JP2593354Y2 - 谷樋アダプター - Google Patents
谷樋アダプターInfo
- Publication number
- JP2593354Y2 JP2593354Y2 JP1993033311U JP3331193U JP2593354Y2 JP 2593354 Y2 JP2593354 Y2 JP 2593354Y2 JP 1993033311 U JP1993033311 U JP 1993033311U JP 3331193 U JP3331193 U JP 3331193U JP 2593354 Y2 JP2593354 Y2 JP 2593354Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- valley
- channel
- adapter
- valley gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、谷樋アダプターに関
し、谷樋から雨水が軒樋を飛び越さないように配慮され
たものである。
し、谷樋から雨水が軒樋を飛び越さないように配慮され
たものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭６１−９８１１８
号公報に記載されているように、屋根の谷部には谷樋が
設けられ、谷樋を流れる雨水は軒樋に流下されるように
なっている。
号公報に記載されているように、屋根の谷部には谷樋が
設けられ、谷樋を流れる雨水は軒樋に流下されるように
なっている。
【０００３】ところで、谷樋を流下する雨水が多いと軒
樋を飛び越す恐れがあるために、従来は、谷樋の先端部
下方の軒樋の隅部に隅飾り板等が取付けられている。或
いは、実開昭５９−１３２８３３号公報に記載されてい
るように、谷樋内を流下する雨水の流れの勢いを減衰さ
せるために谷樋内に突起片が突設されている場合もあ
る。
樋を飛び越す恐れがあるために、従来は、谷樋の先端部
下方の軒樋の隅部に隅飾り板等が取付けられている。或
いは、実開昭５９−１３２８３３号公報に記載されてい
るように、谷樋内を流下する雨水の流れの勢いを減衰さ
せるために谷樋内に突起片が突設されている場合もあ
る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
ような飛び越し防止用隅飾り板や流勢減衰用突起片を設
けても、谷樋内を流下する雨水量が多くなったり、屋根
勾配が急になると谷樋内を流下する雨水の一部が軒樋を
飛び越す恐れがある。
ような飛び越し防止用隅飾り板や流勢減衰用突起片を設
けても、谷樋内を流下する雨水量が多くなったり、屋根
勾配が急になると谷樋内を流下する雨水の一部が軒樋を
飛び越す恐れがある。
【０００５】本考案は、このような従来の飛び越し防止
用隅飾り板や突起片における問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、従来の問題点を
解決し、谷樋内を流下する雨水量が多くなったり、屋根
勾配が急であっても谷樋内を流下する雨水の一部が軒樋
を飛び越す恐れのない谷樋アダプターを提供するにあ
る。
用隅飾り板や突起片における問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、従来の問題点を
解決し、谷樋内を流下する雨水量が多くなったり、屋根
勾配が急であっても谷樋内を流下する雨水の一部が軒樋
を飛び越す恐れのない谷樋アダプターを提供するにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本考案の
谷樋アダプターは、傾斜屋根の谷部に設けられた谷樋の
下端部に接続されて用いられる谷樋アダプターであっ
て、谷樋の断面形状とほぼ符合した断面形状を有する溝
形材の水上側端部に谷樋下端部との接続部が設けられ、
一方、溝形材の水下側一端に止水壁が立設され、この止
水壁に近い溝形材の底部に排水孔が穿孔され、この排水
孔から、その下端部が軒先に設けられた軒樋内に位置す
るようにされた排水短管が下方に垂設されているもので
ある。
谷樋アダプターは、傾斜屋根の谷部に設けられた谷樋の
下端部に接続されて用いられる谷樋アダプターであっ
て、谷樋の断面形状とほぼ符合した断面形状を有する溝
形材の水上側端部に谷樋下端部との接続部が設けられ、
一方、溝形材の水下側一端に止水壁が立設され、この止
水壁に近い溝形材の底部に排水孔が穿孔され、この排水
孔から、その下端部が軒先に設けられた軒樋内に位置す
るようにされた排水短管が下方に垂設されているもので
ある。
【０００７】本考案谷樋アダプターの材質としては、特
に限定されるものではないが、例えば、従来、谷樋の材
質として使用されている塩化ビニル樹脂、ポリカーボネ
イト等の合成樹脂、や亜鉛メッキ鋼板、錫メッキ鋼板、
銅、等の金属等が好適に使用できる。
に限定されるものではないが、例えば、従来、谷樋の材
質として使用されている塩化ビニル樹脂、ポリカーボネ
イト等の合成樹脂、や亜鉛メッキ鋼板、錫メッキ鋼板、
銅、等の金属等が好適に使用できる。
【０００８】本発明谷樋アダプターの溝形材の溝形形状
としては、谷樋の断面形状と一致する形状とすること
が、谷樋と接続し易い点から望ましい。
としては、谷樋の断面形状と一致する形状とすること
が、谷樋と接続し易い点から望ましい。
【０００９】
【作用】請求項１記載の本考案の谷樋アダプターにおい
ては、谷樋の断面形状とほぼ符合した断面形状を有する
溝形材の水上側端部に谷樋下端部との接続部が設けら
れ、一方、溝形材の水下側一端に止水壁が立設され、こ
の止水壁に近い溝形材の底部に排水孔が穿孔され、この
排水孔から、その下端部が軒先に設けられた軒樋内に位
置するようにされた排水短管が下方に垂設されているの
で、溝形材の水上側端部に設けられた接続部を谷樋の下
端部と接続し、溝形材の底部に穿孔された排水孔から下
方に垂設されている排水短管の下端部を、軒先に配設さ
れた軒樋内に位置することにより、谷樋内を流下する雨
水は谷樋アダプター内に流れ込み、排水短管を通じて軒
樋内に排水される。 また、溝形材の水下側一端に止水壁
が立設されているので、仮に、谷樋内を流下する雨水量
が多くなっても、あるいは、屋根勾配が急であっても、
溝形材の一端に立設された止水壁により雨水の流下をく
い止められ、排水短管を通じて軒樋内に排水されるの
で、雨水が軒樋を飛び越す恐れがない。
ては、谷樋の断面形状とほぼ符合した断面形状を有する
溝形材の水上側端部に谷樋下端部との接続部が設けら
れ、一方、溝形材の水下側一端に止水壁が立設され、こ
の止水壁に近い溝形材の底部に排水孔が穿孔され、この
排水孔から、その下端部が軒先に設けられた軒樋内に位
置するようにされた排水短管が下方に垂設されているの
で、溝形材の水上側端部に設けられた接続部を谷樋の下
端部と接続し、溝形材の底部に穿孔された排水孔から下
方に垂設されている排水短管の下端部を、軒先に配設さ
れた軒樋内に位置することにより、谷樋内を流下する雨
水は谷樋アダプター内に流れ込み、排水短管を通じて軒
樋内に排水される。 また、溝形材の水下側一端に止水壁
が立設されているので、仮に、谷樋内を流下する雨水量
が多くなっても、あるいは、屋根勾配が急であっても、
溝形材の一端に立設された止水壁により雨水の流下をく
い止められ、排水短管を通じて軒樋内に排水されるの
で、雨水が軒樋を飛び越す恐れがない。
【００１０】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１は本考案谷樋アダプターの一例を示す斜
視図である。
説明する。図１は本考案谷樋アダプターの一例を示す斜
視図である。
【００１１】図１において、１は断面形状が偏平なＶ形
の硬質塩化ビニル樹脂製溝形材であり、その一端に谷樋
接続部１１が設けられ、谷樋接続部１１には複数個の取
付孔１２、１２、・・が穿設されている。溝形材１の他
端には止水壁１３が立設され、止水壁１３に近い溝形材
１の底部には、排水口１４が設けられ、排水口１４には
クランク状の硬質塩化ビニル樹脂製排水短管１５が接続
されている。１６、１６は溝形材１の両側部から立設さ
れた側板部である。
の硬質塩化ビニル樹脂製溝形材であり、その一端に谷樋
接続部１１が設けられ、谷樋接続部１１には複数個の取
付孔１２、１２、・・が穿設されている。溝形材１の他
端には止水壁１３が立設され、止水壁１３に近い溝形材
１の底部には、排水口１４が設けられ、排水口１４には
クランク状の硬質塩化ビニル樹脂製排水短管１５が接続
されている。１６、１６は溝形材１の両側部から立設さ
れた側板部である。
【００１２】 〔実施例の作用〕 次に、図１に示す本考案谷樋アダプターの作用について
説明する。図２は図１に示す本考案谷樋アダプターを谷
樋に接続した態様を示す平面図、図３は図２のＩＩＩ−
ＩＩＩ線における断面図である。図２、３に示すよう
に、本考案谷樋アダプターの溝形材１の谷樋接続部１１
を谷樋２の下端部の上にシール材２１を介して重ね合わ
せた上、谷樋接続部１１の取付孔１２にリベット２２を
通して接続し、本考案谷樋アダプターの排水短管１５を
軒樋３内に導入する。
説明する。図２は図１に示す本考案谷樋アダプターを谷
樋に接続した態様を示す平面図、図３は図２のＩＩＩ−
ＩＩＩ線における断面図である。図２、３に示すよう
に、本考案谷樋アダプターの溝形材１の谷樋接続部１１
を谷樋２の下端部の上にシール材２１を介して重ね合わ
せた上、谷樋接続部１１の取付孔１２にリベット２２を
通して接続し、本考案谷樋アダプターの排水短管１５を
軒樋３内に導入する。
【００１３】谷樋２内を流下する雨水は本考案谷樋アダ
プターに至り排水口１４から排水短管１５を経由して軒
樋３内に導入される。
プターに至り排水口１４から排水短管１５を経由して軒
樋３内に導入される。
【００１４】排水口１４を通過した雨水も一旦、止水壁
１３に当たり、排水口１４から排水短管１５を経由して
軒樋３内に導入され、止水壁１３や軒樋３を飛び越すこ
とはない。
１３に当たり、排水口１４から排水短管１５を経由して
軒樋３内に導入され、止水壁１３や軒樋３を飛び越すこ
とはない。
【００１５】以上、本考案の実施例を図により説明した
が、本考案の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本考案に含まれる。例えば、図示の実施
例においては、谷樋接続部１１はリベット２２により谷
樋と接続されているが、接着剤により谷樋と接着されて
接続されていてもよい。
が、本考案の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本考案に含まれる。例えば、図示の実施
例においては、谷樋接続部１１はリベット２２により谷
樋と接続されているが、接着剤により谷樋と接着されて
接続されていてもよい。
【００１６】
【考案の効果】請求項１記載の本考案の谷樋アダプター
においては、溝形材の水上側端部に谷樋下端部との接続
部が設けられ、溝形材の底部に穿孔された排水孔から排
水短管が下方に垂設され、この排水短管の下端部が軒先
に設けられた軒樋内に位置するようにされているので、
谷樋内を流下する雨水は谷樋アダプター内に流れ込み、
排水短管を通じて軒樋内に排水される。 また、溝形材の
水下側一端に止水壁が立設されているので、谷樋内を流
下する雨水量が多くなっても、あるいは、屋根勾配が急
であっても、溝形材の一端に立設された止水壁により雨
水の流下をくい止められ、排水短管を通じて軒樋内に排
水されるので、雨水が軒樋を飛び越す恐れがない。
においては、溝形材の水上側端部に谷樋下端部との接続
部が設けられ、溝形材の底部に穿孔された排水孔から排
水短管が下方に垂設され、この排水短管の下端部が軒先
に設けられた軒樋内に位置するようにされているので、
谷樋内を流下する雨水は谷樋アダプター内に流れ込み、
排水短管を通じて軒樋内に排水される。 また、溝形材の
水下側一端に止水壁が立設されているので、谷樋内を流
下する雨水量が多くなっても、あるいは、屋根勾配が急
であっても、溝形材の一端に立設された止水壁により雨
水の流下をくい止められ、排水短管を通じて軒樋内に排
水されるので、雨水が軒樋を飛び越す恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案谷樋アダプターの一例を示す斜視図。
【図２】図１に示す本考案谷樋アダプターの使用状態を
示す平面図。
示す平面図。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線における断面図。
１ 溝形材 １１ 谷樋接続部 １２ 取付孔 １３ 止水壁 １４ 排水口 １５ 排水短管 ２ 谷樋 ３ 軒樋
Claims (1)
- 【請求項１】 傾斜屋根の谷部に設けられた谷樋の下端
部に接続されて用いられる谷樋アダプターであって、谷
樋の断面形状とほぼ符合した断面形状を有する溝形材の
水上側端部に谷樋下端部との接続部が設けられ、一方、
溝形材の水下側一端に止水壁が立設され、この止水壁に
近い溝形材の底部に排水孔が穿孔され、この排水孔か
ら、その下端部が軒先に設けられた軒樋内に位置するよ
うにされた排水短管が下方に垂設されていることを特徴
とする谷樋アダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033311U JP2593354Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 谷樋アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033311U JP2593354Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 谷樋アダプター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729155U JPH0729155U (ja) | 1995-06-02 |
| JP2593354Y2 true JP2593354Y2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12383020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993033311U Expired - Fee Related JP2593354Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 谷樋アダプター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593354Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4612555B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-01-12 | 新日軽株式会社 | 組立屋根 |
| KR102667659B1 (ko) * | 2020-09-02 | 2024-05-21 | (주) 디테코 | 처마 빗물 유도장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0419126Y2 (ja) * | 1985-08-01 | 1992-04-30 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP1993033311U patent/JP2593354Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0729155U (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |