JPH0735897Y2 - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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JPH0735897Y2
JPH0735897Y2 JP1395390U JP1395390U JPH0735897Y2 JP H0735897 Y2 JPH0735897 Y2 JP H0735897Y2 JP 1395390 U JP1395390 U JP 1395390U JP 1395390 U JP1395390 U JP 1395390U JP H0735897 Y2 JPH0735897 Y2 JP H0735897Y2
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pipe
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隆 倉嶋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、受口部に閉塞具が装着されている排水桝に関
する。
(従来の技術) 桝本体としては、ストレート形やL形のように受口部が
二箇所に形成されていて排水管の直線部や曲がり部に用
いられるものの他、T形やY形のように受口部が三箇所
に形成されていて排水管の合流部に用いられるもの等が
あり、使用箇所等に応じて適宜使い分けされている。
ところで、近年、桝本体の受口部に閉塞具が着脱可能に
装着されている排水桝が知られている(実開昭60−1418
5号公報参照)。この排水桝は、桝本体がY形に形成さ
れており、該桝本体の流入口側の受口部の一つに閉塞具
が装着されたもので、受口部の一つが閉塞具で塞がれて
いることによりY形の桝本体をL形の桝本体としても用
いることができるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の排水桝は、受口部の
口径が全て同じに形成されており、管口径が一定の配管
途中にしか用いることができないので、流入口側の管口
径が変化する配管途中には別途専用の排水桝を用意して
おく必要がある。従って、これらを用意しようとする
と、別個の金型でそれぞれ成形しなければならず、その
設備投資がかさんで製品のコストアップにつながるし、
在庫管理も複雑になるという問題が生じる。
本考案は、上記従来の問題に着目し、排水管の直線部や
曲がり部と排水管の合流部あるいは、排水管の直線部や
曲がり部と配管の末端に併用することができると共に、
管口径が一定の配管途中と管口径が変化する配管途中に
併用することもできる排水桝を提供し、コストの削減及
び在庫管理の簡素化を図ることができるようにすること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、桝本体の周壁
に、受口部が流入側と流出側とに形成され、該流入側の
受口部に閉塞具が着脱可能に装着されている排水桝にお
いて、前記閉塞具が、小口径管の端部を差し込み可能な
小口径の管受口部を有するアダプターと、このアダプタ
ーの管受口部の内径にほぼ等しい外径を有する栓体とか
ら構成され、この栓体が上記アダプターの管受口部に装
着されていることで構成されているものである。
(作用) 本考案の排水桝は、桝本体の大口径の管受口部に、閉塞
具が着脱可能に装着されているので、大口径の管受口部
が三箇所に形成されている桝本体であっても排水管の直
線部や曲がり部に用いることができるようになるし、ま
た、大口径の管受口部が二箇所に形成されている桝本体
であっても配管の末端に用いることができるようにな
る。
更に、本考案の排水桝は、前記閉塞具が、小口径管を差
し込み可能な小口径の管受口部を有するアダプターと、
前記小口径の管受口部を閉塞する栓体とで構成されてい
るので、栓体のみを外してアダプターの小口径の管受口
部を開放することにより、この小口径の管受口部に小口
径管を差し込むことができるようになるし、閉塞具全体
を外して桝本体の大口径の管受口部を開放することによ
り、この大口径の管受口部に大口径管を差し込むことが
できるようになる。即ち、流出側と流入側の両方に大口
径管が配管されている場合には、閉塞具全体を取り外し
て両方の大口径管を接続することができるし、流出側に
大口径管が配管され、流入側に小口径管が配管されてい
る場合には、栓体のみを取り外して大口径管と小口径管
とを接続することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に基づいて実施例の構成を説明
する。
第1図は本実施例の排水桝を示す平面図で、第2図は第
1図のII−II断面図であり、図中1は桝本体、2は閉塞
具である。
前記桝本体1は、接続管を通して汚水を排水本管(図示
省略)に排水するもので、ポリプロピレン樹脂やポリ塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂を素材とし、射出成形により
形成されている。また、前記桝本体1は、排水本管が二
方向から配管されている排水管の直線部や曲がり部に設
けられるストレート形の桝で、径の異なる二種類の接続
管(以下、大口径管,小口径管という)を差し込み可能
に形成されている。即ち、桝本体1の周壁11には、大口
径管を差し込み可能な大口径の管受口部12,13が流出用
と流入用として二箇所に形成されており、二個の大口径
の管受口部12,13は、互いに対向する位置に配設されて
いる。尚、各大口径の管受口部12,13の内面には段差12
1,131が形成されており、大口径管を差し込んだ際に大
口径管の端部が前記段差121,131に当って移動規制され
るようになっている。
前記閉塞具2は、前記桝本体1の流入側の大口径の管受
口部12に着脱可能に装着されており、アダプター21と、
栓体22とで構成されている。
前記アダプター21は、内筒211と外筒212とが底壁213で
連結された二重筒状に形成されており、外筒212の外径
が前記大口径の管受口部12の口径とほぼ等しくなるよう
に形成されている。また、このアダプター21は、内筒21
1の内側に小口径管を差し込み可能な小口径の管受口部2
14が形成されており、この小口径の管受口部214は、中
心が桝本体1の大口径の管受口部12の中心と同心になる
よう形成されている。そして、この小口径の管受口部21
4の内面には段差215が形成されており、小口径管を差し
込んだ際に小口径管の端部が前記段差215に当って移動
規制されるようになっている。更に、アダプター21は、
外筒212の開口端にフランジ216が外向きに延設されてお
り、このフランジ216が桝本体1の大口径の管受口部12
の開口端に当って移動規制されるようになっている。
また、外筒21の外周には、シールリング24が装着されて
おり、このシールリング24によって大口径の管受口部12
とアダプター21間の水密性が確保されている。
前記栓体22は、有底筒状に形成されており、外径が前記
アダプター21の内径とほぼ等しくなるように形成されて
いる。また、この栓体22は、開口端にフランジ221が外
向きに延設されており、このフランジ221がアダプター2
1の内筒211の開口端に当って位置規制されるようになっ
ている。
そして、前記アダプター21と栓体22は、それぞれの底面
217,222が面一に揃うように形成されており、アダプタ
ー21の底面217及び栓体22の底面222は、桝本体1の底面
14ともなだらかに連続するように形成されている。
更に、栓体22の外周には、シールリング23が装着されて
おり、このシールリング23によってアダプター21と栓体
22間の水密性が確保されている。
次に、第3図及び第4図に基づいて実施例の作用を説明
する。
本実施例の排水桝は、桝本体1の大口径の管受口部12に
閉塞具2が着脱可能に装着されているので、大口径の管
受口部12,13が二箇所に形成されているストレート形の
桝本体1であっても、配管の末端に用いることができる
ようになる。更に、最初は流入側の大口径の管受口部12
に閉塞具2を装着して配管の末端に適用しておき、新た
に追加で排水本管を一本配管するといった場合に閉塞具
2を取り外して、排水本管の端部に接続されている接続
管を接続するようにすることもできる。
更に、本実施例の排水桝は、前記閉塞具2が、小口径管
を差し込み可能な小口径の管受口部214を有するアダプ
ター21と、前記小口径の管受口部214を閉塞する栓体22
とで構成されているので、第3図に示すように、栓体22
のみを外してアダプター21の小口径の管受口部214を開
放すると、この小口径の管受口部214に小口径管pを差
し込むことができるようになるし、第4図に示すよう
に、閉塞具2全体を外して桝本体1の大口径の管受口部
12を開放すると、この大口径の管受口部12に大口径管P
を差し込むことができるようになる。即ち、流出側と流
入側の両方に大口径管Pが配管されている場合には、第
4図に示すように、閉塞具2全体を取り外して両方の大
口径管Pを接続することができるし、流出側に大口径管
Pが配管され、流入側に小口径管pが配管されている場
合には、第3図に示すように、栓体22のみを取り外して
大口径管Pと小口径管pとを接続することができる。
このように、本実施例の排水桝は、排水管の直線部や曲
がり部と配管の末端に併用することができると共に、管
口径が一定の配管途中と管口径が変化する配管途中に併
用することもできるので、予め取り揃えておく種類が少
なくて済み、コストの削減及び在庫管理の簡素化を図る
ことができる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等であっても本考案
に含まれる。
例えば、実施例では、ストレート形の桝本体に閉塞具を
装着した例を示したが、L形あるいはY形やT形の桝本
体に閉塞具を装着してもよい。
また、実施例では、径の異なる二種類の接続管を接続可
能な排水桝を例にとって説明したが、アダプターが内外
二重に設けられ、内側のアダプターの小口径の管受口部
に栓体が装着されている閉塞具を適用すれば、径の異な
る三種類の接続管を接続可能な排水桝を形成することが
できる。
更に、実施例では、桝本体の大口径の管受口部の中心と
アダプターの小口径の管受口部の中心とが同心になるよ
う形成したが、両受口部の中心を偏心させてもよい。そ
うすることにより、大口径の管受口部に接続される大口
径管の管底と小口径の管受口部に接続される小口径管の
管底との段差を小さくすることができ、よって、排水の
流れがスムーズになる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の排水桝は、排水管の
直線部や曲がり部と排水管の合流部あるいは、排水管の
直線部や曲がり部と配管の末端とに併用することができ
ると共に、管口径が一定の配管途中と管口径が変化する
配管途中とに併用することもできるので、予め取り揃え
ておく種類が少なくて済み、コストの削減及び在庫管理
の簡素化を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の排水桝を示す平面図、第2図は
第1図のII−II断面図、第3図は実施例の排水桝に小口
径管を接続した状態を示す要部断面図、第4図は実施例
の排水桝に大口径管を接続した状態を示す要部断面図で
ある。 1…桝本体 11…周壁 12,13…大口径の管受口部 2…閉塞具 21…アダプター 214…小口径の管受口部 22…栓体 P…大口径管 p…小口径管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】桝本体の周壁に、受口部が流入側と流出側
    とに形成され、該流入側の受口部に閉塞具が着脱可能に
    装着されている排水桝において、 前記閉塞具が、小口径管の端部を差し込み可能な小口径
    の管受口部を有するアダプターと、このアダプターの管
    受口部の内径にほぼ等しい外径を有する栓体とから構成
    され、この栓体が上記アダプターの管受口部に装着され
    ていることを特徴とする排水桝。
JP1395390U 1990-02-15 1990-02-15 排水桝 Expired - Fee Related JPH0735897Y2 (ja)

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