JPH0227030Y2 - - Google Patents

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JPH0227030Y2
JPH0227030Y2 JP16665283U JP16665283U JPH0227030Y2 JP H0227030 Y2 JPH0227030 Y2 JP H0227030Y2 JP 16665283 U JP16665283 U JP 16665283U JP 16665283 U JP16665283 U JP 16665283U JP H0227030 Y2 JPH0227030 Y2 JP H0227030Y2
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JP
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cylindrical body
cap
pipe
cleaning port
ground surface
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JP16665283U
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JPS6076189U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、排水管などによつて代表される地中
に埋設された管路の一部より地表面に延出させて
設けた管体の開口端に取付けて使用するキヤツプ
付掃除口に関する。
従来、排水ますの埋設できないスペースの小さ
い個所などには、掃除口を設けて排水管内に溜つ
たゴミなどの取出口としているが、その最も簡単
な掃除口の形成方法としては、地中に埋設させた
排水管などの管路の一部より立ち上がり管を地表
面に向かつて延出させ、この立ち上がり管を地表
面に合致させて切除し、さらにその開口端にキヤ
ツプを着脱可能に嵌着させて形成することが知ら
れている。
しかし、このような方法で形成した掃除口は、
一般に地中内で充分に固定支持できず、このため
にぐらつきを生じて立ち上がり管を折損しやすく
するなどの欠点があつた。
そこで、現在ではこのような方法に代えて、第
7図に示すように、地中に埋設させた排水管10
6などの管路の一部より地表面に向けて延出させ
た立ち上がり管102を地表面101に合致させ
て切除し、さらに立ち上がり管102の地表面1
02近くの部分に、このような立ち上がり管10
2よりも径大な中空筒103を外側より取り囲む
ように配置し、この立ち上がり管102と中空管
103との間に生じた空間部104にコンクリー
トやモルタル105を流し込んで、掃除口100
を形成しているのが通例となつている。
しかしながら、コンクリートやモルタルによつ
て中空筒103を立ち上がり管102の外側に正
確に同心状に固定することは一般に困難であるた
め、中空筒103は立ち上がり管102に対して
同心位置よりズレた位置に固定されることが多
く、このため全体としてバランスが悪く外観の悪
い仕上がりになり、またその調整には施工上手間
がかかるなどの欠点があつた。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あつて、構造が簡単にして施工が容易で、強度に
固定できる掃除口を提供することを目的としたも
のであり、特に上端にキヤツプを着脱可能に嵌着
し、下端を地中に埋設された排水管などの管路よ
り地表面に向かつて延出した管体の開口端に接続
可能に形成した内筒体に、この内筒体より径大な
外筒体を、複数のリブ壁などより成る連結部材を
介して同心状に一体的に設けて成ることを要旨と
したものである。
以下、添付図と共にその一実施例を説明する
に、第1図は本考案の掃除口の分解構成斜視図、
第2図はそのキヤツプを取り外した状態における
縦断面図を示す。
これらの図において、1は内筒体、2は内筒体
1をその外側より包囲するようにして配置された
外筒体であり、この外筒体2は内筒体1よりも径
大に形成されている。そして、内筒体1の上端の
内周面には、ネジ部1aを設けてあり、このネジ
部1aにキヤツプ3を螺入して内筒体1の上端に
キヤツプ3を着脱可能にしてある。また、このよ
うな内筒体1の下端の内周面は立ち上がり管10
2の径に応じた拡口段部1bを形成して、立ち上
がり管102の開口端102aを挿嵌接続可能に
してある。一方、内筒体1の外周面には、等間隔
を保持して外筒体2の内周面に向かつて放射状に
延出させた複数のリブ壁をもつて形成した連結部
材5を設けてあり、内筒体1と外筒体2とはこの
連結部材5によつて同心状に一体になつている。
内筒体1の外周面、外筒体2の内周面、及び連
結部材5を成す左右のリブ壁とによつて囲まれた
空間部6は、本考案の掃除口Aを地表面101近
くの地中内に埋設固定する場合にモルタルやコン
クリートなどを流し込み充填するためのものであ
る。なお、キヤツプ3の上面には、両端に円形凹
部3b,3bを形成した係合凹部3aを設けてあ
り、この係合凹部3a内に不図示の治具を挿入さ
せ、キヤツプ3を回動操作させることによつてキ
ヤツプ3の内筒体1への着脱を可能にしてある
が、内筒体1の上端にキヤツプ3を単に嵌着させ
るような構造に形成する時にはこのような係合凹
部3aを形成する必要はない。また、内筒体1は
図示例のものでは、その上端を外筒体2の上端と
面一にし、かつ外筒体2よりも短い寸法に形成し
たものを示しているが、外筒体2よりも長い寸法
に形成してあつてもよい。さらに、内筒体1と外
筒体2とを一体的に連結する連結部材5も、上記
したリブ壁のような板状のものに限られるもので
はなく、図に示す以外にも種々な変形が可能であ
り、その採択する構造如何により掃除口を一層強
固な構造に形成できるものである。例えば、第3
図に示すように、内筒体1と外筒体2との間に別
の筒体による隔壁7を形成しておけば、掃除口A
の構造を一層強固なものにできる。
本考案の掃除口Aは、以上のような構造である
ので、排水管106などの一部より地表面に向か
つて延出した立ち上がり管102などの管体の開
口端102aを、内筒体1の下端部に接続させた
後、連結部材5間に形成された空間部6内にモル
タルやコンクリート9を流し込んで掃除口Aをそ
の上端が地表面101に合致するようにして地中
内に埋設固定すれば、第4図に示すように排水管
106に対して強固な掃除口Aを形成できるもの
である。
なお、掃除口Aの上端を地表面101に合致さ
せる例としては、上記した内筒体1の拡口段部1
bを長くして管体102を挿嵌するか、あるいは
第5図のように内筒体1の外周に管体102の開
口端102aを挿嵌させる切込溝1dを設けて高
さ調節できるようにすればよい。
また、第6図は、本考案の掃除口Aを第1図〜
第4図において示した立ち上がり管102の開口
端102aの代わりに、地中に埋設された排水管
の一部に連通した排水ます8の上端開口81に取
付けた例を示すものであるが、本考案の掃除口A
はこの図に示されるような態様で使用しても同様
な効果の得られるものである。この実施例のもの
は、既述の実施例と対応する部分には同一の参照
符号を付してその説明を省略してあるが、内筒体
1の上端内周面にキヤツプ3のリング状の係止縁
1cを設け、その係止縁1cの上にキヤツプ3を
載せることによつて、キヤツプ3を内筒体1の上
端に着脱可能にしてあり、さらに内筒体1の下端
を排水ます8の上端開口81に設けた嵌合溝82
内に挿入して内筒体1の下端を排水ます8の上端
開口81に接続してある。
以上に説明したように、本考案の掃除口Aは、
内筒体1の上端にキヤツプ3を着脱可能に嵌着
し、下端を地中に埋設された排水管106などの
管路の一部より地表面に向かつて延出した管体1
02の開口端に接続可能に形成すると共に、内筒
体1より径大な外筒体3を複数のリブ壁などより
成る連結部材5を介して同心状に一体的に設けた
構造にしてあるので、内筒体1の下端に管体10
2の開口端を接続し、連結部材5によつて囲まれ
た空間部6内にコンクリートあるいはモルタル9
を流し込んで充填して地中内に埋設固定すれば、
排水管106などに対して地表面101近くの適
切な位置に強固に固定でき、しかもこのようにし
て施工した後は、体裁の良い掃除口Aが得られる
ものである。
また、このようにして地中内に固定される掃除
口Aは、内筒体1の上端にはキヤツプ3を着脱可
能に嵌着させた構造になつているので、掃除作業
時にはキヤツプ3を取外せばよく、通常時にはキ
ヤツプ3を被せておけば排水管106などの管路
内に異物が浸入することもないので、排水ますの
埋設できない個所に施工して用いる場合は極めて
有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の掃除口の一実施例斜視図、
第2図はそのキヤツプを取り外した状態における
縦断面図、第3図は他の実施例を示す斜視図、第
4図は第1図の実施例の使用状態を示す一部切欠
縦断面図、第5図は本考案の更に他例の縦断面
図、第6図は本考案の掃除口の他例を示す使用状
態における縦断面図、第7図は従来公知の掃除口
を示す一部切欠縦断面図である。 符号の説明、図において、Aは本考案の掃除口
を示しており、1はその内筒体、2は外筒体、3
はキヤツプ、4,8は管体としての立ち上がり管
と排水ます、5は連結部材、6は空間部を示すも
のである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端にキヤツプを着脱可能に嵌着し、下端を地
    中に埋設された排水管などの管路より地表面に向
    かつて延出した管体の開口端に接続可能に形成し
    た内筒体に、この内筒体より径大な外筒体を、複
    数のリブ壁などより成る連結部材を介して同心状
    に一体的に設けて成るキヤツプ付掃除口。
JP16665283U 1983-10-26 1983-10-26 キヤツプ付掃除口 Granted JPS6076189U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16665283U JPS6076189U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 キヤツプ付掃除口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16665283U JPS6076189U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 キヤツプ付掃除口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076189U JPS6076189U (ja) 1985-05-28
JPH0227030Y2 true JPH0227030Y2 (ja) 1990-07-23

Family

ID=30364798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16665283U Granted JPS6076189U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 キヤツプ付掃除口

Country Status (1)

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JP (1) JPS6076189U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076189U (ja) 1985-05-28

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