JP3032634U - 採光窓機構 - Google Patents

採光窓機構

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Publication number
JP3032634U
JP3032634U JP1996006585U JP658596U JP3032634U JP 3032634 U JP3032634 U JP 3032634U JP 1996006585 U JP1996006585 U JP 1996006585U JP 658596 U JP658596 U JP 658596U JP 3032634 U JP3032634 U JP 3032634U
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JP
Japan
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daylighting window
attached
window
mounting
skylight frame
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JP1996006585U
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Inventor
豊一 盛田
博彰 宮田
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Yutaka Electronics Ind Co Ltd
Original Assignee
Yutaka Electronics Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採光窓の取付け施工者として熟達した数名の
施工者が必要とされ、かつ高い所の屋上では、危険が伴
い、しかも施工費がかさむことは避けられないという問
題点があった。 【解決手段】 天窓枠2が一体の採光窓1の左右両側お
よび上側に釘孔10を有する複数の止め板9が夫々設け
られてなり、この採光窓1を取付け面11の取付枠板1
4に各止め板9の釘打付けによって取付けるようにし
た。 【効果】 施工後の屋根瓦とのバランスがよく、ハウス
としての美的外観が良くなる。そして取付け施工が一人
で簡単にでき、しかも軽量で高所作業の危険性が少なく
て施工費もかさまない。また本考案は機能的デザイン的
に優れると共にマスプロ生産ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は住まいの屋根瓦または壁などの一部にはめ込みとして用い、採光また は室内の明るさを確保するための採光窓機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、和風または西洋風の屋根の瓦と一緒に併用して採光窓として機能的,デ ザイン的に優れ、マスプロ的に生産でき、しかも屋根などへ取付け工事が簡単に できる採光窓機構が広く求められている。そして従来のこの種採光窓製品は、粘 土の瓦に使うために外観上の釣合いがとれなく、また取付けの施工が熟達した人 でないと出来ばえが良好でないとか、瓦の取り付け面より採光窓の上面が高く凸 になるため、建物の全体の美的外観が損なわれるなどの問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の採光窓の場合、屋根への取付け施工がたいへんで、いろいろ課題が多か った。たとえば取付けの施工者として熟達した数名が必要とされ、なおこれに関 しては、高い所の屋上では、危険が伴い、しかも施工費がかさむことは避けられ なく、これらの改良が要望されている。 また雨水の排水を良くするため、図8のように屋根の取付け面11に、傾斜面 を持つ取付木枠22を、「下うち」する必要があった。そしてこれに関連する余 分な付属品も図8に示すように止め板18,継手板19,20,取付木枠21な ど必要である。したがってそれらを取付けのため余分な手間を要し、余分な施工 費がかさむことを余儀なくされるものであった。 本考案は、機能的,デザイン的に優れると共にマスプロ的に生産ができ、特に 付属部品点数が少なく、屋根取付け面への取付け施工が簡単容易で、安全かつ安 価に行える採光窓機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、その要旨 とするところは、天窓杆が一体の採光窓における前記天窓枠の表面が、素平面若 しくは左右縦突条および/または返り上横突条を有する構成であると共に採光窓 の左右両側および上側に釘孔を有する複数の止め板が夫々設けられてなり、該採 光窓を取付け面の取付枠板に各止め板の釘打付けによって取付けることを特徴と する採光窓機構である。 次に本考案の採光窓機構を以下実施例について、図面を参照しながら詳しく説 明する。
【0005】
【実施例】
先ず1は、鋼板などのプレス加工である板金圧成によって構成された天窓枠2 が一体の採光窓であって、該採光窓1の左右両側に左側樋部3a及び右側樋部3 bが、また同上側に上側樋部3cが夫々溶接によって一体に設けられている。そ して上記の左,右側樋部3a,3bの夫々コ字型となった左右の内鍔部4,4は 、中に入った雨水を下の瓦15が受けるためのもので、かつ雨水の飛散や溢出( オーバーフロー)の防止用の役目をするためのものである。そしてまた、前記天 窓枠2の表面には、左右両側の各3条の左右縦突条6及び上側の寸断部8によっ て複数に寸断された返り上横突条7が夫々ビーディング(紐出し加工)によって 設けられている。また本考案の図面実施例では、天窓枠2の表面の左右縦突条6 ,6及び返り上横突条7を夫々有するものが例示されているが、その他の例とし て図示されていないが、例えば天窓枠2の表面が左右縦突条6,6だけの場合 、同返り上横突条7だけの場合、さらには左右縦突条6,6及び返り上横突条7 の両者とも有せず、つまり天窓枠2の表面が素表面である場合など何れの構成で あってもよい。なお上記天窓枠2表面の左右縦突条6,6は、雨水の横からの流 れを防いだり、または高所からの流れを良くするためのものであり、また同返り 上横突条7は風による雨水の吹きあがりを防ぐと共にまきあがり雨水を返す(も とえもどす)役目をするものである。 そして本考案では採光窓1の左右両側及び上側に、釘孔10を有する複数(計 8個)の止め板9が夫々設けられてなり、上記構成の採光窓1を、取付け面11 の取付枠板14に各止め板9の釘打付けによって取付けることを特徴としている 。なお5は、天窓枠2に嵌め付けた金網入りガラス5aと強化ガラス5bでなる 窓ガラスである。 また12は、取り付け面11に張られた防水カバーで、カバー押え13によっ て取付けられている。
【0006】
【考案の効果】
施工後の屋根瓦とのバランスがよく、ハウスとしての美的外観が良くなる。 取付け施工が一人で簡単にでき、しかも軽量で高所作業の危険性が少なく熟達 した人を要しないから施工費もかさまない。なお本考案は機能的,デザイン的に 優れると共にマスプロ生産ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の採光窓機構の要部斜視図である。
【図2】本考案要部の正面図である。
【図3】本考案要部の右側面図である。
【図4】図2のY−Y線断面図である。
【図5】図2のZ−Z線断面図である。
【図6】取付け面の説明図である。
【図7】本考案の取付け施工完了後の説明図である。
【図8】従来品の取付け施工時の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 採光窓 2 天窓枠 3a 左側樋部 3b 右側樋部 3c 上側樋部 4 内鍔部 5 窓ガラス 5a 金網入りガラス 5b 強化ガラス 6 縦突条 7 返り上横突条 8 寸断部 9 止め板 10 釘孔 11 取付け面 12 防水カバー 13 カバー押え 14 取付枠板 15 瓦 16 採光窓 17 窓ガラス 18 止め板 19,20 継手板 21,22 取付木枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天窓枠2が一体の採光窓1における前記
    天窓枠2の表面が、素平面若しくは左右縦突条6および
    /または返り上横突条7を有する構成であると共に採光
    窓1の左右両側および上側に釘孔10を有する複数の止
    め板9が夫々設けられてなり、該採光窓1を取付け面1
    1の取付枠板14に各止め板9の釘打付けによって取付
    けることを特徴とする採光窓機構。
JP1996006585U 1996-06-19 1996-06-19 採光窓機構 Expired - Lifetime JP3032634U (ja)

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JP1996006585U JP3032634U (ja) 1996-06-19 1996-06-19 採光窓機構

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JP1996006585U JP3032634U (ja) 1996-06-19 1996-06-19 採光窓機構

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JP3032634U true JP3032634U (ja) 1996-12-24

Family

ID=43167543

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