JP2515433Y2 - 掃除点検筒の上端枠 - Google Patents

掃除点検筒の上端枠

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JP2515433Y2 JP1991016063U JP1606391U JP2515433Y2 JP 2515433 Y2 JP2515433 Y2 JP 2515433Y2 JP 1991016063 U JP1991016063 U JP 1991016063U JP 1606391 U JP1606391 U JP 1606391U JP 2515433 Y2 JP2515433 Y2 JP 2515433Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は主として排水桝から地
表に差出される掃除点検口の上端枠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 図10に示すように排水桝(1)の側
面から差出されている管接続部(2),(3),(4)
には下水本管(6),(7)および枝管(8)が接続さ
れ、上端の掃除点検口(5)には掃除点検筒(9)が接
続され、該掃除点検筒(9)は地表GLに開口し、蓋
(10)が被着されている。
【0003】 図10に示すように該掃除点検筒(9)
の上端面(蓋(10)の上面)がGLの傾斜に沿ってい
ないと、該上端面の一方の側がGLより突出したり、他
方の側がGLより埋没したりする。そこで従来では、該
掃除点検筒(9)を仮埋設してGLに沿わせて線引きを
した上で再び取りはずし、該線に合わせて切断すると云
う方法がとられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしこのような従
来方法によれば掃除点検筒(9)を仮埋設し、GLに沿
わせて線引きした上で再び取りはずし、該線に合わせて
切断し、その後再び該掃除点検筒(9)を埋め戻すと云
う極めて面倒な工事が必要なものとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、掃除点検筒(19)の
上端内側に嵌着される上端枠(20)であって外周が上
方に向かって径を縮小するテーパー状の筒体(21)
と、該筒体(21)外周から差出されるフランジ(2
2)と、該筒体(21)の外周下縁部に嵌着されている
パッキン(25)とからなり、該筒体(21)の下端径
は掃除点検筒(19)の内径と略等しく設定されている
掃除点検筒(19)の上端枠(20)を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】 本考案の掃除点検筒(19)の上端枠(2
0)の筒体(21)は上方に向かって径を縮小するテー
パー状であり、下端径は掃除点検筒(19)の内径と略
等しく設定されているから、上端枠(20)の掃除点検
筒(19)に対する嵌着の深さを調節して上端枠(2
0)の上面の高さを調節することが出来る。そして該掃
除点検筒(19)の上端内側に嵌着した時、嵌着深さに
関わらず該上端枠(20)を筒体(21)の外周下縁部
のパッキン(25)を支点として360°いずれの方向
にも傾動させ傾斜させることが出来る。該上端枠(2
0)を傾動させるための空間は該掃除点検筒(19)の
上端付近より上方に設けておけばよい。したがって簡単
な作業で該上端枠(20)の上面が地表GLのいかなる
方向の傾斜に対しても沿うように該上端枠(20)を傾
けて調節することが出来る。該パッキン(25)はこの
ように上端枠(20)の傾動の支点となり、嵌着深さに
関わらず該傾動を円滑ならしめる他、該上端枠(20)
の傾斜調節の際の仮止めの役目もし、当然、排水桝内部
からの臭気の漏洩および外部から土砂の侵入を防止す
る。更に本考案では該上端枠(20)は掃除点検筒(1
9)の内側に嵌着されているので、スペーサーを該上端
枠(20)のフランジ(22)と掃除点検筒(19)の
上端との間に介在させたり、該上端枠(20)と掃除点
検筒(19)との間隙にくさびを打込んだりして上端枠
(20)が掃除点検筒(19)内に落ち込むことを確実
に防止することが出来る。
【0007】 このようにして該上端枠(20)の上面
を地表GLに沿わせてから掃除点検筒(19)の上端部
分を本埋設すると、該上端枠(20)のフランジ(2
2)は周囲の地盤に食い込んで該上端枠(20)が動か
ないように固定する。
【0008】
【考案の効果】 したがって本考案では、掃除点検筒に
上端枠を嵌着し、そして該上端枠をパッキンを支点とし
て傾けてその上面を地表GLに沿わせ埋設するだけの極
めて簡単な工事で該上端枠を掃除点検筒取付けること
が出来、また上端枠上面の高さも極めて簡単かつ確実
調節出来る。
【0009】
【実施例】 本考案を図1〜図8に示す一実施例によっ
て説明すれば、上端枠(20)は外周および内周が上方
に向かって径を縮小するテーパー状の筒体(21)と、
該筒体(21)外周上部から差出されるフランジ(2
2)とからなり、該筒体(21)の下端径は掃除点検筒
(19)の内径と略等しくされ、該筒体(21)の外周
下縁部にはパッキン(25)が装着されるパッキン溝
(23)が形成され、また該筒体(21)の外周には水
平目盛(24)が付設されている。
【0010】 上記上端枠(20)は図3に示すように
図示しない排水桝に連絡する掃除点検筒(19)の上端
内側に嵌着され、蓋(26)が被着されるが、該掃除点
検筒(19)の筒体(21)の外周は上方に向かって径
を縮小するテーパー状であるから、該掃除点検筒(1
9)の内周と該上端枠(20)の外周との間に隙間Sが
形成され、それによって該上端枠(20)はパッキン
(25)を支点として360°いずれの方向にも傾動さ
せ傾斜させることが出来る。したがって地表GLがどの
ような方向に傾斜していても、該上端枠(20)の上面
(蓋(26)の上面)をGLに沿わせることが出来る。
そして上端枠(20)のパッキン(25)が該掃除点検
筒(19)の内周に密着して排水桝内部から該掃除点検
筒(19)内を上昇する臭気が外界へ漏洩することを防
止する。
【0011】 上記上端枠(20)を使用する掃除点検
筒(19)の取付け工事を以下に説明する。まず図4に
示すように掃除点検筒(19)を図示しない排水桝に接
続し、該掃除点検筒(19)の上端付近は地表GLより
も低く掘っておく。そして該掃除点検筒(19)の上端
から上端枠(20)を嵌着する。該上端枠(20)の嵌
着深さを調節して上端枠(20)上面の高さを調節す
る。
【0012】 次いで図5に示すように該上端枠(2
0)を傾斜させて該上端枠(20)の上面をGLに沿う
ように調節する。この際パッキン(25)の摩擦により
上端枠(20)は仮止めされる。それから図6に示すよ
うにその周囲にコンクリート(27)を打設する。この
際該上端枠(20)のフランジ(22)が該コンクリー
ト(27)に食い込んで該上端枠(20)をコンクリー
ト(27)内に固定する。あるいは図7に示すように土
によって該上端枠(20)周囲を固めるが、この際前も
って図8に示すような切欠き環状スペーサー(28)を
所定の幅に切断して上端枠(20)に嵌め込む。該スペ
ーサー(28)は上端枠(20)のフランジ(22)と
掃除点検筒(19)の上端との間に介在して該上端枠
(20)が該掃除点検筒(19)内に落ち込むことを防
止する。
【0013】 図9には本考案の他の実施例が示され
る。本実施例においては上端枠(20)の外周に複数個
のくさび溝(29)が縦方向に設けられている。そして
該上端枠(20)を掃除点検筒(19)の上端に嵌着
し、該上端枠(20)の上面をGLに沿わせてから該上
端枠(20)のくさび溝(29)を介して、該上端枠
(20)と該掃除点検筒(19)との間にくさび(3
0)を打ち込み、該上端枠(20)を該掃除点検筒(1
9)に仮止めする。その後該上端枠(20)周囲をコン
クリートまたは土で固める。
【図面の簡単な説明】
図1〜図8は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 片側切欠き側面図
【図2】 平面図
【図3】 取付け状態側断面図
【図4】 上端枠嵌着状態説明図
【図5】 上端枠調節状態説明図
【図6】 コンクリート打設状態説明図
【図7】 土固め状態説明図
【図8】 切欠き環状スペーサー斜視図
【図9】 他の実施例の片側切欠き側面図
【図10】 従来例の説明図
【符号の説明】
19 掃除点検筒 20 上端枠 21 筒体 22 フランジ 25 パッキン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除点検筒の上端内側に嵌着される上端枠
    であって外周が上方に向かって径を縮小するテーパー状
    の筒体と、該筒体外周から差出されるフランジと、該筒
    体の外周下縁部に嵌着されているパッキンとからなり、
    該筒体の下端径は掃除点検筒の内径と略等しく設定され
    ていることを特徴とする掃除点検筒の上端枠
JP1991016063U 1991-02-25 1991-02-25 掃除点検筒の上端枠 Expired - Fee Related JP2515433Y2 (ja)

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