JPH0741992Y2 - 排水集合管 - Google Patents

排水集合管

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JPH0741992Y2
JPH0741992Y2 JP1990126094U JP12609490U JPH0741992Y2 JP H0741992 Y2 JPH0741992 Y2 JP H0741992Y2 JP 1990126094 U JP1990126094 U JP 1990126094U JP 12609490 U JP12609490 U JP 12609490U JP H0741992 Y2 JPH0741992 Y2 JP H0741992Y2
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JP
Japan
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pipe
drainage
branch pipe
joint
pipe joint
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JP1990126094U
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JPH0482485U (ja
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宏志 佐藤
正雄 仲石
敬之 外山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中、高層集合住宅等において用いられる排水
管、特に汚水と雑排水を同一の排水管に流す一管式排水
配管における排水立管中に介装される排水集合管に関す
るものである。
(従来の技術) 一般に、一管式排水配管における排水管構成は、上階か
ら下階に向って多数の排水立管を1本の排水管状に連結
し床板を貫通させ、各階における居住区の汚水や雑排水
を横枝管及び集合管を介して前記排水立管内に流入させ
るようになっている。
従来の排水集合管21は、第5図及び第6図に示すよう
に、管軸方向両端に排水立管接合部22,23が設けられる
と共に、管軸と直交方向に枝管接合部24,25が設けられ
た排水立管26よりも大径の拡径部27を備えている。そし
て、第5図に示す集合管21は、その一方の枝管接合部25
の開口が上向きでL形の接続管28を介して、便器等から
の汚水用横枝管29が接続され、他方の枝管接合部24には
台所などからの雑排水用横枝管30が接続されており、建
物のコンクリート床31と床板32との間隔Hが大きい場合
に使用される。また、第6図に例示する集合管21は、建
物のコンクリート床31と床板32との間隔Hが小さい場合
に使用され、汚水用横枝管29を接続する一方の枝管接合
部25は、屈曲管状に一体的に形成されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、近年の中高層住宅にあっては、コンクリート
床31の上に床板32を張設しない場合があり、他方床板32
を張設する場合でもコンクリート床31と床板32の間隔H
が非常に小さくなっており、しかも、前記間隔Hが一定
しておらず、便器等からの汚水用横枝管29の接続高さが
まちまちで、第6図に示すように、枝管接合部25を床板
32の高さに合わせて特別に注文しなければならず、入手
に相当の時間を要するうえ高価になり、配管作業が面倒
であるなどの問題があった。
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、床板の高さに応じて横枝管と
の接続開口を上下方向に調整可能で、配管作業性並びに
コスト低下を図ることのできる排水集合管を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。
即ち、本考案の特徴とするところは、上下方向に開口す
る排水立管接合部と、横方向に開口する枝管接合部とを
有する排水集合管において、両開口部を有し、該両開口
部の軸心は所定の心間距離を有して互いに平行に設けら
れた曲管の前記両開口部の内の一方が、前記枝管接合部
にその軸心回りに回動自在に設けられている点にある。
(作用) 本考案によれば、枝管接合部の軸心回りに曲管を回動さ
せることにより、曲管の他端開口部の高さを自在に調整
できるので、該開口部に接続される横枝管の高さが変化
しても横枝管との接続が可能になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第4図において、1は排水集合管で、管軸方向
両端に排水立管接合部2,3が設けられ、上部に排水立管
4よりも大径の拡径部5が設けられると共に、該拡径部
5と下部立管接合部3の間にテーパー管部6が形成され
ている。
そして、前記拡径部5には、管軸と直交方向三方に、枝
管接合部7,8,9が互いに直交状に突設されている。
また、前記枝管接合部7〜9の下端よりも下方でしかも
枝管接合部7〜9が設けられていない側に位置して、拡
径部5内面からテーパー管部6にかけて、管軸に対して
所定の角度で整流羽根10が突設されている。なお、整流
羽根10の端縁とテーパー管部6内面との間隔は、立管4
内を通過する球体を円滑に通過させうるに十分なもの
(通過球径)とされている。
11は横枝管接続用の曲管で、一端が前記枝管接合部7へ
の接続部12とされ、他端の横枝管接続部13に横枝管14が
接続されるようになっており、前記接続部12の開口中心
軸12aと横枝管接続部13中心軸13aは平行とされ、両開口
端面と平行になっている。
前記曲管11の接続部12の端部外周面には、固定用のリン
グ状係止鍔15が固着されている。
また、前記枝管接合部17の開口端内周には、係止鍔嵌合
段部16が設けられ、外周には雄ねじ部17が設けられ、該
雄ねじ部17には係止内鍔18a付ナット18が螺嵌されるよ
うになっている。
なお、前記ナット18は、前記曲管11の接続部12外側に、
前記係止鍔15よりも内側に位置して回転自在に外嵌され
てれおり、係止内鍔18aが曲管11の係止鍔15を、前記枝
管接合部7の係止鍔嵌合段部16の端面に押し当てゝ締付
け、水密状に固定するようになっている。
そして、曲管11は、前記ナット18を緩めることによっ
て、枝管接合部7内で接続部12が開口中心軸12a回りに
自在に回転させることができ、第3図に示すように、横
枝管接続部13中心軸13aの接続部中心軸12aからの高さh
を任意にかつ無段階に変更しかつ調整することができ、
コンクリート床19と床板20の間隔がまちまちであって
も、容易に対応させることが可能である。
上記実施例において、前記枝管接合部7は、第4図に示
すように、拡径部5から雄ねじ部17が突出する程度に短
かくすることができ、また、雄ねじ部17に代えて鍔部と
することができる。
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、枝管接合部7と曲管11の接続構造は従来の他の管接
合構造を採用し、また止水パッキン等を介装することが
できる。
(考案の効果) 本考案によれば、横枝管の高さに応じて、曲管の他端開
口部の高さを自在に調整でき、従って、従来のように枝
管接合部形状・寸法の異なるものを特別注文する必要が
なく、コスト低減を図ることが出来ると共に、配管作業
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4図
は曲管接続構造の拡大断面図、第5図及び第6図は従来
例の正面図である。 1……排水集合管、2,3……排水立管接合部、4……排
水立管、5……拡径部、7〜9……枝管接合部、11……
曲管、13……横枝管接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に開口する排水立管接合部と、横
    方向に開口する枝管接合部とを有する排水集合管におい
    て、 両開口部を有し、該両開口部の軸心は所定の心間距離を
    有して互いに平行に設けられた曲管の前記両開口部の内
    の一方が、前記枝管接合部にその軸心回りに回動自在に
    設けられていることを特徴とする排水集合管。
JP1990126094U 1990-11-27 1990-11-27 排水集合管 Expired - Lifetime JPH0741992Y2 (ja)

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JP1990126094U JPH0741992Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 排水集合管

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JP1990126094U JPH0741992Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 排水集合管

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JPH0482485U JPH0482485U (ja) 1992-07-17
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JP2009183478A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Mars Engineering Corp 玉箱部材、計数機、計数機システム、台間機および台間機システム

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JP2670631B2 (ja) * 1989-11-10 1997-10-29 徳厚 小島 排水立て管継手

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JPH0482485U (ja) 1992-07-17

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