JPH0247458A - 軒樋装置 - Google Patents

軒樋装置

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Publication number
JPH0247458A
JPH0247458A JP19927288A JP19927288A JPH0247458A JP H0247458 A JPH0247458 A JP H0247458A JP 19927288 A JP19927288 A JP 19927288A JP 19927288 A JP19927288 A JP 19927288A JP H0247458 A JPH0247458 A JP H0247458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
tip
rainwater
board
water return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19927288A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Sugimoto
杉本 研造
Omihisa Tsuruno
鶴野 臣久
Yoshitoku Maruyama
丸山 良徳
Norio Tanno
範男 丹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP19927288A priority Critical patent/JPH0247458A/ja
Publication of JPH0247458A publication Critical patent/JPH0247458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の側面に沿って設置される軒樋装置に関
する。
(従来の技術) 従来の軒樋装置としては、例えば、実開昭61−958
26号公報等に記載されているようなものが知られてい
る。
この従来装置は、屋根材先端部の下方位置に軒樋が設け
られ、該軒樋が支持具によって支持されると共に、建物
の側面を構成する鼻隠し根や壁等に取り付けられた構造
である。
また近年は、軒樋をバラペットとして兼用するために、
前側側壁を高くする傾向があり、その−方で、屋根材の
先端から軒樋の底部までの間隔が広がる傾向も生じてい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来装置にあっては、屋根材
と軒樋の間隔が広いことにより、雨水が屋根材の先端か
ら落下して軒樋の底部あるいは底部を流れる雨水の水面
に達するまでの運動エネルギーが大きく、雨水が軒樋の
底部あるいは底部を流れる雨水に当った際の跳ね上りが
大きかった。このように、雨水の跳ね上りが大きいこと
により、雨水が建物の壁や鼻隠し板等に当り、はこりの
まだら模様や流れ模様となって美観を損なうという問題
が生じていた。
特に、屋根材の先端から落下した雨水が、軒樋の底部を
流れる雨水に当った場合には、雨水の跳ね上りが大きい
ものであった。
本発明は、上述のような問題を解決し、雨水の跳ね上り
により建物が汚されることのない軒樋装置を提供するこ
とを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の軒
樋装置は、底部の前後両側に側壁が立設されている軒樋
と、前側部分に水抜き穴が形成されている水返し板とを
備え、該水返し板は、軒樋の底部に沿って前下りに設け
られ、前記軒樋は、水返し板の後側部分が屋根材の先端
あるいは屋根材に設けられた水切板の先端の下方に位置
するよう配設されて、建物の壁や鼻隠し板等の側面に沿
って取り付けられたものである。
(作 用) 本発明の軒樋装置にあっては、屋根材の先端あるいは屋
根材に設けられた水切板の先端から落下する雨水は、ま
ず水返し板の上面に当り、水返し板の前側部分に集まっ
て水返し板の水抜き穴から軒樋の底部に落ちて流れる。
また、落下した雨水が、水返し板に当った際に跳ね上っ
たとしても、水返し扱が前下りに設けられていることで
、建物の側面とは反対側の前側に向けて跳ね上る。即ち
、たとえ雨水が軒樋の側壁よりも高く跳ね上ったとして
も、建物の側面に当るといったことはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図に示す第1実施例について説明する。
本実施例の軒樋装置は、第1図に示すように、軒樋Aと
水返し板Bとを備え、水返し板Bが軒樋Aに設けられ、
軒樋Aが支持具Cに支持されて、建物の鼻隠し板lOに
沿って取り付けられたものである。
まず、軒樋Aは、平坦な底部1の前後両側部に側壁2.
3がやや外側に開いて立設されている。
取付状態で建物の軒先側に配置される前側側壁2は、建
物の壁面側に配置される後側側壁3よりも僅かに高く形
成されており1両側壁2.3の上端それぞれには、中空
状の前側耳部4と後側耳部5が形成されている。
また、底部lの前後両側には、底部lと前側側壁2を連
結する前側リブ6及び、底部lと後側側壁3を連結する
後側リブ7が、軒樋Aの長手方向全長に亘って設けられ
ている。
また、水返しiBは、軒MAと同様、長尺状に形成され
ており、後縁部には直角に屈曲された脚部20が設けら
れており、中程より前側部分には水抜き穴21が長手方
向に所定間隔を置いて複数開口されている。
そして、この水返し板Bは、脚部20を後側リブ7の上
に載置すると共に、前縁を前側リブ6の後側位置の底部
lに載置して、前下り状態で軒樋Aに設けられる。
次に、支持具Cは、前記軒樋Aを吊り下げ状態で支持す
るもので、取付杆8と支持杆9とで構成されている。
前記取付杆8は、中程部でほぼ直角に屈曲されており、
その屈曲部81の後側には鼻隠し板10に取り付けられ
る垂直部82が形成され、他端側には段差を有する水平
部83が形成されている。
前記支持杆9は、軒樋Aの前側耳部4と後側耳部5の間
隔にほぼ等しい長さに形成されている。
そして、この支持杆9は、中程部に屈曲部91が形成さ
れ、この屈曲部91より後11には後側水平部92が形
成され、屈曲部91より前側には、前上りの傾斜部93
と前側水平部94が形成されている6そして、前記取付
杆8の水平部83と、支持杆9の後側水平部92とが互
いに連結されている。
更に、前記支持杆9の前側水平部94の前端には、軒樋
Aの前側耳部4を支持する前側支持片95が設けられて
いると共に、該前側支持片95からの前側耳部4の脱落
を防止する扱バネ96が設けられている。また、取付杆
8の垂直部82の前面には、軒樋Aの後側耳部5を支持
する板バネ84が固定されている。
尚、図中11は屋根材を構成する平板瓦で、野地板12
に固定されており、平板瓦11と野地板12との間には
、水切板13の一端が挟着されている。また、平板瓦1
1及び野地板12の先端から突出する水切板13の水切
部は、鼻隠し板lOとほぼ平行に垂下されている。
そして前記支持具Cは、鼻隠し叛lOに対し、一定間隔
を置いて複数取り付けられており、各支持具Cの取付位
置は、取付杆8の水平部83及び支持杆9の後側水平部
92が、水切板13の先端の下方位置に近接するよう設
定されている。
また、この軒樋Aは底部lが水平になるように支持具C
によって支持されており、この軒樋Aの取付位置は、前
側耳部4が水切板13の先端よりも上方に位置すると共
に、水返し板Bの中程よりやや後側部分が水切板13の
下方に位置するよう設定されている。
尚、前記軒樋Aは、例えば合成樹脂を押出成形して形成
され、支持具Cは、例えばステンレス等の金属板をプレ
ス成形して形成されている。また、水返し板Bは、水に
浮かない性質の合成樹脂を用いて押出成形や射出成形等
で成形されるか。
金属板でプレス成される。
次に、第1実施例の作用を説明する。
平板瓦11に落ちた雨水は、水切板13を伝って軒樋A
に流れ込み、更に集水器、エルボ(図示省略)等を通っ
て竪樋(図示省略)に排水される。
また、水切板13の先端から落下する雨水は。
まず軒樋Aの内部に設けられている水返し板Bに当り、
水返し板Bの前側部分に集められて水抜き穴21から軒
樋Aの底部1に流れ込む。
本実施例の軒樋装置にあっては、軒樋Aを、前側耳部4
が水切板13の先端よりも上方に位置するよう取り付け
たことにより、水切板13の先端と軒樋Aの底部1との
間隔が従来に比べて狭められるので、雨水が水切板13
の先端から落下して軒樋Aの水返し板Bに達するまでの
運動エネルギーを小さくすることができる。
従って、水切板13の先端から落下する雨水が水返し板
Bに当った際の跳ね上りを小さくすることができる。
また、水返し板Bは前下りに設けられているので、矢印
aに示すように、雨水は鼻隠し板lOとは反対側の前方
に向けて跳ね上る。尚、雨水の跳ね上り高さは、軒樋A
の内面に直接当った場合と、軒樋Aの底部lを流れる雨
水の水面に当った場合とを比較すると、後者の場合の方
が跳ね上り高さが高いことが実験によって明らかになっ
た。
即ち軒樋Aは、水返し板Bのうち、軒樋Aの底部lから
離れ、底部1を流れる雨水に浸水し難い後側部分が水切
板13の下方に位置するよう設置することが、雨水の跳
ね上りを防止する上で効果的である。
更に、たとえ軒樋Aの底部lを流れる雨水の水量が増し
、落下した雨水が水面に当って上方に跳ね上ったとして
も、雨水が後側側壁3を飛び越えようとするのを水切板
13で防ぐことができる。
このように本実施例の軒樋装置では、従来と変わらない
単純な形状の軒樋A及び支持具Cを用いながら、軒樋A
の内部で跳ね上った雨水が、建物の壁や鼻隠し板lO等
に当るのを防止でき、建物の美観が損なわれるのを確実
に防止することができる。
また、軒樋Aを平板瓦11の先端部に近づけて高い位置
に配設したので、建物の壁面を保護することができると
共に、軒樋Aをパラベットとして兼ねることもできる。
次に、第2図に示す第2実施例について説明する。
14は波板状の和瓦であって、先端には、野地板12の
先端を覆い隠す飾り縁141が下方に延設されている。
支持具C゛は、取付杆8′と支持杆9゛とで構成されて
おり、鼻隠し板lOとの間隔を十分に確保した位置で取
付杆8′が野地板12の下面に固定されている。尚、支
持杆9′の両端には軒樋A′の前側耳部4′及び後側耳
部5′を吊り下げ状態で支持する支持片97.98が形
成されている。
軒樋A′は、前側側壁2′と後側側壁3′がほぼ同じ高
さに形成されており、前側耳部4′及び後側耳部5′が
、和瓦14の飾り縁141先端より上方に位置する高さ
で支持具C′に支持されている。また、軒樋A′は、内
部に設けられている水返し板Bの後側部分が和瓦14の
飾り縁141の下方に位置するよう設置されている。
従って、和瓦14の先端と水返し板Bとの間隔が狭いの
で、和瓦14の先端から落下する山水が水返し板Bに当
った際の跳ね上りを小さくすることができる。
また、和瓦14の先端から落下する雨水は、軒樋A′の
底部1′を流れる雨水の水面に当らずに、水返し板Bに
当るので、雨水は矢印a′で示すように、鼻隠し板IO
とは反対側の前方に向けて跳ね上る。
更に、後側耳部5′が野地板12に接近するように軒樋
A′を取り付けることにより、飛散した雨水が風等によ
って後側に流されたとしても、山水が鼻隠し板lOに当
たらないようにすることが好ましい。
従って1本実施例装置にあっては、第1実施例と同様に
、軒樋A゛の内部で跳ね上った雨水が、建物の壁や鼻隠
し板IO等に当るのを防止でき、建物の美観が損なわれ
るのを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、水返し板を軒樋の内部に設けるに
あたり、端に底部に載置するのみとしたが、水返し板と
軒樋とに互いに嵌合可能な嵌合部を形成してもよい。
また、支持具の形状及び軒樋を支持するための支持構造
は実施例に限られない。また、軒樋の形状も実施例に限
られない。
(発明の効果) 本発明は、上述の通り構成されているので、軒樋の内部
で跳ね上った雨水が、建物の壁や鼻隠し板等に当るのを
防止でき、建物の美観が損なわれるのを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の軒樋装置を示す縦断面図、
第2図は本発明第2実施例の軒樋装置を示す縦断面図で
ある。 A、A’・・・軒樋 1.1′・・・底部 2.2′・・・前側側壁 3.3゛・・・後側側壁 4.4′・・・前側耳部 5.5゛・・−後側耳部 B−・・水返し扱 21・・−水抜き穴 c、c′・・・支持具 lO・・・鼻隠し板 11・・・平板瓦(屋根材) 13・・・水切板 14・・・和瓦(屋根材) 特  許  出  願  人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)底部の前後両側に側壁が立設されている軒樋と、前
    側部分に水抜き穴が形成されている水返し板とを備え、
    該水返し板は、軒樋の底部に沿って前下りに設けられ、
    前記軒樋は、水返し板の後側部分が屋根材の先端あるい
    は屋根材に設けられた水切板の先端の下方に位置するよ
    う配設されて、建物の壁や鼻隠し板等の側面に沿って取
    り付けられていることを特徴とする軒樋装置。
JP19927288A 1988-08-09 1988-08-09 軒樋装置 Pending JPH0247458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19927288A JPH0247458A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 軒樋装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19927288A JPH0247458A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 軒樋装置

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Publication Number Publication Date
JPH0247458A true JPH0247458A (ja) 1990-02-16

Family

ID=16405027

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19927288A Pending JPH0247458A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 軒樋装置

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JP (1) JPH0247458A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5334097A (en) * 1992-01-07 1994-08-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Toroidal type continuously variable transmission supported by a common bearing and reaction stationary shaft
US6682457B1 (en) 1999-11-01 2004-01-27 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5334097A (en) * 1992-01-07 1994-08-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Toroidal type continuously variable transmission supported by a common bearing and reaction stationary shaft
US6682457B1 (en) 1999-11-01 2004-01-27 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission
US7001305B2 (en) 1999-11-01 2006-02-21 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission

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