JPH0312845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312845Y2 JPH0312845Y2 JP10853185U JP10853185U JPH0312845Y2 JP H0312845 Y2 JPH0312845 Y2 JP H0312845Y2 JP 10853185 U JP10853185 U JP 10853185U JP 10853185 U JP10853185 U JP 10853185U JP H0312845 Y2 JPH0312845 Y2 JP H0312845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- pipe
- ground
- cleaning port
- connecting pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 23
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010797 grey water Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、排水路の合流地点や転向地点等に配
置される排水路掃除口のキヤツプに関する。
置される排水路掃除口のキヤツプに関する。
主管の途中に介在された管体に排水管を接続す
るようにした所謂パイプインバートに掃除口を設
置する場合は、従来、第3図のようにパイプイン
バート100の上向き接続口に連絡管110を垂
直に差込み接続して両者を接着し、その上端開口
を掃除口Mとしている。この掃除口Mは地面G上
で開口され、普段は蓋(不図示)で閉じられてい
る。
るようにした所謂パイプインバートに掃除口を設
置する場合は、従来、第3図のようにパイプイン
バート100の上向き接続口に連絡管110を垂
直に差込み接続して両者を接着し、その上端開口
を掃除口Mとしている。この掃除口Mは地面G上
で開口され、普段は蓋(不図示)で閉じられてい
る。
ところが、掃除口Mを傾斜地面に開口させる場
合には、上記のように垂直な連絡管110に形成
された掃除口Mの開口面が地面に対して傾斜する
ので、掃除口Mの一部を地面から突出させたり、
逆に地面から引つ込めたりして設置することを余
儀無くされる。この場合において、突出させた場
合は通行等の妨げとなり、引つ込めた場合は掃除
の際に掃除口Mより土砂が内部に入るおそれがあ
る。また、第3図のようにパイプインバート10
0とこれに接続された主管120とによつて形成
される排水路に比較的大きな水の流れ勾配αを付
与しなければならないときにも同様の問題があつ
た。
合には、上記のように垂直な連絡管110に形成
された掃除口Mの開口面が地面に対して傾斜する
ので、掃除口Mの一部を地面から突出させたり、
逆に地面から引つ込めたりして設置することを余
儀無くされる。この場合において、突出させた場
合は通行等の妨げとなり、引つ込めた場合は掃除
の際に掃除口Mより土砂が内部に入るおそれがあ
る。また、第3図のようにパイプインバート10
0とこれに接続された主管120とによつて形成
される排水路に比較的大きな水の流れ勾配αを付
与しなければならないときにも同様の問題があつ
た。
本考案は、地面が傾斜していても、或いは排水
路に大きな流れ勾配を付与しなければならないた
めに連絡管が傾斜していても、掃除口を地面と面
一に設置できる排水路掃除口のキヤツプを提供す
ることを目的とする。
路に大きな流れ勾配を付与しなければならないた
めに連絡管が傾斜していても、掃除口を地面と面
一に設置できる排水路掃除口のキヤツプを提供す
ることを目的とする。
上記問題点を解決するため、本考案のキヤツプ
は、地中に立上り状に埋設される連絡管の上端部
を差し込むための筒部が上拡がりテーパー状に形
成され、上記連絡管の上端部外周に密着される弾
性シール材が該筒部の下端部に設けられてなる点
に要旨を有する。
は、地中に立上り状に埋設される連絡管の上端部
を差し込むための筒部が上拡がりテーパー状に形
成され、上記連絡管の上端部外周に密着される弾
性シール材が該筒部の下端部に設けられてなる点
に要旨を有する。
上記構成のキヤツプによると、上拡がりテーパ
ー状の筒部に差し込まれた連絡管の上端部周囲に
は、連絡管の軸心に対してキヤツプの軸心を一定
角度以下であれば自由に曲げることを許容する空
間が形成される。また、連絡管の上端部外周には
上記筒部の下端部に設けられた弾性シール材が弾
性変形した状態で密着する。
ー状の筒部に差し込まれた連絡管の上端部周囲に
は、連絡管の軸心に対してキヤツプの軸心を一定
角度以下であれば自由に曲げることを許容する空
間が形成される。また、連絡管の上端部外周には
上記筒部の下端部に設けられた弾性シール材が弾
性変形した状態で密着する。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図及び第2図に例示したキヤツプ1はマン
ホール蓋(不図示)が着脱されるじようご形の蓋
受部2と、この蓋受部2に一体に設けられた上拡
がりテーパー状の筒部3と、筒部3の下端部に設
けられた弾性シール材4と、同じく筒部3の下端
部から外方へ張出された鍔部5とを備えており、
弾性シール材4はその外輪部41が筒部3に形成
された環状の凹入溝31に嵌め込まれている。鍔
部5はキヤツプ1を地中に埋設したときに該キヤ
ツプ1の浮き上がり及び回転を防止する。
ホール蓋(不図示)が着脱されるじようご形の蓋
受部2と、この蓋受部2に一体に設けられた上拡
がりテーパー状の筒部3と、筒部3の下端部に設
けられた弾性シール材4と、同じく筒部3の下端
部から外方へ張出された鍔部5とを備えており、
弾性シール材4はその外輪部41が筒部3に形成
された環状の凹入溝31に嵌め込まれている。鍔
部5はキヤツプ1を地中に埋設したときに該キヤ
ツプ1の浮き上がり及び回転を防止する。
他方、主管120,120が接続されている図
示例のパイプインバート100は家庭雑排水の導
入口101を有すると共に、斜め上向きに突出さ
れた接続口102を一体に有し、接続口102に
は45度曲りエルボ130を介して連絡管110が
垂直に立ち上げられている。ここに、主管120
とパイプインバート100、導入口101と排水
管(不図示)、接続管102とエルボ130、エ
ルボ130と連絡管110はそれぞれ一体に接着
されており、パイプインバート100に対してエ
ルボ130や連絡管110を個々に動かすことは
できない。
示例のパイプインバート100は家庭雑排水の導
入口101を有すると共に、斜め上向きに突出さ
れた接続口102を一体に有し、接続口102に
は45度曲りエルボ130を介して連絡管110が
垂直に立ち上げられている。ここに、主管120
とパイプインバート100、導入口101と排水
管(不図示)、接続管102とエルボ130、エ
ルボ130と連絡管110はそれぞれ一体に接着
されており、パイプインバート100に対してエ
ルボ130や連絡管110を個々に動かすことは
できない。
連絡管110の上端部にはキヤツプ1の筒部3
が差し込まれており、その外周には弾性シール材
4が密着して水密性が保持されている。
が差し込まれており、その外周には弾性シール材
4が密着して水密性が保持されている。
上記において、水平な地面に掃除口を設置する
ときは、第1図のように連絡管110の中心軸線
C1−C1に対してキヤツプ1の中心軸線を合致さ
せる。このようにすると、キヤツプ1の開口、つ
まり掃除口Mが地面Gと面一になる。また、傾斜
した地面に掃除口を設置するときは、第2図のよ
うに水平線H−Hに対する地面Gの傾斜角θと同
一角度だけキヤツプ1の中心軸線C2−C2を連絡
管110の中心軸線C1−C1に対して傾斜させる。
このようにすると掃除口Mが地面Gと面一にな
る。
ときは、第1図のように連絡管110の中心軸線
C1−C1に対してキヤツプ1の中心軸線を合致さ
せる。このようにすると、キヤツプ1の開口、つ
まり掃除口Mが地面Gと面一になる。また、傾斜
した地面に掃除口を設置するときは、第2図のよ
うに水平線H−Hに対する地面Gの傾斜角θと同
一角度だけキヤツプ1の中心軸線C2−C2を連絡
管110の中心軸線C1−C1に対して傾斜させる。
このようにすると掃除口Mが地面Gと面一にな
る。
連絡管110の中心軸線C1−C1に対するキヤ
ツプ1の中心軸線C2−C2の角度θは、連絡管1
10にキヤツプ1の筒部3を差し込んだ状態でキ
ヤツプ1を動かし、掃除口Mが地面Gと面一とな
るように該キヤツプ1の姿勢を設定することによ
つて調節する。この場合に、筒部3は上拡がりテ
ーパー状に構成されているから、この筒部3に差
し込まれた連絡管110の上端部周囲には空間S
が形成される。そのため、この空間Sによつて許
容される軸線C2−C2の軸線C1−C1に対する曲り
角度以下の角度であれば、キヤツプ1を連絡管1
10に対して自由に動かすことができる。従つ
て、通常の傾斜に対しては十分に対処できる。ま
た、連絡管110の上端部外周には弾性シール材
4が弾性的に密着するので、上記のようにキヤツ
プ1を動かしてもこの弾性シール材4による水密
性は常時確実に保持される。
ツプ1の中心軸線C2−C2の角度θは、連絡管1
10にキヤツプ1の筒部3を差し込んだ状態でキ
ヤツプ1を動かし、掃除口Mが地面Gと面一とな
るように該キヤツプ1の姿勢を設定することによ
つて調節する。この場合に、筒部3は上拡がりテ
ーパー状に構成されているから、この筒部3に差
し込まれた連絡管110の上端部周囲には空間S
が形成される。そのため、この空間Sによつて許
容される軸線C2−C2の軸線C1−C1に対する曲り
角度以下の角度であれば、キヤツプ1を連絡管1
10に対して自由に動かすことができる。従つ
て、通常の傾斜に対しては十分に対処できる。ま
た、連絡管110の上端部外周には弾性シール材
4が弾性的に密着するので、上記のようにキヤツ
プ1を動かしてもこの弾性シール材4による水密
性は常時確実に保持される。
上記実施例では、パイプインバート100に掃
除口Mを付設する場合について説明したが、本考
案のキヤツプ1はこの場合に限らず、パイプイン
バートを用いていない主管途中の排水路に掃除口
を設置する場合や集排水ますに掃除口を設置する
場合にも使用できる。
除口Mを付設する場合について説明したが、本考
案のキヤツプ1はこの場合に限らず、パイプイン
バートを用いていない主管途中の排水路に掃除口
を設置する場合や集排水ますに掃除口を設置する
場合にも使用できる。
本考案は上記のように実施できるものであり、
連絡管に対してキヤツプを一定角度以下であれば
自由に動かすことが可能になる。従つて、地面や
連絡管の傾斜の有無にかかわらずキヤツプの開口
である掃除口を地面に対して面一に設置できる。
また、このように掃除口を地面に面一に設置した
場合の連絡管とキヤツプの筒部との間の水密性は
弾性シール材の自在シール性によつて確実に保持
される。
連絡管に対してキヤツプを一定角度以下であれば
自由に動かすことが可能になる。従つて、地面や
連絡管の傾斜の有無にかかわらずキヤツプの開口
である掃除口を地面に対して面一に設置できる。
また、このように掃除口を地面に面一に設置した
場合の連絡管とキヤツプの筒部との間の水密性は
弾性シール材の自在シール性によつて確実に保持
される。
第1図及び第2図は本考案の実施例によるキヤ
ツプの使用状態を示す一部切欠断面図、第3図は
従来の配管状態を示す説明図である。 1……キヤツプ、3……筒部、4……弾性シー
ル材、110……連絡管、S……空間、M……掃
除口、G……地面。
ツプの使用状態を示す一部切欠断面図、第3図は
従来の配管状態を示す説明図である。 1……キヤツプ、3……筒部、4……弾性シー
ル材、110……連絡管、S……空間、M……掃
除口、G……地面。
Claims (1)
- 地中に立上り状に埋設される連絡管の上端部を
差し込むための筒部が上拡がりテーパー状に形成
され、上記連絡管の上端部外周に密着される弾性
シール材が該筒部の下端部に設けられてなる排水
口掃除口のキヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10853185U JPH0312845Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10853185U JPH0312845Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216171U JPS6216171U (ja) | 1987-01-30 |
JPH0312845Y2 true JPH0312845Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30985816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10853185U Expired JPH0312845Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312845Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510070Y2 (ja) * | 1985-10-02 | 1993-03-11 | ||
JPH0714453Y2 (ja) * | 1989-01-11 | 1995-04-10 | 株式会社イナックス | 排水部構造 |
JP2515433Y2 (ja) * | 1991-02-25 | 1996-10-30 | アロン化成株式会社 | 掃除点検筒の上端枠 |
JP2790981B2 (ja) * | 1994-11-01 | 1998-08-27 | 日之出水道機器株式会社 | 汚水桝蓋 |
JP4582555B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2010-11-17 | 有限会社M&Kサービス | 上水道、下水道又はガスの蓋構造 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP10853185U patent/JPH0312845Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216171U (ja) | 1987-01-30 |
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