JPH086419B2 - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JPH086419B2
JPH086419B2 JP1047555A JP4755589A JPH086419B2 JP H086419 B2 JPH086419 B2 JP H086419B2 JP 1047555 A JP1047555 A JP 1047555A JP 4755589 A JP4755589 A JP 4755589A JP H086419 B2 JPH086419 B2 JP H086419B2
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JP
Japan
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plate
eaves
draining
nose cover
tip
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Expired - Lifetime
Application number
JP1047555A
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JPH02225759A (ja
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範男 丹野
臣久 鶴野
良徳 丸山
吉明 古川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家屋の軒先構造に関する。
(従来の技術) 従来の軒先構造としては、例えば、実開昭61−95826
号公報や実開昭62−75133号公報等に記載されているよ
うなものが知られている。
これら従来の軒先構造は、鼻隠し板に所定間隔毎に支
持具が固定され、該支持具に軒樋が支持されたもので、
前記軒樋は、鼻隠し板及び屋根板先端部から所定幅離れ
た位置に設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の軒先構造にあって
は、軒樋と鼻隠し板及び屋根板先端部間の隙間が鼻隠し
板に吹き付ける風の流路となる。従って、降雨時に屋根
板の先端から落ちる雨は鼻隠し板に吹き付ける風によっ
て流され、家屋の鼻隠し板や壁等に当る。そして、雨に
混じっているほこり等がまだら模様や流れ模様となって
美観を損なうという問題が生じていた。
本発明は、上記従来の問題に着目し、雨が風に流され
て家屋に当るのを防止することができる軒先構造を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の軒先構造は、屋
根板の先端には水切り板が下向きに設けられ、軒先の壁
や鼻隠し板等の側面には所定間隔毎に支持具が固定さ
れ、該支持具には軒樋が支持されている軒先構造であっ
て、前記支持具に、水切り板の下端よりも上方位置まで
延在する風受け板が軒樋の長手方向に沿って、かつ、水
切り板と前記壁や鼻隠し板等の側面との間に設けられて
いるものである。
(作 用) 本発明の軒先構造では、支持具に、水切り板の下端よ
りも上方位置まで延在する風受け板が水切り板と壁や鼻
隠し板等の側面との間に設けられているので、前記水切
り板と風受け板とによって軒樋と屋根板先端部との隙間
が縦方向に遮断され、軒先へ吹き付ける風を軒先の手前
で止めることができる。従って、降雨時に屋根板先端部
から流れ落ちる雨が風に流されて軒先に当るのを防止す
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳述する。
まず、第1図に基づいて第1実施例の構成を説明す
る。
第1図は本実施例の軒先構造を示す縦断面図で、1は
水切り板、2は支持具、3は軒樋、4は風受け板であ
る。
前記水切り板1は、断面くの字状に形成されており、
上片が野地板5の上面に固着され、下片が野地板5の先
端から下向きに延在するように設けられている。
前記支持具2は、垂木6の先端に設けられた鼻隠し板
7の側面に沿って所定間隔毎に固定されている。尚、前
記鼻隠し板7の表面には化粧板8が設けられ、該化粧板
8の下端部は、鼻隠し板7と軒天井9の接合部分を覆い
隠すように折り返されている。
また、前記支持具2は、取付杆21と支持杆22とで構成
されており、これら取付杆21及び支持杆22は、長尺のス
レンレス板を折り曲げ加工して形成されている。そして
前記取付杆21は、ベース23を介して鼻隠し板7に固定さ
れており、前記支持杆22は、略中央部において前記取付
杆21の前端に溶接等で接合されている。また、前記支持
杆22の両端には、それぞれ断面L形の耳受け片221,222
が折曲形成されており、かつ、この耳受け片211,222の
対向位置には弾性変形可能な板バネによって抜け止め片
223,224が形成されている。
前記軒樋3は、硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂によ
り押出成形されてたもので、平坦な底壁31の両側に、や
や外方に傾斜して側壁32,33が立設されている。また、
これら両側壁32,33の上端には、それぞれ中空状の耳部3
4,35が形成されており、底壁31と側壁32,33の角部内面
には、それぞれ補強リブ36,37が形成されている。
そしてこの軒樋3は、前記支持具2によって吊り下げ
状態で支持され、軒先に沿って取り付けられている。即
ち、両耳部34,35が支持具2の耳受け片221,222に係合さ
れていると共に、抜け止め片223,224によって脱落防止
されている。尚、軒樋3の耳部34,35を支持具2の耳受
け片221,222に係合させる際には、抜け止め片223,224を
弾性変形させながら、耳部34,35を耳受け片221,222と抜
け止め片223,224の間に押し込むことにより完了する。
前記風受け板4は、長尺状の金属板を断面略L字形に
折り曲げて形成されたもので、軒樋3の長手方向ほぼ全
長に沿って、かつ、水切り板1と前記壁や鼻隠し板7等
の側面との間に設けられている。そして、この風受け板
4は、垂直板部41が前記水切り板1と鼻隠し板7との間
に位置するように配設され、水平板部42が前記支持杆22
の上面に溶接あるいはリベット等で固定されている。ま
た、前記垂直板部41は、水切り板1の下端よりも上方位
置まで延在するように形成されている。
次に実施例の作用を説明する。
本実施例の軒先構造では、支持具2に、水切り板1の
下端よりも上方位置まで延在する風受け板4が設けられ
ているので、前記水切り板1と風受け板4とによって、
野地板5に葺かれた軒瓦10の先端部と軒樋3との隙間が
縦方向に遮断され、鼻隠し板7に吹き付ける風を鼻隠し
板7の手前で止めることができる。従って、降雨時に軒
瓦10の先端部から流れ落ちる雨が風に流されて鼻隠し板
7に当るのを防止することができる。即ち、雨は軒樋3
に流れ込むので、雨に混じっているほこり等によって家
屋が汚されるといったことを防止できる。
また、雨が軒樋3の底壁31に当って飛散した場合に
は、飛散した雨が前記風受け板4の水平板部42に当たる
ので軒樋3を越えて外へ飛び出すのを防止できる。即
ち、上記したように雨が家屋に当って家屋が汚されると
いったことを防止できる。
更に風受け板4は水切り板1と鼻隠し板7との間に設
けられているので、水切り板1に隠れて外観的に目立ち
難い。即ち、風受け板4によって軒先の美観が損なわれ
るといったこともない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、支持具と風受け板を金属板によ
り別体に形成した例を示したが、これらは合成樹脂で形
成してもよく、その場合には支持具と風受け板を一体成
形することができる。
また、風受け板の水平板部は、風受け板の長手方向全
長に設ける必要はなく、支持具との対応位置に部分的に
設けても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の軒先構造にあって
は、風受け板が設けられていることによって、降雨時に
屋根板先端部から流れ落ちる雨が風に流されて軒先に当
るのを防止することができ、それにより、雨に混じって
いるほこり等によって家屋が汚されるといったことを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の軒先構造を示す縦断面図で
ある。 1……水切り板 2……支持具 3……軒樋 4……風受け板 5……野地板(屋根板) 7……鼻隠し板 10……軒瓦(屋根板)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根板の先端には水切り板が下向きに設け
    られ、軒先の壁や鼻隠し板等の側面には所定間隔毎に支
    持具が固定され、該支持具には軒樋が支持されている軒
    先構造であって、前記支持具に、水切り板の下端よりも
    上方位置まで延在する風受け板が軒樋の長手方向に沿っ
    て、かつ、水切り板と前記壁や鼻隠し板等の側面との間
    に設けられていることを特徴とする軒先構造。
JP1047555A 1989-02-27 1989-02-27 軒先構造 Expired - Lifetime JPH086419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1047555A JPH086419B2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 軒先構造

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JP1047555A JPH086419B2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 軒先構造

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Publication Number Publication Date
JPH02225759A JPH02225759A (ja) 1990-09-07
JPH086419B2 true JPH086419B2 (ja) 1996-01-24

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ID=12778427

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JP1047555A Expired - Lifetime JPH086419B2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 軒先構造

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Families Citing this family (1)

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JP2007120085A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253423U (ja) * 1975-10-15 1977-04-16
JPH0412176Y2 (ja) * 1986-11-10 1992-03-25

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JPH02225759A (ja) 1990-09-07

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