JPH04111828U - 軒部の排水構造 - Google Patents
軒部の排水構造Info
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- JPH04111828U JPH04111828U JP1496191U JP1496191U JPH04111828U JP H04111828 U JPH04111828 U JP H04111828U JP 1496191 U JP1496191 U JP 1496191U JP 1496191 U JP1496191 U JP 1496191U JP H04111828 U JPH04111828 U JP H04111828U
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- JP
- Japan
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- eave
- eaves
- roof panel
- eaves gutter
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- Withdrawn
Links
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 4
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】施工性を高めるとともに軒樋を隠して外観を高
める。 【構成】基材1の表面に複数枚の瓦板2を葺設する。軒
側から棟側に施工する屋根パネルAの軒側部分の瓦板2
に軒長さ方向に長い排水開口3を形成する。この排水開
口3の周縁部から屋根パネルAの裏面側に至る流下ガイ
ド13を設ける。軒樋4を軒天井裏で屋内側に寄せて配
設する。流下ガイド13を軒樋4に連通させるとともに
軒樋4に縦樋17を垂下接続する。
める。 【構成】基材1の表面に複数枚の瓦板2を葺設する。軒
側から棟側に施工する屋根パネルAの軒側部分の瓦板2
に軒長さ方向に長い排水開口3を形成する。この排水開
口3の周縁部から屋根パネルAの裏面側に至る流下ガイ
ド13を設ける。軒樋4を軒天井裏で屋内側に寄せて配
設する。流下ガイド13を軒樋4に連通させるとともに
軒樋4に縦樋17を垂下接続する。
Description
【0001】
本考案は、軒部の排水構造に関し、詳しくは施工性を高めるとともに軒樋を隠
して外観を高めようとする技術に係るものである。
【0002】
従来、軒側から棟側に葺設する屋根パネルAの軒側における排水構造は、図6
に示すように、屋根パネルAの鼻板5に支持金具aを釘bなどにて固定し、これ
ら支持金具aに軒樋4を支持させるものである。
【0003】
ところがこのような構成のものにおいては、屋根パネルAに多数本の支持金具
bを釘打ちにて取付け、これら支持金具bに軒樋4aを支持させるものであり、
施工が面倒になるとともに軒樋4aが現れ、外観が低下するなどという問題があ
った。
【0004】
本考案はこのような問題を解消しようとするものであり、その目的とするとこ
ろは、軒側から棟側にかけて施工される屋根パネルに着目し、樋体を隠して外観
も高めることができる軒部の排水構造を提供することにある。
【0005】
本考案の軒部の排水構造は、基材1の表面に複数枚の瓦板2が葺設されるとと
もに軒側から棟側に施工される屋根パネルAの軒側部分の瓦板2に軒長さ方向に
長い排水開口3が形成され、この排水開口3の周縁部から屋根パネルAの裏面側
に至る流下ガイド13を設け、軒樋4が軒天井裏で屋内側に寄せて配設され、流
下ガイド13を軒樋4に連通させるとともに軒樋4に縦樋17を垂下接続して成
ることを特徴とする。
【0006】
このように、基材1の表面に複数枚の瓦板2が葺設されるとともに軒側から棟
側に施工される屋根パネルAの軒側部分の瓦板2に軒長さ方向に長い排水開口3
が形成され、この排水開口3の周縁部から屋根パネルAの裏面側に至る流下ガイ
ド13を設け、軒樋4が軒天井裏で屋内側に寄せて配設され、流下ガイド13を
軒樋4に連通させるとともに軒樋4に縦樋17を垂下接続することによって、瓦
板2を流下する雨水は軒側部分の瓦板2に形成された排水開口3から流下ガイド
13にてガイドされて軒天井裏の軒樋4に排水され、雨水の排水を充分におこな
えながら、屋根パネルAを施工してその流下ガイド13を軒天井14裏に配設し
た軒樋4に連通すればよく、多数本の支持金具を釘打ちにて固定し、これら支持
金具に軒樋4を支持させる構成に比べてその施工性を高め、かつ屋根パネルAと
軒天井間に軒樋4を隠し、しかも軒樋4は屋外側に寄せられて縦樋17を垂下接
続することで、雨水を屋外側から屋内側に導く呼び樋を省き、その構成を簡素化
し、施工性も向上させるようにしたものである。
【0007】
屋根パネルAは棟から軒に至る長さにしてある。そして屋根パネルAは枠材が
略ロ字型に枠組みされた基材1としてのパネル枠6に面板7が張られ、この面板
7の上面に瓦板2がその軒側部分が露出するように積層されて葺設されている。
屋根パネルAの一側方の妻側端部から瓦板2が突出されて、重ね部8になされて
いる。そして、基材1の他方の妻側端部には瓦板2が基材1の端縁から引退して
被重ね部9が形成されている。この被重ね部9には防水シート10が敷設され、
被重ね部9側に敷設された防水シート10の端部を基材1と瓦板2との間に敷込
み、この箇所に防水突条11が形成されている。被重ね部9に露出している防水
シート10部分に平坦部12が形成され、平坦部12外側にも複数本の防水突条
11形成されている。
【0008】
しかして、図3のように、重ね部8を被重ね部9における防水シート10部分
に重ねてその防水突条11を押さえて充分な防水性を確保して、屋根パネルA同
士の接続がなされるのである。このような屋根パネルA,A同士の接続形態は種
々設計変更可能である。
そして、屋根パネルAの軒側のパネル枠6部分は鼻板5となっている。この鼻
板5よりも棟側における瓦板2に軒長さ方向に長い排水開口3が形成されている
。この排水開口3には金属または合成樹脂製の流下ガイド13が瓦板2の下面に
取付けられて垂下されている。軒天井14には軒樋4が屋内側に寄せて載設され
、そしてその取付部18において外壁19の上端に釘打ち固定されている。そし
て鼻板5となるパネル枠6部分の下端部に接続金具(図示せず)を介して軒天井
14の屋外側が支持されている。そして屋内側に寄せられて軒樋4には縦樋17
が垂下接続されている。
【0009】
このように、基材1の表面に複数枚の瓦板2が葺設されるとともに軒側から棟
側に施工される屋根パネルAの軒側部分の瓦板2に軒長さ方向に長い排水開口3
が形成され、この排水開口3の周縁部から屋根パネルAの裏面側に至る流下ガイ
ド13を設け、軒樋4が軒天井裏に配設され、流下ガイド13を軒樋4に連通さ
せることで、瓦板2を流下する雨水は軒側部分の瓦板2に形成された排水開口3
から流下ガイド13にてガイドされて軒天井裏の軒樋4に排水され、雨水の排水
を充分におこなえるのである。そして屋根パネルAを施工してその流下ガイド1
3を軒天井14裏に配設した軒樋4に連通されるのであり、その施工性を高め、
かつ屋根パネルAと軒天井間に軒樋4を隠し、その外観を高めている。そして軒
樋4は屋外側に寄せられて縦樋17を垂下接続することで、雨水を屋外側から屋
内側に導く呼び樋を省き、その構成を簡素化し、施工性も向上させている。
【0010】
図5は他の実施例であり、軒樋4の屋外側上端から斜め片20を延出し、この
斜め片20をパッキン21を介して屋根パネルAのパネル枠6の下面に当接させ
るようにしたものである。
【0011】
本考案は上述のように、基材の表面に複数枚の瓦板が葺設されるとともに軒側
から棟側に施工される屋根パネルの軒側部分の瓦板に軒長さ方向に長い排水開口
が形成され、この排水開口の周縁部から屋根パネルの裏面側に至る流下ガイドを
設け、軒樋が軒天井裏で屋内側に寄せて配設され、流下ガイドを軒樋に連通させ
るとともに軒樋に縦樋を垂下接続するから、瓦板を流下する雨水は軒側部分の瓦
板に形成された排水開口から流下ガイドにてガイドされて軒天井裏の軒樋に排水
させることができ、雨水の排水を充分におこなえながら、屋根パネルを施工して
その流下ガイドを軒天井裏に配設した軒樋に連通すればよく、多数本の支持金具
を釘打ちにて固定し、これら支持金具に軒樋を支持させる構成に比べてその施工
性を高めることができ、かつ屋根パネルと軒天井間に軒樋を隠し、しかも軒樋は
屋外側に寄せられて縦樋を垂下接続するから、雨水を屋外側から屋内側に導く呼
び樋を省くことができ、その構成を簡素化でき、施工性も向上させることができ
るという利点がある。
【図1】本考案の一実施例の部分側断面図である。
【図2】同上の屋根パネルの斜視図である。
【図3】同上の屋根パネルの接続状態の正断面図であ
る。
る。
【図4】同上の流下ガイドの斜視図である。
【図5】同上の他の実施例の部分断面図である。
【図6】従来例の側断面図である。
1 基材
2 瓦板
3 排水開口
4 軒樋
13 流下ガイド
17 縦樋
A 屋根パネル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 住友 利昭
大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株
式会社内
(72)考案者 月森 博幸
大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株
式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】基材の表面に複数枚の瓦板が葺設されると
ともに軒側から棟側に施工される屋根パネルの軒側部分
の瓦板に軒長さ方向に長い排水開口が形成され、この排
水開口の周縁部から屋根パネルの裏面側に至る流下ガイ
ドを設け、軒樋が軒天井裏で屋内側に寄せて配設され、
流下ガイドを軒樋に連通させるとともに軒樋に縦樋を垂
下接続して成る軒部の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1496191U JPH04111828U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軒部の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1496191U JPH04111828U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軒部の排水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111828U true JPH04111828U (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31902314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1496191U Withdrawn JPH04111828U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軒部の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111828U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017057572A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 積水化学工業株式会社 | 屋根構造および建物 |
JP2018131775A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 軒先構造 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1496191U patent/JPH04111828U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017057572A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 積水化学工業株式会社 | 屋根構造および建物 |
JP2018131775A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 軒先構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |