JP4582555B2 - 上水道、下水道又はガスの蓋構造 - Google Patents
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Description
また、特許文献1(実開昭56−021059号)及び特許文献3(実開昭58−045773号)に記載の発明についても上記と同様の問題があるばかりでなく、設置された蓋が長年の使用により沈下や傾斜や横滑りする問題を解決するものではない。
さらに、従来の蓋構造では、既設水道本管の水を止めることなく新しく管を接続する不断水工事等の場合、水道本管の近くに仕切弁が設置されるため底版の隅部が水道本管に接触するという問題がある。しかし、不断水工事等で底版が既設水道本管等に接触するのを防止するため、底版の位置を上下に自由に決定することができる蓋構造は提案されていない。
そこで、本発明は、蓋の高さ調整を容易にすること、道路の勾配と蓋の勾配を合致させる設置作業を容易にすること、設置された蓋が長年の使用により沈下や傾斜や横滑りすることを防止することを目的とした上水道、下水道又はガスの蓋構造を提供する。
以下、本発明の実施の一形態について図面を参酌しながら説明する。
図18は本発明の実施例1の全体の断面説明図、図19は図18の第一円筒管と第二円筒の説明図である。
本発明の実施例1について、図18及び図19を参照して説明する。本実施例は、上水道の仕切弁BOX又は下水道の小型マンホールで地中に埋設される導管の点検や操作を行なうため垂直に設置される合成樹脂製の円筒管たる第一円筒管50と、その第一円筒管50の上部を保護するために取付けられる蓋5を有する蓋受枠4と、その蓋受枠4を支持する底版3からなる上水道又は下水道の蓋構造である。
第二円筒60は第一円筒管50の外径よりも大きな内径を有するように形成され、第一円筒管50の上部を覆い被せるように設置される。蓋受枠4に作用する荷重を受け持つ底版3の中心部には、第二円筒60の上部が貫通するくり抜き部が設けられ、図18に示すように第二円筒60の上部先端部61が蓋受枠4の縁部底面に接合する構成になっている。このため、蓋5及び第二円筒60が輪荷重等により沈下することがあっても第一円筒管50には荷重は作用せず水道管・下水道管を破損させることはない。また、第二円筒60が底版3を貫通する状態で設置するようにしたので、底版3と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内で底版3の位置を上下に自由に決定することができ、設置された蓋5が長年の使用により横滑りすることを防止することができる。 第一円筒管50の外周面上部には、第二円筒60の内周面に嵌着する固定ゴムカバー51が装着自在に取り付けられ(図19参照)、固定ゴムカバー51により第一円筒管50の外周面と第二円筒60の内周面との間に隙間52が設けられている。このため、第一円筒管50と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内で第二円筒60を上下に自由に移動させて固定ゴムカバー51が第二円筒60の内周面に嵌着するので蓋5の高さを容易に調整することができ、道路面6の勾配と蓋5の勾配を合致させる場合には、第一円筒管50と第二円筒60の隙間52を利用して底版3を傾けて容易に設置することができる。なお、固定ゴムカバー51の代わりにOリング等のゴムリングを取り付けて隙間を設けてもよい。さらに、第一円筒管50と第二円筒60の隙間が大きい場合、埋戻し作業中に第二円筒60が傾いた状態となり垂直に修正する必要が生じるため、固定ゴムカバー51の下方の位置で第一円筒管50と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内に第二円筒60の内径よりも若干小さな外径のOリング等のゴムリングを追加して取り付けるのが望ましい。このゴムリングと第二円筒60の内周面との間に若干の隙間を設けておくことにより、第二円筒60の内面に生ずる結露を土砂中に排出することができる。また、第一円筒管50の上部には土砂等の流入を防止するキャップ54を取付けるのが望ましい。
図19に示すように、固定ゴムカバー51の外周縁には複数の連続する凹凸部53が周設され、第二円筒60の内周面には凹凸部53に対応する複数の突起62が形成されている。突起62の形状は固定ゴムカバー51の凹部の形状よりも若干小さく形成され、設置時には第二円筒60を少し回転させて前記凹部と突起62の位置をずらしておくことにより引き抜き防止となり、前記凹部と突起62の位置を合すことにより引き抜き可能となる。また、固定ゴムカバー51に前記凹部を形成することにより、道路から流入する水を前記凹部から土砂中に流出させることができる。
また、第二円筒60の下部先端の外側にドーナツリング状板(図13の記号32参照)を形成した場合には、蓋5に作用する荷重を底版3とドーナツリング状板の二ヶ所で受け持つことができることから、沈下に対する安定性を増すことが可能となる。また、底版3の底面に沈下及び滑動を軽減させるための凹凸部(図8の記号19参照)を形成した場合には、さらに安定性を向上させる効果が得られる。
本実施例は、図22に示す既設BOXを改修して破損した箇所を取り替える場合の使用例を示すものであり、上述した実施例1と同様に第二円筒80は第一円筒管70の外径よりも大きな内径を有するように形成され、第一円筒管70の上部を覆い被せるように設置される。蓋受枠4に作用する荷重を受け持つ底版3の中心部には、第二円筒80の上部が貫通するくり抜き部が設けられ、図20に示すように第二円筒80の上部先端部81が蓋受枠4の縁部底面に接合する構成になっている。このため、蓋5及び第二円筒80が輪荷重等により沈下することがあっても第一円筒管70には荷重は作用せず水道管・下水道管を破損させることはない。また、第二円筒80が底版3を貫通する状態で設置するようにしたので、底版3と第二円筒80が互いに重なり合う範囲内で底版3の位置を上下に自由に決定することができ、設置された蓋5が長年の使用により横滑りすることを防止することができる。
第一円筒管70の下部は、図20に示すように既設BOX90(残置部分)の内径よりも少し大きな外径の球状加工部75が形成され、既設BOX90(残置部分)の上に据え付けられる。このため、破損した部分のみを撤去し、その撤去部を上記構造に変更することにより簡単に復旧工事が完了する。また、既設BOX90(残置部分)と球状加工部75との隙間から泥水・土砂等が浸入するのを防止するためにゴム板76を取り付け、埋戻し時の土砂により既設BOX90(残置部分)の上部とゴム板76が自然と折り曲がり密着するようにするのが好ましい。なお、ステンレス製バンド(図示省略)により、ゴム板76を押え付けてもよい。
また、実施例1と同様に第一円筒管70の外周面上部には、第二円筒80の内周面に嵌着する固定ゴムカバー71が装着自在に取り付けられ(図21参照)、固定ゴムカバー71により第一円筒70の外周面と第二円筒80の内周面との間に隙間72が設けられている。このため、第一円筒管70と第二円筒80が互いに重なり合う範囲内で第二円筒80を上下に自由に移動させて固定ゴムカバー71が第二円筒80の内周面に嵌着するので蓋5の高さを容易に調整することができ、道路面6の勾配と蓋5の勾配を合致させる場合には、第一円筒管70と第二円筒80の隙間72を利用して底版3を傾けて容易に設置することができる。なお、固定ゴムカバー71の代わりにOリング等のゴムリングを取り付けて隙間を設けてもよい。さらに、第一円筒管70と第二円筒80の隙間が大きい場合、埋戻し作業中に第二円筒80が傾いた状態となり垂直に修正する必要が生じるため、固定ゴムカバー71の下方の位置で第一円筒管70と第二円筒80が互いに重なり合う範囲内に第二円筒80の内径よりも若干小さな外径のOリング等のゴムリングを追加して取り付けるのが望ましい。このゴムリングと第二円筒80の内周面との間に若干の隙間を設けておくことにより、第二円筒80の内面に生ずる結露を土砂中に排出することができる。また、第一円筒管70の上部には土砂等の流入を防止するキャップ74を取付けるのが望ましい。
図21に示すように、固定ゴムカバー71の外周縁には複数の連続する凹凸部73が周設され、第二円筒80の内周面には凹凸部73に対応する複数の突起82が形成されている。突起82の形状は固定ゴムカバー71の凹部の形状よりも若干小さく形成され、設置時には第二円筒80を少し回転させて前記凹部と突起82の位置をずらしておくことにより引き抜き防止となり、前記凹部と突起82の位置を合すことにより引き抜き可能となる。また、固定ゴムカバー71に前記凹部を形成することにより、道路から流入する水を前記凹部から土砂中に流出させることができる。
また、第二円筒80の下部先端に切欠部83を形成することにより(図21参照)、埋戻し土砂がくい込み易くなり沈下を少なくさせる。なお、切欠部83の代わりに先端断面を波形などに加工してもよい。また、第二円筒80の下部先端の外側にドーナツリング状板(図13の記号32参照)を形成した場合には、蓋5に作用する荷重を底版3とドーナツリング状板の二ヶ所で受け持つことができることから、沈下に対する安定性を増すことが可能となる。また、底版3の底面に沈下及び滑動を軽減させるための凹凸部(図8の記号19参照)を形成した場合には、さらに安定性を向上させる効果が得られる。
本実施例は、上述した実施例1と同様に上水道の仕切弁BOX又は下水道の小型マンホールで地中に埋設される導管の点検や操作を行なうため垂直に設置される合成樹脂製の円筒管たる第一円筒管50と、その第一円筒管50の上部を保護するために取付けられる蓋5を有する蓋受枠4と、その蓋受枠4を支持する底版3からなる上水道又は下水道の蓋構造である点で共通するが、第二円筒60の上部先端部61が蓋受枠4の内周面に接合する(図示省略)ように構成されている点で実施例1と相違する。
すなわち、本実施例は、実施例1と同様に第二円筒60は第一円筒管50の外径よりも大きな内径を有するように形成され、第一円筒管50の上部を覆い被せるように設置される。蓋受枠4に作用する荷重を受け持つ底版3の中心部には、第二円筒60の上部が貫通するくり抜き部が設けられ、第二円筒60の上部先端部61が蓋受枠4の内周面に接合する(実施例15、図13・図14参照)構成になっている。このため、実施例1と同様に蓋5及び第二円筒60が輪荷重等により沈下することがあっても第一円筒管50には荷重は作用せず水道管・下水道管を破損させることはない。また、第二円筒60が底版3を貫通する状態で設置するようにしたので、底版3と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内で底版3の位置を上下に自由に決定することができ、設置された蓋5が長年の使用により横滑りすることを防止することができる。
また、実施例1と同様に第一円筒管50の外周面上部には、第二円筒60の内周面に嵌着する固定ゴムカバー51が装着自在に取り付けられ(図19参照)、固定ゴムカバー51により第一円筒50の外周面と第二円筒60の内周面との間に隙間52が設けられている。このため、実施例1と同様に第一円筒管50と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内で第二円筒60を上下に自由に移動させて固定ゴムカバー51が第二円筒60の内周面に嵌着するので蓋5の高さを容易に調整することができ、道路面6の勾配と蓋5の勾配を合致させる場合には、第一円筒管50と第二円筒60の隙間52を利用して底版3を傾けて容易に設置することができる。なお、固定ゴムカバー51の代わりにOリング等のゴムリングを取り付けて隙間を設けてもよい。さらに、第一円筒管50と第二円筒60の隙間が大きい場合、埋戻し作業中に第二円筒60が傾いた状態となり垂直に修正する必要が生じるため、固定ゴムカバー51の下方の位置で第一円筒管50と第二円筒60が互いに重なり合う範囲内に第二円筒60の内径よりも若干小さな外径のOリング等のゴムリングを追加して取り付けるのが望ましい。このゴムリングと第二円筒60の内周面との間に若干の隙間を設けておくことにより、第二円筒60の内面に生ずる結露を土砂中に排出することができる。また、第一円筒管50の上部には土砂等の流入を防止するキャップ54を取付けるのが望ましい。
また、実施例1と同様に固定ゴムカバー51の外周縁には複数の連続する凹凸部53が周設され、第二円筒60の内周面には凹凸部53に対応する複数の突起62が形成されている。突起62の形状は固定ゴムカバー51の凹部の形状よりも若干小さく形成され、設置時には第二円筒60を少し回転させて前記凹部と突起62の位置をずらしておくことにより引き抜き防止となり、前記凹部と突起62の位置を合すことにより引き抜き可能となる。また、固定ゴムカバー51に前記凹部を形成することにより、道路から流入する水を前記凹部から土砂中に流出させることができる。
また、実施例1と同様に第二円筒60の下部先端の外側にドーナツリング状板(図13の記号32参照)を形成した場合には、蓋5に作用する荷重を底版3とドーナツリング状板の二ヶ所で受け持つことができることから、沈下に対する安定性を増すことが可能となる。また、底版3の底面に沈下及び滑動を軽減させるための凹凸部(図8の記号19参照)を形成した場合には、さらに安定性を向上させる効果が得られる。
本発明の実施例11は、図1乃至図5を参照して説明する。本実施例は、水道仕切弁保護カバー(第一円筒管)11との組合せを考慮した蓋構造であるが、図1の様に蓋受枠庇の内側縁部7aより上下方向に、合成樹脂製などの円筒(第一円筒管)1の外径よりも大きな内径を有するストレートの円筒(第二円筒)12を一体的に延長形成する。図1の様に設置された合成樹脂製などの円筒1とそれを覆い被せるように設置される蓋受枠4形態において、互いに重なり合う範囲内で、蓋受枠4及び底版3を上下に移動させることにより高さ調整を可能にしたものである。その重なり合う部分の長さは、施工性、経済性を考えれば20cm程度あれば良い。図4のように蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に一体的に形成した円筒12に櫛の歯状に欠損部13を設けるよう形成する。これは、蓋受枠4内に浸入する雨水や泥水又蓋裏面等に発生する結露を合成樹脂製などの円筒1外の土中に排水するための排水穴であり、この欠損部の形状は幅を狭くし縦方向に長くした櫛の歯状が良い。これは、水道仕切弁保護カバー11のように合成樹脂製などの円筒1上部に設置された固定ゴムカバー14の凸部15(図5)が、欠損部13に嵌り込まなくする必要があるからである。又、欠損部の縦方向の長さは、合成樹脂製などの円筒内部に雨水や泥水が浸入しない様に、前記円筒と延長形成した蓋受枠円筒との重なりが最も短い時、即ち蓋受枠を移動可能な最高位に持ち上げた時の合成樹脂製円筒と重なり合う部分とするのが良い。固定ゴムカバー14を取付けない場合などでは排水穴の形状にこだわる必要はない。さらに、蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に延長形成した円筒12の下端部の内径を下方向に漸次小さくすることにより、将来蓋受枠4を持ち上げたときに、仕切弁保護カバー11の上端部に取付けられた固定ゴムカバーの凸部15が抵抗となり、高さ調整可能な範囲の目安となる。又、蓋部材(蓋、蓋受枠)については、鋳鉄、レジンコンクリート、強化プラスチックなどの強度のある材質で形成すれば良く、部材厚については図2に示すように補強用のリブをつける事により薄くする事が可能で、縦状に配したリブ16を取巻くように横方向のリブ17を形成することにより、設置時の取手の役目も備えることが出来る。蓋5に作用する荷重は蓋受枠4に伝達され、底版3でその荷重を受け持つことになるが、底版3の形状は図3に示すように円形でも良いし四角形などでも良い。底版中心部に蓋受枠庇の内側縁部7a下方に延長形成された円筒12外径より大きい、必要最小限な円形のくり抜き部18を設け、材質に応じた必要とする強度を満足する厚みのある底版3を形成する。また、地盤面2と接する部分、即ち底版底面19には凹凸溝を形成し、接地面積の増加を図るのが好ましい。凹凸溝はどの様な形状でも良いが、例えば波板形状の様な凹凸又は、同じ直径の半円の凹部と凸部を交互に底版中心部から外周縁に向かって同心円を描くように形成するのが良い。底版の材質は、鋳鉄、レジンコンクリート、コンクリート、プラスチック、ポリプロピレン等で形成すれば良いが、材質に応じて形成可能な取手部を設けるのが好ましい。例えば、図5に示すように肉厚を薄く出来る材質(例えば鋳鉄等であるが。)では、肉厚全体を底面から上面方向に取手として利用可能な凸部25を設けるのが良い。コンクリートなど厚みを必要とする材質ならば、その外側縁部7b肉厚断面内に凹部を設ければ良い。底版3を設置する時には、設置する箇所の地盤面2と底版底面19の凹凸溝とを密着させる必要があり、水を加えない砂とセメントを混ぜ合わせた空練りモルタルを数センチ地盤面2に敷き均した上で底版3をモルタル面に回転させながら押し付けるようにして設置するのが最良である。さらには、底版3と蓋受枠4との接合部は、単に置くだけの構造でも受枠の庇部下方に延長形成された円筒12が、底版中心部に設けた円形のくり抜き部18を貫通し、土中内に差し込むように設置される事から、底版3と蓋受枠4とは一体化する事になるが、図2の様に蓋受枠庇の外側縁部7bに数ヶ所の凸部20を設け、図3のように底版3にその凸部20と合致する凹部21を同数設ける事により、噛み合わせ部を回動自在に挿着できることが可能となる。底版に形成される凹部21は、使用する材質により肉厚内にその機能を持たせる、あるいは図3のように底版上面に突出した形態での凹部21を設けても良い。これらの凹凸形状はどの様な形状でも良いがゆとりのある凹凸関係を有し単純な形状なのが好ましい。又、図3に示すように肉厚全体を底面から上面方向に凸部25を形成し取手を設けるのが好ましい。これらの蓋構造は、下水道の小型マンホール他にも利用できる。
本発明の実施例12が図6乃至図9に示されている。本実施例の蓋構造は、現在利用されている蓋構造において、蓋受枠下部口径、即ち底版凹部8と密着せしめる蓋受枠庇の内側縁部7aの内径を、合成樹脂製などの円筒(第一円筒管)1の上部9外径よりも少し大きな内径になるまで、例えば、漏斗口の様に漸次下方に傾斜をつけながら口径を内側に縮小していき、必要最小限の口径に縮まった所から下方に垂直に円筒部(第二円筒部)12を一体的に延長形成するのが好ましい。蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に伸びた円筒の内周面22と重なり合う合成樹脂製などの円筒の外周面23との隙間24を利用して、道路面6の傾斜に合わせて蓋5が設置出来るよう改良したものである。例えば、道路面6の傾斜に蓋5を合致させる必要がある場合、底版設置地盤面2を道路の傾斜に合致させる事により、蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に延長形成した円筒内周面22と、重なり合う合成樹脂製などの円筒の外周面23との隙間24の範囲内で底版3即ち、蓋受枠4を傾斜させることが可能となる。又、蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に延長形成した円筒部12には、図9に示すように縦方向に櫛の歯状に欠損部13を設けてある。荷重を受ける底版3は、図7乃至図8に示すように中心部に、蓋受枠庇の内側縁部7aより下方に延長形成した円筒部12が貫通せしめる大きさの円形くり抜きを部18設ければ良い。底版3との連結は、実施例1と同様でも良いが、図8乃至図9に示すように蓋受枠の庇部7の形状及び厚みに合致する底版凹部8を底版上面に設ける形態でも良く、底版外周縁の肉厚断面内に取手用の凹部26を形成するのが好ましい。これらの蓋構造は、下水道小型マンホール、水道仕切弁BOX等に利用できる。
本発明の実施例13は、図10を参照して説明する。本実施例は、水道仕切弁保護カバー(第一円筒管)11に蓋構造物を組合せた例であるが図10に示すように、現在一般的に使用されている蓋受枠4と実施例1及び2で説明した中心部にくり抜き部を設けた底版27との間に挟み込むようにして取付け可能な、いわばハットを逆にして円筒部先端の底を無くした形態で、垂直に設置された合成樹脂製等の円筒(第一円筒管)上部9外周径より少し大きな内周径を有する円筒部(第二円筒部)28と、その円筒上部に連続してハットの庇状の蓋受枠4と底版27との間に密着するような形状にした平板部29とを一体形成したものを取付けた事例である。垂直に設置された仕切弁保護カバー11の円筒廻りを必要な高さまで埋戻し、埋戻した表面を均一に整形し前記円筒28の外径よりも少し大きなくり抜き部を設けた底版27を円筒上部9を覆い被せるように設置した後、ハットを逆さにしたような形態の平板部29と円筒部28とを一体形成された円筒先端部32が前記底版27を貫通し土中内に差込み、円筒上部9と前記の一体形成された円筒部28とが、互いに重なり合うように設置する。この時、仕切弁保護カバー11上部に取付けられた固定ゴムカバーの凸部15が、下方に湾曲しながら前記の一体形成された円筒内周面をスライドし設置されることになり、設置された後は仕切弁保護カバー11とそれを保護する蓋とは一体感を持たせることが可能となる。又、合成樹脂製等の円筒上部9には土砂等の流入を防止する合成樹脂製、ポリエステル等の軟質な材質で形成されたキャップ30を取付けるのが望ましい。軟質な材質を利用することにより、点検時等キャップ30を蓋を開けて取り外す必要が生じた時にキャップ30を変形させて取り出し易くするためである。前記記載の平板部29と円筒部28とを一体形成された部材を取付ける方法としては、図10のように蓋5及び蓋受枠4の自重により押さえ付けられるような構造でも良いし、蓋受枠4、平板29と円筒部28とが一体形成されたもの、及び底版27とをボルトで固着させる構造でも良い。材質は鋳鉄、塩化ビニル、合成樹脂など作用する荷重に耐えうる強度を有する材質であれば良い。これらは、下水道の小型マンホール等にも利用できる。
本発明の実施例14は、図11及図12を参照して説明する。本実施例は、下水道の小型マンホールに蓋構造物を組合せた事例である。蓋受枠に作用する荷重を受け持つ底版3を、図11に示すように垂直に設置された合成樹脂製などの円筒1(第一円筒管)外径より少し大きな内径を有する円筒(第二円筒部)31を、底版中心部から下方に一体的に延長形成した事例である。材質は鋳鉄製とするのが好ましいが、合成樹脂製等で形成する場合には、図12に示すように荷重を受ける平板部29と直接荷重が作用しない円筒部31との厚みに変化を持たせることで対応は可能である。すなわち、直接荷重を受ける平板部29は作用する荷重に耐えうる必要な肉厚を確保し、荷重の作用しない円筒部31は肉厚を薄くするなどである。この実施例は、現在各メーカーから市販されている底版に、底版中心部に下方向に必要な口径の円筒部を設けることにより可能となることから、形成上においても、経済性においても最良である。これらを設置する場合には、垂直に設置された合成樹脂製等の円筒1廻りを必要な高さまで土砂にて埋戻し、埋戻し表面を均一にした後、前記記載の一体形成された円筒部先端32から合成樹脂等の円筒上部9を覆いかぶせるようにして、設置された合成樹脂等の円筒上部9と、底版3と一体形成した円筒31とが互いに10cmから20cm程度重なるように設置すれば良い。円筒部31には、実施例1及び2で説明した機能を持たせるのが好ましい。また、土中内に差込み易くするため図11に示すように、円筒先端部32を尖らす形状にするのが最良である。例えば、将来高さ調整が必要となった場合、底版を撤去し必要な高さまで土砂等で埋戻した後、再度同様にして設置すれば副資材を必要としないで施工が完了する。合成樹脂製等の円筒上部9には土砂浸入防止用のキャップ30を取付けておくのが最良の形態である。これらは、上水道の仕切弁BOXなどにも利用できる。
本発明の実施例15は、図13乃至図16を参照に説明する。本実施例は、上水道の仕切弁保護カバー(第一円筒管)11に蓋構造物を組合せた例であるが、図13のように合成樹脂製等の円筒(第一円筒管)11の外径よりも少し大きな内径を有する円筒(第二円筒)31に、円筒下方先端を外側方向にハットの庇のような形をしたドーナツリング状の板32を一体形成、もしくは別途形成した板を取付けたものである。第二円筒下方先端に取付けられる板は、四角形、六角形等の様な形状でも良く、地盤面と接する面積が大きい程好ましい。設置手順は、垂直に設置された第一円筒11廻りを必要な高さまで土砂等で埋戻しを行い、その埋戻し面を地盤として、垂直に設置された第一円筒11上部を覆い被せるようにして第二円筒31を設置する。再度、第一底版33の設置高さになるまで土砂等で埋戻しを行ない、第二円筒上部が第一底版33中心部に設けられたくり抜き部を貫通するように第一底版を据付けた後、蓋受枠4を設置する。この時に第二円筒上部先端34と蓋受枠4とが接合されることにもなる。第二円筒上部先端34と蓋受枠4とが接する部分35は、一体構造となるよう、すなわち蓋受枠内側36に第二円筒上部先端34が互いに噛合い一体構造となる形態にするのが最良である。蓋受枠4と形成した第二円筒31とが設置されたときに一体構造として機能することにより、蓋5に作用した荷重は、蓋受枠庇部7下に設置された第一底版33と第二円筒下方先端に設けられたドーナツリング状の板32との二ヶ所で受け持つことになり、沈下に対する安定性は増すことになる。又、蓋受枠内側36に設けられる接合部は、図14のように第二円筒の肉厚全面で接するように第二円筒上方先端の肉厚と同じかもしくは少し広い肉厚を有し互いに接合する部分を形成すれば良く、接合する形態はどの様な形状でも良い。図15に示すように第二円筒上方先端35を、ある一定の位置から上方向に階段のような段差37を数ヶ所均等に円筒上部に設け、蓋受枠内側には図16に示すように、それと接合する段差38を形成することにより、数センチ程度の蓋の高さ調整であれば蓋受枠を持ち上げ回転させて第一円筒上方先端部に設けられた段差37と蓋受枠内側に設けられた段差との接合位置をズラして据付けることにより高さを容易に変えることが可能となる。又、図13に示すように、第一円筒上方先端に断面が円形のゴムリング、すなわちOリング39を第一円筒上方先端の外周面に取付けることにより、第二円筒12を被い被せるようにして設置した時、第一円筒外周面と第二円筒内周面との隙間を一定に保つことが可能となり施工性も向上する。Oリングは前記隙間より小さい径のゴムを利用することにより、設置した時ゴムの外面先端40と第二円筒内周面41とに隙間が生じ蓋内面に発生する結露等の排水にも役立つ。形成する第二円筒は、鉄製、鋳鉄製、もしくは強化プラスチック等で形成すれば良いが、蓋受枠は一般的に鋳鉄製であるため第二円筒部材も鋳鉄製とするのが最良である。又、図14に示すように第一円筒上部先端と蓋受枠内側との接合部には、衝撃を緩和する目的で3〜5mm程度のゴム板等42を挟み込むのが好ましい。第二円筒下部に一体形成もしくは取付けられた板の厚さは、単一でもよいが外側に向かう程薄くするのが好ましい。円筒部分についても鋳鉄製であれば7〜8mm程度の厚さを有すれば充分である。第二円筒部上部と蓋受枠内側との接合部は、前記円筒の肉厚全体で接するのが好ましいが、ステップを設ける場合、図15及び図16に示す様に3ヶ所もしくは4ヶ所程で第二円筒上部先端の円周上に均等に配置され、接合部が3ヶ所もしくは4ヶ所程度となるように形成し、荷重が一点に集中しない形状にするのが良い。底版33(第一底版)は、合成樹脂製もしくは再生プラスチックで形成すれば良く、形状は前記実施例と同じであるため省略する。これらの構造形態は、下水道の小型マンホール等でも利用できる。
Claims (5)
- 上水道の仕切弁BOX、下水道の小型マンホール又はガスの点検BOXで地中に埋設される導管の点検や操作を行なうため垂直に設置される合成樹脂製の円筒管たる第一円筒管と、その第一円筒管上部を保護するために取付けられる蓋を有する蓋受枠と、その蓋受枠を支持する底版からなる上水道、下水道又はガスの蓋構造において、前記第一円筒管を覆い被せるように設置される第二円筒を備え、前記第一円筒管の外周面上部に前記第二円筒の内周面に嵌着するゴムカバーを取り付け、その嵌着箇所の下方の前記第一円筒管外周面と前記第二円筒内周面との間に隙間を設け、前記第二円筒の上部が前記底版を貫通すると共に当該第二円筒の上部先端部が前記蓋受枠の縁部底面に接合する構成を採用し、前記ゴムカバーの外周縁に複数の連続する凹凸部を周設し、第二円筒の下部先端に切欠部を形成し、前記第一円筒管と前記第二円筒が互いに重なり合う範囲内で当該第二円筒を上下に移動させることにより高さ調整を可能にし、且つ前記隙間を利用して勾配調整を可能にしたことを特徴とする上水道、下水道又はガスの蓋構造。
- 上水道の仕切弁BOX、下水道の小型マンホール又はガスの点検BOXで地中に埋設される導管の点検や操作を行なうため垂直に設置される合成樹脂製の円筒管たる第一円筒管と、その第一円筒管上部を保護するために取付けられる蓋を有する蓋受枠と、その蓋受枠を支持する底版からなる上水道、下水道又はガスの蓋構造において、前記第一円筒管を覆い被せるように設置される第二円筒を備え、前記第一円筒管の外周面上部に前記第二円筒の内周面に嵌着するゴムカバーを取り付け、その嵌着箇所の下方の前記第一円筒管外周面と前記第二円筒内周面との間に隙間を設け、前記第二円筒の上部が前記底版を貫通すると共に当該第二円筒の上部先端部が前記蓋受枠の内周面に接合する構成を採用し、前記ゴムカバーの外周縁に複数の連続する凹凸部を周設し、第二円筒の下部先端に切欠部を形成し、前記第一円筒管と前記第二円筒が互いに重なり合う範囲内で当該第二円筒を上下に移動させることにより高さ調整を可能にし、且つ前記隙間を利用して勾配調整を可能にしたことを特徴とする上水道、下水道又はガスの蓋構造。
- 請求項1又は請求項2に記載の前記第二円筒の内周面に前記ゴムカバーの凹凸部に対応する複数の突起を形成し、前記突起の形状は前記ゴムカバーの凹部の形状よりも若干小さくしたことを特徴とする上水道、下水道又はガスの蓋構造。
- 前記第二円筒の下部先端の外側にドーナツリング状板を形成し、前記蓋に作用する荷重を前記底版と前記ドーナツリング状板の二ヶ所で受け持つことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の上水道、下水道又はガスの蓋構造。
- 前記底版底面に沈下及び滑動を軽減させるための凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の上水道、下水道又はガスの蓋構造。
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