JP4183085B2 - 換気機能付き軒先構造 - Google Patents

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この発明は、主としてフラット屋根の建物において、小屋裏換気や壁体内換気を行うための換気機能を備えた軒先構造に関する。
一般的に、フラット屋根の住宅等の建物では、屋根の端縁部にパラペットが立ち上がっており、屋根の排水は、パラペットを貫通するドレイン管と、このドレイン管に接続される縦樋とを通って流される。しかし、屋根上にパラペットを設けると、道路斜線制限や隣地斜線制限による高さ制限に関して不利になってしまい、場合によっては屋根の高さを低くせざるを得ない欠点がある。また、上記ドレイン管は、パラペットの壁体内を貫通しているため、保守メンテナンスが困難である。
一方、フラット屋根の建物においてパラペットを設けない場合は、屋根の端部を外壁面より張り出させて軒先を形成し、その軒先の先端部下方に軒樋を設けることが考えられる。すなわち、その場合は、パラペットを設けない分だけ高さ制限の点で有利となるとともに、施工コストを低減することができる。しかも、軒樋のメンテナンス性は、パラペットを貫通するドレイン管に比べて良好であるという利点もある。
なお、そのようにフラット屋根にパラペットを設けずに、軒先部分に軒樋を設けた構造は、例えば特許文献1に開示されている。
特開平5−311831号公報
ところで、防水性を確保しつつ小屋裏換気や壁体内換気を行うためには、外壁に換気用ガラリが設けられるが、上記のように軒樋を設けた部分には換気用ガラリを設けにくくなる。また、換気用ガラリを設けたとしても、設置数が多い場合には、外観上美感を損ねてしまうことがあり、ガラリの設置コストも掛かってしまう。
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、外壁に換気用ガラリを設けなくても小屋裏換気や壁体内換気を可能にするとともに、建物内への雨水の浸入を防止することができる換気機能を備えた軒先構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明における換気機能を備えた軒先構造は、外壁材上端部の外側に近接して設けられる鼻隠と外壁材の外側面との間に、鼻隠下端側を出入り口とし、且つ、小屋裏空間及び/又は壁体内通気路に連通する換気通路を形成して、外壁材の上端より換気通路側に張り出す水返しテープを、外壁材上端面に貼着により取り付けたことを特徴とする。そして、前記水返しテープが、樹脂発泡体からなっている。
また、前記の出入り口又はその出入り口付近に、前記換気通路の換気が通過する多数の通気用小孔を備えた目地材を設けた。
またさらに、前記目地材は、筒軸方向が桁行方向に沿うようにして配置される略筒状であって、その目地材の周壁に前記通気用小孔が形成されている。
また、前記鼻隠は、その下端に内方に向かって折り返されてなる折返し部を備え、その折返し部の上に前記目地材を載置した。
またさらに、前記鼻隠を、屋根の軒先部分を支持する母屋の外側面に取り付けた。加えて、前記鼻隠の外側に軒樋を設けた。
この発明では、鼻隠と外壁面との間に、小屋裏空間や壁体内通気路に連通する換気通路を形成しているため、外壁に換気用ガラリを設けなくても小屋裏換気や壁体内換気を行うことができる。従って、換気用ガラリを設置する必要がないため、外壁の美感を向上させることができるとともに、施工コストを低減することができる。
しかも、鼻隠下端側が換気通路の出入り口となっており、その出入り口から上側に続く換気通路内には雨水が入り込みにくいため、建物内への雨水の浸入を極力防止することができる。
また、換気通路の出入り口又はその出入り口付近に、通気用小孔を備えた目地材を設けているため、換気の通過を確保しつつ、暴風雨時などに出入り口に吹き込む雨水を遮断することができ、それにより換気通路の防水性を高めている。
しかも、略筒状の目地材を、管軸方向が桁行方向に沿うようにして配置しているため、換気通路の出入り口に侵入しようとする雨水は、目地材の外周面ではね返されるとともに、一部の雨水が、目地材周壁の通気用小孔を通って筒内へ侵入した場合でも、目地材の内周面ではね返されて、再び通気用小孔を通って外部へ抜けるようになっている。すなわち、目地材の形状を筒状とすることで、周壁の通気用小孔で通気性を確保しつつ、一部材でありながら外周面と内周面とで二重に止水することができる。また、目地材は、鼻隠の折返し部の上に載置するだけで容易に設置でき、極めて施工性に優れている。
さらに、外壁材上端より換気通路側に張り出す水返しテープを、外壁材上端面に設けることで、上記の目地材で止水しきれなかった雨水が外壁面を伝って上昇してきた場合でも、そのような雨水を水返しテープではね返すことができるため、換気通路の防水性をより一層高めることができる。また、水返しテープは、外壁材上端面に貼着するだけで容易に設置することができるため、施工性に優れている。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は、この発明の第1の実施形態に係る軒先構造であって、小屋梁(10)の上に屋根材(3)を載置してなるフラット屋根の軒先構造を示している。屋根材(3)は、コンクリート板からなっており、特に、ALC板その他の軽量気泡コンクリート板が好適に用いられる。
屋根材(3)は、例えばH形鋼からなる小屋梁(10)の上フランジ(20)上面に支持されている。また、屋根材(3)上面には、断熱材(4)が設置されている。断熱材(4)は、上面が軒先側に向かって僅かに下り傾斜するようにして設けられている。
外壁パネル(11)は、例えば軽量コンクリート板からなる外壁材(12)と、外壁材(12)裏面に取り付けられた例えば方形枠状の下地フレーム(13)とからなっている。下地フレーム(13)は、複数のフレーム材(14)(15)…が連結されてなっている。
この外壁パネル(11)は、小屋梁(10)に支持されている。具体的には、小屋梁(10)より外方に向かって張り出す支持プレート(16)が、その張り出し方向基端側において、小屋梁(10)の上フランジ(20)上面にボルト(41)とナット(42)で固定されている。一方、外壁パネル(11)の上側フレーム材(14)が、下側に開放した溝形鋼からなっており、この上側フレーム材(14)には、下側から差し込まれた支持ボルト(43)が、ナット(44)で締め付けられて固定されている。そして、支持プレート(16)の張り出し部分に、支持ボルト(43)先端を下側から差し込んだ状態において、その支持ボルト(43)先端に上側からナット(45)をねじ込むことで、上側フレーム材(14)が、支持プレート(16)に吊り下げ支持される。
外壁材(12)の上端面には、水返しテープ(8)が貼着により取り付けられている。水返しテープ(8)としては、例えば発泡ポリエチレンその他の樹脂発泡体を用いている。水返しテープ(8)は、その外側の先端部が外壁面より外側に張り出すようにして設置されている。そして、外壁面を伝うなどして外壁材(12)の上端まで上昇してきた雨水は、この水返しテープ(8)の張り出し部分(8a)で、それ以上は上方へ行くことなく下方に落下するようになっている。なお、外壁材(12)は、上端の外側のコーナー部分において、斜めに切り欠かれた切欠き部(38)を備えている。
また、小屋梁(10)上には、外壁材(12)の上方を通って外方へ張り出す軒先母屋(5)が固定されている。そして、この軒先母屋(5)の上に、上面が先端に向かって下り傾斜した軒先屋根部(1)が設けられている。
軒先母屋(5)は、桁行方向に沿って配置される長尺状に形成されたものである。図2には、軒先母屋(5)の桁行方向一端部が表されている。また、図3に示すように、軒先母屋(5)の桁行方向の一端側には、別の軒先母屋(5)が、同じく桁行方向に沿って設置されている。その設置状態において、それら軒先母屋(5)(5)は、桁行方向において僅かな間隔を空けて隣接している。
軒先母屋(5)は、張り出し方向基端側の下端部に略水平な取付けプレート(21)(21)を備えている。取付けプレート(21)(21)は、軒先母屋(5)の桁行方向両端部に設けられている。取付けプレート(21)は、例えば矩形状とされており、小屋梁(10)の上フランジ(20)上面に対して例えばボルト(46)とナット(47)で固定されている。
また、軒先母屋(5)は、取付けプレート(21)(21)より外方へ向かって張り出す張り出しプレート(22)(22)を備えている。張り出しプレート(22)は、桁行方向に直角な垂直方向に沿うようにして配置されるものである。張り出しプレート(22)の形状は、上端面が軒先屋根部(1)上面の傾斜方向に沿って傾斜した略台形状となっている。
張り出しプレート(22)基端部の下端面は、取付けプレート(21)上面に例えば溶接により一体的に固着されている。この状態において、取付けプレート(21)が、張り出しプレート(22)側面の外方向に突出した状態となっている。
さらに、軒先母屋(5)は、張り出しプレート(22)(22)の基端側に連結される基端側母屋プレート(23)と、同じく張り出しプレート(22)(22)の先端側に連結される先端側母屋プレート(24)とを備えている。これら基端側及び先端側の母屋プレート(23)(24)は、桁行方向に沿うようにして配置される長尺状に形成されており、断面形状が略逆L字状となっている。
基端側母屋プレート(23)は、軒先屋根部(1)上面の傾斜方向に沿って配置される傾斜部(51)と、その傾斜部(51)の基端より垂下する垂直部(52)とを備えている。基端側母屋プレート(23)の桁行方向両端は、張り出しプレート(22)(22)の基端側に連結されている。具体的には、そのように連結される桁行方向両端において、基端側母屋プレート(23)の傾斜部(51)下面が、張り出しプレート(22)基端部の上端面に例えば溶接により一体的に固着されるとともに、基端側母屋プレート(23)の垂直部(52)先端側の側面が、張り出しプレート(22)基端側の端面に例えば溶接により一体的に固着されている。
先端側母屋プレート(24)は、軒先屋根部(1)上面の傾斜方向に沿って配置される傾斜部(53)と、その傾斜部(53)の基端より垂下する軒樋受け部(54)とを備えている。先端側母屋プレート(24)の桁行方向両端部は、張り出しプレート(22)(22)の先端側に連結されている。具体的には、そのように連結される桁行方向両端部において、先端側母屋プレート(24)の軒樋受け部(54)における基端側の側面上端部が、張り出しプレート(22)先端側の端面に例えば溶接により固着されている。
これら基端側及び先端側の母屋プレート(23)(24)の上面は、軒先屋根部(1)上面の傾斜方向に沿って傾斜する傾斜面(27)(28)となっている。また、それら傾斜面(27)(28)は、互いに略同一面上に配置されるようになっている。
上記の取付けプレート(21)(21)、張り出しプレート(22)(22)、基端側及び先端側の母屋プレート(23)(24)は、それぞれ鉄その他の金属からなっている。軒先母屋(5)は、それら各プレート(21)〜(24)が、例えば溶接により一体的に連結されてなっている。
そして、基端側母屋プレート(23)と先端側母屋プレート(24)とに跨って、軒先屋根部(1)を構成する野地板(9)が設けられている。具体的には、野地板(9)下面の基端部が、基端側母屋プレート(23)の傾斜面(27)に支持され、同じく野地板(9)下面の先端部が、先端側母屋プレート(24)の傾斜面(28)に支持されている。野地板(9)は、それら母屋プレート(23)(24)の傾斜部(51)(53)に対して、ビス(60)(61)等の固定具によりそれぞれ固定されている。
野地板(9)の先端部には、その先端側の端部を覆うようにして軒先水切(32)が固定されている。軒先水切(32)は、野地板(9)の先端側の端面を覆う垂直片(33)と、その垂直片(33)上端が内方に向かって折り返されてなる上側片(34)と、同じく垂直片(33)下端が内方に向かって斜め上方に折り返されてなる下側片(35)とからなっている。軒先水切(32)は、上側片(34)が野地板(9)上面に載置された状態において、上側片(34)の上側からねじ込まれたビス(62)等の固定具によって野地板(9)に固定されている。
野地板(9)基端部の上端高さは、屋根材(3)上に設置された断熱材(4)の軒先側の上端高さとほぼ等しくなっている。すなわち、それら野地板(9)上面と断熱材(4)上面とは、ほとんど段差のないように繋がっており、軒先部分においても屋根面が連続するようになっている。屋根材(3)上の断熱材(4)上面及び野地板(9)上面には、防水シート(18)が敷設されている。
軒先屋根部(1)を支持する軒先母屋(5)の外側面には、鼻隠(6)が取り付けられている。鼻隠(6)は、その取付け状態において、軒先母屋(5)を外側から覆い隠すようになっており、美感を向上させている。鼻隠(6)としては、鉄板その他の金属板が用いられている。
鼻隠(6)は、略垂直方向に沿うようにして設置される化粧部(55)を備えている。化粧部(55)は、先端側母屋プレート(24)の軒樋受け部(54)の外側面に固定されている。なお、この鼻隠(6)の化粧部(55)の固定には、ビスその他の固定具が用いられている。
また、鼻隠(6)は、化粧部(55)上端が外方に向かって折り返されてなる上側折返し部(56)を備えている。上側折返し部(56)は、化粧部(55)上端より略水平方向に沿って外方へ延びる水平片(58)と、この水平片(58)の先端が下側に折り返されてなる係合片(59)とからなっている。この係合片(59)の先端は、軒先水切(32)の垂直片(33)と下側片(35)とのコーナー部分に上側から係合されている。
さらに、鼻隠(6)は、化粧部(55)下端が内方に向かって折り返されてなるこの発明の折返し部としての下側折返し部(57)を備えている。下側折返し部(57)は、化粧部(55)の下端より内方に向かって略水平方向に沿って延出するようにして設けられている。この下側折返し部(57)の外壁材(12)側先端と外壁材(12)の外側面との間には、所要幅を備えた隙間(65)が形成されている。
このような設置状態において、鼻隠(6)は、外壁材(12)上端部の外側に近接した状態となっている。そして、鼻隠(6)と外壁材(12)の外側面との間に、小屋裏空間及び壁体内通気路に連通する換気通路(66)が形成されている。この換気通路(66)は、鼻隠(6)の下側折返し部(57)と外壁材(12)との隙間(65)が出入り口となっている。
この出入り口(65)から入り込んで換気通路(66)内を上昇する空気は、外壁材(12)の上端を迂回して、小屋裏空間や壁体内通気路に向かって流れるようになっている。逆に、小屋裏空間や壁体内通気路の空気が、外壁材(12)の上端を迂回して換気通路(66)に入り込むと、換気通路(66)内を下降して出入り口(65)から外部に抜けるようになっている。従って、外壁面に換気用ガラリを設けなくても、小屋裏換気や壁体内換気が行えるようになっている。
鼻隠(6)の下側折返し部(57)の上には、換気通路(66)の換気が通過する多数の通気用小孔(30)(30)…を備えた目地材(7)が載置されている。目地材(7)は、筒軸方向が桁行方向に沿うようにして配置される略筒状であって、その目地材(7)の周壁に通気用小孔(30)(30)…が形成されている。目地材(7)としては、例えばポリエチレンその他の樹脂を用いているが、特にこれに限られるものではない。
目地材(7)は、設置状態において、外壁材(12)の外側面と軒先母屋(5)の軒樋受け部(54)内側面とに挟まれた状態となっているため、外壁材(12)や鼻隠(6)などへ固定しなくても、鼻隠(6)の下側折返し部(57)の上に載置するだけで安定した状態で取り付けられるようになっている。
このように、換気通路(66)の出入り口(65)付近に目地材(7)が設けられているため、暴風雨時であっても、換気の通過を確保しつつ、出入り口(65)に吹き込む雨水を遮断することができる。また、換気通路(66)の上端側においては、外壁材(12)上端面に設けた水返しテープ(8)が、外壁材(12)の上端より換気通路(66)側に張り出しているため、目地材(7)で止水しきれなかった雨水が外壁面を伝って上昇してきた場合でも、そのような雨水は水返しテープ(8)で止水されるため、換気通路(66)の防水性がより一層高まっている。
なお、軒先屋根部(1)の先端部下方には、軒樋(40)が配置されている。軒樋(40)は、鼻隠(6)の外側において、桁行方向に沿うようにして設けられている。軒樋(40)は、軒樋支持具(39)を介して軒先母屋(5)の軒樋受け部(54)に取り付けられている。すなわち、軒樋支持具(39)が、ビス(63)(63)等の固定具で軒樋受け部(54)に固定されており、この軒樋支持具(39)に軒樋(40)が係合支持されている。また、軒樋(40)の底部には、縦樋(50)が接続されている。
図4は、この発明の第2の実施形態に係る軒先構造であって、フラット屋根の建物において部分的に設けられた傾斜屋根部(70)の軒先構造を示している。傾斜屋根部(70)は、先端に向かって下り傾斜した野地板(71)上にアスファルトルーフィング(72)を介して、屋根板材(73)(73)…が敷設されてなっている。
野地板(71)の先端部には、軒先水切(75)と軒先鉄板(80)とが取り付けられている。軒先水切(75)は、例えば波状に屈曲形成されるとともに野地板(71)上面に固定される上側片(76)と、この上側片(76)の先端より垂下する垂直片(77)と、この垂直片(77)の下端を内方に向かって斜め上方に折り返されてなる下側片(78)とからなっている。
軒先鉄板(80)は、野地板(71)下面に固定される固定片(81)と、この固定片(81)の先端から屋根傾斜方向よりも急角度の斜め下方に延出する係合片(82)とからなっている。軒先鉄板(80)の係合片(82)は、軒先水切(75)の垂直片(77)と下側片(78)とのコーナー部分に係合されている。
この実施形態においては、外壁パネル(11)の上側フレーム材(14)が、梁側支持プレート(86)と外壁側支持プレート(87)とからなる支持部材(85)によって吊り下げ支持されている。梁側支持プレート(86)は、小屋梁(10)上面に例えばボルトにより固定される略水平な取付部(91)と、この取付部(91)の先端より垂下する垂直部(92)とからなっている。外壁側支持プレート(87)は、略水平方向に沿って配置されるものであり、外壁側支持プレート(87)の基端が、梁側支持プレート(86)の垂直部(92)外側面に対して、例えば溶接により一体的に連結されている。そして、外壁側支持プレート(87)に、上側フレーム材(14)に固定された支持ボルト(43)の先端が下側から差し込まれた状態において、その支持ボルト(43)先端にナット(45)をねじ込むことで、上側フレーム材(14)が、支持部材(85)に吊り下げ支持される。
また、第1の実施形態と同様に、小屋梁(10)上には、外壁材(12)の上方を通って外方へ張り出す軒先母屋(5)が固定されている。そして、この軒先母屋(5)によって、傾斜屋根部(70)が下側から支持されるようになっている。
軒先母屋(5)は、張り出し方向の基端側に倒L字状の取付けプレート(95)を備えている。取付けプレート(95)は、略水平な水平部(96)と、この水平部(96)先端より垂下する垂直部(97)とを備えている。取付けプレート(95)は、水平部(96)の基端側が小屋梁(10)の上フランジ(20)上面に対して例えばボルト(111)とナット(112)で固定されて、小屋梁(10)から外方に向かって張り出すようにして設置されている。
また、軒先母屋(5)は、取付けプレート(95)の先端側に連結されるとともに、野地板(71)の軒先部分を支持する母屋プレート(98)を備えている。母屋プレート(98)は、桁行方向に沿って配置される長尺状に形成されている。母屋プレート(98)は、取付けプレート(95)に連結される略水平な上側水平部(99)と、この上側水平部(99)の先端より外方に向かって斜め下方に延出する傾斜部(100)と、この傾斜部(100)先端より垂下する軒樋受け部(101)と、この軒樋受け部(101)下端より内方に向かって略水平方向に延出する下側水平部(102)とを備えている。
母屋プレート(98)の上側水平部(99)は、取付けプレート(95)の水平部(96)上面に例えば溶接により一体的に固着されている。また、母屋プレート(98)の傾斜部(100)は、その上面で野地板(71)の軒先部分を下側から支持するようになっている。
さらに、軒先母屋(5)は、桁行方向に直角な垂直方向に沿うようにして配置されるリブプレート(103)を備えている。リブプレート(103)は、上端面が屋根傾斜方向に沿って傾斜した略台形状となっている。また、リブプレート(103)は、その上端面が母屋プレート(98)の傾斜部(100)内側面に、同じく先端側の端面が母屋プレート(98)の軒樋受け部(101)内側面に、同じく下端面が母屋プレート(98)の下側水平部(102)内側面にそれぞれ例えば溶接により一体的に連結されている。
これら取付けプレート(95)、母屋プレート(98)及びリブプレート(103)は、それぞれ鉄その他の金属からなっている。そして、軒先母屋(5)は、それら各プレート(95)(98)(103)が、例えば溶接により一体的に連結されてなっている。
また、第1の実施形態と同様に、軒先母屋(5)の外側面に鼻隠(6)が取り付けられている。鼻隠(6)は、ビス(113)等の固定具により軒先母屋(5)に固定されている。
鼻隠(6)は、母屋プレート(98)の上側水平部(99)外側面を覆う略水平な上側水平部(104)と、この上側水平部(104)の先端より外方に向かって斜め下方に延出するとともに母屋プレート(98)の傾斜部(100)外側面を覆う傾斜部(105)と、この傾斜部(105)の先端より垂下するとともに母屋プレート(98)の軒樋受け部(101)外側面を覆う化粧部(106)と、この化粧部(106)下端が内方に向かって折り返されてなる折返し部(107)とを備えている。
鼻隠(6)の折返し部(107)は、化粧部(106)下端より内方に向かって略水平方向に延出する下側水平片(108)と、この下側水平片(108)の基端より略垂直方向に沿って上側に延出する垂直片(109)と、この垂直片(109)の上端より外方に向かって略水平方向に延出する上側水平片(110)とからなっている。そして、折返し部(107)の上側水平片(110)の上に上記目地材(7)が載置されている。
鼻隠(6)と外壁材(12)の外側面との間には、第1の実施形態と同様、小屋裏空間及び壁体内通気路に連通する換気通路(111)が形成されている。また、鼻隠(6)の折返し部(107)と外壁材(12)との隙間が、換気通路(111)の出入り口(112)となっている。従って、この換気通路(111)により、第1の実施形態と同様、小屋裏換気や壁体内換気が行えるようになっている。また、第1実施形態と同様、目地材(7)及び水返しテープ(8)が設けられていることにより、換気通路(111)の防水性が高められている。
なお、第2の実施形態において、その他の構成及び効果は第1の実施形態と同様であり、図において、第1の実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
また、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記においては、フラット屋根の建物の軒先構造について説明したが、この発明の軒先構造は、屋根全体が傾斜屋根となっている住宅等の建物にも適用することができる。
この発明の一実施形態に係る軒先構造を示す断面図である。 同じくその斜視図である。 同じくその平面図である。 他の実施形態に係る軒先構造を示す断面図である。
符号の説明
(1) 屋根の軒先部分
(5) 母屋
(6) 鼻隠
(7) 目地材
(8) 水返しテープ
(12) 外壁材
(30) 目地材の通気用小孔
(40) 軒樋
(57)(107) 鼻隠の折返し部
(65)(112) 換気通路の出入り口
(66)(111) 換気通路

Claims (6)

  1. 外壁材上端部の外側に近接して設けられる鼻隠と外壁材の外側面との間に、鼻隠下端側を出入り口とし、且つ、小屋裏空間及び/又は壁体内通気路に連通する換気通路を形成して、外壁材の上端より換気通路側に張り出す樹脂発泡体からなる水返しテープを、外壁材上端面に貼着により取り付けたことを特徴とする換気機能を備えた軒先構造。
  2. 前記の出入り口又はその出入り口付近に、前記換気通路の換気が通過する多数の通気用小孔を備えた目地材を設けた請求項1記載の換気機能を備えた軒先構造。
  3. 前記目地材は、筒軸方向が桁行方向に沿うようにして配置される略筒状であって、その目地材の周壁に前記通気用小孔が形成されている請求項2記載の換気機能を備えた軒先構造。
  4. 前記鼻隠は、その下端に内方に向かって折り返されてなる折返し部を備え、その折返し部の上に前記目地材を載置した請求項2又は3記載の換気機能を備えた軒先構造。
  5. 前記鼻隠を、屋根の軒先部分を支持する母屋の外側面に取り付けた請求項1乃至4のいずれかに記載の換気機能を備えた軒先構造。
  6. 前記鼻隠の外側に軒樋を設けた請求項1乃至5のいずれかに記載の換気機能を備えた軒先構造。
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