JPH0326178Y2 - - Google Patents

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JPH0326178Y2
JPH0326178Y2 JP17458485U JP17458485U JPH0326178Y2 JP H0326178 Y2 JPH0326178 Y2 JP H0326178Y2 JP 17458485 U JP17458485 U JP 17458485U JP 17458485 U JP17458485 U JP 17458485U JP H0326178 Y2 JPH0326178 Y2 JP H0326178Y2
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locking
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drainage device
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軒樋が設置されない張出部材に設置
される排水装置に関する。
(従来の技術) 従来の排水装置としては、例えば、実公昭57−
14263号公報等に記載されているようなものが知
られている。
この従来の排水装置は、外壁から外側に張り出
した張出部材の排水口に排水筒が挿着され、該排
水筒の下端部付近に桝が設けられたもので、竪樋
の取り付けは、前記桝の下端部に形成された排水
部に対し、エルボ、ソケツト等のジヨイントを介
して接着等により行われる。
尚、前記桝は互いに嵌着し合う桝本体と蓋体と
で構成されており、蓋体を張出部材にビス止めす
ることにより張出部材に固定されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の排水装置にあ
つては、建物の外観と調和させるため、あるい
は、竪樋の設置場所の制約条件等から、角筒状の
竪樋を用いる場合には、一端が円筒状に、他端が
角筒状に形成されたジヨイントを用いなければな
らなかつた。
また、桝は張出部材に固定され、ジヨイントは
水漏れ防止のため接着剤等で接着する必要上、接
続後はジヨイントを回動させることができず、ジ
ヨイントの方向調整が一切できないため、竪樋の
連結作業が極めて不便であるという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述のような問題点を解決することを
目的として成されたもので、この目的達成のため
に本考案では、外壁から外側に張り出した張出部
材の排水口に挿着される排水筒と、該排水筒の下
端部付近に設けられる係止筒と、該係止筒の外周
部に回動自在に設けられる係止リングと、を備
え、該係止リングは略四角筒状に形成され、か
つ、下端部付近内面には、係止部が形成されると
共に、該係止部より上方位置には円状縁部を有す
る内鍔が設けられ、前記係止筒の上端には、張出
部材の排水口周縁に係止可能な係止突部が形成さ
れている排水装置とした。
尚、張出部材とは、窓、縁側、出入口の上に設
けられた水平屋根及びベランダ、バルコニーのフ
ロアのように軒樋が設置されていない板状の部材
をいう。
(作用) 従つて、本考案の排水装置では、上述のような
手段としたことで、係止筒は係止突起を排水口に
押し込むことで張出部材に係止できる。
また、角筒状のジヨイント(エルボ、ソケツト
等)を係止リングの係止部に係止して取り付ける
ことができるし、また、円筒状のジヨイントを係
止リングの内鍔に係止して取り付けることもでき
る。
また、係止リングを係止筒の外周部に回動自在
に設けたことで、係止リングにジヨイントを取り
付けた後、係止リングと一体にジヨイントの方向
を回動調節できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、ベランダの
フロアに設置された排水装置を例にとる。
まず、第1図〜第4図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
Aはベランタのフロアであつて、枠体1と上パ
ネル2及び下パネル3とにより構成されており、
隅角部には上パネル2及び下パネル3にそれぞれ
開口部4a,4bを設けることで排水口4が形成
されている。
Bは排水装置であつて、ゴミよけ10とゴミよ
け側係止筒20と排水筒30と竪樋側係止筒40
と係止リング50とを備えている。
前記ゴミよけ10は、半球体の網部11と該網
部11の下端から周縁方向に延設されたフランジ
12と、前記網部11の下端から下方に延設され
た雄ネジ部13とにより構成されている。
前記ゴミよけ側係止筒20は、中央付近の高さ
に段差を有する円筒状の排水部21と、該排水部
21の上端から周縁方向に延設されたフランジ部
22とにより構成されており、前記排水部21は
上部に前記ゴミよけ10の雄ネジ部13と螺合す
る雌ネジ部23を有している。
尚、このゴミよけ10とゴミよけ側係止筒20
とは、下パネル3の設置に先だつて上パネル2に
取り付けられており、その取り付けは、ゴミよけ
10の雄ネジ部13を上パネル開口部4aに上側
から挿入させ、かつ、ゴミよけ側係止筒20を上
パネル2の下側に配置させてフランジ部12,2
2で上パネル2を上下から挾み込み、雄ネジ部1
3と雌ネジ部23とを互いに螺合させて行われ
る。
前記排水筒30は、排水口に挿通状態で前記ゴ
ミよけ側係止筒20の排水部21に固定されるも
ので、円筒状に形成されている。
尚、排水部21への固定は、接着剤等により行
われる。
前記竪樋側係止筒40は、排水筒30の下端部
付近に設けられるもので、中央付近の高さに段差
を有する円筒状にの排水部41と、該排水部41
の上端から周縁方向に延設されたフランジ部42
とにより構成されており、前記段差部分外周縁に
は二本の突条により嵌合溝43が形成され、フラ
ンジ部42には4箇所にビス用穴44が形成され
ており、更に、排水部41の上端2箇所には係止
突起53が形成されている。
尚、この竪樋側係止筒40は、係止突起53を
下パネル開口部4bの周縁部に係止してフランジ
部42を下パネル3の下面に当接させ、ビス用穴
44よりビス止めすることにより下パネル3に固
定されている。
前記係止リング50は、前記竪樋側係止筒40
の外周部に回動自在に設けられるもので、上方に
僅かに拡開する四角筒状に形成されており、下端
部付近内面の各面4箇所には係止凹部51が形成
され、該係止凹部51より上方位置には内鍔52
が設けられており、又、該内鍔52より上方位置
で各内面の中央部付近の4箇所には前記竪樋側係
止筒40の嵌合溝43に嵌合する嵌合突起53が
形成されている。
尚、前記内鍔52の円状縁部は、円筒状のジヨ
イントより僅かに大きな径に形成されており、対
向する2箇所には切欠部54が形成されている。
次に、実施例の作用を説明する。
排水装置BのフロアAへの設置は、フロアAの
施工と同時に行う。
まず、上パネル2設置の際、ゴミよけ10とゴ
ミよけ側係止筒20とを螺合して上パネル開口部
4aの周縁に取り付け、排水筒30の上端付近を
ゴミよけ側係止筒20の排水部21に仮止めして
おく。
次に、下パネル3設置の際、あらかじめ下パネ
ル3の排水筒設置位置に開口しておいた下パネル
開口部4bに排水筒30の下端付近を挿通させ
る。
そして、係止リング50の係止突起53を竪樋
側係止筒40の係止溝43に係止させて係止リン
グ50を竪樋側係止筒40の外側に挿着した後、
竪樋側係止筒40の係止突起45を下パネル開口
部4bの周縁に係止させ、仮止めする。
この時、フランジ部42が下パネル3の下面に
当接するように配置することにより、下パネル開
口部4bと排水筒30との間に隙間が生じてもフ
ランジ部42により隙間を覆い隠すことができ
る。
最後に、ビス用穴44を用いてフランジ部42
を下パネル3にビス止めする。
次に、排水装置Bへの竪樋の取り付けについて
説明する。
尚、竪樋は排水装置Bに流れ込んだ雨水を地面
に排水するもので、エルボあるいはソケツト等の
ジヨイントにより排水装置Bに連結される。
ここではジヨイントとしてエルボを用いた場合
について説明する。
排水装置Bに角筒状エルボ60を取り付ける際
には、第1図に示すように、角筒状エルボ60の
上端を竪樋側係止筒40と係止リング50の間隙
に下方から押し込み挿入し、角筒状エルボ60の
上端外面の対向位置に設けられた2つの係止突起
61,61を係止リング50の係止凹部51,5
1に係止させる。
ここで、角筒状エルボ60は下端が外壁65の
反対側に向くように回動調節しておく。
そして、第4図に示すように、角筒状エルボ6
0の下端部外周に、竪樋64を連結し、最後に、
連結した竪樋64が外壁65側に配置されるよう
に角筒状エルボ60を回動する。
また、排水装置Bに角筒状エルボ62を取り付
ける際には、第3図に示すように、円筒状エルボ
62の上端を竪樋側係止筒40と係止リング50
の間隙に下方から押し込み挿入し、円筒状エルボ
62の上端外面に対向位置に設けられた2つの係
止突起63,63を係止リング50の内鍔52の
切欠部54,54に位置合わせし、そこから更に
円筒状エルボ62を押し込んだ後、係止突起6
3,63が内鍔52に乗るように回動する。
尚、竪樋の連結については、角筒状エルボ60
の場合と同様であるので、説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、ゴミよけ及びゴミよけ側
係止筒を介して排水筒を排水穴に挿着したが、ゴ
ミよけ及びゴミよけ側係止筒を設けずに、排水筒
を直接フロア側に固着してもよい。
また、実施例では、係止筒を係止突起で仮止め
した後、フランジ部をビス止めしてフロアに固定
したが、係止突起によるフロアへの係止が堅固で
あれば係止突起のみで固定してもよい。
また、実施例では係止筒の上端に係止突起を2
つ形成したが、上端全周に亘つて係止突条を設け
てもよい。
また、実施例では係止リングの内面にジヨイン
トを係止する係止凹部を形成したが、この係止凹
部の代わりに係止リングの外面まで貫通する貫通
穴を形成してジヨイントを係止させてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の排水装置に
あつては、係止筒の上端に張出部材の排水口周縁
に係止可能な係止突部が形成されているために、
張出部材への取付作業が行い易いという効果が得
られる。
また、係止リングが四角筒状に形成され、か
つ、下端部付近内面に嵌合部が形成されると共
に、該嵌合部より上方位置に円状縁部を有する内
鍔が設けられているために、1つの排水装置に対
して角筒状のジヨイントの取り付け及び円筒状の
ジヨイントの取り付けが可能となり、場所に応じ
た形状のジヨイントを選択して容易に取り付ける
ことができる。
また、係止リングを係止筒の外周部に回動自在
に設けたために、ジヨイントの方向の回動調節で
き、竪樋の連結作業が行ない易いという効果が得
られる。
また、実施例にあつては、上述の効果に加え
て、竪樋側係止筒40にフランジ部42を設けた
ために、排水筒30と下パネル開口部4bとの間
に隙間が生じても、フランジ部42で隙間を覆い
隠し、美観性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の排水装置の取付状態を
示す縦断面図、第2図は実施例装置を示す分解斜
視図、第3図は実施例装置の係止リングに対する
円筒状エルボの取付方法を示す斜視図、第4図は
実施例装置の使用状態を示す全体斜視図である。 A……フロア(張出部材)、B……排水装置、
30……排水筒、40……竪樋側係止筒(係止
筒)、45……係止突起(係止突部)、50……係
止リング、51……係止凹部(係止部)、52…
…内鍔、65……外壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外壁から外側に張り出した張出部材の排水口に
    挿着される排水筒と、該排水筒の下端部付近に設
    けられる係止筒と、該係止筒の外周部に回動自在
    に設けられる係止リングと、を備え、該係止リン
    グは略四角筒状に形成され、かつ、下端部付近内
    面には、係止部が形成されると共に、該係止部よ
    り上方位置には円状縁部を有する内鍔が設けら
    れ、前記係止筒の上端には、張出部材の排水口周
    縁に係止可能な係止突部が形成されていることを
    特徴とする排水装置。
JP17458485U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0326178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17458485U JPH0326178Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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JP17458485U JPH0326178Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6282621U JPS6282621U (ja) 1987-05-26
JPH0326178Y2 true JPH0326178Y2 (ja) 1991-06-06

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JP17458485U Expired JPH0326178Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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