JPH0526125Y2 - - Google Patents

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JPH0526125Y2
JPH0526125Y2 JP5818687U JP5818687U JPH0526125Y2 JP H0526125 Y2 JPH0526125 Y2 JP H0526125Y2 JP 5818687 U JP5818687 U JP 5818687U JP 5818687 U JP5818687 U JP 5818687U JP H0526125 Y2 JPH0526125 Y2 JP H0526125Y2
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manhole
pipe
main pipe
concrete
main
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水道配管等に用いられるマンホー
ルに係わり、特に道幅の狭い場所等に設置される
小型のマンホールの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のコンクリートマンホールは、最小サイズ
の1号マンホールの内径が90cmであり、設置のた
めには道路に直径1.5m程度の穴を掘る必要があ
つた。そのため街中あるいは字内の支線道路等の
道幅の狭い場所では1号マンホールの設置もでき
ない場合があり、コンクリート製のマスを利用し
たり、コンクリートの現場打ちで適当な大きさの
ものを作つていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のコンクリート製のマスは
重量が重く取り扱いが不便であり、またコンクリ
ートの現場打ちは、専門技術を要するうえに型枠
を組む必要がある等、マンホールの設置に非常に
手間が掛つていた。
またコンクリート製のマンホールと配管本管と
の接合はモルタルで行つているが、配管本管が塩
化ビニル製の場合には十分な水密性を得ることが
困難であつた。
そこで本考案は、特に狭い場所で用いるのに好
適な小型で軽量なマンホールを提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案は、上
端にスリーブ受け口を有する塩化ビニル製のマン
ホール管の胴部に、配管本管形状と同形状の貫通
孔を設け、該貫通孔に配管本管を貫挿し、該配管
本管の貫挿部の上半部を切欠いてマンホール管内
に開口部を形成し、配管本管の貫挿部の下半部と
マンホール管との間にコンクリートを充填し、該
コンクリートの上面を前記開口部に向う下り傾斜
面としたことを特徴としている。
〔作用〕
従つて、マンホール管と配管本管を一体的に組
付けてユニツト化できるとともに、小型軽量のマ
ンホールを製作できるので狭い場所での作業が容
易になり、配管本管とマンホール管との間にコン
クリートを充填したので水密性も良好である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
マンホール1は、マンホール管2と該マンホー
ル管2を貫通して接続される配管本管3及びマン
ホール管2の上部に接続される立管4とで構成さ
れるもので、いずれも塩化ビニルにより形成され
ており、マンホール管2は配管本管3より大径の
ものが用いられる。
前記マンホール管2の上端部は拡開されてスリ
ーブ受け口5が形成され、このスリーブ受け口5
に所要長さに切断された立管4が接続される。ま
たマンホール管2の胴部には、配管本管3の形状
と同形状の貫通孔6が穿設され、該貫通孔6に配
管本管3を貫挿させ、配管本管3の外周と貫通孔
6の周縁部とを溶着7により固定している。また
マンホール管2の高さは、後述のコンクリートの
充填作業に支障のない程度に形成されている。
このマンホール管2に貫挿される配管本管3
は、マンホール管2から突出する両端を隣接する
配管本管と接続するのに必要な長さに形成されて
おり、マンホール管2内に貫挿された貫挿部3a
の上半部がマンホール管内長に切欠かれて、マン
ホール管2内に開口する開口部8が形成されてい
る。また配管本管3の一端は、拡開形成されて内
周にパツキング9を配設した接続用の受け口10
とされ、他端は差し口11とされている。
前記マンホール管2と配管本管3とは、あらか
じめマンホール管2に所要長さの配管本管3を組
付けて一体的に形成されてユニツトとして現場に
搬送されるか、あるいは現場で一体的に組付けら
れて設置され、マンホール管2と配管本管3の貫
挿部3aの下半部との間にコンクリート12が充
填される。
このコンクリート12は、マンホール管2下端
の基礎13の上面から前記配管本管3の開口部8
を囲繞するように充填されるもので、上面12a
は、マンホール管2の内壁から開口部8の開口縁
に向つて下降する傾斜面に形成されている。
このように、塩化ビニルで形成されたマンホー
ル管2と配管本管3の簡単な加工によりマンホー
ル1を製作でき、下水道配管に必要な深さの孔底
に設けられた基礎上にマンホール1を載置し、配
管本管3の受け口10及び差し口11に前後の配
管本管を接続するとともにコンクリート12を充
填して固定し、現場の深さに合わせて所定の長さ
に切断された立管4をマンホール管2上部のスリ
ーブ受け口5に接続すればよく、作業が容易にな
り作業時間の短縮が図れる。
またマンホール管2と配管本管3の下半部との
間にコンクリート12を充填したため水密性も良
く、配管本管3の開口部8に向う傾斜面を形成し
たのでマンホール1の下部に汚泥等が堆積するこ
ともない。
尚、前記実施例では、配管本管として卵形管を
用いているが、他の形状の管体についても同様に
適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、上端にスリーブ
受け口を有する塩化ビニル製のマンホール管の胴
部に配管本管を貫挿して、該配管本管の貫挿部の
上半部に開口部を形成し、配管本管の下半部とマ
ンホール管との間にコンクリートを充填したか
ら、小型でかつ軽量のマンホールを容易に製作で
き、マンホールをユニツト化することにより取扱
いや設置が容易となり、狭い場所での作業性も向
上する。またマンホール管と配管本管との間にコ
ンクリートを上面に開口部に向う下り傾斜面を設
けて充填するため水密性も良く、さらにマンホー
ル管のスリーブ受け口に、現場の深さに合せて切
断した立管を接続できるので、マンホールの高さ
調整も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマンホールの斜視図、第2図はマンホ
ールの縦断面図、第3図は第2図の−断面図
である。 1……マンホール、2……マンホール管、3…
…配管本管、3a……貫挿部、4……立管、5…
…スリーブ受け口、8……開口部、12……コン
クリート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端にスリーブ受け口を有する塩化ビニル製の
    マンホール管の胴部に、配管本管形状と同形状の
    貫通孔を設け、該貫通孔に配管本管を貫挿し、該
    配管本管の貫挿部の上半部を切欠いてマンホール
    管内に開口部を形成し、配管本管の貫挿部の下半
    部とマンホール管との間にコンクリートを充填
    し、該コンクリートの上面を前記開口部に向う下
    り傾斜面としたことを特徴とするマンホール。
JP5818687U 1987-04-17 1987-04-17 Expired - Lifetime JPH0526125Y2 (ja)

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JP5818687U JPH0526125Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JPS63165342U JPS63165342U (ja) 1988-10-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2590138Y2 (ja) * 1993-07-14 1999-02-10 アロン化成株式会社 塩ビ製インバート部材を接着接合した塩ビ製小口径マンホール

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JPS63165342U (ja) 1988-10-27

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