JPH0635786U - 管用アダプタ - Google Patents

管用アダプタ

Info

Publication number
JPH0635786U
JPH0635786U JP7752092U JP7752092U JPH0635786U JP H0635786 U JPH0635786 U JP H0635786U JP 7752092 U JP7752092 U JP 7752092U JP 7752092 U JP7752092 U JP 7752092U JP H0635786 U JPH0635786 U JP H0635786U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
adapter
peripheral surface
main body
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7752092U
Other languages
English (en)
Inventor
勝之 落
Original Assignee
神戸樹脂工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神戸樹脂工業株式会社 filed Critical 神戸樹脂工業株式会社
Priority to JP7752092U priority Critical patent/JPH0635786U/ja
Publication of JPH0635786U publication Critical patent/JPH0635786U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この桝用アダプタに被接続管(枝管)を嵌挿
し易くすること。 【構成】 排水本管1の開口部7の内径と略同一の外径
に形成した外周面34とこの外周面34の内側位置に設
けてあり枝管2の外径と略同一の内径に形成した内周面
35とを有する略筒状の本体29と、本体29の枝管2
が嵌挿される側の右側端部に設けてありこの右側端部か
ら本体29の左側端部に向かうに従って内径が小さくな
っていく枝管2の案内面30と、を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、異径の管を接続するときや、汚水、雨水等の下水用の桝に排水枝 管等を接続するときに使用する管用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図5に示すように、宅地内の排水本管1に台所、洗面所、浴室等 からの口径の小さい排水枝管2を接続するにあたっては、排水本管1の開口部7 に管用アダプタ11を接続し、この管用アダプタ11の小径側の管接続孔15に 台所等からの枝管2を接続する構成が採られている。この管用アダプタ11は、 図5に示すように、外管部13と内管部16とを備えており、外管部13と内管 部16の夫々の左端部が連結部14を介して連結している。そして、外管部13 と内管部16の夫々の右端面17、18が同一平面内に配置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の管用アダプタ11は、図5に示すように、内管部16の右 端面18と管接続孔15を形成する内周面とが直角を形成していることと、管接 続孔15の内径と枝管2の外径とが略同一であることにより、この管接続孔15 に枝管2の端部を嵌挿することは非常に困難なことである。そして、このような 接続作業は、本管1、管用アダプタ11及び枝管2を地中に配置した状態で行わ れることがあり、管接続孔15と枝管2との中心がずれる場合がある。このよう な場合、中心を合わせながら接続作業を行う必要があり、接続作業が更に困難と なる。
【0004】 また、内管部16の右端面18と管接続孔15を形成する内周面とが直角を形 成していることにより、この内周面の開口縁19が損傷し易く、損傷により例え ば開口縁19のごく一部が内側に盛り上がると、排水枝管2の端部を管接続孔1 9に嵌挿し難くなるし、場合によっては嵌挿が不可能となるという問題がある。
【0005】 本考案は、被接続管の接続作業を極めて容易にすることができる管用アダプタ を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、被接続管を接続しようとする開口部の内径と略同一の外径に形成 した外周面と該外周面の内側位置に設けてあり上記被接続管の外径と略同一の内 径に形成した内周面とを有する略筒状の本体と、上記本体の被接続管が嵌挿され る側の一方の開口端部の少なくとも内周面に沿う外側位置に設けてあり該一方の 開口端部から上記本体の他方の開口端部側に向かうに従って内径が小さくなって いく上記被接続管の案内面と、を具備する構成としたことを特徴とするものであ る。
【0007】
【作用】
この考案によると、この管用アダプタの内周面が形成する管接続孔に被接続管 を嵌挿するときは、被接続管の端部を案内面に沿わせながら管接続孔に嵌挿する ことができる。そして、この管用アダプタの被接続管を嵌挿する側の開口端部に 案内面を設けてあるので、この開口端部が損傷すると案内面が傷つくことがある が、管用アダプタの内周面が損傷することを防止することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の第1実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は、この管用ア ダプタ22(以下、単に「アダプタ22」という。)を排水本管1に嵌挿接着し た状態の断面図であり、図2は図1のアダプタ22の右側面図である。この排水 本管1は、図1に示すように、被接続管を接続するための開口部7を備えており 、この開口部7にアダプタ22を嵌挿接着してある。このアダプタ22にこの開 口部7よりも呼び径の小さい被接続管(排水枝管2)を嵌挿接着してある。
【0009】 アダプタ22は、図1に示すように本体29と案内面30とを備えている。 本体29は、図1に示すように、外周壁32と内周壁33とからなる略短円筒 状であり、図2に示すように内周壁33の中心軸を外周壁32の中心軸に対して 下方に少しずらして形成してある。そして、本体29の外周面34の外径は、排 水本管1の開口部7の内径と略同一の寸法に形成してあり、内周面35の内径を 枝管2の外径と略同一の寸法に形成してある。そして、外周壁32と内周壁33 は、図2に示すように、8つのリブ53によって連結されている。この8つのリ ブ53は、内周面35が形成する管接続孔の中心から放射状に向かう方向に沿っ て設けてある8枚の薄板である。
【0010】 案内面30は、図1に示すように、内周壁33と、8つのリブ53の枝管2を 嵌挿する側の端面の内周壁33と隣接する箇所に設けてあり、枝管2を嵌挿する 方向(図1の左方向)に向かうに従って徐々に内径が小さくなるじょうご状に形 成してある。
【0011】 被覆部31は、図1に示すように、本体29の排水本管1に向かう図1の左側 端部にこの本体29と一体に成形したじょうご状の部分である。そして、先端の 開口縁37が排水本管1の内周面38と接するように、外径を内周面38の内径 と略同一の寸法に形成してある。この被覆部31の内側に形成したじょうご状の 傾斜面39は、図1に示すように、開口縁37から本体29の右側端部に向かう に従って内径が徐々に小さくなっている。そして、この傾斜面39の内径が最も 小さくなる端縁が、本体29の内周面35の左側端部に突設した円環状の係止部 40の斜面41と接続し、この斜面41と傾斜面39とが一体となってじょうご 状の湾曲面を形成している。
【0012】 そして、図1に示すように、本体29の外周壁32の左側端部が被覆部31の 外周面44に対して外側に突出する段部を形成しており、この段部が係合部45 である。この係合部45は、アダプタ22を開口部7に嵌挿したときに、開口部 7の内周面と排水本管1の内周面38とが形成する段部、即ち被係合部46と当 接して、アダプタ22の筒方向(図1の左方向)の位置決めをする機能を有して いる。
【0013】 次に、このアダプタ22の作用を説明する。 このアダプタ22は、図1に示すように、排水本管1の開口部7に嵌挿接着し 、このアダプタ22の内周面35が形成する管接続孔に枝管2を嵌挿接着するこ とにより、排水本管1の開口部7と異径の枝管2とを接続することができるもの である。そして、枝管2をアダプタ22の内周面35(管接続孔)に嵌挿すると きは、枝管2の左側端部を案内面30に沿わせながら管接続孔に嵌挿することが できる。これにより、接続作業の簡単化を図ることができる。そして、アダプタ 22の枝管2を嵌挿する側の開口端部には、この案内面30を設けてあるので、 開口端部が損傷するとリブ53、案内面30が傷つくことがあるが、アダプタ2 2の内周面35の損傷を防止することができる。これにより、この開口端部が損 傷したアダプタ22であっても、枝管2の端部をアダプタ22の内周面35に簡 単に嵌挿させることができる。
【0014】 また、アダプタ22の係合部45は、排水本管1に設けた被係合部46と係合 して、アダプタ22の筒方向(図1の左方向)の位置決めがなされる。そして、 アダプタ22が排水本管1の開口部7に嵌挿した状態で、アダプタ22の被覆部 31がアダプタ22の係合部45と排水本管1の被係合部46との円環状の当接 部を覆っている。これにより、例えば、係合部45と被係合部46との隙間に砂 、塵等が介在した状態でこのアダプタ22を排水本管1の開口部7に嵌挿すると 、係合部45と被係合部46との間に隙間ができた状態でアダプタ22が装着さ れが、被覆部31がこの隙間を覆っているので、この隙間に下水中の砂、塵等が 堆積したり引っ掛かることを防止することができ、これにより枝管2の開口面積 の減少を防止することができる。
【0015】 第2実施例のアダプタ54を説明する。図3は、アダプタ54を排水本管1に 嵌挿した状態を示す断面図である。図4は、図3に示すアダプタ54の右側面図 である。この実施例のアダプタ54と第1実施例のアダプタ22とが相違する点 は、第1実施例のアダプタ22では8つのリブ53を設けてこのリブ53の端部 及び内周壁33の端部に案内面30を設けたが、第2実施例のアダプタ54では リブ53を設けずに、図3に示すように案内壁36を設け、この案内壁36に案 内面55を設けた点と、第1実施例では被覆部31を本体29と一体に成形した が、第2実施例では被腹部56を本体29と別個に成形して本体29に嵌合させ た点である。その他は、第1実施例と同等であり、同等部分は同一の図面符号で 示し、詳細な説明を省略する。
【0016】 案内面55は、図3に示すように、本体29の右側端部の外周面34と内周面 35との間に形成してあり、本体29の右側端部から左側端部に向かうに従って 内径が徐々に小さくなるじょうご状に形成してある。この案内面55が形成され ている案内壁36が外周壁32と内周壁33とを結合している。
【0017】 なお、案内面55を図3に示すように、本体29の右側端部の略全域に亘って 設けたが、内周面35の開口縁に沿う外側位置にのみこの案内面55を設け、こ の右側端部の外周縁に沿う部分には設けない構成とすることができる。
【0018】 このアダプタ54は、第1実施例のアダプタ22と同様に、図3に示すように 、排水本管1の開口部7に嵌挿接着し、このアダプタ22の内周面35が形成す る管接続孔に枝管2を嵌挿接着することにより、排水本管1の開口部7と異径の 枝管2とを接続することができるものである。そして、枝管2をアダプタ22の 内周面35(管接続孔)に嵌挿するときは、第1実施例と同様にして、枝管2の 左側端部を案内面55に沿わせながら管接続孔に嵌挿することができる。これに より、接続作業の簡単化を図ることができる。なお、その他の作用は、第1実施 例と同等であり、その説明を省略する。
【0019】 ただし、第1及び第2実施例において、本体29の外周壁32に対して内周壁 33を偏心して設けたが、内周壁33の中心軸線と外周壁32の中心軸線とを同 一軸線上に設けた構成とすることができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案によると、被接続管の端部をこの管用アダプタの案内面に沿わせながら 管用アダプタの内周面が形成する管接続孔に嵌挿させることができるので、配管 施工の際、この内周面が形成する管接続孔の中心と被接続管の中心とを合わせる 作業を簡単に行うことができ、これにより、被接続管の接続作業の簡単化を図る ことができるという効果がある。
【0021】 そして、管用アダプタの被接続管が嵌挿される側の開口端部には、案内面を設 けてあるので、この開口端部が例えば運搬中に損傷すると、案内面に傷が付くこ とがあるが、内周面に損傷が及ばないようにすることができる。これにより、開 口端部(案内面)が損傷した管用アダプタであっても、被接続管の端部を管用ア ダプタの内周面に簡単に嵌挿させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係る管用アダプタを使
用した配管の縦断面図である。
【図2】同第1実施例の管用アダプタの右側面図であ
る。
【図3】同考案の第2実施例に係る管用アダプタを使用
した配管の縦断面図である。
【図4】同第2実施例の管用アダプタの右側面図であ
る。
【図5】従来の管用アダプタを使用した配管の縦断面図
である。
【符号の説明】
2 枝管 7 開口部 22 管用アダプタ 29 本体 30 案内面 34 外周面 35 内周面 54 管用アダプタ 55 案内面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続管を接続しようとする開口部の内
    径と略同一の外径に形成した外周面と該外周面の内側位
    置に設けてあり上記被接続管の外径と略同一の内径に形
    成した内周面とを有する略筒状の本体と、上記本体の被
    接続管が嵌挿される側の一方の開口端部の少なくとも内
    周面に沿う外側位置に設けてあり該一方の開口端部から
    上記本体の他方の開口端部側に向かうに従って内径が小
    さくなっていく上記被接続管の案内面と、を具備する構
    成としたことを特徴とする管用アダプタ。
JP7752092U 1992-10-12 1992-10-12 管用アダプタ Pending JPH0635786U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7752092U JPH0635786U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 管用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7752092U JPH0635786U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 管用アダプタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0635786U true JPH0635786U (ja) 1994-05-13

Family

ID=13636251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7752092U Pending JPH0635786U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 管用アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635786U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213538A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mirai Ind Co Ltd 管接続具
KR101495846B1 (ko) * 2013-06-07 2015-02-25 이상섭 빗물받이와 하수본관의 연결관 연결용 슬리브 소켓
CN113202996A (zh) * 2021-04-30 2021-08-03 湖北银轮机械有限公司 连接管、连接管组件及集成换热器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634233U (ja) * 1986-06-27 1988-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634233U (ja) * 1986-06-27 1988-01-12

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213538A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mirai Ind Co Ltd 管接続具
KR101495846B1 (ko) * 2013-06-07 2015-02-25 이상섭 빗물받이와 하수본관의 연결관 연결용 슬리브 소켓
CN113202996A (zh) * 2021-04-30 2021-08-03 湖北银轮机械有限公司 连接管、连接管组件及集成换热器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635786U (ja) 管用アダプタ
JPH0239105Y2 (ja)
JP2506192Y2 (ja) 桝用アダプタ
JPS60547Y2 (ja) 管路用盲栓
JPH0542314Y2 (ja)
JP2001159182A (ja) 下水管路用耐震継手
FI83111B (fi) Skyddspropp foer roer.
JP2833869B2 (ja) トラップ付き排水桝装置
KR200300524Y1 (ko) 우오수받이의 관 연결장치
JP7022938B2 (ja) 竪樋用継手
JPH075347Y2 (ja) トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケット
JPH0638949Y2 (ja) 排水桝のパイプ接続口
JP3075515U (ja) L字形断面の管接合用ゴム輪
JPH0447264Y2 (ja)
JP2004211874A (ja) 配管接続装置及びクリップ
JPH0227030Y2 (ja)
KR200242183Y1 (ko) 길이 연장부재를 갖는 관통 스리브
JPH0717887U (ja) 管継手
JP2530315Y2 (ja) 排水ますの取付構造
JPH1163332A (ja) 排水管路の接続部構造
JP3021955U (ja) パイプ挿入用補助具
KR200181891Y1 (ko) 하수관 분기 연결관
JPH0660641U (ja) マンホール内副管継手
JP2002146817A (ja) 地下埋設躯体と管体との接続構造
JP2807106B2 (ja) 排水ます

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950124