JPH10205090A - 屋根けらば軒先の雨仕舞構造及びけらば軒先部材 - Google Patents

屋根けらば軒先の雨仕舞構造及びけらば軒先部材

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JPH10205090A
JPH10205090A JP1289097A JP1289097A JPH10205090A JP H10205090 A JPH10205090 A JP H10205090A JP 1289097 A JP1289097 A JP 1289097A JP 1289097 A JP1289097 A JP 1289097A JP H10205090 A JPH10205090 A JP H10205090A
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roof
plate
rainwater
gable
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Tadatoshi Hirose
忠利 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切妻屋根のけらば軒先端からの雨水の飛散を
防止する。 【解決手段】 軒先水切5に沿って樋9が設けられてい
る切妻屋根1において、けらば水切6の軒先端部に、雨
水案内立上り板13を有するけらば軒先部材10を設
け、屋根面及びけらば水切上面を流下した雨水を、前記
立上り板13により樋9に導くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切妻屋根における
けらば軒先の雨仕舞構造及びけらば軒先部材(役物)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】切妻屋根の建物の一例として、図10に
示すものがある。この建物30の切妻屋根31の妻側の
端部即ちけらばには、けらば水切32が取付けられ、前
記屋根31の軒先端には軒先水切33が設けられると共
に、該軒先水切33に沿ってこれと平行に樋34が取付
けられている(図11,図12参照)。
【0003】屋根31は、図11〜図13に示されてい
るように、小屋軸組上に所定間隔で固定された垂木35
と、該垂木35上に敷設された野地板36と、野地板3
6上に敷設されたアスファルトルーフィング37(防水
シート)と、該ルーフィング37上に葺き上げられた屋
根材38とで主構成されている。そして、垂木35の軒
先端には鼻かくし39が取付けられ、野地板36軒先端
上面には軒先水切33が取付けられており、前記鼻かく
し39に、軒先ラインと平行に前記樋34が金具40に
より取付けられている(図12参照)。
【0004】また、妻側端垂木35及び野地板36の側
面には、図13に示すように破風板41が取付けられ、
破風板41上面にはのぼり木42が固着され、該のぼり
木42上に、けらば水切32がのぼり木42及び野地板
36の端部を覆うように取付けられている。さらに、け
らば水切32及び破風板41を覆う化粧破風43が、図
13に2点鎖線で示すように取付けられる場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、けらば水切32やけらばの捨板上を流下してき
た雨水が、桶34に入らないで、けらば水切32軒先先
端から直接飛散する場合がある。特に、けらばに化粧破
風43を取付けた場合には、樋34の端部をけらば水切
32の外側端にまで伸ばせないので、けらば水切32の
軒先端から雨水が直接滴下するという難点がある。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、屋根面及びけら
ば水切上面を流下した雨水を、樋に確実に導き、けらば
水切軒先端からの雨水の飛散を防止できる屋根けらば軒
先の雨仕舞構造及びけらば軒先部材を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る雨仕舞構造は、軒先水切に沿って樋が設けられ
ている切妻屋根において、けらば水切の軒先端部に、雨
水案内立上り板を、屋根流れ方向と交差状に設けたこと
を特徴としている(請求項1)。この場合、屋根面及び
けらば水切上面を流下した雨水は、けらば水切の軒先端
において雨水案内立上り板に当り、該立上り板により軒
先水切に沿うように屋根内方に導かれ、樋に流れ込む。
したがって、けらば水切の上面を流下した雨水が、軒先
から飛散して落下することはない。
【0008】前記雨水案内立上り板に、その上端から棟
方向に延びる覆板を設けたことにより、雨量が多い場合
に前記立上り板に勢いよく当った雨水が、跳ね上がるの
を覆板により抑制し、雨水を樋に確実に導く(請求項
2)。そして、前記雨水案内立上り板は、けらば水切の
外側端板との対向角度が鈍角となるように、屋根流れ方
向に対して斜め交差状に設けたことにより、屋根面及び
けらば水切の上面を流下した雨水が、けらば水切外側端
から屋根内側に導かれて、確実に樋に流れ込むため、け
らば水切の軒先端部外側端から雨水が飛散しない(請求
項3)。
【0009】また、本発明に係るけらば軒先部材は、軒
先水切に沿って樋が設けられている切妻屋根のけらば軒
先部材であって、けらば水切の軒先端部の下側で野地板
に取付ける基板と、該基板の軒先側端に設けた雨水案内
立上り板とからなることを特徴としている(請求項
4)。この場合、けらば水切の軒先端部に取付けたけら
ば軒先部材の雨水案内立上り板が、屋根面及びけらば水
切の上面を流下した雨水を、軒先水切に沿うように屋根
内方に導き、樋に流れ込ませる。したがって、屋根面及
びけらば水切の上面を流下した雨水が、軒先から飛散し
て落下することはない。また、この場合、けらば水切の
軒先端は、けらば軒先部材により隠されるので、切り離
したままでよく、従来のような屈曲による小口加工が不
要である。
【0010】そして、前記部材の雨水案内立上り板に、
その上端から基板側即ち棟側に延びる覆板を設けたもの
とすることにより、雨量が多い場合に前記立上り板に勢
いよく当った雨水が跳ね上がるのを覆板により抑制し、
雨水を樋に確実に導く(請求項5)。さらに、けらば軒
先部材の前記雨水案内立上り板が、前記基板の左右両端
縁に対して斜め交差状になるよう屈曲成形されたものと
することにより、屋根面及びけらば水切の上面を流下し
た雨水を、けらば水切外側端から屋根方に導き、確実に
樋に流れ込ませ、けらば水切の軒先端部外側端から雨水
が飛散するのを防止できる(請求項6)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明に係る屋根けらば軒
先の雨仕舞構造の第1実施形態を示しており、該雨仕舞
構造に、図2〜図5に示す本発明に係るけらば軒先部材
10,110の第1実施形態が採用されている。
【0012】切妻屋根1のけらば軒先構造は、図1に示
すように、図外の垂木上に張設された野地板2と、野地
板2上面けらば端に屋根流れ方向に設けた登木3と、野
地板2及び登木3上に敷設されたアスファルトルーフィ
ング等の防水シート4と、野地板2の軒先端に設けられ
た軒先水切5と、けらば軒先部材10と、けらば水切6
と、破風7と、鼻かくし8と、該鼻かくし8に取付けら
れた樋9と、防水シート4及びけらば水切6上に葺かれ
た屋根材(図示省略)とから成っている。
【0013】前記登木3の軒先端部3Aは、けらば軒先
部材10の取付けの支障にならないように切除されてい
る。しかし、該登木3の軒先端部3Aは、野地板2の軒
先端2Aまでとすることができる。また、前記軒先水切
5は金属薄板製で、水切端部5Aが野地板2上面に対し
て若干下向きに傾斜しており、野地板2の軒先端上面に
軒先ラインと平行に取付けられている。そして、鼻かく
し8は、野地板2の軒先端部裏面に、軒先端2Aから若
干棟寄りに位置して軒先ラインと平行に釘止めされ、該
鼻かくし8の軒先面に前記樋9が、金具(図示省略)に
より鼻かくし8と平行でかつ軒先水切5の下側にこれに
沿って取付けられている。
【0014】前記防水シート4のけらば側端は、登木3
上面を覆っている。また、前記けらば水切6は、金属薄
板を幅方向に屈曲成形したもので、水切本体部6Aに
は、長手(屋根流れ)方向に延びる複数条の水切突条1
1が設けられ、該水切本体部6Aの幅方向一端から立上
がる立上り部6Bの上端にはオーバーラップ部6Cをも
つ登木覆部6Dが連接され、該覆部6Dの外端に下方に
延びる外側端板6Eが形成されている。
【0015】該けらば水切6は、従来採用されているも
のであるが、その軒先端が切り離されたままの、即ち軒
先端が軒先ラインと平行となるように切断したままの状
態であり、従来のように、現場で登木覆部6D、立上り
部6B、外側端板6Eを屈曲して軒先端を塞ぐ小口加工
をしていない。したがって、現場作業を簡単化でき、作
業能率の向上を図ることができる。
【0016】前記破風7の軒先端は、野地板2の軒先端
2Aと面一とされている。そして、樋9の長手方向端部
は、破風7に可及的に近接させてある。前記けらば軒先
部材10は、図2〜図5にも示しているように、金属薄
板を屈曲成形したもので、野地板2に取付ける基板12
と、基板12の軒先端側に上向きに屈曲形成された雨水
案内立上り板13と、該立上り板13の上端から棟方向
(基板12の他端側)に屈曲形成された覆板14と、前
記基板12の左又は右側端に立上り状に屈曲形成された
外側板15及び基板12の裏面に取付けられた軒先部材
位置決め片16とを備えている。
【0017】なお、図2〜図4はけらば右コーナーのけ
らば軒先部材10を示し、図5はけらば左コーナーのけ
らば軒先部材110を示している。両部材10,110
は、勝手が左か右かの違いで、構成は同じであるから、
同符号を付し、右コーナーの部材10について説明す
る。前記基板12の軒先端は、前記外側板15側端縁と
の挟角θ(即ち前記立上り板13と外側板15の対向角
度)が、鈍角例えば105°となるように、屋根流れ方
向(即ち外側板15面)に対して交差状とされ、前記立
上り板13に当った雨水を、屋根内方側に案内させて樋
9に確実に導くようにしてある。
【0018】そして、前記立上り板13に雨水のうち、
屋根外方(けらば端側)に流れようとする雨水は、前記
外側板15により堰き止められ、屋根内方に向けられ
る。前記外側板15の高さH1は、登木3の高さ以上で
かつけらば水切6のオーバーラップ部6Cの高さ以下と
されている。そして、前記雨水案内立上り板13の高さ
H2は、外側板15及びけらば水切6のオーバーラップ
部6Bの高さよりも大きくされ、前記覆板14がけらば
水切6の登木覆部6Dの上側に、所要の間隔を保てるよ
うにしてある。
【0019】前記位置決め片16は、断面L形の金属薄
板製で、前記基板12の裏面に、外側板15と直交状に
(基板12の棟側場と平行に)両面接着テープ17等の
固着手段により取付けられ、野地板2に取付けた軒先水
切5の前面5Bに当接させ、けらば軒先部材10の位置
決めができるようにしてある。また、前記けらば軒先部
材10の基板12の棟側端縁及び外側板15の反対側端
縁には、上面側に折り返した反り12A,12Bが形成
され、水切りが確実にできるようにしてある。なお、前
記基板12の側方の反り12Bは、前記位置決め片16
から棟側端までに設けられ、前記位置決め片16から軒
先側は、雨水の流れを良くするために反りを設けていな
い。
【0020】そして、前記基板12には、棟側寄り端部
に釘止め用の取付孔18が設けられている。上記第一実
施形態において、屋根面及びけらば水切6上面を流下し
た雨水は、けらば軒先部材10,110の雨水案内立上
り板13に当たり、図1に矢印で示すように屋根内方に
導かれ、軒先水切5の水切端部5A上に流れてから樋9
に落ち込む。したがって、けらば水切6の上面を流下し
た雨水が、樋9に入らずに飛散して地上に落下するのを
防ぐことができる。
【0021】また、けらば軒先部材10,110には、
覆板14を設けてあるので、雨量が多い場合でも、雨水
が前記立上り板13を越えて飛散することがなく、また
外側板15が設けられているので、雨水が屋根外方(け
らば端縁側)に流れるのを確実に防止できる。上記第一
実施形態によれば、けらば水切6の軒先端は、軒先ライ
ンと平行に切断するだけでよいから、従来のような建築
現場での小口加工が不要であり、作業性及び作業能率の
向上を図ることができる。
【0022】なお、上記軒先水切5は、従来一般に採用
されている断面L形のものを採用することができる。図
6は、本発明に係る屋根けらば軒先の雨仕舞構造の第2
実施形態の要部を示し、けらば水切6の軒先端に、雨水
案内立上り板19及び覆板20を上向きに屈曲形成した
点で、第1実施形態と異なっており、外側端板6Eの軒
先端部を、内方に屈曲して塞板6Fを形成する小口加工
が行われている。なお、けらば水切6の軒先端縁即ち前
記立上り板19は、前記外側端板6Eに対して鋭角θ
(例えば105°)となるように交差状に屈曲され、雨
水を樋9に確実に導きうるようにしてある。
【0023】そして、けらば水切6の裏面には、L形の
金属薄板からなる水切位置決め片21が、両面接着テー
プ(図示省略)等により固着されている。前記けらば水
切6の軒先端部は、図7に示すように裁断され、矢印で
示す方向に一段又は二段屈曲加工されている。したがっ
て、第2実施形態においても、屋根面及びけらば水切6
の上を流下した雨水は、雨水案内立上り板19及び覆板
20により、屋根内方に図6に矢印で示す方向に案内さ
れ、樋へと導かれ、雨水が軒先端から飛散することはな
い。
【0024】図8は、本発明に係るけらば軒先部材10
の第2実施形態を示し、第1実施形態と異なるところ
は、覆板を設けていない点であり、降雨量の比較的少な
い地方に適し、けらば軒先端から雨水が飛散するのを防
止できる。なお、第1実施形態と共通する構成について
は、図2と同符号を付し、詳細説明を省略する。図9
は、本発明に係るけらば軒先部材10の第3実施形態を
示し、第1実施形態と異なるところは、覆板14及び外
側板15を備えていない点であり、降雨量の少ない地方
に適し、けらば軒先端から雨水が飛散するのを防止でき
る。したがって、第1実施形態と共通する構成について
は、図2と同符号を付し、詳細説明を省略する。なお、
図9に2点鎖線で示すように、第3実施形態において、
覆板14を設けたものとすることもできる。
【0025】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、けらば軒先の雨仕舞構造の第2実施
形態において、雨水案内立上り板19の上端にこれに続
いて覆板を形成したものとすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る屋根けらば軒先の雨仕舞構
造は、上述のように、軒先水切に沿って樋が設けられて
いる切妻屋根において、けらば水切の軒先端部に、雨水
案内立上り板を、屋根流れ方向と交差状に設けたことを
特徴とするものであるから、屋根面及びけらば水切上面
を流下した雨水は、樋に確実に導かれ、けらば軒先端か
ら飛散して地上に落下するのを防止できる(請求項
1)。また、樋のけらば側端部を十分に延ばし得ない場
合でも、雨水を確実に樋に導くことができる。
【0027】また、請求項2に記載の発明によれば、雨
水案内立上り板の上端に棟方向に延びる覆板を備えてい
るので、降雨量が多い場合でも、雨水の飛散を確実に防
止できる。そして、請求項3に記載の発明によれば、前
記雨水案内立上り板は、けらば水切の外側端板との対向
角度が鈍角となるように、屋根流れ方向に対して斜め交
差状に設けられたものであるから、雨水を樋に向けて円
滑にかつ確実に導くことができる。
【0028】本発明に係るけらば軒先部材は、軒先水切
に沿って樋が設けられている切妻屋根のけらば軒先部材
であって、けらば水切の軒先端部の下側で野地板に取付
ける基板と、該基板の軒先側端に設けた雨水案内立上り
板とからなることを特徴とするものであるから、屋根面
及びけらば水切上面を流下した雨水を、樋に導き、軒先
端から飛散するのを防止でき、製作が容易でしかも取付
けが至極簡単であり、けらば水切の軒先端が切断したま
までよく小口加工が不要であって、作業性及び作業能率
の向上を図ることができる(請求項4)。
【0029】また、請求項5に記載の発明によれば、雨
水案内立上り板にその上端から基板側に延びる覆板を設
けているので、降雨量が多い場合でも、雨水が飛散する
のを防止できる。さらに、請求項6に記載の発明によれ
ば、前記雨水案内立上り板が、前記基板の左右両端縁に
対して斜め交差状になるよう屈曲成形されているので、
前記立上り板に当った雨水を、樋の方向に確実に導くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋根けらば軒先の雨仕舞構造の第
1実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る屋根けらば軒先部材(右コーナー
用)の第1実施形態を示す斜視図である。
【図3】同軒先部材の平面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】同左コーナー用けらば軒先部材の斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る屋根けらば軒先の雨仕舞構造の第
2実施形態を示す斜視図である。
【図7】同第2実施形態におけるけらば水切軒先端部の
裁断及び屈曲成形要領の説明図である。
【図8】本発明に係るけらば軒先部材の第2実施形態を
示す斜視図である。
【図9】同けらば軒先部材の第3実施形態を示す斜視図
である。
【図10】一般的な切妻屋根の建物を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の屋根けらば軒先の一例を示す部分斜視
図である。
【図12】図11のA−A線断面拡大図である。
【図13】図11のB−B線断面拡大図である。
【符号の説明】
1 切妻屋根 5 軒先水切 6 けらば水切 6E 外側端板 9 樋 10 けらば軒先部材(右コーナー) 12 基板 13 雨水案内立上り板 14 覆板 15 外側板 16 軒先部材位置決め片 19 雨水案内立上り板 20 覆板 21 位置決め部材 110 けらば軒先部材(左コーナー) θ 対向角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒先水切に沿って樋が設けられている切
    妻屋根において、けらば水切の軒先端部に、雨水案内立
    上り板を、屋根流れ方向と交差状に設けたことを特徴と
    する屋根けらば軒先の雨仕舞構造。
  2. 【請求項2】 前記雨水案内立上り板に、その上端から
    棟方向に延びる覆板を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の屋根けらば軒先の雨仕舞構造。
  3. 【請求項3】 前記雨水案内立上り板は、けらば水切の
    外側端板との対向角度が鈍角となるように、屋根流れ方
    向に対して斜め交差状に設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の屋根けらば軒先の雨仕舞構
    造。
  4. 【請求項4】 軒先水切に沿って樋が設けられている切
    妻屋根のけらば軒先部材であって、けらば水切の軒先端
    部の下側で野地板に取付ける基板と、該基板の軒先側端
    に設けた雨水案内立上り板とからなることを特徴とする
    屋根けらば軒先部材。
  5. 【請求項5】 前記雨水案内立上り板に、その上端から
    基板側に延びる覆板を設けたことを特徴とする請求項4
    に記載の屋根けらば軒先部材。
  6. 【請求項6】 前記雨水案内立上り板が、前記基板の左
    右両端縁に対して斜め交差状になるよう屈曲成形されて
    いることを特徴とする請求項4又は5に記載の屋根けら
    ば軒先部材。
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