JP6146601B2 - 配管ユニット、衛生機器ユニット、および、衛生機器ユニットの施工方法 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、配管ユニット、衛生機器ユニット、および、衛生機器ユニットの施工方法に関する。
トイレルームなどに大便器、小便器、洗面器などの衛生機器を設置する際には、配管ユニットに設けられた給水管、排水管、通気管などの各種配管と、衛生機器とが接続される。 従来、配管ユニットは、外観形状が直方体の構造体を有し、その内部に各種配管を設けていた(例えば、特許文献1の第5図)。また、複数の支柱と、複数の支柱同士を連結する連結材と、複数の支柱から張り出した腕部とからなる構造体を有し、その内部に各種配管を設けていた(例えば、特許文献2の図1)。
この様な立体形状を有する構造体に予め各種配管を取り付け、各種配管が取り付けられた構造体をトイレルームなどに設置することもできる。しかしながら、各種配管が取り付けられた構造体は、重量と体積が大きくなる。そのため、搬送コストが高くなったり、搬送が困難になったりしていた。
そこで、トイレルームなどの壁面にブラケットを取り付け、ブラケットに各種配管を取り付ける技術が提案されている(例えば、特許文献1の第1図を参照)。また、トイレルームなどの壁面に支柱(ピラー)を取り付け、支柱にブラケットを取り付け、ブラケットに各種配管を取り付ける技術が提案されている(例えば、特許文献1の第3図を参照)。この様にすれば、各種配管を取り付けるための部材の重量と体積を小さくすることができるので、搬送コストの低減や、搬送の容易化を図ることができる。
しかしながら、各種配管を取り付けるための部材の設置や、各種配管の取付は、設置現場で行うことになる。そのため、経費の増大や工期の長期化を招くおそれがある。
そのため、枠状の配管フレームに各種配管を取り付ける技術が提案されている(例えば、特許文献3の図2を参照)。
枠状の配管フレームと、各種配管とを有する配管ユニットとすれば、重量と体積を小さくすることができるので、搬送コストの低減や、搬送の容易化を図ることができる。またさらに、予め工場などにおいて配管ユニットを組み立てておくことができるので、経費の節減や工期の短縮化を図ることができる。
しかしながら、特許文献3に開示されている配管ユニットは、衛生機器を取り付けるケーシングと一体化されるようになっている(特許文献3の図14〜図16を参照)。そのため、衛生機器の種類に応じて専用の配管ユニットが必要となる。また、複数の衛生機器を並べて設置する場合には、配管ユニットに取り付けられた配管同士を接続する箇所が多くなる。
そのため、各種の衛生機器に対応することができ(配管ユニットのプラットフォーム化)、予め工場などにおいて組み立てておくことができ(配管ユニットのモジュール化)、搬送性にも優れた配管ユニットの開発が望まれていた。
実用新案登録第2576996号公報 特許第3000256号公報 特許第3757553号公報
本発明の態様は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた配管ユニット、衛生機器ユニット、および、衛生機器ユニットの施工方法を提供する。
第1の発明は、複数の衛生機器を有する衛生機器ユニットに設けられる配管ユニットであって、複数のコアユニットと、前記複数のコアユニット同士を連結する複数の連結部と、前記複数のコアユニットの設置側とは反対側に設けられた配管と、前記配管を保持するブラケットと、を備えている配管ユニットである。この配管ユニットにおいては、前記複数のコアユニットの数は、前記複数の衛生機器の数と同じとされている。また、各前記衛生機器の前面側から見て、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と、前記各衛生機器の幅方向の中心位置と、が重なるように、前記各コアユニットの位置が設定されている。また、前記ブラケットは、前記配管の直径寸法に応じて前記配管の中心位置が一定となるように、前記コアユニットと前記配管との相対的な位置が変化するように構成されている。
この配管ユニットによれば、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた配管ユニットを実現できる。また、この配管ユニットによれば、配管の直径寸法が変化したとしても配管の中心位置をほぼ一定とすることができるので、トイレルーム側の配管との接続が容易となる。
第2の発明は、複数の衛生機器を有する衛生機器ユニットに設けられる配管ユニットであって、複数のコアユニットと、前記複数のコアユニット同士を連結する複数の連結部と、前記複数のコアユニットの設置側とは反対側に設けられた配管と、前記コアユニットの床面側の端部に設けられ、搬送時に配管ユニットを自立させる搬送用スタンドと、を備えている配管ユニットである。この配管ユニットにおいては、前記複数のコアユニットの数は、前記複数の衛生機器の数と同じとされ、各前記衛生機器の前面側から見て、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と、前記各衛生機器の幅方向の中心位置と、が重なるように、前記各コアユニットの位置が設定されている。
この配管ユニットによれば、搬送時に配管ユニットを自立させることができるので、配管ユニットの搬送性をさらに向上させることができる。
の発明は、第1または第2の発明において、前記コアユニットは、互いに平行となるようにして設けられた2つの第1のフレームと、前記第1のフレームと直交して設けられた2つの第2のフレームと、を有する枠状の形態を有し、前記第1のフレームと、前記第2のフレームと、の接合部分には、前記第1のフレームの長手方向に貫通し、前記連結部が挿入される孔が設けられている配管ユニットである。
この配管ユニットによれば、各コアユニットの位置の設定が容易となる。
の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記各コアユニットの幅方向の中心位置には、孔が設けられている配管ユニットである。
この配管ユニットによれば、各コアユニットの幅方向の中心位置に設けられた孔を目安にケーシングや衛生機器を取りつけることができる。そのため、衛生機器ユニットの設置が容易となる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明において、前記コアユニットの床面側の端部、および床面側に設けられる前記連結部の少なくともいずれかを支持する保持部をさらに備えた配管ユニットである。
この配管ユニットによれば、床面側の設置作業の作業性を向上させることができる。
第6の発明は、第の発明において、前記ブラケットは、前記配管の直径寸法に応じて前記配管の中心位置が一定となるように、前記コアユニットと前記ブラケットとの相対的な位置を変化させるための複数の取付穴を有した配管ユニットである。
この配管ユニットによれば、配管の直径寸法が変化したとしても配管の中心位置をほぼ一定とすることができるので、トイレルーム側の配管との接続が容易となる。
の発明は、第1、3〜第のいずれか1つの発明において、前記コアユニットの床面側の端部に設けられ、搬送時に配管ユニットを自立させる搬送用スタンドをさらに備えた配管ユニットである。
この配管ユニットによれば、搬送時に配管ユニットを自立させることができるので、配管ユニットの搬送性をさらに向上させることができる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明に係る配管ユニットと、前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うように設けられたケーシングと、前記ケーシングの前面側に設けられた衛生機器と、を備えた衛生機器ユニットである。
この衛生機器ユニットによれば、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた衛生機器ユニットを実現できる。
の発明は、第の発明において、前記ケーシングは、前記配管ユニットに設けられた複数のコアユニット毎に設けられた衛生機器ユニットである。
この衛生機器ユニットによれば、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた衛生機器ユニットを実現できる。
10の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明に係る配管ユニットを組み立てる工程と、前記組み立てられた配管ユニットを設置する工程と、前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うようにケーシングを設置する工程と、前記ケーシングの前面側に衛生機器を設置する工程と、を備えた衛生機器ユニットの施工方法である。
この衛生機器ユニットの施工方法によれば、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた衛生機器ユニットの施工方法を実現できる。
11の発明は、第10の発明において、前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うようにケーシングを設置する工程において、前記ケーシングは、前記配管ユニットに設けられた複数のコアユニット毎に設けられ、各前記ケーシングは、前記各ケーシングの前面側から見て、前記各ケーシングの幅方向の中心位置が、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と重なるように設置される衛生機器ユニットの施工方法である。
本発明の態様によれば、各種の衛生機器に対応することができ、予め工場などにおいて組み立てておくことができ、搬送性にも優れた配管ユニット、衛生機器ユニット、および、衛生機器ユニットの施工方法を提供することができる。
(a)、(b)は、本発明の実施の形態に係る衛生機器ユニットを例示するための模式図である。 大便器2a用のケーシング3aを例示するための模式図である。 小便器2b用のケーシング3bを例示するための模式図である。 洗面器2c用のケーシング3cを例示するための模式図である。 配管ユニット4を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、コアユニット40を例示するための模式図である。 (a)〜(d)は、ブラケット42d1、42d3を例示するための模式図である。 保持部43を例示するための模式図である。 衛生機器ユニットの施工方法について例示するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について例示をする。尚、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る衛生機器ユニットを例示するための模式図である。 なお、図1(a)は、平面図、図1(b)は正面図である。
図1(a)、(b)に示すように、衛生機器ユニット1には、衛生機器2、ケーシング3、配管ユニット4、間仕切り用パネル(パーテーション)5が設けられている。
衛生機器2は、ケーシング3の前面側に設けられている。
衛生機器2は、配管ユニット4に設けられた複数のコアユニット40毎に設けられている。
衛生機器2は、例えば、大便器(腰掛便器)2a、小便器2b、洗面器2cなどである。ただし、衛生機器2は、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、図1(a)、(b)においては、一例として、大便器2a、小便器2b、洗面器2cが1つずつ設けられる場合を例示したがこれに限定されるわけではない。衛生機器2の種類、数、配置などは適宜変更することができる。
なお、大便器2a、小便器2b、洗面器2cには、既知の技術を適用することができるので詳細な説明は省略する。
間仕切り用パネル5は、各衛生機器2の間を仕切るために設けられている。間仕切り用パネル5は、板状を呈し、大きさや形状は衛生機器2の種類などに応じて適宜変更することができる。間仕切り用パネル5は、必ずしも必要ではなく、必要に応じて設けることができる。また、間仕切り用パネル5のみならず、扉などを設けて各衛生機器2が仕切られた空間(個室)に設けられるようにすることもできる。
ケーシング3は、配管ユニット4の前面側、および天井側を覆うように設けられている。 ケーシング3は、配管ユニット4に設けられた複数のコアユニット40毎に設けられている。
ケーシング3には、大便器2a用のケーシング3a、小便器2b用のケーシング3b、洗面器2c用のケーシング3cがある。すなわち、各衛生機器2の大きさや設置高さなどは様々であるので、各衛生機器2毎に専用のケーシング3が設けられている。ただし、必ずしもすべての衛生機器2毎に専用のケーシング3が必要となるわけではない。異なる種類の衛生機器2(例えば、大便器2aと小便器2bなど)のケーシング3を共通化することもできる。
図2は、大便器2a用のケーシング3aを例示するための模式図である。
なお、図2は、図1(b)におけるA−A矢視断面図である。
図2に示すように、ケーシング3aには、支持フレーム30a、天井板31a、前面板32a、取り付けフレーム33aが設けられている。
支持フレーム30aは、アングル材などを用いてL字状に形成されている。支持フレーム30aは、複数設けられている。複数の支持フレーム30aは、ケーシング3aの幅方向に並べて設けられている。支持フレーム30aの壁面側の端部と、床面側の端部にはアジャストボルト30a1が設けられている。そのため、壁面や床面に凹みやうねりがあったとしても、壁面や床面に対する支持フレーム30aの位置を調整することができる。なお、壁面や床面への支持フレーム30aの固定は、図示しないアンカーボルトなどを用いて行うことができる。
支持フレーム30aは、配管ユニット4と別体に設けられている。すなわち、支持フレーム30aは、配管ユニット4と分離可能となっており、別々に搬送することができる。また、支持フレーム30aに天井板31a、前面板32aを取り付け、配管ユニット4に各種配管を取り付けるという機能分離を図ることができる。そのため、配管ユニット4を立体形状を有する構造体とする必要がなくなるので、配管ユニット4の重量と体積を小さくすることができる。
取り付けフレーム33aは、支持フレーム30aの前面側に固定されている。取り付けフレーム33aは、ケーシング3aの幅方向に伸びている。取り付けフレーム33aは、支持フレーム30aとともに構造体を形成する。
なお、取り付けフレーム33aは、適宜な長さにして、複数の支持フレーム30a毎に設けられるようにすることもできる。
天井板31aは、板状を呈し、支持フレーム30aの天井側に固定されている。天井板31aは、例えば、支持フレーム30aの天井側にネジ止めすることができる。
前面板32aは、板状を呈し、取り付けフレーム33aに固定されている。前面板32aは、例えば、裏面に取り付けられた引っ掛け具を取り付けフレーム33aに引っ掛けて取付けてもよく、また、取り付けフレーム33aにネジ止めして取付けてもよい。前面板32aには、大便器2aが固定される。
図3は、小便器2b用のケーシング3bを例示するための模式図である。
なお、図3は、図1(b)におけるB−B矢視断面図である。
図3に示すように、ケーシング3bには、支持フレーム30b、天井板31b、前面板32b、取り付けフレーム33bが設けられている。
支持フレーム30bは、アングル材などを用いてL字状に形成されている。支持フレーム30bは、複数設けられている。複数の支持フレーム30bは、ケーシング3bの幅方向に並べて設けられている。支持フレーム30bの壁面側の端部と、床面側の端部にはアジャストボルト30b1が設けられている。そのため、壁面や床面に凹みやうねりがあったとしても、壁面や床面に対する支持フレーム30bの位置を調整することができる。なお、壁面や床面への支持フレーム30bの固定は、図示しないアンカーボルトなどを用いて行うことができる。
支持フレーム30bは、配管ユニット4と別体に設けられている。すなわち、支持フレーム30bは、配管ユニット4と分離可能となっており、別々に搬送することができる。また、支持フレーム30bに天井板31b、前面板32bを取り付け、配管ユニット4に各種配管を取り付けるという機能分離を図ることができる。そのため、配管ユニット4を立体形状を有する構造体とする必要がなくなるので、配管ユニット4の重量と体積を小さくすることができる。
取り付けフレーム33bは、支持フレーム30bの前面側に固定されている。取り付けフレーム33bは、ケーシング3bの幅方向に伸びている。取り付けフレーム33bは、支持フレーム30bとともに構造体を形成する。
なお、取り付けフレーム33bは、適宜な長さにして、複数の支持フレーム30b毎に設けられるようにすることもできる。
天井板31bは、板状を呈し、支持フレーム30bの天井側に固定されている。天井板31bは、例えば、支持フレーム30bの天井側にネジ止めすることができる。
前面板32bは、板状を呈し、取り付けフレーム33bに固定されている。前面板32bは、例えば、裏面に取り付けられた引っ掛け具を取り付けフレーム33bに引っ掛けて取付けてもよく、また、取り付けフレーム33bにネジ止めして取付けてもよい。前面板32bには、小便器2bが固定される。
図4は、洗面器2c用のケーシング3cを例示するための模式図である。
なお、図4は、図1(b)におけるC−C矢視断面図である。
図4に示すように、ケーシング3cには、支持フレーム30c、天井板31c、前面板32c、取り付けフレーム33cが設けられている。
支持フレーム30cは、アングル材などを用いてL字状に形成されている。支持フレーム30cは、複数設けられている。複数の支持フレーム30cは、ケーシング3cの幅方向に並べて設けられている。支持フレーム30cの壁面側の端部と、床面側の端部にはアジャストボルト30c1が設けられている。そのため、壁面や床面に凹みやうねりがあったとしても、壁面や床面に対する支持フレーム30cの位置を調整することができる。なお、壁面や床面への支持フレーム30cの固定は、図示しないアンカーボルトなどを用いて行うことができる。
支持フレーム30cは、配管ユニット4と別体に設けられている。すなわち、支持フレーム30cは、配管ユニット4と分離可能となっており、別々に搬送することができる。また、支持フレーム30cに天井板31c、前面板32cを取り付け、配管ユニット4に各種配管を取り付けるという機能分離を図ることができる。そのため、配管ユニット4を立体形状を有する構造体とする必要がなくなるので、配管ユニット4の重量と体積を小さくすることができる。
この場合、前述した大便器2a用の支持フレーム30aや、小便器2b用の支持フレーム30bと比べて、洗面器2c用の支持フレーム30cの高さ寸法は低くなる。そのため、支持フレーム30cの壁面側の端部を配管ユニット4のコアユニット40にネジ止めすることもできる。
取り付けフレーム33cは、支持フレーム30cの前面側に固定されている。取り付けフレーム33cは、ケーシング3cの幅方向に伸びている。取り付けフレーム33cは、支持フレーム30cとともに構造体を形成する。
なお、取り付けフレーム33cは、適宜な長さにして、複数の支持フレーム30c毎に設けられるようにすることもできる。
天井板31cは、板状を呈し、前面側が床面側に向かって折れ曲がっている。天井板31cには、洗面器2cが固定される。そして、洗面器2cが固定された天井板31cは、支持フレーム30cの天井側に固定されている。天井板31cは、例えば、支持フレーム30cの天井側にネジ止めすることができる。
前面板32cは、板状を呈し、取り付けフレーム33cに固定されている。前面板32cは、例えば、裏面に取り付けられた引っ掛け具を取り付けフレーム33cに引っ掛けて取付けてもよく、また、取り付けフレーム33cにネジ止めして取付けてもよい。
図5は、配管ユニット4を例示するための模式図である。
図6は、コアユニット40を例示するための模式図である。
なお、図6(a)はコアユニット40の正面図、図6(b)は図6(a)におけるD−D矢視図である。
図5に示すように、配管ユニット4には、コアユニット40、連結部41、配管部42、保持部43、搬送用スタンド44が設けられている。
コアユニット40は、複数設けられ、連結部41により連結されている。この場合、コアユニット40の数は、衛生機器2の数と同じにすることができる。図1に例示をした衛生機器ユニット1には、大便器2a、小便器2b、洗面器2cが1つずつ設けられているので、配管ユニット4には3つのコアユニット40が設けられている。
そして、衛生機器ユニット1の設置時に、各コアユニット40の幅方向の中心位置と、各ケーシング3の幅方向の中心位置や各衛生機器2の幅方向の中心位置とが重なるようになっている。
すなわち、各衛生機器2の前面側から見て、各コアユニット40の幅方向の中心位置と、各ケーシング3の幅方向の中心位置や各衛生機器2の幅方向の中心位置とが重なるように、各コアユニット40の位置が設定されている。
コアユニット40の幅方向の中心位置には、孔40a1が設けられている。孔40a1は、配管ユニット4を設置する際に仮止め用の孔として用いられる他、コアユニット40の幅方向の中心位置を表す目印ともなる。
衛生機器ユニット1の施工の際には、トイレルームなどに配管ユニット4を設置し、各ケーシング3や各衛生機器2の中心位置が各コアユニット40の中心位置と重なる位置に、各ケーシング3や各衛生機器2を取り付けるようにする。この際、孔40a1を目安に各ケーシング3や各衛生機器2を取り付けることができる。そのため、施工工期の短縮や経費の節減などを図ることができる。
図6(a)、(b)に示すように、コアユニット40は、第1のフレーム40aと、第2のフレーム40bとを有し、枠状の形態をしている。
第1のフレーム40aは、互いに平行となるようにして2つ設けられている。配管ユニット4を設置する際には、一方の第1のフレーム40aが床面に面する位置に設けられる。 第1のフレーム40aは、例えば、断面形状がL字型の板状体とすることができる。 第1のフレーム40aには、前述した孔40a1、アンカーボルトによる固定に用いる孔40a2、壁面に固定する際に用いられるアジャストボルト用のネジ穴40a3、第2のフレーム40bをネジ止めする際に用いる孔40a4などが設けられている。
第2のフレーム40bは、第1のフレーム40aと直交して設けられている。また、第2のフレーム40bは、互いに平行となるようにして2つ設けられている。
第2のフレーム40bは、例えば、断面形状が「コ」の字状の柱状体とすることができる。
第2のフレーム40bの側面には、配管を保持するブラケット42d1〜42d3を取り付けるためのネジ穴40b1などが設けられている。
第1のフレーム40aと第2のフレーム40bとは、ネジ止めされている。また、第1のフレーム40aと第2のフレーム40bとをネジ止めした際に、連結部41を挿入するための孔40cが形成されるようになっている。孔40cは、第1のフレーム40a長手方向に伸び、コアユニット40の側面に開口している。
すなわち、第1のフレーム40aと、第2のフレーム40bと、の接合部分には、第1のフレーム40aの長手方向に貫通し、連結部41が挿入される孔40cが設けられている。
連結部41は、コアユニット40同士を連結する。連結部41は、断面形状が矩形の筒状体(例えば、角パイプ)とすることができる。連結部41は、コアユニット40の側面に開口している孔40cの内部に挿入され、第1のフレーム40aとネジ止めされている。 第1のフレーム40aとネジ止めされる前には、連結部41は、孔40cの内部を第1のフレーム40a長手方向に移動することができる。
そのため、トイレルームなどのスペースにあわせて、コアユニット40間の寸法を変更することができる。
すなわち、部材などの交換をしなくても、コアユニット40間の寸法が所望のものとなるようにすることができる。
配管部42には、配管42a〜42c、ブラケット42d1〜42d3、保持部材42e1〜42e3などが設けられている。
配管42a〜42cは、複数のコアユニット40の設置側とは反対側(前面側)に設けられている。
配管42aは、例えば、汚水管(配管42c)における逆流を防止するために設けられる通気管とすることができる。
配管42bは、大便器2a、小便器2b、洗面器2cなどに洗浄水を供給する給水管とすることができる。
配管42cは、大便器2a、小便器2b、洗面器2cなどからの汚水を排水する排水管とすることができる。
なお、配管42a〜42cを例示したが、これらに限定されるわけではない。例えば、臭気を換気するための脱臭管、大便器2aと小便器2bに洗浄水を供給する中水管、洗面器2cに洗浄水を供給する上水管、洗面器2cに湯を供給する給湯管や余剰湯を戻す返湯管、洗面器2cからの水を排水する雑排水管などを設けることもできる。
図7は、一例として、ブラケット42d1、42d3を例示するための模式図である。 なお、図7(a)はブラケット42d1の模式斜視図、図7(b)は直径寸法の小さな配管42a1を保持した場合を例示するための模式図、図7(c)は直径寸法の大きな配管42a2を保持した場合を例示するための模式図、図7(d)はブラケット42d3により配管42cを保持した状態を例示するための模式図である。
図7(a)に示すように、ブラケット42d1は、断面形状がL字状の板状体とすることができる。ブラケット42d1の一方の面42d1aには、直径寸法の小さな配管42a1を保持する際に用いる孔42d1b、直径寸法の大きな配管42a2を保持する際に用いる孔42d1cが設けられている。
ブラケット42d1の他方の面42d1dには、直径寸法の小さな配管42a1を保持する際に用いる取りつけ孔42d1e、直径寸法の大きな配管42a2を保持する際に用いる取りつけ孔42d1fが設けられている。
ここで、衛生機器2の数が多くなると直径寸法の大きな配管42a2を設ける必要が生じる。ところが、配管42a2の直径寸法が変わると、コアユニット40から配管42a2の中心までの寸法、ひいては壁面から配管42a2の中心までの寸法が変わることになる。この場合、配管42a2の直径寸法が変わっても、コアユニット40から配管42a2の中心までの寸法がほぼ一定であれば、トイレルーム側の配管との接続が容易となる。
そのため、コアユニット40から配管42a2の中心までの寸法をほぼ一定にするために、取りつけ孔42d1e、42d1fを設けている。
例えば、図7(b)に示すように、直径寸法の小さな配管42a1を保持する際には、取りつけ孔42d1eを用いるようにする。
また、例えば、図7(c)に示すように、直径寸法の大きな配管42a2を保持する際には、取りつけ孔42d1fを用いるようにする。
なお、ブラケット42d2も同様とすることができる。
すなわち、ブラケット42d1、42d2は、配管42a、42bの直径寸法に応じて配管42a、42bの中心位置が一定となるように、コアユニット40とブラケット42d1、42d2との相対的な位置を変化させるための複数の取付穴を有している。
保持部材42e1、42e2は、配管42a、42bをブラケット42d1、42d2に固定する。保持部材42e1、42e2は、例えば、Uボルトやサドルなどとすることができる。
図7(d)に示すように、ブラケット42d3は、外観形状がL字状の板状体とすることができる。
ブラケット42d3は、排水勾配に対応するために床面からの高さ位置を変えて排水用の配管42cを保持する必要がある。そこで、ブラケット42d3の一方の面には、コアユニット40に設けられたネジ穴に対応する長孔42d4が設けられている。そして、長穴42d4を用いてブラケット42d3を取り付けることで、配管42cの床面からの高さ位置が調整できるようになっている。
また、搬送時の振動により、ブラケット42d3の取り付け位置が下側にずれてしまう場合がある。そこで、ブラケット42d3には、コアユニット40の前面側に折り曲げられ、コアユニット40の前面と接する折り曲げ部42d5が設けられている。折り曲げ部42d5を設けるようにすれば、搬送時の振動によりブラケット42d3が下側にずれることを抑制することができる。
また、ブラケット42d3の他方の面には、後述する保持部材42e3を取り付けるための長穴42d6が設けられている。長穴42d6と保持部材42e3を用いて配管42cを取り付けるようにすれば、配管42cの直径寸法が変わった場合であっても、コアユニット40から配管42cの中心までの寸法、ひいては壁面から配管42cの中心までの寸法がほぼ一定となるように調整することができる。
保持部材42e3は、配管42cをブラケット42d3に固定する。保持部材42e3は、例えば、Uボルトやサドルなどとすることができる。
図8は、保持部43を例示するための模式図である。
保持部43は、コアユニット40の床面側の端部を支持する。
保持部43には、第1の保持体43a、第2の保持体43bが設けられている。
第1の保持体43a、第2の保持体43bは、断面形状がL字状の板状体とすることができる。
第1の保持体43a、第2の保持体43bは、孔43cにアンカーボルトを挿入して床面に固定される。この際、第1の保持体43aは、第2の保持体43bと重ねて固定される。また、第1の保持体43aの支持部分43a1と、第2の保持体43bの支持部分43b1との間の寸法が、コアユニット40の厚み寸法と同じか、若干大きくなっている。そのため、第1の保持体43aと、第2の保持体43bとにより、コアユニット40の床面側の端部を挟み込むようにして支持することができる。
ここで、配管ユニット4は、コアユニット40、連結部41、配管部42、搬送用スタンド44などが予め取り付けられた状態で設置場所(例えば、トイレルームなど)に搬入され、壁面に取り付けられる。配管ユニット4には配管部42などが取り付けられているため、配管ユニット4の床面側をアンカーボルトにより固定する際の作業性が悪くなるおそれがある。
この場合、孔43cは、配管ユニット4から前面側に離れた位置にあるので、第1の保持体43a、第2の保持体43bをアンカーボルトにより固定する際の作業性を向上させることができる。
また、第1の保持体43aには、誘い込み部43a2が設けられているので、第1の保持体43aの支持部分43a1と、第2の保持体43bの支持部分43b1との間にコアユニット40を挿入する際の作業性を向上させることができる。なお、誘い込み部は、第2の保持体43bに設けられていてもよいし、第1の保持体43aと第2の保持体43bとに設けられていてもよい。
なお、床面側の連結部41を支持する保持部43としてもよい。
すなわち、保持部43は、コアユニット40の床面側の端部、および床面側に設けられる連結部41の少なくともいずれかを支持するものであればよい。
ここで、外観形状が直方体の構造体からなる配管ユニットとすれば、搬送時に自立させることができる。しかしながら、配管ユニット4は、厚み寸法が小さいので、搬送時に自立させることが難しい。配管ユニット4を搬送時に自立させることができれば、搬送性を向上させることができる。
そのため、配管ユニット4の床面側の両端に搬送用スタンド44を設けることで、搬送時に配管ユニット4が自立できるようにしている。
搬送用スタンド44は、コアユニット40の床面側の端部に設けられ、搬送時に配管ユニット4を自立させる。
搬送用スタンド44は、断面形状がL字状の板状体とすることができる。
搬送用スタンド44は、コアユニット40にネジ止めすることができる。
搬送時には、搬送用スタンド44は床面などに接触している。ところが、配管ユニット4は、アジャストボルトを用いて床面から離れた位置に取りつけられる。そのため、配管ユニット4の設置後は、搬送用スタンド44は床面から離れた状態となる。すなわち、搬送用スタンド44は、主に搬送時に機能する。そのため、搬送用スタンド44は、配管ユニット4の設置後は取り外すこともできるし、そのまま放置することもできる。
以上に説明したように、衛生機器2の数に応じた複数のコアユニット40を連結部41により連結し、コアユニット40同士の間の寸法を変更することができるので、各種の衛生機器2に対応することができる。また、予め工場などにおいて、配管ユニット4を組み立てておくことができる。そのため、配管ユニット4のプラットフォーム化や、モジュール化を図ることができる。
また、配管ユニット4の厚み寸法を小さくすることができるので、配管ユニット4の搬送性を向上させることができる。
次に、本発明の実施の形態に係る衛生機器ユニットの施工方法について例示をする。
図9は、衛生機器ユニットの施工方法について例示するためのフローチャートである。 まず、配管ユニット4を組み立てる(ステップS1)。
配管ユニット4は、予め工場などにおいて組み立てることができる。
この際、衛生機器ユニット1の設置現場において、コアユニット40の幅方向の中心位置と、各衛生機器2の幅方向の中心位置とが重なるように、各コアユニット40の位置が設定される。各コアユニット40の位置は、連結部41の挿入量により調整することができる。また、ブラケット42d1〜42d3に設けられた取付穴を選択することで、配管の直径寸法に応じて配管の中心位置が一定となるように、コアユニット40とブラケット42d1〜42d3との相対的な位置を変化させる。
次に、組み立てられた配管ユニット4を搬送する(ステップS2)。
この際、搬送用スタンド44により、配管ユニット4を自立させることができる。
次に、組み立てられた配管ユニット4を設置する(ステップS3)。
この際、保持部43により、コアユニット40の床面側の端部、および床面側に設けられる連結部41の少なくともいずれかを支持する。保持部43に設けられた孔43cは、配管ユニット4から前面側に離れた位置にあるので、第1の保持体43a、第2の保持体43bをアンカーボルトにより固定する際の作業性を向上させることができる。
次に、配管ユニット4の前面側、および天井側を覆うようにケーシング3を設置する(ステップS4)。
この際、ケーシング3は、配管ユニット4に設けられた複数のコアユニット40毎に設けられる。また、各ケーシング3は、各ケーシング3の前面側から見て、各ケーシング3の幅方向の中心位置が、各コアユニット40の幅方向の中心位置と重なるように設置される。
次に、ケーシング3の前面側に衛生機器2を設置する(ステップS5)。
この際、衛生機器2は、複数のコアユニット40毎に設けられる。また、各衛生機器2は、各衛生機器2の前面側から見て、各衛生機器2の幅方向の中心位置が、各コアユニットの幅方向の中心位置と重なるように設置される。
なお、各工程において用いられる要素や、内容は前述したものと同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
1 衛生機器ユニット、2 衛生機器、2a 大便器、2b 小便器、2c 洗面器、3 ケーシング、4 配管ユニット、5 間仕切り用パネル、30a 支持フレーム、31a 天井板、32a 前面板、33a 取り付けフレーム、40 コアユニット、40a 第1のフレーム、40a1 孔、40b 第2のフレーム、41 連結部、42 配管部、42a〜42c 配管、42d1〜42d3 ブラケット、42d1e 取り付け孔、42d1f 取り付け孔、43 保持部、43a 第1の保持体、43b 第2の保持体、44 搬送用スタンド

Claims (11)

  1. 複数の衛生機器を有する衛生機器ユニットに設けられる配管ユニットであって、
    複数のコアユニットと、
    前記複数のコアユニット同士を連結する複数の連結部と、
    前記複数のコアユニットの設置側とは反対側に設けられた配管と、
    前記配管を保持するブラケットと、
    を備え、
    前記複数のコアユニットの数は、前記複数の衛生機器の数と同じとされ、
    各前記衛生機器の前面側から見て、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と、前記各衛生機器の幅方向の中心位置と、が重なるように、前記各コアユニットの位置が設定され
    前記ブラケットは、前記配管の直径寸法に応じて前記配管の中心位置が一定となるように、前記コアユニットと前記配管との相対的な位置が変化するように構成されている配管ユニット。
  2. 複数の衛生機器を有する衛生機器ユニットに設けられる配管ユニットであって、
    複数のコアユニットと、
    前記複数のコアユニット同士を連結する複数の連結部と、
    前記複数のコアユニットの設置側とは反対側に設けられた配管と、
    前記コアユニットの床面側の端部に設けられ、搬送時に配管ユニットを自立させる搬送用スタンドと、
    を備え、
    前記複数のコアユニットの数は、前記複数の衛生機器の数と同じとされ、
    各前記衛生機器の前面側から見て、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と、前記各衛生機器の幅方向の中心位置と、が重なるように、前記各コアユニットの位置が設定されている配管ユニット。
  3. 前記コアユニットは、
    互いに平行となるようにして設けられた2つの第1のフレームと、
    前記第1のフレームと直交して設けられた2つの第2のフレームと、
    を有する枠状の形態を有し、
    前記第1のフレームと、前記第2のフレームと、の接合部分には、前記第1のフレームの長手方向に貫通し、前記連結部が挿入される孔が設けられている請求項1または2に記載の配管ユニット。
  4. 前記各コアユニットの幅方向の中心位置には、孔が設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の配管ユニット。
  5. 前記コアユニットの床面側の端部、および床面側に設けられる前記連結部の少なくともいずれかを支持する保持部をさらに備えた請求項1〜のいずれか1つに記載の配管ユニット。
  6. 前記ブラケットは、前記配管の直径寸法に応じて前記配管の中心位置が一定となるように、前記コアユニットと前記ブラケットとの相対的な位置を変化させるための複数の取付穴を有した請求項記載の配管ユニット。
  7. 前記コアユニットの床面側の端部に設けられ、搬送時に配管ユニットを自立させる搬送用スタンドをさらに備えた請求項1、3のいずれか1つに記載の配管ユニット。
  8. 請求項1〜のいずれか1つに記載の配管ユニットと、
    前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うように設けられたケーシングと、
    前記ケーシングの前面側に設けられた衛生機器と、
    を備えた衛生機器ユニット。
  9. 前記ケーシングは、前記配管ユニットに設けられた複数のコアユニット毎に設けられた請求項記載の衛生機器ユニット。
  10. 請求項1〜のいずれか1つに記載の配管ユニットを組み立てる工程と、
    前記組み立てられた配管ユニットを設置する工程と、
    前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うようにケーシングを設置する工程と、
    前記ケーシングの前面側に衛生機器を設置する工程と、
    を備えた衛生機器ユニットの施工方法。
  11. 前記配管ユニットの前面側、および天井側を覆うようにケーシングを設置する工程において、
    前記ケーシングは、前記配管ユニットに設けられた複数のコアユニット毎に設けられ、
    各前記ケーシングは、前記各ケーシングの前面側から見て、前記各ケーシングの幅方向の中心位置が、各前記コアユニットの幅方向の中心位置と重なるように設置される請求項10記載の衛生機器ユニットの施工方法。
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