JPH02221534A - 合成樹脂製桝を用いた下水道施工法 - Google Patents

合成樹脂製桝を用いた下水道施工法

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JPH02221534A
JPH02221534A JP4133289A JP4133289A JPH02221534A JP H02221534 A JPH02221534 A JP H02221534A JP 4133289 A JP4133289 A JP 4133289A JP 4133289 A JP4133289 A JP 4133289A JP H02221534 A JPH02221534 A JP H02221534A
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Takayoshi Tanaka
田中 高好
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂製の公共用ドロップ桝を用いた下水
道施工法に関するものである。
〔従来の技術とそのyAlfl) 周知のように一般の桝は、下水道施行規則により、管き
ょの起点または管きょの合流点、屈曲点、勾配、管径あ
るいは管種の変化する所等に設置することが決められて
いる。したがって、一般の家庭では、台所、風呂場、洗
濯機または便所等からの排水枝管が宅地内排水管と合流
する箇所には家庭用桝が、更には宅地内排水管と、下水
道本管に接続される取付管との合流点には公共桝がそれ
ぞれ必要となる。そして、かかる公共桝で宅地内排水管
と、下水道本管に接続される取付管とは、流れ勾配の点
は除き、略同−水平面上に位置するよう接合されている
ところで本発明者らは、次のような硬質塩化ビニル製の
桝を堤供している。すなわち、−Mの硬質塩化ビニル製
の桝は、桝における流入管および流出管を接合するそれ
ぞれの受口の位置が略水平面で開口されているのに対し
、本発明者らの提供した桝は、桝の底部にも受口または
差し口を開口し、ここより汚水を排出させるようにした
もので、いわばドロップ桝l (以下、本明細書ではこ
の桝をドロップ桝という)ともいうべきものである。
これを詳しくいえば、例えば宅地内に適用した例を示す
第6図において、上下向きの筒状の桝本体lOで上向に
掃除管用受口11を、横向に宅地内排水管用受口+2を
、下向に下水道本管へドロップ状に流出させる接続管用
受口13を、それぞれ一体内に射出成形したものである
ここにおいて、掃除管用受口11は口径150IIIl
l〜200m−φの、いわば覗き管2が接合できる大き
さとし、また、台所、洗面所、洗濯機あるいは水洗便所
等から合流する宅地内排水管3を接合する宅地内排水管
用受口12は、宅地内排水管3が標準的に慣用されてい
る口径75m+s〜loo++nφの管が接合できる大
きさとしている。更に、接続管用受口13は口径100
m請〜150mnφとしている。なお、掃除管用受口1
1の直下に管壁に段状の当り部I4を形成している。
かかるドロップ桝lを使用すれば、コンクリート桝に比
べ取扱容易となることは勿論、掃除M4の径は小径とな
ることから狭隘な場所には好都合となり、しかも、宅地
内排水管3は起点部の土被り20cmでスタートし、2
/100の勾配をとって15m長さの配管が布設された
としても、通常80cm〜1mの深さに埋設されている
取付管6とは相当の落差を発生させるが、かかる落差を
ドロップ桝構造によって吸収することができる。また、
前記した段状の当り部14は、点検ミラーや可撓性の掃
除用ロッドの先端が当接されて点検が容易となり、また
掃除用ロッドが弯曲して宅地内排水管3へ円滑に挿入で
きる特長を有する。
ところで一般の下水道は、先ず公共下水道が整備され、
次いで下水をこの公共下水道に流入させるための家庭用
桝や宅地内排水管などの宅地内排水設備が整備されて完
了する。すなわち、公共下水道において、下水道本管(
5)から公共桝迄の間は完全に掘削された後、勾配を整
えながら取付管(6)を接合し、これらを埋め戻しをす
る工法がとられている。次いで、市条例などの規定にも
とづいて宅地内排水設備が各家庭毎に順次整備されてい
く。
したがって、この公共桝に前記ドロップ桝(1)を採用
して公共下水道を完成させ、この公共下水道に、各宅地
毎に条件(施工時期、宅地広さ、排水源の位置など)を
異にする宅地内排水管(3)を接合しようとすれば、ド
ロップ桝(1)と宅地内排水管(3)とはその上下方向
や左右の向において必ずしも合致しない、すなわら、所
定の勾配を備えた宅地内排水管(3)を設置した場合、
宅地の広さや、台所、風呂場、水洗便所等の設置場所に
よって、宅地内排水管の(3)配管長さに相違をきたす
ので、必然的に宅地内排水管3の末端の深さは相違をき
たし、すでに設置されているドロップ桝(1)の宅地内
排水管用受口(12)の位置と宅地内排水管(3)の設
置深さとが各宅地によって異なって(る、という問題が
ある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、かかる問題点を解決しようとして創作
されたもので、その要旨とするところは、下水道本管に
接続される取付管を、上下向きに設置される接続管を介
して、桝本体の底部に接合し、宅地内排水管を桝本体の
側部に接合するとともに、掃除蓋を存する覗き管を桝本
体の上部に接合した合成樹脂製公共桝を用いた下水道設
備において、前記下水道本管および取付管は布設後、本
埋設するとともに、前記公共桝は前記宅地内排水管の予
測される最上位または最下位の位置で布設した後、仮埋
設して公共下水道を完成させ、次いで、該公共桝を再発
掘して前記取付管より取り外した後、宅地内排水管の位
置に合せて前記覗き管および接続管の長さを調整して布
設し直すことにより、宅地内排水工事を完成させること
を特徴とする合成樹脂製桝を用いた下水道施工法にある
〔実施例〕
本発明の構成を作用とともに、第1図および第2図の管
布設図でもって第1および第2の実施例により詳細に述
べる。なお、第6図に示す管布設図と共通の部分は同一
符号で示し、その説明を省略する。
第1および第2の実施例はいずれも、下水道本管が深い
位置に埋設されている場合における硬質塩化ビニル製管
の布設工事に好適なものである。
第1の実施例の施工法は第1図において、下水道本管5
とドロップ桝lとの間を掘削して、ドロップ桝lを、宅
地内排水管3が最も深いと予測される位置り、(この位
置は経験上得られるもの)になるようセットする。次い
で、自在支管7、取付管6、ベンド9および仮接続管2
0を介して、下水道本管5とドロップ桝lとを接合する
ここにおいて、ベンド9とドロップ桝1の接続管用受口
13とは後述の仮接続管20でもって仮接合しその外周
をビニールテープで巻いておくとともに、宅地内排水管
用受口12にはキャップ21を覆設しておく。更に、覗
き管2と掃除管用受口11とは接着剤により本接合しく
この場合、仮接合でもよい)、覗き管2と掃除蓋4の取
付枠(図示せず)とはビニールテープにて仮接合にして
おく(この場合本接合でもよい)、なお、このビニルテ
ープによる仮接合は砂のかみ込みまたは雨水などの浸入
を防止する0次いで、下水道本管5からベンド9迄、い
わば本埋設を行う、他方、ドロップ桝1は仮埋膜にして
おく0以上の工事により公共側の下水道が完成する。
次いで、宅地内排水工事を行うには、仮埋膜したドロッ
プ桝lを発掘し、ドロップ桝1の宅地内排水管用受口1
2と、当該宅地における所定の深さの宅地内排水管3と
を接合するため、ドロップ桝1から仮接続管20を抜き
取り、当該宅地内排水管3の埋設深さに合致する長さの
本接続管8(第6図参照)を選定し、この本接続管8を
ベンド9および接続管用受口13に接着剤により接合す
る。このとき、ドロップ桝lの仮埋膜の位置が当該宅地
内排水管3の所定の深さに合致すれば、覗き管2はその
ままでよいが、ドロップ桝lの位置が当該宅地内排水管
3の所定の深さより深い位置にあれば、ドロップ桝1を
上方に持上げるので、覗き管2は地表GLより突き出る
ことになる。そのため、掃除蓋4の取付枠を外し、覗き
管2を地表GLに合うようその先端側を切断し、再び掃
除M4の取付枠を接着剤にて固定する。また、宅地内排
水管用受口12のキャップ21を外し5宅地内排水管3
を接着接合する。
そして、前記仮接続管20は第3図に示すように、接続
管用受口13およびベンド・9の受口に接合可能の大き
さの硬質塩化ビニル製パイプで構成され、その外周上下
に溝23を形成し、この溝23にゴム輪24を巻回した
もので、いわばゴム輪差口で構成している。この溝23
は第4図に示すように、この仮接続管20をブロー成形
するときに同時に成形してもよいが、第5図に示すよう
に、仮接続管20を一般の短管で構成し、その外周を切
削して形成してもよい、また、インジエクシロン成形し
た仮接続管20では両端面のいずれかをメクラ蓋として
もよい。
次に、第2の実施例の施工法は第2図において、第1の
実施例と相違してドロップ桝1を宅地内排水管3が最も
浅いと予測される位置h!(この位置は経験上得られる
もの)になるようセットする。
そして、上方の受口にゴム輪受口9aを備えたベンド9
を用い、このゴム輪受口9aに若干長寸の接続管20a
を挿入するとともに、この接続管20aと接続管用受口
13とは接着接合する。そして、覗き管2とドロップ桝
lの掃除管用受口11とはその外周をビニールテープに
て巻き仮接合するとともに、覗き管2と掃除蓋4の取付
枠も仮接合しておく。
そこで、宅地内排水の工事を行うには、ドロップ桝1と
ともに、接続管20aをゴム輪受口9aから抜き出す、
そして、当該宅地内排水管3の埋設深さに合致する長さ
に接続管20aの下端側を切断し、再びゴム輪受口9a
に差し込み接合する。
そして、ドロップ桝1が仮埋膜した位11hzより下方
の位置にセットされる場合には、覗き管2は長さ不足と
なる。これをドロップ桝lより取外し新しい長寸の覗き
管2を用いてドロップ桝lの掃除管用受口11に接着接
合する。一方、この新しい曖き管2に掃除蓋4の取付枠
を接着接合する。
なお、第1の実施例および第2の実施例のドロップ桝I
ば、宅地内排水工事に際し、上下方向にセット位置を変
更調整することを述べたが、勿論、宅地内排水管用受口
12の向も変更調整でき、その変更は任意の向きにでき
る。
また、本発明の接続管は桝本体の底部に接合する部位の
み上下向きになっておればよいので、90゜大曲りエル
ボを使用してもよい、この場合はベンド9が省略できる
更にまた、前記ドロップ桝lの接続管用受口13は差し
口としてもよく、かかる場合、前記仮接続管20はゴム
輪受口となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、宅地と公共地との境近傍に設置される
公共桝をドロップ桝で構成したので、公共下水道が完成
した後、宅地内排水工事を時期をずらして個別に施工し
ても、このドロップ桝に接合する覗き管および接続管の
長さを調整するだけで、各宅地特有の宅地内排水管に合
せたドロップ桝に構成することができ、換言すれば、条
件を異にする各種の宅地内排水管に対し直ちに対応でき
、ひいては宅地内排水工事が容易にできる。
殊に、ドロップ桝を仮埋膜するとき、宅地内排水管の予
測される最上位または最下位にしてセットしであるので
、ドロップ桝を本埋設するときには、前記覗き管または
接続管を単に切断するだけでその調整がすむので、安価
な施工ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を適用する管布設図、第
2図は第2の実施例を適用する管布設図、第3図は部品
斜視図、第4図は第3図の要部断面図、第5図は第3図
の他の要部断面図、第6図は従来の管布設図である。 1・・・ドロップ桝、2・・・嘆き管、3・・・宅地内
排水管、4・・・掃除蓋、5・・・下水道本管、6・・
・取付管、8・・・接続管。 代理人 弁理士 岡 部 吉 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下水道本管に接続される取付管を、上下向きに設
    置される接続管を介して、桝本体の底部に接合し、宅地
    内排水管を桝本体の側部に接合するとともに、掃除蓋を
    有する覗き管を桝本体の上部に接合した合成樹脂製公共
    桝を用いた下水道設備において、 前記下水道本管および取付管は布設後、本埋設するとと
    もに、前記公共桝は前記宅地内排水管の予測される最上
    位または最下位の位置で布設した後、仮埋設して公共下
    水道を完成させ、次いで、該公共桝を再発掘して前記取
    付管より取り外した後、宅地内排水管の位置に合せて前
    記覗き管および接続管の長さを調整して布設し直すこと
    により、宅地内排水工事を完成させることを特徴とする
    合成樹脂製桝を用いた下水道施工法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525851A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Maezawa Kasei Kogyo Kk 公共桝の施工方法
JPH0671579U (ja) * 1993-03-10 1994-10-07 アロン化成株式会社 小口径塩ビ製ドロップます
GB2529219A (en) * 2014-08-14 2016-02-17 Mark Healy Techflush unit
JP2019099994A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 アロン化成株式会社 排水配管構造及び排水配管方法

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