JPH075347Y2 - トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケット - Google Patents
トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケットInfo
- Publication number
- JPH075347Y2 JPH075347Y2 JP11529490U JP11529490U JPH075347Y2 JP H075347 Y2 JPH075347 Y2 JP H075347Y2 JP 11529490 U JP11529490 U JP 11529490U JP 11529490 U JP11529490 U JP 11529490U JP H075347 Y2 JPH075347 Y2 JP H075347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- trap
- drainage
- drain pipe
- socket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Sewage (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
本考案はトラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使
用する排水管ソケットに関し、特にトラップ付き排水枡
と該排水枡の設置場所近傍に埋設してある排水管との間
を連結するトラップ付き排水枡用連結ホースに関するも
のである。
用する排水管ソケットに関し、特にトラップ付き排水枡
と該排水枡の設置場所近傍に埋設してある排水管との間
を連結するトラップ付き排水枡用連結ホースに関するも
のである。
【従来技術とその課題点】 浴室の洗い場床に埋設して、洗い場床の排水を一旦貯留
し、然る後トラップから排水するトラップ付き排水枡
は、実開昭60−186393号他に開示してある。第３図には
前記排水枡と浴室の洗い場床の構造が示してある。図で
示すように、この排水枡を浴室の洗い場床に設置する場
合は、予め排水枡の設置場所近傍に埋設してある排水管
と排水枡に設けてあるトラップの排水口とを連結する必
要がある。 ところで排水管の配管工事は排水枡の設置工事よりも先
に行われ、しかも配管工事は管工事業者、左官工事は左
官というように、同一人が工事するとは限らない。従っ
て、排水管の埋設箇所が排水枡のトラップの位置に合致
するとは限らず、タイルの寸法や割付などにより、その
位置がずれる場合がある。このような場合は排水枡の位
置を当初の予定位置からずらして対応しなければなら
ず、設計通りに設置できない課題がある。 また、上記排水管の口径は一定ではなく、浴槽の大きさ
等により、直径50mm,65mm,75mmの３種類があり、それぞ
れの口径に対応させる必要がある。
し、然る後トラップから排水するトラップ付き排水枡
は、実開昭60−186393号他に開示してある。第３図には
前記排水枡と浴室の洗い場床の構造が示してある。図で
示すように、この排水枡を浴室の洗い場床に設置する場
合は、予め排水枡の設置場所近傍に埋設してある排水管
と排水枡に設けてあるトラップの排水口とを連結する必
要がある。 ところで排水管の配管工事は排水枡の設置工事よりも先
に行われ、しかも配管工事は管工事業者、左官工事は左
官というように、同一人が工事するとは限らない。従っ
て、排水管の埋設箇所が排水枡のトラップの位置に合致
するとは限らず、タイルの寸法や割付などにより、その
位置がずれる場合がある。このような場合は排水枡の位
置を当初の予定位置からずらして対応しなければなら
ず、設計通りに設置できない課題がある。 また、上記排水管の口径は一定ではなく、浴槽の大きさ
等により、直径50mm,65mm,75mmの３種類があり、それぞ
れの口径に対応させる必要がある。
そこで本考案の目的は、排水管の立設位置が排水枡の設
置箇所から多少ずれていても連結に支障がなく、又、口
径の異なる排水管にも一種類で対応できるトラップ付き
排水枡用連結ホースを提供することにある。
置箇所から多少ずれていても連結に支障がなく、又、口
径の異なる排水管にも一種類で対応できるトラップ付き
排水枡用連結ホースを提供することにある。
上記目的を達成するために講じた考案の構成は次の通り
である。即ち、本考案は、トラップ付き排水枡と該排水
枡の設置場所近傍に埋設してある排水管との間を連結す
る連結ホースであって、該連結ホースは可撓性を有する
ホース主体を有し、該ホース主体の一端には前記トラッ
プに装着するトラップソケットが取り付けてあり、他端
には排水管ソケットが取り付けてあり、該排水管ソケッ
トは、同心円状に形成された内筒と外筒を有しているト
ラップ付き排水枡用連結ホースである。 ホース主体が弾力性を有する線材を螺旋状に形成した筒
骨体を備え、該筒骨体の外周には柔軟性を有する合成樹
脂シートが配設してあるものは、トラップソケット及び
排水管ソケットの内周又は外周に筒骨体のリード角に適
合したねじを設けておくとは前記ホース主体に螺着する
ことができる。 又、排水管ソケットは、内筒先端が外筒先端よりも突出
しているようにすると排水管に挿着しやすい。
である。即ち、本考案は、トラップ付き排水枡と該排水
枡の設置場所近傍に埋設してある排水管との間を連結す
る連結ホースであって、該連結ホースは可撓性を有する
ホース主体を有し、該ホース主体の一端には前記トラッ
プに装着するトラップソケットが取り付けてあり、他端
には排水管ソケットが取り付けてあり、該排水管ソケッ
トは、同心円状に形成された内筒と外筒を有しているト
ラップ付き排水枡用連結ホースである。 ホース主体が弾力性を有する線材を螺旋状に形成した筒
骨体を備え、該筒骨体の外周には柔軟性を有する合成樹
脂シートが配設してあるものは、トラップソケット及び
排水管ソケットの内周又は外周に筒骨体のリード角に適
合したねじを設けておくとは前記ホース主体に螺着する
ことができる。 又、排水管ソケットは、内筒先端が外筒先端よりも突出
しているようにすると排水管に挿着しやすい。
本考案を図面に示した実施例により更に詳細に説明す
る。 第１図は連結ホースの一実施例を示す正面図、第２図は
中間部を省略した拡大断面図である。 連結ホース１は可撓性を有するホース主体２を有してい
る。ホース主体２は、弾力性を有する線材、例えば鋼線
やプラスチック線を螺旋状に形成した筒骨体20を備え、
該筒骨体20の外周には柔軟性を有する合成樹脂シート21
が、ホース主体２の内面はできるだけ平滑面になるよう
にし、その分ホース主体２の外面は筒骨体20が浮き出た
凹凸面になるように被覆してある。 前記ホース主体２の一端には、後で説明するトラップ12
の装着部12aに嵌着するトラップソケット３が螺着して
ある。又、ホース主体２の他端には排水管に嵌着する排
水管ソケット４の取付筒部41が螺着してある。つまり、
トラップソケット３の外周面には、筒骨体20のリード角
に適合した雄ねじ30が、取付筒部41の内周面には、筒骨
体20のリード角に適合した雌ねじ40が形成してあり、そ
れぞれ捩じるだけでホース主体２に螺着できる。従っ
て、ホース主体２が長すぎる場合は、ホース主体２から
排水管ソケット４又は、トラップソケット３のいずれか
を取り除き、適宜長さに切断した後に、更に取り外した
ものをホース主体２に螺着すればよく、接着剤等を使用
しなくてもホース主体２の長さの調整ができる。 なお、取付筒部41はホース主体２に外嵌してあるので、
取付筒部41とホース主体２との間には、通水性を妨げる
ような段部を生じない。 排水管ソケット４は同心円状に形成された内筒５と外筒
６を有している。内筒５と外筒６は後で説明する口径の
異なる排水管11a,11b,11cと内接或は外接して連結され
る。なお、排水管11の口径によっては内筒５又は外筒６
の肉厚を調整して排水管との間の密着性を保てるように
するのが好ましい。 また、内筒先端51は外筒先端61よりもやや突出させてお
り、排水管11に装着する場合にその作業を容易にしてい
る。 なお、符号７は、内筒５と外筒６の間の装着空間部であ
る。 作用 トラップ付き排水枡10と該排水枡10の設置場所近傍に埋
設してある排水管11との間を連結する場合は、トラップ
12の装着部12aにトラップソケット３を嵌着し、排水管1
1に排水管ソケット４を嵌着してトラップ12と排水管11
とを通水可能に連結する。その連結の仕方は口径によっ
て次のように異なる。 例えば直径50mmの排水管11aに差し込むと、内筒５の外
周面は排水管11aの内周面と密接して連結ホース１は排
水管11aと連結される。 例えば直径65mmの排水管に差し込むと、外筒６の内周面
は排水管11bの外周面と密接して連結ホース１は排水管1
1bと連結される。 例えば直径75mmの排水管に差し込むと、外筒６の外周面
は排水管11cの内周面と密接して連結ホース１は排水管1
1cと連結される。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
る。 第１図は連結ホースの一実施例を示す正面図、第２図は
中間部を省略した拡大断面図である。 連結ホース１は可撓性を有するホース主体２を有してい
る。ホース主体２は、弾力性を有する線材、例えば鋼線
やプラスチック線を螺旋状に形成した筒骨体20を備え、
該筒骨体20の外周には柔軟性を有する合成樹脂シート21
が、ホース主体２の内面はできるだけ平滑面になるよう
にし、その分ホース主体２の外面は筒骨体20が浮き出た
凹凸面になるように被覆してある。 前記ホース主体２の一端には、後で説明するトラップ12
の装着部12aに嵌着するトラップソケット３が螺着して
ある。又、ホース主体２の他端には排水管に嵌着する排
水管ソケット４の取付筒部41が螺着してある。つまり、
トラップソケット３の外周面には、筒骨体20のリード角
に適合した雄ねじ30が、取付筒部41の内周面には、筒骨
体20のリード角に適合した雌ねじ40が形成してあり、そ
れぞれ捩じるだけでホース主体２に螺着できる。従っ
て、ホース主体２が長すぎる場合は、ホース主体２から
排水管ソケット４又は、トラップソケット３のいずれか
を取り除き、適宜長さに切断した後に、更に取り外した
ものをホース主体２に螺着すればよく、接着剤等を使用
しなくてもホース主体２の長さの調整ができる。 なお、取付筒部41はホース主体２に外嵌してあるので、
取付筒部41とホース主体２との間には、通水性を妨げる
ような段部を生じない。 排水管ソケット４は同心円状に形成された内筒５と外筒
６を有している。内筒５と外筒６は後で説明する口径の
異なる排水管11a,11b,11cと内接或は外接して連結され
る。なお、排水管11の口径によっては内筒５又は外筒６
の肉厚を調整して排水管との間の密着性を保てるように
するのが好ましい。 また、内筒先端51は外筒先端61よりもやや突出させてお
り、排水管11に装着する場合にその作業を容易にしてい
る。 なお、符号７は、内筒５と外筒６の間の装着空間部であ
る。 作用 トラップ付き排水枡10と該排水枡10の設置場所近傍に埋
設してある排水管11との間を連結する場合は、トラップ
12の装着部12aにトラップソケット３を嵌着し、排水管1
1に排水管ソケット４を嵌着してトラップ12と排水管11
とを通水可能に連結する。その連結の仕方は口径によっ
て次のように異なる。 例えば直径50mmの排水管11aに差し込むと、内筒５の外
周面は排水管11aの内周面と密接して連結ホース１は排
水管11aと連結される。 例えば直径65mmの排水管に差し込むと、外筒６の内周面
は排水管11bの外周面と密接して連結ホース１は排水管1
1bと連結される。 例えば直径75mmの排水管に差し込むと、外筒６の外周面
は排水管11cの内周面と密接して連結ホース１は排水管1
1cと連結される。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
以上説明したように、本考案によれば、ホース主体は可
撓性を有しているので排水管の立設位置が排水枡の設置
箇所から多少ずれていても連結に支障がない。又、排水
管ソケットは、同心円状に形成された内筒と外筒とを有
するので、口径の異なる排水管にも一種類の排水管ソケ
ットで対応できる。
撓性を有しているので排水管の立設位置が排水枡の設置
箇所から多少ずれていても連結に支障がない。又、排水
管ソケットは、同心円状に形成された内筒と外筒とを有
するので、口径の異なる排水管にも一種類の排水管ソケ
ットで対応できる。
第１図は連結ホースの一実施例を示す正面図、 第２図は中間部を省略した拡大断面図、 第３図は浴室洗い場床に設置されたトラップ付き排水枡
と床下に埋設してある排水管との間を連結ホースで連結
した状態の説明図である。 1:連結ホース 2:ホース主体 3:トラップソケット 4:排水管ソケット 5:内筒 6:外筒 20:筒骨体 21:合成樹脂シート 51:内筒先端 61:外筒先端
と床下に埋設してある排水管との間を連結ホースで連結
した状態の説明図である。 1:連結ホース 2:ホース主体 3:トラップソケット 4:排水管ソケット 5:内筒 6:外筒 20:筒骨体 21:合成樹脂シート 51:内筒先端 61:外筒先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｌ 33/28
Claims (4)
- 【請求項１】トラップ付き排水枡と該排水枡の設置場所
近傍に埋設してある排水管との間を連結する連結ホース
であって、該連結ホースは可撓性を有するホース主体を
有し、該ホース主体の一端には前記トラップに装着する
トラップソケットが取り付けてあり、他端には排水管ソ
ケットが取り付けてあり、該排水管ソケットは、同心円
状に形成された内筒と外筒を有していることを特徴とす
るトラップ付き排水枡用連結ホース。 - 【請求項２】ホース主体は弾力性を有する線材を螺旋状
に形成した筒骨体を備え、該筒骨体の外周には柔軟性を
有する合成樹脂シートが配設してあり、トラップソケッ
ト及び排水管ソケットは前記ホース主体に螺着してある
請求項１記載のトラップ付き排水枡用連結ホース。 - 【請求項３】同心円状に形成された内筒と外筒を有する
排水管ソケットは、内筒先端が外筒先端よりも突出して
いる請求項１又は２記載のトラップ付き排水枡用連結ホ
ース。 - 【請求項４】内周面に雌ねじが形成してある取付筒部
と、該取付筒部と一体に成型してあり同心円状に形成さ
れた内筒と外筒を有していることを特徴とするトラップ
付き排水枡用連結ホースに使用する排水管ソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11529490U JPH075347Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11529490U JPH075347Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0474793U JPH0474793U (ja) | 1992-06-30 |
| JPH075347Y2 true JPH075347Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31863054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11529490U Expired - Lifetime JPH075347Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | トラップ付き排水枡用連結ホース及びそれに使用する排水管ソケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075347Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6982540B2 (ja) * | 2018-04-27 | 2021-12-17 | 未来工業株式会社 | 接続部材及び接続機構 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP11529490U patent/JPH075347Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0474793U (ja) | 1992-06-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |