JPH09256452A - 公共桝用栓体 - Google Patents

公共桝用栓体

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Publication number
JPH09256452A
JPH09256452A JP8068095A JP6809596A JPH09256452A JP H09256452 A JPH09256452 A JP H09256452A JP 8068095 A JP8068095 A JP 8068095A JP 6809596 A JP6809596 A JP 6809596A JP H09256452 A JPH09256452 A JP H09256452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
public
diameter portion
plug
small
pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8068095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kaneko
良夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP8068095A priority Critical patent/JPH09256452A/ja
Publication of JPH09256452A publication Critical patent/JPH09256452A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公共桝の流入側受口内に装着して使用できる
ことは勿論、この公共桝の流入側受口に挿入接続された
宅地内排水管の端部内にも水密状態で装着して使用でき
る公共桝用栓体を提供すること。 【解決手段】 公共桝1の流入側受口12内に装着して
使用される公共桝用栓体であって、外面周方向の段部1
4を境にして、開口端部側が径大部22と、閉塞端部側
が径小部23とそれぞれされ、この径大部22および径
小部23の外径がそれぞれ公共桝1の流入側受口12の
径大部15および径小部16の内径にほぼ等しくされた
有底円筒体20からなり、この有底円筒体20の径小部
23の外面周方向に環状凹溝24が設けられ、この環状
凹溝24に弾性シールリング4が装着されている公共桝
用栓体2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共桝の流入側受
口内に装着して使用でき、また、この公共桝の流入側受
口に挿入接続された宅地内排水管の端部内にも装着して
使用できる公共桝用栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】公共桝は公道と宅地の境界部に埋設さ
れ、宅地内で発生した汚水を宅地内排水管を通じて一箇
所に集め、公共桝の流出口側に接続された取付管を通じ
て下水本管へ導くものである。
【0003】ところで、図4および5に示すように、宅
地造成地においては、下水本管1aに90度支管2aが
取り付けられ、順次、自在曲管3a、取付管4aが接続
され、この取付管4aの受口が公共桝5aの流出口側差
口と接続されて工事が一時中断される。この際、公共桝
5aが公道下あるいは宅地内のいずれに埋設されるか
で、公共桝5aの流入口側受口の閉塞形態が異なる。な
お、8aは立ち上がり管、9aは側溝である。公共桝の
流出口側接続部の形態としては、差口の代わりに受口と
したものもある。
【0004】すなわち、図4に示すように、公共桝5a
が宅地内に埋設される場合は、図5に示すように、公共
桝5aの流入口側受口を栓体7aで閉塞すればよい。一
方、公共桝5aが公道下に埋設される場合は、公共桝5
aの流入口側受口に適当な長さの宅地内排水短管6aが
接続されるので、この排水短管6aの開口端を栓体7b
で閉塞すればよい。
【0005】従来、コンクリート製の公共桝の側壁下部
に接続された取付管の桝内側の開口部を密封する栓体と
して、たとえば実公平3−32617号公報において、
取付管に嵌挿される挿入管部と、底蓋部と、把手部と、
ストッパー部と、環状の嵌合凹部とを備えた栓本体と、
この栓本体の嵌合凹部に嵌着された環状の弾性シール材
とから構成されたものが記載されている。
【0006】また、実公平7−35896号公報におい
ては、小口径管の端部を差し込み可能な小口径の管受口
部を有する二重筒状のアダプターと、このアダプターの
管受口部の内径にほぼ等しい外径を有する有底筒状の栓
体とから構成され、この栓体が前記アダプターの管受口
部に装着されている排水桝の受口閉塞具が記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平3−32617号公報に記載の栓体の場合は、取付
管の桝内側の開口部に適用できるだけで、これ以外のも
の(たとえば合成樹脂製公共桝の流入口側受口)には適
用することができず、流入口側受口を閉塞するための専
用の栓体を別に準備しておく必要があった。しかも、上
記の栓体は廃棄せざるを得ない。
【0008】また、上記実公平7−35896号公報に
記載の受口閉塞具においては、アダプターの管受口部に
栓体を装着した状態で、排水桝の流入側管受口部に大口
径管が接続されている場合でも、この大口径管の端部開
口を閉塞することは可能である。しかしながら、シール
リングが装着されているのは外筒の径大部であり、外筒
の径小部にはシールリングが装着されていないので、大
口径管の端部開口を閉塞する場合、上記閉塞具では十分
なシールはできず、雨水や地下水などの浸入を防止する
ことはできなかった。
【0009】本発明は上記従来の問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、公共桝の流入
側受口内に装着して使用できることは勿論、この公共桝
の流入側受口に挿入接続された宅地内排水管の端部内に
も水密状態で装着して使用できる公共桝用栓体を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
公共桝用栓体は、公共桝の流入側受口内に装着して使用
される公共桝用栓体であって、外面周方向の段部を境に
して、開口端側が径大部と、閉塞端側が径小部とそれぞ
れされ、この径大部および径小部の外径はそれぞれ前記
公共桝の流入側受口の径大部および径小部の内径にほぼ
等しくされた有底筒状体からなり、この有底筒状体の径
小部の外面周方向に環状凹溝が設けられ、この環状凹溝
に弾性シールリングが装着されているものである。
【0011】(作用)請求項1に記載の本発明において
は、段部を境にして、有底筒状体の開口端側および閉塞
端側がそれぞれ径大部および径小部とされ、この径大部
および径小部の外径がそれぞれ公共桝の流入側受口の径
大部および径小部の内径にほぼ等しくされているので、
公共桝の流入側受口内に装着して使用できるとともに、
この公共桝の流入側受口に挿入接続された排水短管の宅
地内側端部内にも装着して使用できる。
【0012】また、有底筒状体の径小部の外面に設けら
れた環状凹溝に弾性シールリングが装着されているの
で、栓体を水密状態で装着でき、雨水や地下水などの浸
入を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の公共桝用栓体の第
1実施例を示す縦断面図、図2は図1の栓体の使用状態
を示す説明図、図3は図1の栓体の他の使用状態を一部
省略して示す説明図である。
【0014】図において、1はほぼ逆T字形状のストレ
ート型の公共桝であり、硬質塩化ビニル樹脂を素材と
し、射出成形にて形成されたものである。桝本体10の
上部には掃除口用受口11が形成され、一方、桝本体1
の下部両端部には流入側の受口12と、流出側の受口1
3が形成されている。受口12の内面には周方向に段部
14が形成され、この段部14を境にして、開口端側が
径大部15、奥端側が径小部16とされている。径大部
15の内径は挿入接続される宅地内排水短管3の外径に
ほぼ等しく、また、径小部16の内径は同排水短管3の
内径にほぼ等しくされている。なお、流出側の受口13
の最奥部には周方向に段部14aが形成されている。
【0015】栓体2は有底円筒状に形成されており、円
筒体20の外面の周方向の段部21を境にして、開口端
側が径大部22、閉塞端側が径小部23とされている。
この径大部22および径小部23の外径は、それぞれ上
記桝本体10の径大部15および径小部16の内径より
すこし小さくされている。つまり、径大部22は宅地内
排水短管3の外径よりすこし小さく、また、径小部23
は同排水短管3の内径よりすこし小さくされている。そ
して、径小部23の外面には周方向に断面半円形状の環
状凹溝24が設けられ、この環状凹溝24に合成ゴム製
の弾性シールリング4が装着されている。径大部22の
端部には環状の鍔部25が外向きに突設されている。な
お、閉塞壁26は傾斜曲面状とされている。
【0016】つぎに上記栓体2の使用状態について説明
する。公共桝1が上述の図4に示す状態にて埋設される
場合は、図2に示すように、公共桝1の流入側の受口1
2内に栓体2を装着して使用すればよい。すなわち、栓
体2の径小部23の外面と公共桝1の径小部16の内面
との間が、弾性シールリング4にて水密状態とされるこ
とにより、公共桝1内部への地下水や雨水などの浸入は
防止される。
【0017】また、公共桝1が上述の図5に示す状態に
て埋設される場合は、図3に示すように、公共桝1の流
入側の受口12内に挿入接続された宅地内排水短管3の
開口端部内に、栓体2の径小部23を装着して使用すれ
ばよい。この場合も、栓体2の径小部23の外面と宅地
内排水短管3の内面との間は、弾性シールリング4にて
水密状態とされるので、宅地内排水短管3を通じて公共
桝1内部への地下水や雨水などの浸入は防止される。
【0018】以上のとおり、上記実施例にて示した栓体
2は、公共桝1の流入側の受口12はもとより、この受
口12に挿入接続された宅地内排水短管3にも適用して
使用することができ、従来のようにそれぞれ別の栓体を
準備しておく必要がなく、実用的である。
【0019】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成は上記実施例に限定されるも
のではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があってもこの発明に含まれる。
【0020】上記実施例においては、公共桝の流出口側
を受口としたが、受口に代えて差口としてもよい。
【0021】また、本発明の栓体を適用できる公共桝は
上記実施例のストレート型のものに限定されず、大曲が
りタイプ、二方合流タイプ、三方合流(90度、45
度)タイプ、あるいはドロップ桝タイプのものであって
もよい。その際、インバート部の形態に対応させて、栓
体の外面形状を適宜符合した形状にすればよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の公共桝用栓体に
おいては、段部を境にして、有底筒状体の開口端側およ
び閉塞端側がそれぞれ径大部および径小部とされ、この
径大部および径小部の外径がそれぞれ公共桝の流入側受
口の径大部および径小部の内径にほぼ等しくされ、か
つ、この有底筒状体の径小部の外周に設けられた環状凹
溝に弾性シールリングが装着されているので、公共桝の
流入側受口内に装着して使用できるとともに、この公共
桝の流入側受口に挿入接続された排水管の端部内にも水
密状態で装着して使用でき、しかも、雨水や地下水など
の浸入を防止できる。すなわち、公共桝の埋設位置(宅
地内あるいは公道下)にかかわらず、一種類の栓体にて
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の公共桝用栓体の一例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の栓体の使用状態を示す説明図である。
【図3】図1の栓体の他の使用状態の要部を示す説明図
である。
【図4】公共桝の埋設状態の一例を示す説明図である。
【図5】公共桝の埋設状態の他の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 公共桝 10 桝本体 11 掃除口用受口 12 流入側受口 13 流出側受口 14 段部 15 径大部 16 径小部 2 栓体 20 円筒体 21 段部 22 径大部 23 径小部 24 環状凹溝 25 鍔部 3 宅地内排水管 4 弾性シールリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公共桝の流入側受口内に装着して使用さ
    れる公共桝用栓体であって、外面周方向の段部を境にし
    て、開口端側が径大部と、閉塞端側が径小部とそれぞれ
    され、この径大部および径小部の外径はそれぞれ前記公
    共桝の流入側受口の径大部および径小部の内径にほぼ等
    しくされた有底筒状体からなり、この有底筒状体の径小
    部の外面周方向に環状凹溝が設けられ、この環状凹溝に
    弾性シールリングが装着されていることを特徴とする公
    共桝用栓体。
JP8068095A 1996-03-25 1996-03-25 公共桝用栓体 Withdrawn JPH09256452A (ja)

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JP8068095A JPH09256452A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 公共桝用栓体

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JP8068095A JPH09256452A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 公共桝用栓体

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JPH09256452A true JPH09256452A (ja) 1997-09-30

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JP8068095A Withdrawn JPH09256452A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 公共桝用栓体

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JP (1) JPH09256452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002095A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Fuji Purekon Kk 浸透型スリット付きエコ側溝の敷設構造
JP2018204245A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 アロン化成株式会社 排水ます

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Legal Events

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A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040319