JPS6239215Y2 - - Google Patents

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JPS6239215Y2
JPS6239215Y2 JP11523181U JP11523181U JPS6239215Y2 JP S6239215 Y2 JPS6239215 Y2 JP S6239215Y2 JP 11523181 U JP11523181 U JP 11523181U JP 11523181 U JP11523181 U JP 11523181U JP S6239215 Y2 JPS6239215 Y2 JP S6239215Y2
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JP
Japan
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support
roof
plate
support plate
decorative material
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JP11523181U
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JPS5821618U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屋根の傾斜状端部、つまりそば軒の
仕上構造に係り、特に横葺きの屋根板の端部処理
を容易にした仕上構造に関する。
横葺き屋根は多数の屋根板を横方向に敷設し、
傾斜下方側の屋根板後端と傾斜上方側の屋根板先
端とを係合して葺いていくものであるが、傾斜し
ている屋根端部のそば軒部分では雨仕舞いを確保
し、外観を優れたものとするために特別の仕上施
工を必要としている。ところがこの仕上施工は
個々の屋根に合わせて行なう現場合せ作業である
ため能率が悪く、これを規格化しようとしてもで
きないのが実情であつた。
本考案は、このような事情に鑑み、屋根のそば
軒端をより能率的かつ容易に仕上げることができ
るようにすることを目的になされたもので、例え
ば切妻屋根の傾斜に沿わせる支持プレートと化粧
材を用意し、支持プレート上に横葺き屋根板の端
部を載置するとともに、該支持プレート上に化粧
材を被着して該化粧材により横葺きの屋根板の端
部を覆うようにしたことを特徴としている。
以下に図示の実施例について本考案を説明す
る。
本考案のそば軒仕上構造は支持プレート10と
化粧材11とを使用する。上記した支持プレート
10と化粧材20はともに例えばアルミニカム合
金等を押出し加工して形成した長尺材で、支持プ
レート10は平板部11の外側端に支持壁12を
直立させ、該支持壁12の上端内側に化粧材20
の支持部13を設けている。上記した支持部13
は筐枠材で、左右一対のV字状をなす下端開放の
弾性支持脚14,14の間に挿入スリツト15を
形成したものである。またこの支持プレート10
の平板部11の内側先端には水返し片16を形成
している。
これに対し化粧材20は、水平壁21と、この
水平壁21の両端に垂直な外側壁22、内側壁2
3を有して断面下向きコ字状に形成されており、
内側壁23の下縁には横葺きされることにより階
段状となる屋根板P群の断面形状に合わせて予め
切欠24を形成する。また水平壁21の下面で、
外側壁22に近い位置には、上記支持部13に挿
通支持される断面矢印状の係合挿入縁25が懸垂
状に設けられている。この係合挿入縁25は、支
持部13の挿入スリツト15から挿通させたとき
その外側壁22が支持プレート10の垂直支持壁
12の外側になるように位置設定されている。
上記支持プレート10は、屋根Rのそば軒S上
に屋根板Pを葺く前に、該そば軒Sの端部上面に
該屋根の傾斜に沿わせて固定する。そして、その
後上記支持プレート10の平面部11上に横葺き
の屋根板Pの端部を重ねて設置し、さらにこのよ
うにして支持プレート10上に位置させた屋根板
Pの端部に化粧材20を被着する。化粧材20の
係合挿入縁25を支持プレート10の支持脚1
4,14間のスリツト15に上から挿通すると、
該支持脚14,14の下端が係合挿入縁25の拡
径頭部26の上部に当接するため、化粧材20は
支持プレート10との間に屋根板Pの端部を挟着
した状態で正しく支持プレート10上に固定され
ることとなり、かくしてそば軒上面の屋根は完成
する。
上記したそば軒の施工において、屋根板Pの端
部を正しく支持プレート10の垂直支持壁12に
当接させる必要はない。即ち屋根板Pの端部は化
粧材20に覆われるため、第1図に破線で誇張し
て示すように端面を不揃いとしても外観上の体裁
を損うことがない。また雨仕舞いについては、階
段状の屋根板Pに適合する切欠24を有する化粧
材20の内側壁23が一次的にこれを行なうから
化粧材20内に雨水が侵入することが少なく、仮
に侵入したとしても支持プレート10の水返し片
16が屋根板裏面への雨水の侵入を防ぐ。化粧材
20の内部に侵入した雨水をより確実に外部に排
出するために、第2図に鎖線で示すように支持プ
レート10の平板部11に樋17を設けてもよ
い。
以上要するに本考案によれば、屋根のそば軒端
上面に支持プレートを敷き、上記支持プレートの
平板部上面に横葺き屋根板の端部を載置し、屋根
板の端部を化粧材で覆うようにしたので、各屋根
板の端部の切断状態が不規則であつても化粧材で
覆われて外部から見ることができない。したがつ
て屋根のそば軒端部分の体裁が著しく良好になる
ばかりでなく、建築現場で横葺き屋根板の端部を
加工する必要がないので施工作業が著しく良好に
なる。そして、支持プレートは平板部の外側端に
支持壁を直立させ、支持壁の上端内側に支持部を
設けた構成であるから屋根板の表面を伝わつて支
持プレートにまで流れ込む雨水が傾斜により平板
部の上面を流下して軒先から排出する。したがつ
て屋根のそば軒に入り込む雨水が屋根裏や天井裏
にまで染み出ることがないので屋根の裏側の部材
や天井部材が腐蝕したり汚損することがない。
又、化粧材を支持プレートに取付けるには、係
合挿入縁を支持部の挿入スリツトに挿通して支持
脚で係止するだけであるからビス等を使用しなく
ても強固に支持することができ、建築現場での作
業性が高まるし、体裁も良くなるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る切妻屋根のそば軒仕上構造の
実施例を示すもので、第1図は傾斜図、第2図は
第1図の−線に沿う断面図、第3図は一部を
断面とした斜視図である。 10……支持プレート、13……支持部、14
……支持脚、16……水返し片、20……化粧
材、22……外側壁、23……内側壁、24……
切欠、25……係合挿入縁、P……屋根板、S…
…そば軒、R……屋根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根のそば軒端上面に、平板部の外側端に支持
    壁を直立させて支持壁の上端内側に左右一対のV
    字状をなす下端開放の支持脚の間に挿入スリツト
    を形成した筐枠状の支持部を有する支持プレート
    を敷き、上記支持プレートの平板部上面に横葺き
    屋根板の端部を載置し、上記屋根板の端部を覆う
    化粧材の係合挿入縁を上記支持部の挿入スリツト
    に挿通して支持脚で支持してなる屋根のそば軒仕
    上構造。
JP11523181U 1981-08-04 1981-08-04 屋根のそば軒仕上構造 Granted JPS5821618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11523181U JPS5821618U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 屋根のそば軒仕上構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11523181U JPS5821618U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 屋根のそば軒仕上構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821618U JPS5821618U (ja) 1983-02-10
JPS6239215Y2 true JPS6239215Y2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=29909498

Family Applications (1)

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JP11523181U Granted JPS5821618U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 屋根のそば軒仕上構造

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JP (1) JPS5821618U (ja)

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JPS5821618U (ja) 1983-02-10

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