JP2576996Y2 - カウンターの設置構造 - Google Patents

カウンターの設置構造

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JP2576996Y2
JP2576996Y2 JP1992076236U JP7623692U JP2576996Y2 JP 2576996 Y2 JP2576996 Y2 JP 2576996Y2 JP 1992076236 U JP1992076236 U JP 1992076236U JP 7623692 U JP7623692 U JP 7623692U JP 2576996 Y2 JP2576996 Y2 JP 2576996Y2
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frame
pipe
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JP1992076236U
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Inventor
義親 田中
義勝 川井
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築物の躯体壁面に沿
って設置されるカウンターの設置構造に関するものであ
り、特にビル等におけるトイレルームに適用するのに好
適なカウンターの設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンターの設置構造は、配管ユ
ニットを用いたものである。これについて第2、3図を
参照して説明する。
【0003】トイレルームの壁面を構成する壁パネル1
0の前面に配管ユニット12(12a,12b,12c
……)が複数個設置されている。この配管ユニット12
は、箱型のフレーム14と、該フレーム14の内部に配
設され取付金具(図示略)にて該フレーム14に固定さ
れた通気管16、給水管18及び排水管20を備えてい
る。(なお、さらに脱臭管が配設されることもある。)
このフレーム14の上面に天板(甲板)22が装着さ
れ、前面に前板24及び巾木26が装着される。さら
に、この前板24に対し洋風便器28や小便器、洗面
器、掃除流し(いずれも図示略)等が取り付けれられ
る。30はトイレブースである。
【0004】第図の通り、フレーム14は連結金具3
2によって壁パネル10に固定される。フレーム14の
下部は、アンカーボルト34によって床面36に固定さ
れると共に、アジャスタボルト38によって高さ調節可
能とされている。
【0005】上記の通気管16、給水管18、排水管2
0(以下、これらを配管と総称することがある。)は、
いずれもフレーム14の左右方向の幅寸法とほぼ同一長
さとなっており、工場にて該フレーム14に取り付けら
れた後、現場に搬入される。そして、この現場にて配管
ユニット12を設置し、その際に、隣接する配管ユニッ
ト12a,12b……のフレーム14同志を連結すると
共に隣接する配管ユニット12a,12b……内の配管
16、18、20同志を配管施工業者が連結する。
【0006】別の従来例として、フレームと前板のみを
規格化し、配管は工事業者が現場で切ったりつないだり
する施工法も行なわれている。なお、この配管はフレー
ムに取り付けられる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前者の従来のカウンタ
ーの設置構造にあっては、用いられる配管ユニットと同
じ長さに各配管が揃えられているため、隣接する配管ユ
ニットの配管同志の接続箇所が多数にのぼることにな
り、配管接続作業にかなりの手間がかかり、結果的にコ
スト(特に人件費)の上昇及び工期の長期化の原因とな
っていた。
【0008】なお、1個の配管ユニットに複数個(通常
は1〜5個)の便器等を取り付けるようにした多連ユニ
ットも用いられており、現場の条件に合わせて連立数の
異なるユニットを組み合わせて施工する。ところが、こ
の多連式のユニットの場合、隣り合う便器の間隔が現場
毎に違うため、いちいちフレーム自体を設計する必要が
ある。
【0009】一連式のユニットであれば、便器間隔を調
整できるが、配管接続箇所が著しく増え、工期が長くな
ると共にコストも高くなる。
【0010】前者の従来例の如くフレームに配管を予め
取り付けてあるものは、重量が大きく、また嵩高でもあ
るため、輸送コストがかさむ。
【0011】後者の従来例(フレームと前板のみ規格
化)においては、現場での作業量が多く、施工性が前者
及び後者のいずれの従来例においても、フレームに配管
を取り付けるため、フレーム強度を高くする必要があ
る。また、フレームの一部が現場においてどうしても邪
魔になることがあるが、この邪魔になる部分は切除する
ようにしており、無駄が生じ易い。
【0012】本考案は、上記従来の問題点を解決し、施
工が簡易であるカウンターの設置構造を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案のカウンターの設
置構造は、上下方向に所定間隔をおいて多数のブラケッ
ト取付孔を設けたピラーを建築物の壁面に沿って立設
し、該ピラーに配管取付用のブラケットを取り付け、こ
のブラケットに横引き配管を取り付け、該配管を上方及
び前方から囲うL字形の枠体を設置し、該枠体に天板及
び前板を取り付けてなるものである。
【0014】
【作用】本考案のカウンターの設置構造においては、ま
ピラーを立設し、このピラーに対して配管をフレーム
とは別に壁面に取り付けておき、その後フレームの設置
施工を行ない、次に天板及び前板を該フレームに取り付
ける。従って、各クレームの幅寸法に関わりなく現場に
必要な長さを有する配管を施工できる。このため、現場
における配管の接続箇所が著しく少なくなる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例構造を示す斜視図である。
【0016】トイレルームの壁面40に沿ってピラー6
2を立設し、このピラー62にアンカーボルトでブラケ
ット42、44、46を取り付ける。このピラー62
は、上下方向に所定間隔をおいて多数のブラケット取付
孔64を設けてあるため、ブラケット42、44、46
の設置高さを自在に調節できる。
【0017】このブラケット42、44、46に通気
管48、給水管50、排水管52がUバンド54で取り
付けられている。これら配管48、50、52の上方及
び前方を囲うようにL字形の複数個のフレーム56、5
6、………が設置される。このフレーム56は、図示は
しないが、前記従来例の箱型のフレーム14と同様の壁
連結金具及び床固定アンカーボルトによって壁面40及
び床面60に固定されると共にアジャスタボルトによっ
て高さ調整される。また、このフレーム56の上面に、
天板22、前板24及び巾木30と同様の天板、前板及
び巾木(図示略)が装着される。
【0018】このように構成されたカウンターの設置構
造においては、上記の配管48、50、52は、複数個
のフレーム56にまたがって一続きとなっている。従っ
て、現場における配管接続作業数がきわめて少ない
【0019】
【考案の効果】以上の通り、本考案のカウンターの設置
構造によると、現場における配管の接続作業箇所が著し
く少なくなり、施工人件費の削減、工期の短縮を図るこ
とができる。また、フレームがL字形であって箱型フレ
ームに比べ軽量であると共に、配管とフレームとが別体
であるため、現場へのフレームの搬入も楽に行なえる。
【0020】本考案によると、フレームに配管を支持さ
せないので、フレーム必要強度の低減を図ることができ
る。また、現場に対応した設計変更箇所が少なくて済む
ため、設計コストが低下されると共に、その分だけ納期
の短縮化も実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に関わるカウンターの設置構造を示す斜
視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 40 壁面 42、44、46 ブラケット 48 通気管 50 給水管 52 排水管 56 フレーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に所定間隔をおいて多数のブラ
    ケット取付孔を設けたピラーを建築物の壁面に沿って立
    設し、該ピラーに配管取付用のブラケットを取り付け、
    このブラケットに横引き配管を取り付け、該配管を上方
    及び前方から囲うL字形の枠体を設置し、該枠体に天板
    及び前板を取り付けてなるカウンターの設置構造。
JP1992076236U 1992-11-05 1992-11-05 カウンターの設置構造 Expired - Lifetime JP2576996Y2 (ja)

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JPH0640067U JPH0640067U (ja) 1994-05-27
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JP2577428B2 (ja) * 1988-03-30 1997-01-29 東陶機器株式会社 配管ケースの組立方法
JP2672844B2 (ja) * 1988-09-21 1997-11-05 東陶機器株式会社 トイレ用配管ユニット

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