JP3031759B2 - 縦樋の接続方法 - Google Patents

縦樋の接続方法

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JP3031759B2
JP3031759B2 JP3213459A JP21345991A JP3031759B2 JP 3031759 B2 JP3031759 B2 JP 3031759B2 JP 3213459 A JP3213459 A JP 3213459A JP 21345991 A JP21345991 A JP 21345991A JP 3031759 B2 JP3031759 B2 JP 3031759B2
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和紀 尾村
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縦樋の接続方法に関す
る。特に、玄関庇ユニットに取り付けられた接続用縦樋
に柱の中に設けられた縦樋を接続するというように、内
蔵式縦樋を接続するときに便利な縦樋の接続方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、縦樋は、接着剤で接着していた。
又、玄関庇ユニットは、実公昭57−23602号公報
に記載あるように、屋根の周縁に立ち上がり壁が設けら
れ、底壁が板面で形成されたものであって、この玄関ユ
ニットに縦樋を取り付ける方法は、この底壁に排水口を
設け、この排水口に短尺の接続用縦樋を取り付け、この
接続用縦樋に、排水路に通じる縦樋を接着剤で取り付け
ている。
【0003】そして、この玄関庇の上に降った雨水は、
底壁を上を流れて排水口に集め、この排水口から接続用
縦樋、縦樋を経て排水路に排水する。従来の玄関庇ユニ
ットに取り付けられた縦樋は玄関庇を支持する柱に沿っ
て設けられていたが、この縦樋が見えると見苦しいの
で、最近、玄関庇を支持する柱の中に縦樋を内蔵するよ
うになった。
【0004】この内蔵する縦樋を接続するには、柱の中
に挿入されている縦樋の先端を柱から突出させ、この縦
樋と玄関庇ユニットに取り付けられた接続用縦樋を接続
した後、この柱を玄関庇ユニットに取り付け、この柱を
玄関ポーチに固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、縦樋と
縦樋とは接着剤で接着されていたが、この柱の中から突
出させた状態で縦樋と玄関庇に取り付けられた接続用縦
樋とを接着剤で接着すると、接着するまで時間が掛か
り、その間、柱を玄関庇ユニットに取り付けることがで
きず、不便であると共に、この接着作業は高所での作業
であるから、不便であった。
【0006】従って、簡単に且つ速く接続できる縦樋の
接続方法が要望されていた。このように縦樋が簡単に且
つ速く接続できることは望ましいことであるから、単
に、玄関庇ユニットに接続されている接続用縦樋と縦樋
の接続だけでなく、他の縦樋の接続方法にも応用できる
ものである。
【0007】そこで、本発明の目的は、簡単に且つ速く
接続できる縦樋の接続方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたものであって、請
求項1の発明は、上側縦樋と下側縦樋とを接続する縦樋
の接続方法において、前記上側縦樋の下端部外周面に、
上方に行くに従って外方向に開いている弾性舌片の下部
が複数個取り付けられ、前記下側縦樋は上端部内径が上
側縦樋の下端部外径より大きく、且つ、上端部内面に係
止部が設けられたものであり、上側縦樋の下端部を下側
縦樋の上端部内に挿入し、上側縦樋の弾性舌片の上端を
下側縦樋の係止部に係止させるものである。
【0009】又、請求項2の発明は、屋根の周縁に立ち
上がり壁が設けられ、底壁が板面である玄関庇の底壁の
一部に排水口が設けられ、この排水口に接続用縦樋が接
続されている玄関庇ユニットを建物に取り付け、縦樋が
内蔵された柱で玄関庇ユニットを支持するに際し、この
玄関庇ユニットに取り付けられた接続用縦樋を上側縦樋
とし、柱の中に内蔵されている縦樋を下側縦樋として請
求項1記載の方法で接続するものである。
【0010】本発明に使用する縦樋は上側縦樋の下端部
外周面に、上方に行くに従って外方向に開いている弾性
舌片の下部が取り付けられたものを使用するが、この弾
性舌片としては弾性のある材質であればどんなものでも
よい。例えば、ステンレス、鋼等の金属や、塩化ビニル
樹脂、エチレン樹脂等の合成樹脂が使用できる。
【0011】本発明においては、下側縦樋の上端部内径
が上側縦樋の下端部外径より大きく、下側縦樋の上端部
に上側縦樋の下端部を挿入するものであるが、もし下側
縦樋の上端部の内径が上側縦樋の下端部の外径と同じか
或いは小さい場合には、下側縦樋の先端部に上側縦樋の
下端部の外径より大きな内径を有する短管を、予め、接
続しておくとよい。
【0012】本発明においては、下側縦樋の上端部内面
に係止部が設けられているのであるが、この係止部を設
ける方法は、適宜方法でよい。例えば、下側縦樋の内面
に短管を接着してもよいし、下側縦樋の周辺部側壁を内
方に折曲させてもよい。
【0013】
【作用】本発明では、上側縦樋の下端部を下側縦樋の上
端部に挿入するだけで、上側縦樋の下端部に取り付けら
れている弾性舌片の上部が下側縦樋の上端部内面に設け
られている係止部に係止されて接続できる。
【0014】即ち、上側縦樋の下端部の外周面に上に行
くに従って外方向に開いている弾性舌片の下部が複数個
取り付けられているから、上側縦樋の下端部を下側縦樋
の上端部に挿入すると、弾性舌片が下側縦樋の側壁に押
され内方向に変形して、簡単に挿入できる。そして、弾
性舌片の上端が下側縦樋の係止部まで挿入されると、こ
の弾性舌片が弾性により外方向に開き、係止部に係止す
るから、外れなくなる。
【0015】この縦樋の接続方法を玄関庇ユニットに適
用すると、柱の中に内蔵されている縦樋を下側縦樋とな
り、玄関庇ユニットに取り付けられている接続用縦樋を
上側縦樋となる。そして、この上側縦樋である接続用縦
樋を下側縦樋である柱に内蔵されている縦樋に挿入する
だけでよく、従って、この接続が簡単に速く接続できる
ので、従来の接着剤を使用するときのように、接着時間
を必要とせず、又、高所での作業が楽になる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜3
は本発明方法の一実施例を示すものであって、図1は縦
樋の接続部分のみを示すもので、(イ)は縦樋を接続す
る前の状態を示す一部切欠側面図、(ロ)は縦樋を接続
した後の状態を示す一部切欠側面図、図2は玄関庇ユニ
ットに縦樋を接続した状態を示す斜視図、図3は図2の
A−A線における断面図である。
【0017】図1〜3において、4は玄関庇ユニットで
あり、この玄関庇ユニット4は屋根の周縁に立ち上がり
壁41が設けられ、底壁42が板面である。そして、こ
の底壁42の一部に排水口43が設けられている。
【0018】5は玄関庇ユニットを支持する柱である。
1はステンレス製の接続用縦樋であり、玄関庇ユニット
4の排水口43に接続されている。
【0019】3は塩化ビニル樹脂製の縦樋であり、この
縦樋3の内面には、塩化ビニル樹脂製の短管が接着され
て、係止部31が設けられている。そして、この縦樋3
は柱5の中に内蔵されている。
【0020】接続用縦樋1と縦樋3との関係は、接続用
縦樋1が上側縦樋となり、縦樋3が下側縦樋となる。そ
して、接続用縦樋(上側縦樋)1の下端部の外径が縦樋
(下側縦樋)3の上端部の内径より小さく、接続用縦樋
(上側縦樋)1の下端部が縦樋(下側縦樋)3の上端部
の中に挿入できる大きさとなっている。
【0021】2はステンレス製の弾性舌片であり、この
弾性舌片2の下部は接続用縦樋(上側縦樋)1の下端部
外周面にほぼ等間隔に4個取り付けられ、上方に行くに
従って外方に開いている。
【0022】6は玄関ポーチであり、柱5が取り付けら
れた後に構築し、柱5を固定するものである。7は住宅
の外壁である。
【0023】次に、この玄関庇ユニット5の接続用縦樋
1と柱の中に内蔵されている縦樋3との接続方法につい
て説明する。先ず、住宅の外壁7に玄関庇ユニット4を
取り付ける。
【0024】柱5の中に内蔵されている縦樋3の先端部
を引き出し、玄関庇ユニット4の排水口43に接続され
ている接続用縦樋1の下端部を、この縦樋3の上端部の
中に挿入する。
【0025】すると、接続用縦樋1の下端部外周面に取
り付けられている弾性舌片2が縦樋3の側壁に押され内
方向に変形して挿入される。そして、弾性舌片2の上端
が縦樋3の上端部内面に設けられている係止部31まで
挿入されると、この弾性舌片3が弾性により外方向に開
き、弾性舌片3の上端が係止部31に係止されて接続さ
れる。
【0026】その後、柱5を玄関庇ユニット4に取り付
け、縦樋3を図示されてない排水路に通ずる排水管に接
続し、柱5の下部に玄関ポーチ6を構築すると、玄関が
完成する。
【0027】この玄関庇ユニット4の上に降った雨水は
底壁42の上を流れて、排水口43を経て接続用縦樋1
の中に流れ込む。更に、この雨水はこの接続用縦樋1か
ら縦樋3の中に流れて、玄関ポーチ6の下から排水路に
排水される。
【0028】
【発明の効果】本発明では、上側縦樋の下端部を下縦軒
樋の上端部の中に挿入するだけで接続できるから、極め
て簡単に速く縦樋を接続することができる。
【0029】従って、高所での縦樋の接続や玄関庇ユニ
ットの接続用縦樋と柱の中に内蔵されている縦樋との接
続に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明方法の一実施例の縦樋の接続部分
のみを示したものであって、(イ)は縦樋を接続する前
の状態を示す一部切欠側面部、(ロ)は縦樋を接続した
後の状態を示す一部切欠側面図である。
【図2】図2は玄関庇ユニットに縦樋を接続した状態を
示す斜視図である。
【図3】図3は図2のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 上側縦樋(玄関ユニットの接続用縦
樋) 2 弾性舌片 3 下側縦樋(柱に内蔵されている縦樋) 31 係止部 4 玄関庇ユニット 41 立ち上がり壁 42 底壁 43 排水口 5 柱 6 玄関ポーチ 7 住宅の外壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側縦樋と下側縦樋とを接続する縦樋の
    接続方法において、前記上側縦樋の下端部外周面に、上
    方に行くに従って外方向に開いている弾性舌片の下部が
    複数個取り付けられ、前記下側縦樋は上端部内径が上側
    縦樋の下端部外径より大きく、且つ、上端部内面に係止
    部が設けられたものであり、上側縦樋の下端部を下側縦
    樋の上端部内に挿入し、上側縦樋の弾性舌片の上端を下
    側縦樋の係止部に係止させることを特徴とする縦樋の接
    続方法。
  2. 【請求項2】 屋根の周縁に立ち上がり壁が設けられ、
    底壁が板面である玄関庇の底壁の一部に排水口が設けら
    れ、この排水口に接続用縦樋が接続されている玄関庇ユ
    ニットを建物に取り付け、縦樋が内蔵された柱で玄関庇
    ユニットを支持するに際し、この玄関庇ユニットに取り
    付けられた接続用縦樋を上側縦樋とし、柱の中に内蔵さ
    れている縦樋を下側縦樋として請求項1記載方法で接続
    することを特徴とする縦樋の接続方法。
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