JPH044424Y2 - - Google Patents

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JPH044424Y2
JPH044424Y2 JP519187U JP519187U JPH044424Y2 JP H044424 Y2 JPH044424 Y2 JP H044424Y2 JP 519187 U JP519187 U JP 519187U JP 519187 U JP519187 U JP 519187U JP H044424 Y2 JPH044424 Y2 JP H044424Y2
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JP
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gutter
eaves gutter
connector
eaves
drain pipe
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JP519187U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、樋の排水装置に関する。
(従来の技術) 従来、軒樋から竪樋に雨水を流下させるには、
軒樋から集水器を介して行うものと、実公昭61−
9488号公報に示されるような排水筒を軒樋の排水
孔に接続するものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記後者の排水装置は、軒樋の排水孔の位置を
現場で選択でき、施工の自由性が高い長所があ
る。しかしながら、上記公報にも明らかな通り、
従来では鍔とねじ部が形成された一対の筒体によ
り、軒樋の排水孔の縁部を挟着してなるので、筒
体同士のねじ込み作業が必要であり、上方の筒体
は軒樋の上方から手を入れて押さえておかなけれ
ばならなかつた。
従つて、軒樋の形状とか、屋根先端が迫つてき
て、手を入れる間隙がない場合、あるいは谷樋の
ように上方が密閉される状態では、上記の施工は
不可能であるか、困難を極めることになつてい
た。
(問題を解決するための手段) 本考案樋の排水装置は実用新案登録請求の範囲
に記載された構成により上記の問題点の解消を図
るものであり、軒樋の底部に排水孔が開設され、
略字状に形成され上端部から側方に張り出す突
片が設けられた連結具の、外壁面に雄ねじ部が設
けられ、該連結具の突片が前記排水孔を通して前
記軒樋内部に納められ、内壁面に雌ねじ部が形成
された排水筒の雌ねじ部に前記連結具の雄ねじ部
が螺合されて該排水筒の上端部が軒樋の底面に当
接する状態で該排水筒が軒樋と連結されてなる構
成になされる。
この考案において、軒樋とは凡そ断面溝型の樋
体を意味し、家屋の軒先、庇あるいはカーポート
のような小屋根先に取りつけられものであるが、
同様の形状であれば給餌樋のような樋も含まれ
る。
(作用) 本考案においては、連結具の雄ねじ部を排水筒
の突出部の雌ねじ部に螺着することで、軒樋の排
水孔の下方に排水筒を取りつけることができ、そ
の際連結具の下端部を下方から指で摘むことで、
あるいは連結具の突片を軒樋側壁に当接すること
で廻り止めがなされ、軒樋内部に手を入れなくと
もねじ廻し、排水筒の取付作業を行い得る。
〔実施例〕
以下図面に示された本考案の代表的実施例に基
づき、詳細に説明する。
第1図〜第4図は本考案樋の排水装置の一例を
示している。第5図は本考案樋の排水装置の使用
状態の一例を示し、建物Aの波状石綿スレート製
の屋根の軒先Bに施工される軒樋Cと竪樋Dとの
接続部に本考案樋の排水装置が使用される。軒樋
Cの断面形状は雨水の飛散を防止する為、上部が
狭い形状になつており、上から手を入れることが
困難になつている。
第1図は本考案樋の排水装置の主要部品が示さ
れている。1は排水筒であり、上端には外方への
鍔部2が形成され、内壁面には雌ねじ部3が設け
られている。
4は連結具であり、略字状に形成され外壁面
の下半部に雄ねじ部5が設けられ、上端部から外
方に突片6,6が突設されている。
第2図〜第4図により、この樋の排水装置の取
付手順を説明する。軒樋Cの適宜箇所には施工現
場で開設された排水孔7が設けられている。該軒
樋Cが軒先Bの先端を差し込むように取つけられ
(取付金具等は省略)。排水孔7の下方より連結具
4の突片6,6を納め、軒樋C底部に突片6,6
を引つ掛ける。
次いで、排水筒1を持ち上げ、雄ねじ部5を雌
ねじ部3にねじ込んでいく。この際、連結具4の
突片6,6の先端は、第4図に示すように軒樋C
の側壁に当接して、廻り止めがなされる。尚、突
片6と軒樋Cの側壁との間に距離がある時は、下
方より連結具4の下端部を指で摘んでもよい。そ
して、排水筒1の鍔部2が軒樋Cの排水孔7の縁
部に当接し、接着剤を用いて接合し水洩れを防止
する。
しかる後、排水筒1には樋エルボ等を嵌合し、
竪樋Dを接続していく。樋エルボや竪樋Dの接続
形式は種々選択でき、単に縦方向に竪樋Dを接続
してもよいし、竪樋継手や鎖樋を接続してもよ
い。
第6図は本考案樋の排水装置の別の例である。
この連結具4aは第1図の連結具4と同様に、雄
ねじ部5aと突片6aを有し、下端部には断面
型の補強部8aが設けられている。この連結具4
aは剛性が大きくなつて変形することが防止さ
れ、連結具が変形してねじが外れることがなくな
る。
このような本考案樋の排水装置は、上記実施例
のみならず、谷樋や玄関ポーチ樋,テラス樋にも
好適に使用できる。
(考案の効果) 本考案樋の排水装置は、上記に説明した構成に
なされているので、軒樋の上から手を入れて連結
具を押さえる必要がなく、軒樋の下方で排水筒を
ねじ廻し、排水筒の取付作業が容易に行うことが
でき、作業性が非常に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案樋の排水装置の主要部品の一例
を示す斜視図、第2図〜第3図は本考案の樋の排
水装置の取付手順を示す斜視図、第4図は同じく
平面図、第5図は本考案樋の排水装置の使用状態
を示す側面図、第6図は本考案樋の排水装置の主
要部品の別の例を示す斜視図である。 A……建物、B……軒先、C……軒樋、D……
竪樋、1……排水筒、2……鍔部、3……突出
部、4,4a……連結具、5,5a……雄ねじ
部、6,6a……突片、7……排水孔、8a……
補強部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒樋の底部に排水孔が開設され、該字状に形
    成され上端部から側方に張り出す突片が設けられ
    た連結具の、外壁面に雄ねじ部が設けられ、該連
    結具の突片が前記排水孔を通して前記軒樋内部に
    収められ、内壁面に雌ねじ部が形成された排水筒
    の雌ねじ部に前記連結具の雄ねじ部が螺合されて
    該排水筒の上端部が軒樋の底面に当接する状態で
    該排水筒が軒樋と連結されてなる樋の排水装置。
JP519187U 1987-01-17 1987-01-17 Expired JPH044424Y2 (ja)

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JP519187U JPH044424Y2 (ja) 1987-01-17 1987-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS63117828U JPS63117828U (ja) 1988-07-29
JPH044424Y2 true JPH044424Y2 (ja) 1992-02-10

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