JP3126207B2 - ユニット住宅の配管接続構造 - Google Patents

ユニット住宅の配管接続構造

Info

Publication number
JP3126207B2
JP3126207B2 JP04066939A JP6693992A JP3126207B2 JP 3126207 B2 JP3126207 B2 JP 3126207B2 JP 04066939 A JP04066939 A JP 04066939A JP 6693992 A JP6693992 A JP 6693992A JP 3126207 B2 JP3126207 B2 JP 3126207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
unit
connection
piping
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04066939A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05272233A (ja
Inventor
久仁 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13330481&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3126207(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP04066939A priority Critical patent/JP3126207B2/ja
Publication of JPH05272233A publication Critical patent/JPH05272233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3126207B2 publication Critical patent/JP3126207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの住宅ユニット体
が上下に積み重ねられたユニット住宅の配管接続構造
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建物には、給水管、給湯
管、排水管等の複数の配管が配設されている。しかし、
工業生産化率が約80パーセントのユニット住宅におい
ても、かかる配管の配設工事は100パーセント現地施
工であり、現地において、作業者が所定の配管を適切な
位置に配設するようにしていた。
【0003】なお、この種のものとしては、例えば特開
平1−169038号公報及び特開平2−35151号
公報に記載されたようなものがある。かかる現状から、
現地での配管配設工事の軽減の要請がある。
【0004】そこで、図3に示すように、いわゆるユニ
ット式の建物を構成する上下階の住宅ユニット1,2
に、給水管や排水管(図示省略)をユニットにした配管
ユニット3,4を配設する技術が提案されている。な
お、この配管ユニット3,4は、工場で住宅ユニット
1,2に予め取り付けられるものである。
【0005】ところで、住宅ユニット1,2を上下に積
み重ねて階層住宅等を建築する場合、すでに据え付けら
れている下階の住宅ユニット1との合わせ面5の調整を
図りつつ、上階の住宅ユニット2をクレーン等によって
引き下ろして下階の住宅ユニット1に載置するようにし
ている。
【0006】このとき、下階の住宅ユニット1との合わ
せ面5から配管ユニット3の各種配管(図示省略)が上
階の住宅ユニット2側に突出していると、その突出部分
と上階の住宅ユニット2とが接触して合わせ面5の調整
が図りにくいので、各住宅ユニット1,2を積み重ねた
あとで、両者の配管を接続する接続管の製作や取り付け
作業を個別に行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような配管の接続は、複数の接続管の取り扱い等の面で
現場作業の工数を増やすものとなり、その簡略化が望ま
れる。
【0008】そこで、本発明は、配管ユニットが予め配
設されている住宅ユニット同士を積み重ねる場合の配管
の接続作業における接続管の取り扱い等の簡略化を図る
ことのできるユニット住宅の配管接続構造を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、住宅ユニットが上下に積み重ねられてなるユニット
住宅の配管接続構造であって、各住宅ユニットに設置さ
れた配管を配管接続ユニットにより接続するに当たり、
前記配管接続ユニット内に配設された接続管はその中間
部分で屈曲可能になされ、接続管を側方に屈曲せしめた
時は、上下方向に配管接続ユニットから突出することな
く、接続管を延ばした時に上下方向に配管接続ユニット
から接続管の端部が突出するものである。
【0010】
【作用】本発明においては、配管接続ユニット内に配設
された接続管はその中間部分で屈曲可能になされるとと
もに、接続管を側方に屈曲せしめた時は、上下方向に配
管接続ユニットから突出することなく、接続管を延ばし
た時に上下方向に配管接続ユニットから接続管の端部が
突出するものであるので、各住宅ユニットに設置された
配管を配管接続ユニットにより接続するに際しては、接
続管は下階の住宅ユニットの合わせ面から上階の住宅ユ
ニット側へ突出しない状態にある。
【0011】このため、接続管の存在が上階の住宅ユニ
ットの下階の住宅ユニットへの積み重ねの妨げとなるこ
とがなく、上階の住宅ユニットの据え付けを容易に行え
る。そして、上階の住宅ユニットを据え付けた後、接続
管を上方に延ばし、例えば上階の住宅ユニットの配管ユ
ニットの配管と接続することで、従来のように、ある程
度大きな複数の接続管を個別に取り扱う必要がなく、配
管の接続作業における接続管の取り扱いの簡略化を図る
ことができ、配管接続の作業性が向上する。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係るユニット住宅の配管接
続構造の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】図1は本発明にて用いられる配管接続ユニ
ットの全体斜視図、図2は図1の配管接続ユニットを配
設した状態を示す側面図である。
【0014】図2において、10は例えば1階部分を構
成する住宅ユニットで、この住宅ユニット10の上部に
は2階部分を構成する住宅ユニット11が、合わせ面1
2を一致させて積み重ねられている。
【0015】住宅ユニット10の天井面13の下方に
は、配管ユニット14が配設され、また住宅ユニット
1の床面15の上方には、配管ユニット16がそれぞれ
配設されている。
【0016】配管ユニット14,16は、それぞれフレ
ーム14f,16fを備えており、これらのフレーム1
4f,16fには、給水管17a,17b及び排水管1
8a,18b,19a,19bが予め配設され、図示省
略の取り付け手段によって固定されている。なお、排水
管19a,19bは、図2において、排水管18a,1
8bの背後に位置している。
【0017】20は配管接続ユニットであり、給水管1
7a,17b同士、排水管18a,18b同士および排
水管19a,19b同士をそれぞれ接続するためのもの
である。
【0018】配管接続ユニット20はフレーム部21を
備えており、このフレーム部21は、図2に示すよう
に、配管ユニット14と配管ユニット16との間に配設
されるようになっている。
【0019】フレーム部21の梁22には、給水管17
a,17b同士を接続する給水接続管23が上下方向に
向けて取り付け金具24によって取り付けられている。
【0020】また、フレーム部21の梁25には、排水
18a,18b同士を接続する排水接続管26が上下
方向に向けて取り付け金具27(図2参照)によって取
り付けられている。同様にして、この梁25には、排水
19a,19b同士を接続する排水接続管28が上下
方向に向けて取り付け金具(図示省略)によって取り付
けられている。給水接続管23および排水接続管26,
28の長さ寸法は、給水管17a,17b同士、排水管
18a,18b同士、排水管19a,19b同士のそれ
ぞれの端部間の間隔に基づいて予め設定されている。
【0021】給水接続管23の両端部には、給水管17
a,17bのそれぞれに接続される接続部29,30が
設けられ、それらの間の中間部分には屈曲可能なステン
レスフレキ管31がソケット32,32によって接続さ
れている。接続部29,30の外径は、それぞれ給水管
17a,17bに差し込まれて嵌着する寸法とされてい
る。
【0022】排水接続管26の両端部には、排水管18
a,18bのそれぞれに接続される接続部33,34が
設けられ、それらの間の中間部分には屈曲可能な蛇腹形
状のゴムジョイント35がソケット36,36によって
接続されている。接続部33の外径は、排水管18aに
差し込まれて嵌着する寸法とされ、接続部34の内径
は、排水管18bが差し込まれて嵌着する寸法とされて
いる。
【0023】同様に、排水接続管28の両端部には、排
水管19a,19bのそれぞれに接続される接続部3
7,38が設けられ、それらの間の中間部分には屈曲可
能な蛇腹形状のゴムジョイント39がソケット(図示省
略)によって接続されている。接続部37の外径は、排
水管19aに差し込まれて嵌着する寸法とされ、接続部
38の内径は、排水管19bが差し込まれて嵌着する寸
法とされている。
【0024】これらの給水接続管23および排水接続管
26,28は、図2に示すように、フレーム部21を
宅ユニット10の配管ユニット14に取り付けた上で、
ステンレスフレキ管31およびゴムジョイント35,
9を略直角に屈曲させた状態で、合わせ面12から住宅
ユニット11側へ突出しないようにフレーム部21側に
取り付けられている。
【0025】このような構成からなる配管接続ユニット
20を用いての配管接続作業について図2を参照しつつ
説明する。
【0026】まず、住宅ユニット10,11には工場に
て配管ユニット14,16が取り付けられる。これらの
住宅ユニット10,11は現地に搬送される。そして、
従来と同様にして、住宅ユニット10を地面に据え付け
(図3参照)、この住宅ユニット10の配管ユニット1
4の上の所定位置に配管接続ユニット20を取り付け
る。ここで、給水接続管23の接続部29を配管ユニッ
ト14の給水管17aに差し込んで嵌着させる。さら
に、排水接続管26,28の接続部33,37をそれぞ
れ配管ユニット14の排水管18a,19aに差し込ん
で嵌着させる。
【0027】次に、給水接続管23および排水接続管2
6,28のステンレスフレキ管31およびゴムジョイン
ト35,39を略直角に屈曲させる。このとき、ステン
レスフレキ管31およびゴムジョイント35,39は、
それぞれ合わせ面12から住宅ユニット11側へ突出し
ない状態となっている。
【0028】配管接続ユニット20が取り付けられた
宅ユニット10の上方から、住宅ユニット11がクレー
ン(図示省略)によって引き下ろされて住宅ユニット
0に載置される。このとき、合わせ面12からステンレ
スフレキ管31およびゴムジョイント35,39は突出
していないので、住宅ユニット11の合わせ面12に対
する位置合わせが支障なく行なわれる。
【0029】住宅ユニット11の設置が終了した後、給
水接続管23および排水接続管26,28のステンレス
フレキ管31およびゴムジョイント35,39を略鉛直
方向に起立させる。そして、給水接続管23の接続部3
0をユニット体11の配管ユニット16の給水管17b
に差し込んで嵌着させる。さらに、排水接続管26,2
8の接続部34,38のそれぞれに配管ユニット16の
排水管18b,19bを差し込んで嵌着させる。
【0030】このように、住宅ユニット11の引き下ろ
し時の合わせ面12への位置合わせ作業の改善、接続管
のユニット化により、接続管の取り扱い等の作業性が向
上する。
【0031】なお、上記実施例では、配管接続ユニット
20を1階の住宅ユニット10側に取り付けていたが、
施工時の事情等により、配管接続ユニット20を2階の
住宅ユニット11側に取り付けておいて、住宅ユニット
11を住宅ユニット10に積み重ねるようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明においては、配管
接続ユニット内に配設された接続管はその中間部分で屈
曲可能になされ、かつ、接続管を側方に屈曲せしめた時
は、上下方向に配管接続ユニットから突出することな
く、また、接続管を延ばした時に上下方向に配管接続ユ
ニットから接続管の端部が突出するものであるので、各
住宅ユニットに設置された配管を配管接続ユニットによ
り接続するに際して、接続管を下階のユニット体の合わ
せ面から上階のユニット体側へ突出しない状態にでき
る。
【0033】このため、接続管が存在していても、ユニ
ット体の積み重ねの妨げとなることなく、上階のユニッ
ト体の据え付けを容易に行える。そして、上階のユニッ
ト体を据え付けた後、接続管を上方に延ばし、例えば上
階のユニット体の配管ユニットの配管と接続するだけ
で、配管接続を作業性よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にて用いられる配管接続ユニットの全体
斜視図である。
【図2】図1の配管接続ユニットを配設した状態を示す
側面図である。
【図3】配管ユニットを備えているユニット体を示す概
略側面図である。
【符号の説明】
10,11 住宅ユニット 14,16 配管ユニット 17a,17b 給水管(配管) 18a,18b 排水管(配管) 19a,19b 排水管(配管) 20 配管接続ユニット 21 フレーム部 23 給水接続管(接続管) 31 ステンレスフレキ管(中間部分) 26 排水接続管(接続管) 35 ゴムジョイント(中間部分) 28 排水接続管(接続管) 39 ゴムジョイント

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅ユニットが上下に積み重ねられてな
    るユニット住宅の配管接続構造であって、各住宅ユニットに設置された配管を配管接続ユニットに
    より接続するに当たり、前記配管接続ユニット内に配設
    された接続管はその中間部分で屈曲可能になされ、接続
    管を側方に屈曲せしめた時は、上下方向に配管接続ユニ
    ットから突出することなく、接続管を延ばした時に上下
    方向に配管接続ユニットから接続管の端部が突出するも
    のである ことを特徴とするユニット住宅の配管接続構
    造。
JP04066939A 1992-03-25 1992-03-25 ユニット住宅の配管接続構造 Expired - Fee Related JP3126207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04066939A JP3126207B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ユニット住宅の配管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04066939A JP3126207B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ユニット住宅の配管接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05272233A JPH05272233A (ja) 1993-10-19
JP3126207B2 true JP3126207B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=13330481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04066939A Expired - Fee Related JP3126207B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ユニット住宅の配管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3126207B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200465776Y1 (ko) * 2008-02-28 2013-03-18 주식회사 브이비엠 건물 외벽 부착형 슈트
JP2015036492A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物の配管構造及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05272233A (ja) 1993-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3126207B2 (ja) ユニット住宅の配管接続構造
JP4334242B2 (ja) 排水管用管継手および排水システムの施工方法
JP3078094B2 (ja) 建物用ユニット配管接続構造
JP2522477Y2 (ja) 配管カバー継手
JPH0261264A (ja) 建物ユニット
JP3250935B2 (ja) 建物ユニットの配管方法
KR200322179Y1 (ko) 와이자형 플렉시블 이음관
JPH0733029Y2 (ja) 配管ユニット
US20230076808A1 (en) Modular connector system configured for setting vertical or horizontal piping or prefab assemblies in place prior to wall construction
JPH0741992Y2 (ja) 排水集合管
JP2579001Y2 (ja) 天井裏の配管構造
JP2602476Y2 (ja) 浴室ユニット
JP2520816Y2 (ja) 構築用パネル
JP2000014822A (ja) スプリンクラー用配管構造及びスプリンクラー用の分岐管及び施工方法
KR200349999Y1 (ko) 거푸집의 휨방지 파이프 고정용 브라켓트
JP3190201B2 (ja) 建物ユニットの床下配管構造
JP3188807B2 (ja) 建物ユニットの配管方法および配管構造
KR200266428Y1 (ko) 신축형 전기콘넥터
JPS62261791A (ja) 配管施工方法
JPH0532465U (ja) ユニツトルームの排水管接続構造
JP3513641B2 (ja) 配管ユニット
JP2897854B2 (ja) ユニット建物における空調機用冷媒管の配管方法及び配管構造
JPH04344114A (ja) フロアダクト接続部材
JP2561982Y2 (ja) 構築用パネル
JPH11182762A (ja) 屈曲自在な管継手装置、及び、その配管方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees