JP2003213864A - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JP2003213864A
JP2003213864A JP2002007671A JP2002007671A JP2003213864A JP 2003213864 A JP2003213864 A JP 2003213864A JP 2002007671 A JP2002007671 A JP 2002007671A JP 2002007671 A JP2002007671 A JP 2002007671A JP 2003213864 A JP2003213864 A JP 2003213864A
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陽子 倉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、より安価でかつ見栄えがよ
い、軒先構造を提供すること。 【解決手段】 この課題を解決するために、本発明の軒
先構造は屋根パネル1の軒先側に鼻隠し板2が配置さ
れ、この鼻隠し板2と、この鼻隠し板よりも屋内側に配
置されている外壁との間が軒天井4にて覆われ、この軒
天井4の屋外側先端と鼻隠し板2の下端の間に通気用隙
間6が設けられている軒先構造において、鼻隠し板2お
よび軒天井の表面が金属製の化粧板にて覆われ、この化
粧板は鼻隠し板の表面を覆う第一の化粧板51と、軒天
井表面を覆う第二の化粧板52とに分割され、この両化
粧板の端部同士がオーバーラップするとともに、両化粧
板の端部間に前記通用隙間に連通する第二の通気用隙間
61が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅の軒先構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、換気が円滑に行われる一方、換気
口からの雨水の吹き込みを防止することができる軒先構
造として、例えば図4に示すものが知られている。
【0003】この従来の軒先構造は、野地板11の上面
に屋根瓦12が載置されている屋根パネル1の軒先側に
鼻隠し板2が配置され、この鼻隠し板2と、この鼻隠し
板2よりも屋内側に配置されている外壁(図示せず)と
の間が傾斜した軒天井4にて覆われ、この軒天井4の屋
内側先端と前記鼻隠し板2の下端の間に通気用隙間6が
設けられている。鼻隠し板2および軒天井4の屋外側表
面が金属製の化粧板5にて覆われ、この化粧板5には、
図5に示すように、上記通気用隙間6に沿って換気を確
保するための複数の孔7があけられている。なおGは軒
樋であり、鼻隠し板2の表面に取り付けられた複数の樋
吊具Hにて支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この上記軒先構造にお
いては、鼻隠し板2および軒天井4の表面が金属製の化
粧板5にて覆われ、この化粧板5には換気を確保するた
めの複数の孔7が空けられているが、孔7の加工に費用
がかかり、また形状も平面的であり、価格的にも、外観
的にもより良いものが要求されている。本発明は、より
安価でかつ見栄えがよい、軒先構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は屋根パネルの軒先側に鼻
隠し板が配置され、この鼻隠し板と、この鼻隠し板より
も屋内側に配置されている外壁との間が軒天井にて覆わ
れ、この軒天井の屋外側先端と前記鼻隠し板の下端の間
に通気用隙間が設けられている軒先構造において、前記
鼻隠し板および軒天井の表面が金属製の化粧板にて覆わ
れ、この化粧板は鼻隠し板の表面を覆う第一の化粧板
と、軒天井表面を覆う第二の化粧板とに分割され、この
両化粧板の端部同士がオーバーラップするとともに、両
化粧板の端部間に前記通用隙間に連通する第二の通気用
隙間が形成されているものである。
【0006】請求項2に記載の本発明の軒先構造は、請
求項1に記載の軒先構造において、第一の化粧板と第二
の化粧板とが同一材質のものである。
【0007】(作用)請求項1に記載の発明において
は、鼻隠し板および軒天井の表面が金属製の化粧板にて
覆われ、この化粧板は鼻隠し板の表面を覆う第一の化粧
板と、軒天井表面を覆う第二の化粧板とに分割され、こ
の両化粧板の端部同士がオーバーラップするとともに、
両化粧板の端部間に前記通気用隙間に連通する第二の通
気用隙間が形成されているので、化粧板の孔加工は必要
ない。
【0008】請求項2に記載の発明においては、第一の
化粧板と第二の化粧板とが同一材質のものであるので、
両化粧板の端部間に第二の通気用隙間が存在していても
両化粧板の端部同士がオーバーラップしていることと相
俟って、軒先部の外観の見栄えは良好である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面に基づいて説明する。図1は本発明の軒先構造の実施
例を示す断面図である。図2は本発明の軒元構造の実施
例を示す断面図である。
【0010】野地板11の上面に屋根瓦12が載置され
て屋根パネル1とされている。2は木製の鼻隠し板であ
り、垂木3の先端に設けられている。4は軒天井であ
り、鼻隠し板2の下端部と外壁9の間の空間を覆ってい
る。軒天井4の屋外側端部41は木桟を介して釘にて垂
木3の下面に固定されている。一方、軒天井4の屋内側
端部42は、図2に示すように、建物の外壁9上端に固
定された軒天金具10の受け部10aに差し込まれて固
定されている。この場合軒天金具10の下部10bはブ
チルゴムテープ等の防水材Sを介して外壁9上端に固定
されている。
【0011】8は軒先水切り材であり、野地板11の端部
を覆って、下側に伸び、水切り部81とされている。こ
の水切り部81を通じて、屋根瓦12の裏側に侵入した
雨水は軒樋G内に流れ落ちる。本発明においては、鼻隠
し板2の表面および軒天4の屋外側端部41の表面がそ
れぞれ第一の化粧鋼板51、第二の化粧鋼鈑52にて覆
われている。この両化粧鋼鈑はともに同じ材質であり、
一般に塩ビ鋼鈑と呼称されているものである。図1に示
すように軒天井4の屋外側端部41を覆っている第二の
化粧鋼鈑52の屋外側端部521は略L字状に折り曲げ
られている。
【0012】その結果、屋外側端部521は軒天井4の
裏面とほぼ面一とされている。鼻隠し板2の下方に延び
ている第一の化粧鋼鈑51の下部511は屋内側に90
度折り曲げられ、その端部が第二の化粧鋼鈑52の屋外
側端部521の下方に位置するようにされている。
【0013】また、第一化粧鋼鈑51の下部511と、
第二の化粧鋼鈑52の屋外側端部521とは、その両端
部同士が約2〜20センチメートルオーバーラップする
ようにされている。この結果両化粧板51、52の端部
間において第ニの通気用隙間61が形成されている。第
ニの通気用隙間61は鼻隠し板2の下端と軒天井4の屋
外側先端の間に形成されている通気用隙間6と連通され
ている。また第ニの通気用隙間61には野鳥が入り込む
のを防止する防鳥ネットmが配設されている。
【0014】上記実施例では、軒天井4を外壁9側に向
かって上向きに傾斜させたが,図3に示すように、水平
にしても良い。その際、図3に示すように、軒先金具1
0aを用いて軒天井4の屋内側端部42を固定すれば良
い。
【発明の効果】以上のように請求項1または2に記載の
発明によれば、鼻隠し板および軒天井の表面が金属製の
化粧板にて覆われ、この化粧板は鼻隠し板の表面を覆う
第一の化粧板と、軒天井表面を覆う第二の化粧板とに分
割され、この両化粧板の端部同士がオーバーラップする
とともに、両化粧板の端部間に前記通用隙間に連通する
第二の通気用隙間が形成されているので化粧板の孔加工
は必要なく安価に加工することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、この軒先
構造は、第一の化粧板と第二の化粧板とが同一材質のも
のであるので、両化粧板の端部間に第二の通気用隙間が
存在していても両化粧板の端部同士がオーバーラップし
ていることと相俟って、軒先部の外観の見栄えは良好で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒先構造の一実施例を示す断面図であ
【図2】図1における軒天井の屋内側の固定状態を示す
断面図である
【図3】図2の変形例を示す断面図である
【図4】従来の軒先構造を示す断面図である
【図5】図4の要部を示す説明図である
【符号の説明】
1 屋根パネル 2 鼻隠し板 3 垂木 4 軒天井 5 化粧板 51 第一の化粧板 52 第二の化粧板 6 通気用隙間 61 第二の通気用隙間 9 外壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根パネルの軒先側に鼻隠し板が配置さ
    れ、この鼻隠し板と、この鼻隠し板よりも屋内側に配置
    されている外壁との間が軒天井にて覆われ、この軒天井
    の屋外側先端と前記鼻隠し板の下端の間に通気用隙間が
    設けられている軒先構造において、前記鼻隠し板および
    軒天井の表面が金属製の化粧板にて覆われ、この化粧板
    は鼻隠し板の表面を覆う第一の化粧板と、軒天井表面を
    覆う第二の化粧板とに分割され、この両化粧板の端部同
    士がオーバーラップするとともに、両化粧板の端部間に
    前記通気用隙間に連通する第二の通気用隙間が形成され
    ていることを特徴とする軒先構造。
  2. 【請求項2】第一の化粧板と第二の化粧板とが同一材質
    のものであることを特徴とする請求項1記載の軒先構
    造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204970A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 通気孔を有する鼻隠し
JP2009052375A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Asahi Kasei Homes Kk 軒樋の取付け構造
JP2015031028A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 倉敷紡績株式会社 軒天井部材及び軒裏天井構造
JP2015034409A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 三菱樹脂インフラテック株式会社 軒先構成体

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