JP2009138406A - 建物の基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる換気口を自由に設置でき、該換気口の上にアンカーボルトを自由に設置出来る建物の基礎構造及びこれを利用した給水給湯ヘッダ管の設置構造を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 建物外周の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aから所定の深さで且つ所定の幅の基礎開口部2が設けられ、該開口部2の上部で且つ該開口部2の両側の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに亘って天端板3を載置固定すると共に、該天端板3に外壁受金具5を取り付けて構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の基礎構造及びこれを用いた給水給湯ヘッダ管の設置構造に関するものである。
従来、住宅の間取りによっては、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる換気口が自由に設置出来ず、換気口位置の移動等の設計変更を余儀なくされる場合がある。また、そのような換気口部に住宅内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管を自由に設置したいといった要望があった。また、換気口部に設置した給水給湯ヘッダ管から分岐した配管を床下に設置したい場合や、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の真上の壁体内に配管を立ち上げたいといった種々の要望がある。
例えば、特開2001−159167号公報(特許文献1)には、床下側から基礎の天端角部を切り欠いた切欠部を介して外壁に設けた配管スペース内に給水・給湯配管を立ち上げ、屋外給湯器に接続した構成が記載されている。
特開2001−159167号公報
しかしながら、前述の特許文献1の技術では、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる換気口を自由に設置出来るものではなく、該換気口の上にアンカーボルトを自由に設置出来るものではなかった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる換気口を自由に設置出来、該換気口の上にアンカーボルトを自由に設置することも出来る建物の基礎構造及びこれを利用した給水給湯ヘッダ管の設置構造を提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る建物の基礎構造の第1の構成は、建物外周の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端から所定の深さで且つ所定の幅の基礎開口部が設けられ、前記基礎開口部の上部で且つ該基礎開口部の両側の前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に亘って天端板を載置すると共に、該天端板に外壁受金具を取り付けたことを特徴とする。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第2の構成は、前記第1の構成において、前記鉄筋コンクリート基礎に対する前記天端板の取り付けは、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトに前記天端板に設けられたボルト孔が挿通され、該アンカーボルトに螺合締結されるナットを介して前記天端板を前記鉄筋コンクリート基礎に対して固定したことを特徴とする。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第3の構成は、前記第1の構成において、前記鉄筋コンクリート基礎に対する前記天端板の取り付けは、該天端板に取り付けられた前記外壁受金具を前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトにナットを介して締結したことを特徴とする。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第4の構成は、前記第1、第2の構成において、前記天端板に対する前記外壁受金具の取り付けは、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部に対応する位置で前記天端板に設けられたボルト孔にボルト部材が挿通され、該ボルト部材に螺合締結されるナットを介して前記外壁受金具を前記天端板に対して固定したことを特徴とする。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第5の構成は、前記第1、第3の構成において、前記天端板に対する前記外壁受金具の取り付けは、該天端板の外壁側を断面L字型に折り曲げて起立片とし、該起立片に前記外壁受金具の起立片を背中合わせにしてボルトナット締めすることを特徴とする。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第6の構成は、前記第1の構成において、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部が該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外側から該立上がり部の真上の壁体内へ配管される配管スペースとして構成される場合には、前記天端板に、前記壁体内へ配管される配管が挿通される天端開口部が設けられたことを特徴とする。
また、本発明に係る給水給湯ヘッダ管の設置構造は、前記建物の基礎構造の第1の構成の前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部から建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管の設置構造において、建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管を、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部の外側で且つ該基礎開口部の底面よりも低い位置に配置すると共に、該給水給湯ヘッダ管の軸方向を前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外面に平行に配置したことを特徴とする。
本発明に係る建物の基礎構造の第1の構成によれば、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けた基礎開口部を換気口として構成することにより換気口の位置を自由に設定することが出来、該基礎開口部の上部で且つ該基礎開口部の両側の前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に亘って天端板を載置し、該天端板に外壁受金具を取り付けることで外壁の下部を受けて支持することが出来る。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第2の構成によれば、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトに天端板に設けられたボルト孔が挿通され、該アンカーボルトに螺合締結されるナットを介して該天端板を鉄筋コンクリート基礎に対して固定することが出来る。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第3の構成によれば、天端板に取り付けられた外壁受金具を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトにナットを介して締結固定することが出来る。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第4の構成によれば、天端板に設けられたボルト孔を利用して外壁受金具を固定するためのボルト部材を挿通し、該ボルト部材に螺合締結されるナットを介して天端板に外壁受金具を固定することが出来る。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第5の構成によれば、天端板の外壁側を断面L字型に折り曲げた起立片に外壁受金具の起立片を背中合わせにしてボルトナット締めすることで天端板と外壁受金具とを固定することが出来る。
また、本発明に係る建物の基礎構造の第6の構成によれば、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部が該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外側から該立上がり部の真上の壁体内へ配管される配管スペースとして構成される場合には、天端板に設けられたボルト孔を利用して基礎の外周に設置した給水給湯ヘッダ管から分岐する複数の給水給湯配管を挿通させて壁体内へ配管することが出来る。
また、本発明に係る給水給湯ヘッダ管の設置構造によれば、建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管を、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部の外側で且つ該基礎開口部の底面よりも低い位置に配置すると共に、該給水給湯ヘッダ管の軸方向を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外面に平行に配置し、該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部を介して該給水給湯ヘッダ管から分岐する複数の給水給湯配管を挿通して壁体内や床下へ容易に配管することが出来る。
図により本発明に係る建物の基礎構造及びそれを利用した給水給湯ヘッダ管および給水給湯配管の設置構造の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る建物の基礎構造を利用した給水給湯ヘッダ管の設置構造を示す三面図、図2は鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる基礎開口部の上部で且つ該基礎開口部の両側の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に亘って取り付けられる天端板の一例を示す三面図、図3は本発明に係る建物の基礎構造の他の構成を示す三面図、図4は鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部の上部に取り付けられた天端板に外壁受金具を取り付ける様子を説明する分解斜視図である。
図1〜図4において、1は建物外周の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部であり、該立上がり部1の天端1aから所定の深さ(図1(a),(c)及び図3(a),(c)の上下方向の寸法)で且つ所定の幅(図1(a),(b)及び図3(b),(c)の左右方向の寸法)の基礎開口部2が設けられ、該基礎開口部2の上部で且つ該基礎開口部2の両側の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに亘って、図2に示す補強リブ3dを設けた天端板3や図3及び図4に示す補強リブ3dを有さない平板からなる天端板3が載置され、該天端板3には、図3に示す外壁4の下部を受けて支持する外壁受金具5が取り付けられている。
鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に対する天端板3の取り付けは、図3及び図4に示すように、該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6に天端板3に設けられたボルト孔となる長穴3aが挿通され、該アンカーボルト6に螺合締結されるナット7を介して天端板3が鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に対して固定される。
図2に示す天端板3は、その両端部に補強用リブ3dが設けられ、図1に示す第1実施形態では、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に該リブ3dが嵌入し得る溝部1cと該天端板3の板厚に対応して低く形成された段部1dが形成されている。また、図3に示す第2実施形態では、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aが天端板3の板厚に対応して低く形成された段部1dが形成されている。
一方、天端板3に対する外壁受金具5の取り付けは、図3及び図4に示すように、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2に対応する位置で天端板3に設けられたボルト孔となる貫通孔3bにボルト部材8が挿通され、該ボルト部材8に螺合締結されるナット7を介して外壁受金具5を天端板3に対して固定したものである。このように、基礎開口部2に対応する位置で天端板3に設けられたボルト部材8を擬似アンカーボルトとして外壁受金具5を取り付けることが出来、基礎開口部2が換気口とされる場合であっても該換気口の上に擬似アンカーボルトを自由に設置出来るものである。
尚、外壁受金具5を天端板3に対して固定する場合は、外壁受金具5と天端板3とを直接固定することでも良いし、図4に示すように固定金具9を介在させて固定しても良い。
本実施形態では、図2〜図4に示すように、天端板3に設けられたボルト孔となる貫通孔3bに基礎開口部2側からボルト部材8が挿通され、該ボルト部材8に断面L字形状の固定金具9の底片9aに設けられた貫通孔9a1が挿通され、該ボルト部材8にナット7を螺合締結して天端板3に固定金具9が固定され、更に固定金具9の起立片9bに設けられた貫通孔9b1と、断面L字形状の外壁受金具5の起立片5aに設けられた貫通孔5a1とにボルト部材16を挿通して該ボルト部材16にナット7を螺合締結して固定金具9に外壁受金具5が固定される。
例えば、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2が換気口として構成される場合には、天端板3に、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6が挿通される第1のボルト孔となる長穴3aと、外壁受金具5を固定するためのボルト部材8が挿通される第2のボルト孔となる貫通孔3bとが設けられる。また、壁体10内に換気するための図示しない換気口を設けることも出来、該換気口及び基礎開口部2を介して外気と壁体10内とを連通させて換気することも出来る。
また、図1に示すように、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2が該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の外側から該立上がり部1の真上の壁体10内へ配管される配管スペースとして構成される場合には、図2に示すように、天端板3に、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6が挿通される第1のボルト孔となる長穴3aと、外壁受金具5を固定するためのボルト部材8が挿通される第2のボルト孔となる貫通孔3bと、壁体10内へ配管される配管11が挿通される天端開口部となる貫通穴3cとが設けられる。
図1は、上記建物の基礎構造の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2から建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管12の設置構造であり、建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管12を、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2の外側で且つ該基礎開口部2の底面2aよりも低い位置に配置すると共に、該給水給湯ヘッダ管12の軸方向(図1(a),(b)の左右方向)を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の外面1bに平行に配置したものである。
図1ではヘッダ取付金具13が鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の外面1bにコンクリートビスとフィッシャープラグにより固定され、該ヘッダ取付金具13に給水給湯ヘッダ管12が固定され、該ヘッダ取付金具13の外側に点検用蓋14が着脱可能に取り付けられる。尚、図示しないが給水給湯ヘッダ管12を上下に2つ設けた構成でも良い。尚、図3に示す15は基礎開口部2を閉塞する床下換気口金物である。
上記構成によれば、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けた基礎開口部2を換気口として構成することにより換気口の位置を自由に設定することが出来、該基礎開口部2の上部で且つ該基礎開口部2の両側の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに亘って天端板3を載置固定し、該天端板3に外壁4の下部を受けて支持するための外壁受金具5を取り付けることが出来る。
また、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6に天端板3に設けられたボルト孔となる長穴3aが挿通され、該アンカーボルト6に螺合締結されるナット7を介して該天端板3を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に対して固定することが出来る。
また、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6に天端板3に設けられたボルト孔となる長穴3aを挿通し、該アンカーボルト6に螺合締結されるナット7を介して外壁受金具5を天端板3に対して固定することが出来る。
また、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2が換気口として構成される場合には、天端板3に設けられた第1のボルト孔となる長穴3aを利用して鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6を挿通して鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に天端板3を固定することが出来、更に天端板3に設けられた第2のボルト孔となる貫通孔3bを利用して外壁受金具5を固定するためのボルト部材16を挿通し、該ボルト部材16に螺合締結されるナット7を介して天端板3に外壁受金具5を固定することが出来る。
また、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2が該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の外側から該立上がり部1の真上の壁体10内へ配管される配管スペースとして構成される場合には、天端板3に設けられた第1のボルト孔となる長穴3aを利用して鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6を挿通し、該アンカーボルト6に螺合締結されるナット7を介して鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に天端板3を固定することが出来、更に天端板3に設けられた第2のボルト孔となる貫通孔3bを利用して外壁受金具5を固定するためのボルト部材16を挿通し、該ボルト部材16に螺合締結されるナット7を介して天端板3に外壁受金具5を固定することが出来、更に基礎の外周に設置した給水給湯ヘッダ管12から分岐する複数の給水給湯配管11を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2を挿通させると共に、天端板3に設けられた天端開口部となる貫通穴3cを挿通して壁体10内へ配管することが出来る。
また、建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管12を、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2の外側で且つ該基礎開口部2の底面2aよりも低い位置に配置すると共に、該給水給湯ヘッダ管12の軸方向(図1(a),(b)の左右方向)を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の外面1bに平行に配置し、該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1に設けられた基礎開口部2を介して該給水給湯ヘッダ管12から分岐する複数の給水給湯配管11を挿通して壁体10内へ容易に配管することが出来る。
尚、天端板3に設けられる第1のボルト孔となる長穴3a、第2のボルト孔となる貫通孔3b、天端開口部となる貫通穴3cは、貫通穴以外にも切り欠き部を採用することも出来る。
次に図5及び図6を用いて本発明に係る建物の基礎構造の第3実施形態について説明する。図5は本発明に係る建物の基礎構造の第3実施形態の構成を示す三面図、図6は第3実施形態の天端板の構成を示す図である。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
前記第1、第2実施形態では、天端板3の両端部に補強用リブ3dが設けられ、或いは天端板3が補強リブ3dのない平板で構成され、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに天端板3の補強リブ3dが嵌入し得る溝部1cや天端板3の板厚に対応する段部1dが設けられた場合の一例について説明したが、本実施形態では図6に示すように、天端板3の両端部に補強リブ3dが設けられていない平板からなり、鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aから該天端板3の板厚分だけ低い段部3fが設けられている。
本実施形態では、鉄筋コンクリート基礎に対する天端板3の取り付けは、図5に示すように、該天端板3に取り付けられた外壁受金具5を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6にナット7を介して締結したものである。天端板3に対する外壁受金具5の取り付けは、図5に示すように、該天端板3の外壁側を断面L字型に折り曲げて起立片3eとし、該起立片3eに外壁受金具5の起立片5aを背中合わせにして各貫通孔3e1,5a1にボルト部材16を挿通し、該ボルト部材16にナット7を螺合締結して固定する。尚、前述した各実施形態と同様に、図5及び図6に示す天端板3に設けられた貫通穴3cを挿通して壁体10内へ配管することが出来る。
上記構成によれば、天端板3に取り付けられた外壁受金具5を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに起立されたアンカーボルト6にナット7を介して締結固定することが出来、天端板3を鉄筋コンクリート基礎の立上がり部1の天端1aに直接固定する必要がなく、構成が簡単に出来る。
また、天端板3の外壁側を断面L字型に折り曲げた起立片3eに外壁受金具5の起立片5aを背中合わせにしてボルトナット締めすることで天端板3と外壁受金具5とを容易に固定することが出来る。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を有するものである。
尚、外壁受金具5を天端板3に対して固定する場合、固定金具9を天端板3と同一材質で一体成型品にすることも出来、固定金具9を外壁受金具5と同一材質で一体成型品にすることも出来る。
本発明の活用例として、建物の基礎構造及びこれを用いた給水給湯ヘッダ管の設置構造に適用出来る。
本発明に係る建物の基礎構造を利用した給水給湯ヘッダ管の設置構造を示す三面図である。 鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられる基礎開口部の上部で且つ該基礎開口部の両側の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に亘って取り付けられる天端板の一例を示す三面図である。 本発明に係る建物の基礎構造の他の構成を示す三面図である。 鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部の上部に取り付けられた天端板に外壁受金具を取り付ける様子を説明する分解斜視図である。 本発明に係る建物の基礎構造の第3実施形態の構成を示す三面図である。 第3実施形態の天端板の構成を示す図である。
符号の説明
1…立上がり部
1a…天端
1b…外面
1c…溝部
1d…段部
2…基礎開口部
2a…底面
3…天端板
3a…長穴(ボルト孔)
3b…貫通孔(ボルト孔)
3c…貫通穴(天端開口部)
3d…補強リブ
3e…起立片
3e1…貫通孔
3f…段部
4…外壁
5…外壁受金具
5a…起立片
5a1…貫通孔
6…アンカーボルト
7…ナット
8…ボルト部材
9…固定金具
9a…底片
9a1…貫通孔
9b…起立片
9b1…貫通孔
10…壁体
11…配管(給水給湯配管)
12…給水給湯ヘッダ管
13…ヘッダ取付金具
14…点検用蓋
15…床下換気口金物
16…ボルト部材

Claims (7)

  1. 建物外周の鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端から所定の深さで且つ所定の幅の基礎開口部が設けられ、前記基礎開口部の上部で且つ該基礎開口部の両側の前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に亘って天端板を載置すると共に、該天端板に外壁受金具を取り付けたことを特徴とする建物の基礎構造。
  2. 前記鉄筋コンクリート基礎に対する前記天端板の取り付けは、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトに前記天端板に設けられたボルト孔が挿通され、該アンカーボルトに螺合締結されるナットを介して前記天端板を前記鉄筋コンクリート基礎に対して固定したことを特徴とする請求項1に記載の建物の基礎構造。
  3. 前記鉄筋コンクリート基礎に対する前記天端板の取り付けは、該天端板に取り付けられた前記外壁受金具を前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の天端に起立されたアンカーボルトにナットを介して締結したことを特徴とする請求項1に記載の建物の基礎構造。
  4. 前記天端板に対する前記外壁受金具の取り付けは、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部に対応する位置で前記天端板に設けられたボルト孔にボルト部材が挿通され、該ボルト部材に螺合締結されるナットを介して前記外壁受金具を前記天端板に対して固定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建物の基礎構造。
  5. 前記天端板に対する前記外壁受金具の取り付けは、該天端板の外壁側を断面L字型に折り曲げて起立片とし、該起立片に前記外壁受金具の起立片を背中合わせにしてボルトナット締めすることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の建物の基礎構造。
  6. 前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部が該鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外側から該立上がり部の真上の壁体内へ配管される配管スペースとして構成される場合には、前記天端板に、前記壁体内へ配管される配管が挿通される天端開口部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の建物の基礎構造。
  7. 請求項1に記載の建物の基礎構造の前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部から建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管の設置構造において、
    建物内に複数の給水給湯配管を行う給水給湯ヘッダ管を、前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部に設けられた基礎開口部の外側で且つ該基礎開口部の底面よりも低い位置に配置すると共に、該給水給湯ヘッダ管の軸方向を前記鉄筋コンクリート基礎の立上がり部の外面に平行に配置したことを特徴とする給水給湯ヘッダ管の設置構造。
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