JP2672844B2 - トイレ用配管ユニット - Google Patents

トイレ用配管ユニット

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憲一郎 青山
智 仲戸川
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は汚水管を内蔵するエンクローズドタイプのト
イレ用配管ユニットに関する。
(従来の技術) 配管ユニットは、配管フレームと称される支持枠によ
り所要の配管系を保持一体化したユニット品で、近時、
水廻、特に、プレファブ式のバスやトイレにおける衛生
機器の配管施工に利用され、その乾式化に役立っている
が、これを室内側に設置する場合、フレームと配管系を
外装材で覆い隠して美観を損なわないようにすることが
望ましく、その際、配管フレームに外装材の支持枠を兼
ねさせることが出来れば都合が良い。
そこで、配管系の配管スペースを側面視囲繞する配管
フレームを組立て、これに外装材を着設した構造の配管
ユニットが使用されており、エンクローズドタイプと呼
ばれる。
ところで、水廻の衛生機器、例えば、便器や洗面器、
流し等の配管系には、給水、給湯若しくは通気といった
所謂ユーティリティ供給用の管路の外、使用後の排水を
集合流下せしめる為の管路、つまり、汚水管が存在し、
通常、これが、落差を利用した水勢流下方式になってい
る為、その管径、傾度等の諸元が最大流量や流下距離次
第となる。
この点、トイレを対象とする場合、ユニットバス等と
異なり、衛生機器の連設点数や配管レイアウトが現場に
よりマチマチで、有効な最大流量或いは流下距離を一概
に特定し難い。
然るに、従来のエンクローズドタイプのトイレ用配管
ユニットは、配管フレームが単一の枠組として設計され
ていた。
(発明が解決しようとする課題) この為、汚水管を含める場合、配管フレームの製作と
平行して組込むことになり、フレームが注文製作となっ
て、配管ユニットの標準化が外装材の域に留まらざるを
得なかった。
本発明は斯かる従来のトイレ用配管ユニットにおける
問題点を有効に解決すべく為されたもので、その目的と
する処は、フレームを含めた標準化が可能なエンクロー
ズドタイプのトイレ用配管ユニットを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、衛生機器よりの排水
を流下せしめる汚水管等の配管と、配管の配管スペース
を囲繞する配管フレームとを備えて成るエンクローズド
タイプのトレイ用配管ユニットにおいて、配管フレーム
を組付け取外し自在の前後の枠組に分割し、後側枠組
は、床に固定する基枠と、基枠の後縁から起立した配管
支持枠とで側面視L字形状に形成し、配管支持枠に配管
を固定した。
(作用) 上記手段によれば、配管フレームを組付け取外し自在
の前後の枠組に分割したので、汚水管等の配管の組込を
製作時に限定する必要がなく、従って、フレームを予め
特定の寸法で製作しておくことができる。又、前後枠組
を取外すと後側枠組が開放状態となるから、施工現場で
の衛生機器の連設点数や配管レイアウトに応じて汚水管
等の配管工事を容易に行うことができる。尚、ユニット
内の配管スペースは、本来、十分な余裕が見込まれてい
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例に付き、添付図面に基いて詳細
な説明を行なう。
先ず、第1図及び第5図を参照して、本実施例に係る
トイレ用配管ユニットの概要を説明しておく。
第1図は配管ユニットの展開図、第5図は同斜視図で
ある。
図中、Utは配管ユニットの全体を表し、同ユニットUt
は、給水管P1、通気管P2、汚水管P3その他不図示の管路
を含む配管系Piと、その配管スペースSpを側面視囲繞す
る配管フレームFrと、これを覆い隠す外装材Ecとして三
連横並びに着設された前面板Cf及び共通の甲板Ctとから
成る所謂エンクローズドタイプのもので、各前面板Cfに
衛生機器Swとしての水洗式大便器が着設され、対応する
ロータンクTlが配管スペースSpに内蔵されている。な
お、Pcは各大便器Swと配管系Piをつなぐ取合管路を表し
ている。
本実施例では、以上において、配管フレームFrを、配
管スペースSpに後方及び下方から臨む後側枠組10と、前
方及び上方から臨む前側枠組20とに分割した形で製作
し、後者20を前者10に対し組付け取外し自在となすこと
で、配管スペースSpを幅方向略全体に亘り連続に開放自
在、つまり、アクセス可能とし、以って、適宜な時期、
例えば、配管フレームFrの蔵出し後搬入直前、又は、現
場据付時、或いは、改修作業時に所要の配管系Piを、後
側枠組10に、前方乃至は上方から着脱出来るようにして
おり、これによれば、エンクローズドタイプの配管ユニ
ットUtであるにも拘わらず、汚水管P3を含む配管系Pi
と、フレームFr及び外装材Ecを、切離して扱え、後者F
r,Ecの標準化を推進する上で際めて都合が良い。
こゝで、第2図乃至第4図を併せ参照して、上記配管
フレームFrの細部構造及び組立手順に付き述べる。
第2図乃至第4図は配管フレームの組立要領図であ
る。
上記フレームFrの後側枠組10は、側面視略L字形状の
単位枠11を、三連横並びに組合せ、溶接又はボルトによ
り緊結一体化したもので、各単位枠11は、躯体床定着さ
れる基枠12と、その後縁より垂直に起立する配管支持枠
13から成り、幅wx高さh奥行dの製作寸法を有する。
各基枠12と配管支持枠13は、夫々、アングル材12a〜1
2c,13a〜13dをコ字状又は長方形状に組廻した框と、こ
れに組込んだ適宜本数の組材12d,13eとで構成され、配
管支持枠13の縦框材13d,13cにボルト止めしたループタ
イ14,15,16により、配管系Piの管路P1,P2,P3を適所に固
定できる構造になっている。
各管路P1,P2,P3は、所要サイズの直管P11,P12;P21,P2
2;P31,P32若しくは不図示の曲管をチーP13,P23,P33その
他の継手でつないだもので、汚水管P3の場合、傾斜を持
たせ、流下を容易ならしめる。
前側枠組20は、側面視略逆L字形状の単位枠21を、後
側枠組10の各単位枠11に組付け、ボルトで結合一体化し
たもので、単位枠21は、配管支持枠13の上端に後縁で取
合う天枠22と、天枠22前縁より垂下して基枠12前端に取
合う外装材支持枠23から成り、後側枠組10同様、幅wx高
さh奥行dの製作寸法を有する。
従って、後側枠組10と前側枠組20は、その全体幅寸法
が、共に、単位枠11,21の枠幅wの整数倍となり、単位
枠連設数の異なる複数面の配管ユニットを任意の組合せ
で引廻す場合であっても、その前面差し渡し幅や配管ス
ペースの長さが、上記寸法wを基準としてモジュール化
される。
尚、天秤22と外装材支持枠23も、夫々、アングル材22
a〜22c,23a〜23dをコ字状又は長方形状に組廻した框
と、これに組込んだ適宜本数の組材23eとで構成する
が、この場合、組材の本数を出来るだけ減らして、配管
スペースSpへのアクセスを容易となす。
また、外装材支持枠23の組材23e,23e間に、取合管路
支持プレート30を溶接固定し、大小の穴31,32を形成し
て、衛生機器Swと配管系Piを結ぶ取合管路Pc、例えば、
便器排水を汚水管P3のチーP33に導入する管路33や、ロ
ータンクTlよりのフラッシュウォータを便器に導く管路
34等を取付ける。但し、こうした作業は、衛生機器Swの
付かない管路連絡用配管ユニットの場合、つまり、配管
スペースSpを囲繞する前後の枠組10,20を外装材Ecで覆
っただけの構造とする場合には、不要である。
配管ユニットUt(複数面)の据付は、先ず、躯体床上
に、工場組立済みであれば、後側枠組10、また現場組立
の場合、所要数の単位枠11を、夫々、定着連結し、これ
に、前方乃至は上方から配管系Piを取付け、併せ、その
系統間接続やユニット内器材の設備作業、例えば、給水
管P1のチーP13とロータンクTl間の管路P14継ぎ込み作業
等を済ましておく。
次いで、前側枠組20(工場組立済の場合)又は単位枠
21(現場組立の場合)を、後側枠組10に順次組付け、前
面板Cfを取付けていき、その際、取合管路Pcと、各前面
板Cfの取合穴35,36との間の心を確立する。
後は、必要に応じ、衛生機器Swを取付け、甲板Ctを被
せていけば、据付完了である。
ところで、本発明に係る配管ユニットのフレームの分
割は、配管スペースへの汚水管の組込を可能となすので
あれば、その方向及び分割数、或いは分割形状を任意に
定め得、例えば、上下二分割や斜め二分割、更には三分
割、四分割等によっても良く、以下、第6図を参照し
て、前後二分割における分割形状の変更例を説明する。
第6図は変更例に係る配管ユニットの展開図で、前記
実施例と同様な部材は同じ参照番号で表されている。
第6図のトイレ用配管ユニットUt′の場合、配管フレ
ームFr′を後側と前側に二分割した格好の枠組110,120
を構成する単位枠111,121の内、後側単位枠111に、基端
112、配管支持枠113及び天枠114を持たせて、側面視略
C字状の輪郭を与える一方、前側単位枠121を、外装材
支持枠122のみで構成して、側面視略I字状としてい
る。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、ト
イレ用配管ユニットの配管フレームを分割して、汚水管
の配管スペースを幅方向略連続に開放自在としたので、
外装材のみか、フレームをも含めた標準化が可能とな
る。
又、前側枠組を取外すと後側枠組が開放状態となるか
ら、施工現場での衛生機器の連設点数や配管レイアウト
に応じて汚水配管の配管工事を容易に行なうことがで
き、標準化を図りつつ現場の特殊性にも対応することが
でき、更に配管フレームが組付け取外し自在の前後の枠
組からなり、特に後側枠組が側面視L字形状の据え置き
型であるので、自立させることができるから施工が容易
であり、配管施工をトイレの側壁とは独立に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るトイレ用配管ユニットに付
き示したもので、第1図は配管ユニットの展開図、第2
図乃至第4図は配管フレームの組立要領図、第5図は配
管ユニットの斜視図、第6図は変更実施例に係る配管ユ
ニットの展開図である。 尚、図中、10,110は後側枠組、20,120は前側枠組、11,2
1,111,121は単位枠、13,113は配管支持枠、22,122は外
装材支持枠、Cfは前面板、Ctは甲板、Ecは外装材、Fr,F
r′は配管フレーム、P1は給水管、P2は通気管、P3は汚
水管、Pcは取合管路、Piは配管系、Spは配管スペース、
Swは衛生機器、Ut,Ut′はトイレ用配管ユニット、wは
単位枠の枠幅を表している。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛生機器よりの排水を流下せしめる汚水管
    等の配管と、該配管の配管スペースを囲繞する配管フレ
    ームとを備えて成るエンクローズドタイプのトイレ用配
    管ユニットにおいて、 前記配管フレームを組付け取外し自在の前後の枠組に分
    割し、 該後側枠組は、床に固定する基枠と、該基枠の後縁から
    起立した配管支持枠とで側面視L字形状に形成し、 該配管支持枠に前記配管を固定した、 トレイ用配管ユニット。
  2. 【請求項2】前記衛生機器よりの排水を前記汚水管に導
    入する取合管路を前記前側枠組に設備して成る請求項1
    に記載のトレイ用配管ユニット。
  3. 【請求項3】前記枠組を幅方向に就きモジュール化して
    成る請求項1若しくは2に記載のトイレ用配管ユニッ
    ト。
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