
- 集水器本体の下部に第1筒部を垂設すると共に第1筒部
の下端から第1筒部より径の小さな第2筒部を下方に延
設し、第2筒部に上下方向にわたって第2筒部の径を拡
縮するための内凹みの蛇腹部を設け、第1筒部に嵌合溝
を凹設し、第2筒部に係止溝を凹設し、エルボ、竪樋等
の雨樋部品の上部内側に突設した係止突片を嵌合溝ない
し係止溝に係止させて成る集水器と雨樋部品との連結構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11971878U JPS5836734Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 集水器と雨樋部品との連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11971878U JPS5836734Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 集水器と雨樋部品との連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5535197U JPS5535197U (ja) | 1980-03-06 |
JPS5836734Y2 true JPS5836734Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=29075243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11971878U Expired JPS5836734Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 集水器と雨樋部品との連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836734Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926168A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-10 | Shigeo Ando | 塗装剤供給装置 |
JPS6129877U (ja) * | 1984-04-06 | 1986-02-22 | 株式会社 相良プラスチツク工業所 | 温度調節可能な撹拌式塗料容器 |
JPS61208523A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-16 | Murata Mfg Co Ltd | 粘度制御方法 |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP11971878U patent/JPS5836734Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5535197U (ja) | 1980-03-06 |
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