JPH041436Y2 - - Google Patents

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JPH041436Y2
JPH041436Y2 JP1986117975U JP11797586U JPH041436Y2 JP H041436 Y2 JPH041436 Y2 JP H041436Y2 JP 1986117975 U JP1986117975 U JP 1986117975U JP 11797586 U JP11797586 U JP 11797586U JP H041436 Y2 JPH041436 Y2 JP H041436Y2
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joint
joint body
connection port
fitted
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は排水管路用自在継手に係り、汚水の滞
留を防止した構成に関する。
(従来の技術) 従来の自在継手は、第5図に示すように、外側
継手体1と内側継手体2とからなり、それぞれ接
続口部3,4と、これらの接続口部3,4と一体
に形成されかつ外方に膨出し球面状に形成された
継手部5,6とを有している。そして、これらの
継手部5と継手部6とをOリング7を介して水密
にかつ回動自在に嵌合し配管の角度を自在に変化
し得るようにした構造が採られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のような従来の自在継手を水平方向に配管
したとき、この場合は水平方向で角度変更が殆ん
どであるが、第5図において排水を指矢の方向に
流通させると、内側継手体2の継手部6の底部8
は凹所となるために汚水が溜り易く汚物が堆積す
るという問題がある。また、例えば、特開昭53−
75520号公報、特開昭53−73615号公報、あるいは
実公昭58−7181号公報に示されるように、この底
部8の彎曲面を鎖線に示すように埋めたものもあ
るが、その場合にも、内側継手体2の回動した位
置によつては、内側継手体2の内端と外側継手体
1の継手部5の内端部との間に形成された凹所9
に同様にして汚物が堆積し易くなるという問題が
ある。
本考案は、上述のような問題に鑑み、底部に汚
水の滞留する部分が少なく、汚物が堆積し難い排
水管路用自在継手を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、球面状に彎曲した内周面をもち両端
面を開口した継手部、およびこの継手部と一体に
形成されこの継手部の下流側の開口部に下方に偏
心して接続された接続口部よりなる外側継手体
と、外周面が前記継手部に内接して回動する彎曲
面で内周面が円筒面に形成され、内端に環状スト
ツパー部を有する内側継手体と、前記外側継手体
と内側継手体間に挿入された密封輪とを具備し、
前記内側継手体を前記継手部内に嵌合した状態
で、前記内側継手体の底部の内端部が前記球面状
の継手部の端部に連続するものである。
(作用) 外側継手体を接続口部の軸心が下位、継手部の
軸心が上位となるようにして略水平に配設し、継
手部に内側継手体を嵌合させると、接続口部は継
手部の下流側の開口部に下方に偏心して接続さ
れ、かつ、内側継手体の底部の内端部が前記球面
状の継手部の端部に連続するため、内側継手体を
水平方向に回動しても、外側継手体の底部側にお
いてはこの継手部に内側継手体が全面的に嵌着さ
れ、汚水が溜る凹所が形成される箇所がない。
(実施例) 本考案の実施例を第1図について説明する。
11はブロー成形による塩化ビニル樹脂製の外
側継手体で、この外側継手体11は、排水管12
が内接嵌挿される円筒形の接続口部13と、両端
を開口し外周方に向つて膨出するように内周面2
5を球面状に彎曲した継手部14の一端の開口部
とが接続され一体に形成されている。また、接続
口部13の軸心O1は、継手部14の軸心O2に対
し下方に偏心して形成されている。
また、15は射出成形による塩化ビニル樹製の
内側継手体で、この内側継手体15は、外周面1
6が球面状の彎曲面に形成され、前記外側継手体
11の継手部14に回動自在に内接嵌着されるよ
うになつており、接続口部13にむけて傾斜して
切欠された底部の内端部は、内側継手体15を外
側継手体11に嵌着した状態で、前記球面状の継
手部14の底部の端部に連続するようになつてい
る。そして、この外周面16には複数の環状凹溝
17が形成されている。
また、内側継手体15の内周面18は、排水管
12と同径の管19が内接嵌挿される円筒面で、
前記外側継手体11の接続口部13の内径と同径
に形成され、さらに、この内側継手体15の内周
面18の内端に、環状ストツパー部20が、管1
9の肉厚とほぼ同じ寸法だけ突設形成されてい
る。
また、21は合成ゴム製の密封輪で、この密封
輪21は、内側継手体15の内端に近い環状凹溝
17に嵌着され、外側継手体11の継手部14の
内周面25と内側継手体15の外周面16との間
を密封している。
次に、上述の実施例の作用を説明する。
まず、継手部14に密封輪21を介して内側継
手体15を嵌着した外側継手体11を、継手部1
4の軸心O2が上位に、接続口部13の軸心O1
下位になるようにほぼ水平に保持する。
そして、例えば、第3図に示す枡22の下流側
に接続する場合は、枡22の継手23の接続口2
4に一端を挿し込まれて接続された短管よりなる
管19の他端を、内側継手体15に嵌入して環状
ストツパー部20にて係止し、排水管12の方向
に合致するように外側継手体11を水平方向で回
動させる。この回動範囲は内側継手体15の軸心
O3の左右に夫々13°である。次に、外側継手体1
1の接続口部13内に排水管12を挿し込み、管
19と排水管12を夫々接着剤で固定する。
上述のように、外側継手体11と内側継手体1
5とを嵌合し、それぞれに排水管12と同径の管
19とを接続すると、第1図に示すように、接続
口部13が継手部14よりも下方に偏心してお
り、かつ、接続口部13に向けて傾斜して切欠さ
れた、内側継手体の底部の内端部が、前記球面状
の継手部の端部に連続する。そこで、外側継手体
11の底部側においては継手部14に内側継手体
15が全面的に嵌着され、管19の内周から排水
管12の内周にかけての底部は滑らかに下流側に
向けて傾斜して連続し、内側継手体15の底部と
接続口部13との間に汚水が溜る凹所が形成され
ることがない。そこで、汚物の堆積を防止するこ
とができる。
次に、第2図は他の実施例を示し、外側継手体
11の接続口部13が排水管12の管径と等しく
形成されているものである。
そして、例えば第4図に示すように、枡22の
上流側に接続する場合は、外側継手体11の接続
口部13を枡22の継手23の接続口24内に挿
入して接着し、次に排水管よりなる管19を内側
継手体15内に挿入して内側継手体15の軸方向
を管19の方向と合致するように回動させ管19
を内側継手体15に接着する。
尚その他の構成並に作用は前述の実施例と同様
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、外側継手体を接続口部の軸心
が下位、継手部の軸心が上位となるようにして略
水平に配設し、継手部に内側継手体を嵌合させる
と、接続口部は継手部の下流側の開口部に下方に
偏心して接続され、かつ、内側継手体の底部の内
端部が前記球面状の継手部の端部に連続するた
め、内側継手体を水平方向に回動しても、外側継
手体の底部側においてはこの継手部に内側継手体
が全面的に嵌着され、底部に汚水が溜る凹所が形
成されることがなく、汚物の堆積を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自在継手の縦
断側面図、第2図は同上他の実施例を示す縦断側
面図、第3図は第1図の自在継手の使用状態を示
す平面図、第4図は第2図の自在継手の使用状態
を示す平面図、第5図は従来の自在継手の縦断側
面図である。 11……外側継手体、13……接続口部、14
……継手部、15……内側継手体、16……外側
継手体11の外周面、18……内側継手体15の
内周面、20……環状ストツパー部、21……密
封輪、25……継手部14の内周面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 球面状に彎曲した内周面をもち両端面を開口し
    た継手部、およびこの継手部と一体に形成されこ
    の継手部の下流側の開口部に下方に偏心して接続
    された接続口部よりなる外側継手体と、 外周面が前記継手部に内接して回動する彎曲面
    で内周面が円筒面に形成され、内端に環状ストツ
    パー部を有する内側継手体と、 前記外側継手体と内側継手体間に挿入された密
    封輪とを具備し、 前記内側継手体を前記継手部内に嵌合した状態
    で、前記内側継手体の底部の内端部が前記球面状
    の継手部の端部に連続する ことを特徴とする排水管路用自在継手。
JP1986117975U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH041436Y2 (ja)

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JPS6324484U JPS6324484U (ja) 1988-02-18
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ID=31003994

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