JP3204623U - 汚水枡 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な方向の枝管に対する流入口を備えた汚水枡を提供する。【解決手段】枡本体14に流入口12と流出口11とを設けた汚水枡10であって、流出口11に対して112.5度の合流角度で設けられた流入口に、22.5度屈曲した管体13を回転自在に取り付け構成した。【選択図】図1

Description

本考案は汚水枡に関する。
通常家庭等から排出される汚水を下水管本管に接続する管路の屈曲部には、この屈曲部に溜まる汚物等を掃除できるように汚水枡を設けている。この汚水枡は枡本体に流入口と流出口と枝管部とが設けられていて、流入口と流出口をそれぞれ本管に接続し、家庭から出る汚水管を枝管部に接続する構造となっている。
ところで、この管路の屈曲部の曲がる方向は一定でない。従って、流入口または流出口の方向を変えることができると便利である。
そこで、流入口または流出口の方向を変えることができる汚水枡として、特許文献1には枝管部と汚本枡とが柔軟な管で連結された汚水枡が開示されている。
また、特許文献2には流出口または流入口に自在継手が取り付けられていて、この自在継手を適宜回転させることによって方向を変えることができる汚水枡が開示されている 特許文献3には枝管部に45°Y継手が取り付けられていて、この45°Y継手を適宜回転させることによって方向を変えることができる汚水枡が開示されている。
特開平10−77681号公報 実公平4−1436号公報 実公平5−4634号公報
一般に、家庭から排出される排水管(枝管)の方向は、排水本管に対して一定でない。そこで施工業者は様々な方向の枝管に対する流入口を備えた汚水枡を、管路布設場所に持参することが必要であった。これは施工業者にとって大きな負担である。
また、汚水枡製造業者にとっても、様々な方向の枝管に対する流入口を備えた汚水枡を製造することは、金型費用の増大化をもたらし、負担が大きいものであった。
そこで請求項1に記載の考案は、一つの汚水枡でありながら、汚水の流路角度を45度と90度両方に構成しえる汚水枡を提供することを目的とする。
また、請求項2に記載の考案は、一つの汚水枡でありながら、汚水の流路角度を45度と180度両方に構成しえる汚水枡を提供することを目的とする。
請求項3に記載の考案は、一つの汚水枡でありながら本管の流入口に対して45度傾いた枝管取付口を、本管の流入口の左右どちらにも位置せしめることを可能とした汚水枡を提供することを目的とする。
請求項4に記載の考案は、排水本管の流入口管軸と、流出口管軸とを一致せしめることを可能な汚水枡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、枡本体に流入口と流出口とを設けた汚水枡であって、流出口に対して112.5度の合流角度で設けられた流入口に、22.5度屈曲した管体を回転自在に取り付け構成した。
(2) 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の汚水枡において、流出口に対して157.5度の合流角度で設けられた流入口に、22.5度屈曲した管体を回転自在に取り付け構成した。
(3) 請求項3に記載の考案は、枡本体に2個の流入口A及び流入口Bを、合流角度が45度となる位置に設けると共に、流入口Aから流入口Bに向けて22.5度傾いた方向に汚水が流出するよう流出口を設け、当該流出口に対して22.5度屈曲した管体を、流出口に対して回転自在に取り付け構成した。
(4) 請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の汚水枡において、流入口Aの管軸AKと流入口Bの管軸BKの交点K1と、管体40の流入口42の管軸CKと流出口41の管軸DKの交点K2が、流出口31に管体40を嵌め込んだ際に一致するよう、汚水枡30の流出口31、管体40の流入口42及び管体40を構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図2は請求項1記載の汚水枡10を、汚水の流路角度を90度にした状態を示すものである。流出口11と流入口12との屈曲角度(図中H)は112.5度に設けてある。管体13は22.5度屈曲している。しかも管体13は流入口12に対して回転自在に取り付けられている。それゆえ管体13を図2において下方に22.5度(図中I)屈曲した位置に回転させると、汚水の流路角度は90度となるものである。
他方で図3に示すように、管体13を図3において上方に22.5度(図中J)屈曲した位置に回転させると、汚水の流路角度は45度となるものである。
尚、上述の流出口11、流入口12は汚水の流れる方向によっては11が流入口に、12が流出口にもなりえるものである。
図5は請求項2記載の汚水枡20を、汚水の流路角度を45度にした状態を示すものである。流出口21と流入口22との屈曲角度(図中K)は157.5度に設けてある。管体23は22.5度屈曲している。しかも管体23は流入口22に対して回転自在に取り付けられている。それゆえ管体23を図5において右方に22.5度(図中L)屈曲した位置に回転させると、汚水の流路角度は45度となるものである。
他方で図6に示すように、管体23を図6において左方に22.5度(図中M)屈曲した位置に回転させると、汚水の流路角度は180度となるものである。
尚、上述の流出口21、流入口22は汚水の流れる方向によっては21が流入口に、22が流出口にもなりえるものである。
図9は請求項3あるいは請求項4記載の汚水枡30において、流入口Aに対して、図中右側に45度(図中N)傾いて流入口Bを位置せしめた状態を示すものである。汚水の流出口31は流入口Aから流入口Bに向けて22.5度(図中O)傾いた方向に設けられている。しかも管体40は流出口31に対して回転自在に取り付けられている。それゆえ管体40を図9において右方に22.5度(図中Q)屈曲した位置に回転させると、流入口Aと管体40の流出口41とは、汚水の流れる角度が180度となる。つまり、流入口Aは排水本管の流入口となり管体40の流出口41は排水本管の流出口と成るものである。
この際、流入口Bを枝管取り付け口とし、流入口Bに図示されない枝管を取り付けると排水本管に対して図中右側に45度傾いた枝管の設置が可能となるのである。
他方で、図10に示すように管体40を、図10において左方に22.5度(図中R)屈曲した位置に回転させると、流入口Bと管体40の流出口41とは、汚水の流れる角度が180度となる。つまり、流入口Bは排水本管の流入口となり管体40の流出口41は排水本管の流出口と成るものである。
この際、流入口Aを枝管取り付け口とし、流入口Aに図示されない枝管を取り付けると排水本管に対して図中左側に45度傾いた枝管の設置が可能となるのである。
かようにして、請求項3、請求項4に記載の考案によれば、排水本管の流入口に対して、左右それぞれに45度傾いた枝管の取り付けが可能な汚水枡の提供が可能となるのである。
請求項4に記載の考案では、排水本管の流入口管軸と、流出口管軸とを一致せしめることを可能な汚水枡を提供することが可能となる。ここに管軸とは汚水の流れる方向に対して直角な断面円形の中心を繋いだ仮想線をいう。以下、図8を用いて概説する。詳述する。
図8において、流入口Aの管軸AKと流入口Bの管軸BKの交点K1とする。一方、管体40の流入口42の管軸CKと流出口41の管軸DKの交点をK2とする。管体40を流出口31に取り付けた際に、K1とK2とが一致するよう流出口31、流入口42及び管体40を形成すれば、図9に示すように管軸AKと管軸DKとが同一線上に来ることになり、あるいは図10に示すように管軸BKと管軸DKとが同一線上に来ることになる。つまりは排水本管が一直線状態となり、汚水の流れが円滑なものとなるのである。
以上のように本考案によれば、様々な方向の枝管に対する流入口を備えた汚水枡を提供することが可能となるのである。
請求項1記載の汚水枡の平面図 同、管体を90度の方向に取り付けた平面図 同、管体を45度の方向に取り付けた平面図 請求項2記載の汚水枡の平面図 同、管体を45度の方向に取り付けた平面図 同、管体を180度の方向に取り付けた平面図 接続部の説明断面図 請求項3、4記載の汚水枡の平面図 同、枝管を右側45度に取り付け可能な状態を示す平面図 同、枝管を左側45度に取り付け可能な状態を示す平面図 図10を側面から見た説明図
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1乃至図3は請求項1記載の汚水枡の一実施例を示すもので、まず、図1に示すように、この汚水枡10は、上方が開口した枡本体14の底部にインバートが設けられ、該インバートと連通して枡本体14の側壁に流入口12と流出口11とが設けられている。
また、前記流出口11には、拡径受口11aが設けられており、該拡径受口11aに流出側の図示されない排水管の端部が挿入され接続される。
他方で、前記流入口12には、拡径受口12aが設けられており、該拡径受口12aに流入側の管体13の端部が挿入され、回転自在に接続される。回転自在とする手段は、図7に示されるように拡径受口12aの内周面に沿って凸条15を設けると共に、管体13の端部外周に凹溝16を設け、凸条15と凹溝16とを回転自在に内接嵌着させることによる。尚、管体13の外周端縁には環状のパッキン50が介在させてある。
管体13は塩化ビニル製のパイプ体であり、管軸が22.5度(図2におけるI、図3におけるJ)屈曲して形成されるものである。
図4乃至図6は請求項2記載の汚水枡の一実施例を示すもので、まず、図4に示すように、この汚水枡20は、上方が開口した枡本体24の底部にインバートが設けられ、該インバートと連通して枡本体24の側壁に流入口22と流出口21とが設けられている。
また、前記流出口21には、拡径受口21aが設けられており、該拡径受口21aに流出側の図示されない排水管の端部が挿入され接続される。
他方で、前記流入口22には、拡径受口22aが設けられており、該拡径受口22aに流入側の管体23の端部が挿入され、回転自在に接続される。回転自在とする手段は、図7に示されるように拡径受口22aの内周面に沿って凸条25を設けると共に、管体23の端部外周に凹溝26を設け、凸条25と凹溝26とを回転自在に内接嵌着させることによる。尚、管体23の外周端縁には環状のパッキン50が介在させてある。
管体23は塩化ビニル製のパイプ体であり、管軸が22.5度(図5におけるL、図6におけるM)屈曲して形成されるものである。
図8乃至図11は請求項3、請求項4記載の汚水枡の一実施例を示すもので、まず、図8に示すように、この汚水枡30は、上方が開口した枡本体32の底部にインバートが設けられ、該インバートと連通して枡本体32の側壁に流入口A、流入口B及び流出口31が設けられている。流入口Aと流入口Bとは、管軸AKと管軸BKとの交差角度が45度となるよう形成されている。
また、前記流入口A、流入口Bには、拡径受口Aa、Baがそれぞれ設けられており、流入側の図示されない排水管あるいは枝管の端部が挿入され接続される。
他方で、前記流出口31には、流出側の管体40の端部が挿入され、回転自在に接続される。回転自在とする手段は、図8に示されるように流出口31の内周面に沿って凸条33を設けると共に、管体40の流入口42の外周に凹溝43を設け、凸条33と凹溝43とを回転自在に内接嵌着させることによる。尚、流入口42の外周端縁には図示されない環状のパッキンが介在させてある。
管体40は塩化ビニル製のパイプ体であり、流入口42と管本体44とが連続して形成されるものである。この際、流入口42の管軸CKと管本体44の管軸DKとが22.5度(図9におけるQ、図10におけるR)屈曲して形成される。
10・・汚水枡 11・・流出口 12・・流入口
13・・管体 14・・枡本体 15・・凸条
16・・凹溝
20・・汚水枡 21・・流出口 22・・流入口
23・・管体 24・・枡本体 25・・凸条
26・・凹溝
30・・汚水枡 31・・流出口 32・・枡本体
33・・凸条
40・・管体 41・・流出口 42・・流入口
43・・凹溝 44・・管本体

Claims (4)

  1. 枡本体に流入口と流出口とを設けた汚水枡であって、流出口に対して112.5度の合流角度で設けられた流入口に、22.5度屈曲した管体を回転自在に取り付けた汚水枡。
  2. 流出口に対して157.5度の合流角度で設けられた流入口に、22.5度屈曲した管体を回転自在に取り付けた請求項1に記載の汚水枡。
  3. 枡本体に2個の流入口A及び流入口Bを、合流角度が45度となる位置に設けると共に、流入口Aから流入口Bに向けて22.5度傾いた方向に汚水が流出するよう流出口を設け、当該流出口に対して22.5度屈曲した管体を、流出口に対して回転自在に取り付けた汚水枡。
  4. 流入口Aの管軸AKと流入口Bの管軸BKの交点K1と、管体40の流入口42の管軸CKと流出口41の管軸DKの交点K2が、流出口に管体を嵌め込んだ際に一致するよう、汚水枡30の流出口31、管体40の流入口42及び管体40を形成した請求項3に記載の汚水枡。
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