JP3513641B2 - 配管ユニット - Google Patents

配管ユニット

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JP3513641B2 JP19774297A JP19774297A JP3513641B2 JP 3513641 B2 JP3513641 B2 JP 3513641B2 JP 19774297 A JP19774297 A JP 19774297A JP 19774297 A JP19774297 A JP 19774297A JP 3513641 B2 JP3513641 B2 JP 3513641B2
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和孝 浦田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、配管ユニットの改良
に関するものである。 【0002】 【従来の技術及びその課題】従来、配管ユニットは図1
3に示すように構成されており、配管ユニット51のフ
レーム52には予め工場で脱臭管53,給水管54,通
気管55,排水管56がセットされて現場に搬入されて
施工されており、従来において、現場施工の際に現場寸
法の誤差を吸収することが困難で、また、各ユニット間
をジョイント部材57,58でジョイントするのに手間
が掛かり、便器の位置とか現場の立ち上がり管の位置と
の関係等でズレが生じているとジョイントが非常に難し
くなるという問題点があった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、現場でのジョイントが
不要となり、現場の誤差を良好に吸収して現場での施工
が簡略化できる配管ユニットを提供せんことを目的と
し、その要旨は、大便器,小便器,洗面器等に接続され
る給水管,排水管等がフレームに組付けられてなる配管
ユニットにおいて、前記給水管,排水管等は、現場に対
応したジョイントのない所定寸法に形成され、前記大便
器,小便器,洗面器に接続するための可撓性分岐管が予
め工場で組付けられて、前記フレームとは分離された状
態で現場に搬入されるとともに、現場において、前記給
水管,排水管等が前記フレームに組付けられるように構
成した配管ユニットであって、前記フレームには固定板
が固設されており、前記排水管の可撓性分岐管先端の接
続用フランジが、前記固定板に形成され上方が開口され
た係合孔に対して、上方側より落とし込み状に嵌め込み
固定されるように構成したことである。 【0004】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本例の配管ユニットの全体構成図であ
り、配管ユニット1は、小便器フレーム2,小便器フレ
ーム3,洗面器フレーム4,大便器フレーム5の各分離
されたフレームを備え、また、現場においてヘッダー固
定架台6上に立設される給水ヘッダー7に可撓性の複数
の給水ホース8a,8b,8c,8dをワンタッチで接
続できるように構成されており、また、脱臭管9には予
め可撓性の可撓性分岐管10,10,10,10がそれ
ぞれ工場で接続されて現場に搬入され、また、工場で予
め所定寸法にジョイントのない状態に形成された排水管
11が現場に搬入されて、この排水管11には予め可撓
性の蛇腹分岐管12がセットされて、蛇腹分岐管12の
上端には小便器とか大便器を接続するための接続用フラ
ンジ13が取り付けられたものとなっており、複数の蛇
腹分岐管12が予め排水管11にセットされており、さ
らに排水管11には排水トラップ16がセットされたも
のとなっている。 【0005】前記各小便器フレーム2,3及び洗面器フ
レーム4及び大便器フレーム5の分解斜視図を図2に示
す。前記小便器フレーム2,3には横方向に固定板18
が固設されており、この固定板18には上方が開口され
た係合孔18aが予め形成されたものとなっている。ま
た、前記脱臭管9は図3に示すように、前述した複数の
可撓性分離管10,10,10が予め工場で接続されて
現場に搬入されるものであり、脱臭管9は例えばスパイ
ラルダクトで構成され、また、可撓性分岐管10は例え
ばカナアルミダクトで構成されるものである。 【0006】また、前記給水ヘッダー7と前記給水ホー
スの分解斜視図を図4に示し、このように分解された状
態で現場に搬入されるものであり、給水ヘッダー7には
現場の給水立上管に接続するボールバルブ部7aが形成
されており、前記給水ホース8a,8b,8cは例えば
架橋ポリエチレンで形成したものであり、また、大便器
へ給水するための給水ホース8dは耐圧ゴム製で形成さ
れたものとなっている。この給水ホース8a,8b,8
c,8dは共に現場の誤差に容易に対応できるように可
撓性が付与されている。 【0007】また、前記排水管11の分解図を図5に示
す。所定寸法に予め工場で形成された排水管11には予
め複数の前記蛇腹分岐管12,12が接続されており、
さらに大便器用の蛇腹分岐管19も予め接続されてお
り、大便器用蛇腹分岐管19の上端にも接続フランジ2
0が取り付けられている。また、可撓性の通気蛇腹管1
4が予め接続されて、この通気蛇腹管14を介し通気管
15が接続されたものとなっている。 【0008】次に、前記給水ヘッダー7を支持するヘッ
ダー固定架台6を図6に示し説明すると、このヘッダー
固定架台6の水平片部22がアンカーボルト23を介し
現場の床面上に固定されるものであり、このヘッダー固
定架台6の垂直片部24には縦方向に縦孔26が形成さ
れて、縦孔26には上下に間隔をおいたダルマ孔25,
25,25が貫通形成されたものとなっている。 【0009】これに対し前記給水ヘッダー7の外周には
予め図7の拡大図で示すように、支持バンド29を巻着
しておき、この支持バンドに設けられた固定ナット30
に対しボルト27を螺合させて、ロックナット31で締
め付けてロックしておき、この状態でボルト27の頭部
を前記ヘッダー固定架台6の前記ダルマ孔25内に差し
込んで、その状態で縦孔26内にボルト27を挿通させ
て、高さを任意に設定した状態で締付ナット28を締め
付けて、ヘッダー固定架台6の垂直片部24に給水ヘッ
ダー7を固設することができるものであり、現場寸法に
対応させて高さ等を容易に現場で調節して給水ヘッダー
7を設置することができるものである。 【0010】また、この給水ヘッダー7に対し前記給水
ホース8a,8b,8cを接続するには、図8の拡大図
で示すように、予め給水ヘッダー7にワンタッチ式の雄
金具7b,7bを接続させておき、これに対し給水ホー
ス8aの一端側にワンタッチ雌金具32を設けておき、
雄金具7bに対し雌金具32をワンタッチで嵌め込ん
で、給水ヘッダー7にそれぞれ給水ホース8a,8bを
ワンタッチで接続することができるものである。さらに
給水ホース8a,8bのそれぞれの他端側はフレーム
2,3,5に予め取り付けられている電磁弁17に接続
されるものであり、この場合も図9に示すように、電磁
弁17に予めワンタッチ雄金具17aを突出させてお
き、給水ホース8a,8b,8c,8dの端部に設けら
れたワンタッチ雌金具32をワンタッチで嵌め込んで、
電磁弁17にそれぞれの給水ホース8a,8b,8c,
8dをワンタッチで接続できるように構成されている。 【0011】また、前記排水管11とか通気管15とか
脱臭管9は、各フレームを構成する縦フレーム2aに対
し図10に示すようにワンタッチで組付けることができ
るように構成されている。即ち、図10において、縦フ
レーム2aには縦孔34が形成され、縦孔34には所定
間隔で上下にダルマ孔33,33が予め形成されてお
り、一方、例えば排水管11の外周には支持バンド35
を巻着しておき、この支持バンド35に固定された固定
ナット36に対しボルト38を螺合させてロックナット
37で固定させておき、このボルト38を前記ダルマ孔
33内に入れて縦孔34内にボルト38を挿通させて上
下位置を任意に設定した状態で締付ナット39を締め付
け、これにより縦フレーム2aに排水管11を任意に調
節して容易に取り付けることができるものであり、取付
状態の正面図は図11の拡大図で示す。 【0012】同様に、通気管15及び脱臭管9において
も同様な構造により各フレームを構成する縦フレーム2
aに容易に組付けることができるものである。また、排
水管11を前記図10のように縦フレーム2aに組付け
た後に、排水管11の蛇腹分岐管12の上端の接続用フ
ランジ13を図12に示すように、前記固定板18に対
し上方側より係合孔18a内に落とし込んで嵌め込み、
固定板18の前面に接続用フランジ13を固定状態で良
好に配置することができ、この接続用フランジ13の前
面に小便器等が接続されるものである。 【0013】従って本例では、各フレーム2,3,4,
5をそれぞれ脱臭管9,排水管11等と分離して現場に
搬入するため、搬入が容易となり、また、予めジョイン
ト部が存在しない所定寸法に形成した排水管11等を現
場に搬入して、現場においてフレームに極めて容易に組
付けることができ、従来のようなジョイント部材が不要
であり、漏水の危険性がなく、また、現場に対応させて
各フレーム2,3,4,5を配置させることができ、フ
レームの設計,配管の設計等を大幅に簡略化させること
ができるものであり、また、可撓性を有する分岐管1
0,12により施工誤差を良好に吸収させることが可能
であり、しかもワンタッチジョイントの採用により現場
での施工を簡略化させることができ、さらに給水ヘッダ
ー7の採用により同時使用による給水の流量変動をなく
することができるものである。 【0014】 【発明の効果】本発明は、大便器,小便器,洗面器等に
接続される給水管,排水管等がフレームに組付けられて
なる配管ユニットにおいて、前記給水管,排水管等は、
現場に対応したジョイントのない所定寸法に形成され、
前記大便器,小便器,洗面器に接続するための可撓性分
岐管が予め工場で組付けられて、前記フレームとは分離
された状態で現場に搬入されるとともに、現場におい
て、前記給水管,排水管等が前記フレームに組付けられ
るように構成した配管ユニットであって、前記フレーム
には固定板が固設されており、前記排水管の可撓性分岐
管先端の接続用フランジが、前記固定板に形成され上方
が開口された係合孔に対して、上方側より落とし込み状
に嵌め込み固定されるように構成したことにより、各フ
レームと各配管を別々に現場に搬入することができるた
め搬入が容易となり、また、各配管はジョイントがな
く、現場でのジョイントが不要となり、漏水の危険性が
なくなる。また、各分岐管は可撓性であるため現場での
施工誤差を良好に吸収することができ、現場でフレーム
に対し各配管を容易に組付けて現場に対応した施工が可
能で、排水管の可撓性分岐管先端の接続用フランジが、
係合孔に落とし込み状に嵌め込み固定されるため、重い
接続用フランジをワンタッチで容易にフレームに固設さ
せることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】配管ユニットの全体配置構成図である。 【図2】配管ユニットを構成する各フレームの分解斜視
図である。 【図3】脱臭管の斜視構成図である。 【図4】給水ヘッダーと給水ホースの分解斜視図であ
る。 【図5】排水管と通気管等の分解斜視図である。 【図6】給水ヘッダーをヘッダー固定架台に取り付ける
分解構成図である。 【図7】図6の取付状態の要部拡大構成図である。 【図8】給水ヘッダーに給水ホースをワンタッチで接続
する前の分解構成図である。 【図9】給水ホースを電磁弁にワンタッチで接続する前
の分解構成図である。 【図10】フレームに排水管等を組付ける構造を示す組
付け前の斜視構成図である。 【図11】組付け後の要部拡大正面構成図である。 【図12】接続用フランジを固定板の係合孔内に落とし
込み状に嵌め込む前の要部斜視構成図である。 【図13】従来の配管ユニットの全体構成図である。 【符号の説明】 1 配管ユニット 2,3 小便器フレーム 4 洗面器フレーム 5 大便器フレーム 6 ヘッダー固定架台 7 給水ヘッダー 7b,17a ワンタッチ雄金具 8a,8b,8c,8d 給水ホース 9 脱臭管 10 可撓分岐管 11 排水管 12 蛇腹分岐管 13 接続用フランジ 14 通気蛇腹管 15 通気管 16 排水トラップ 17 電磁弁 18 固定板 18a 係合孔 19 大便器用蛇腹分岐管 20 接続フランジ 22 水平片部 24 垂直片部 25 ダルマ孔 26 縦孔 27 ボルト 28 締付ナット 29 支持バンド 32 ワンタッチ雌金具 33 ダルマ孔 34 縦孔 35 支持バンド 38 ボルト 39 締付ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−85431(JP,A) 実開 平2−18561(JP,U) 実開 平3−87749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 11/00 E03D 11/13 E03C 1/01

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 大便器,小便器,洗面器等に接続される
    給水管,排水管等がフレームに組付けられてなる配管ユ
    ニットにおいて、前記給水管,排水管等は、現場に対応
    したジョイントのない所定寸法に形成され、前記大便
    器,小便器,洗面器に接続するための可撓性分岐管が予
    め工場で組付けられて、前記フレームとは分離された状
    態で現場に搬入されるとともに、現場において、前記給
    水管,排水管等が前記フレームに組付けられるように構
    成した配管ユニットであって、前記フレームには固定板
    が固設されており、前記排水管の可撓性分岐管先端の接
    続用フランジが、前記固定板に形成され上方が開口され
    た係合孔に対して、上方側より落とし込み状に嵌め込み
    固定されるように構成したことを特徴とする配管ユニッ
    ト。
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