JP4849997B2 - 壁下部の短配管の取付構造 - Google Patents

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本発明は、床を貫通して通信線や電力線等のケーブル類を敷設する際に利用する短配管を予め躯体に取り付けておくための壁下部の短配管の取付構造に関するものである。
一般住宅を含む建物では、通信線や電力線を含む多くのケーブル類が敷設されるようになっている。通常、このようなケーブル類を配線する場合、下階(1階)に設けた分電盤から下階の天井を這わせて上階(2階)の壁に対応する場所まで引いた後、上階の床に穴を形成し、この穴及び上階の壁内の空間内に立ち上げて通過させて部屋の壁面に設けたコンセントに繋ぎこみ、或いは壁内の空間に立ち上げて天井裏から照明器具に繋ぎこんでいる。
ケーブル類の屋内配線工事は、床の工事や間仕切り工事が終了した後行われるのが一般的である。このため、工事の都度、上階の壁に対応する部位に於ける床構造体に穴を形成してこの穴にケーブル類を挿通し、下階の天井部から上階の壁内空間を経て各部屋に対する配線工事が行われる。
また上階に設けた空調設備に接続されるドレン配管も壁内の空間を通して設置される。例えばユニット住宅の場合、個々の住宅ユニットに予め流体を流通させるドレン配管を壁面に沿って設置しておき、ユニット住宅を組み立てた後、このドレン配管に下階のドレン配管を接続することが行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2001−81887号公報
上記したように、一般住宅を含む建物に於けるケーブル類の配線を行う場合、上階の床構造体に於ける壁に対応する位置に穴を形成する工事を行い、その後、ケーブル類の配線を行うこととなり、作業が繁雑であるという問題が生じる。
また特許文献1の技術では、予めドレン配管を住宅ユニットの壁内に設置するという点で有利であるが、ユニット住宅が対象となっており、ユニット化されていない一般住宅を含む建物には適用し得ないという問題がある。
特に、鉄骨造の建物の場合、床構造体はコンクリートパネルを含むコンクリートスラブとして構成されるのが一般的であり、配線工事時にはコンクリートはつり工事が必要になる。このため、床を施工する際に準備配管を敷設しておくことができれば、後日これを利用して配線工事を進める上で有利であり、このような技術の開発が求められている。
本発明の目的は、鉄骨造の建物に適用することができ、ケーブル類の配線工事を行う際に有利な短配管を予め上下階の間の梁に取り付けた壁下部の短配管の取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る壁下部の短配管の取付構造は、鉄骨梁の上部フランジの上方に床を介して壁が配置され且つ該壁の下部に床を貫通する短配管を設置する壁下部の短配管の取付構造であって、鉄骨梁の上部フランジに短配管を固定する固定部材を取り付け、短配管の上端部を壁直下で且つ床の上面近傍に位置させて前記固定部材に固定すると共に、短配管の上端部よりも下の部分を鉄骨梁の上部フランジを回避するように水平方向に屈曲させると共に下端部を鉄骨梁の上部フランジよりも低い位置に配置して床の下面側に露出させ、前記鉄骨梁の上部フランジには、前記固定部材の下方から横方向に延伸されて前記鉄骨梁の上部フランジから突出するアングルが取り付けられており、該アングルには、前記鉄骨梁の上部フランジよりも突出する位置に前記短配管の下端部を保持する孔が形成されているものである。
上記壁下部の短配管の取付構造に於いて、固定部材が、複数の短配管を固定し得るように構成されており、壁下部に於ける鉄骨梁の上部位置に複数の短配管が列状に配置されていることが好ましい。
また、前記固定部材は、前記床の厚さと略等しい高さを有して前記鉄骨梁の上部フランジに取り付けられる一対のブラケットと、該一対のブラケットに亘って架設される保持プレートとを備え、該保持プレートには、前記短配管の上端部を支持する支持穴が設けられていることが好ましい。
また、前記床は、前記鉄骨梁の上部フランジに支持される一方のパネルと、前記固定部材及びアングルを介して前記一方のパネルに対向する他方のパネルとを備え、前記鉄骨梁には、前記他方のパネルの端部を前記鉄骨梁の上部フランジから離間した位置で支持する支持手段が設けられていることが好ましい。
本発明に係る短配管の取付構造では、鉄骨梁の上部位置に取り付けた固定部材に短配管の上端部を壁直下で且つ床の上面近傍に位置させて固定し、この短配管の固定部材に固定された部位よりも下の部分を鉄骨梁の上部フランジを回避させ、更に、下端部を上部フランジよりも低い位置に配置して床の下面に露出させたので、床を施工した後配線工事を行う時期に、床に対する穴あけ工事をすることなく、この短配管の内部にケーブル類を挿通することで、下階から上階への配線を容易に行うことができる。
また複数の短配管を固定し得るように構成した固定部材を用いることによって、短配管を予め建物に必要なケーブル類の数、或いは将来の例えばリフォーム時に必要となる配線の増加を予想した数、に対応させて設置しておくことで、床に改めて穴を形成することなく、例えば電源配線であれば分電盤から配線端末までの必要な配線を行うことができる。このため、配線作業を行う際に床に対するはつり作業等の余分な作業を必要とすることがなく、作業性を向上させることができる。
このように予め所要数の短配管を取り付けておくことで、後日、或いはリフォーム時に配線工事が必要になった場合でも、この配線工事を進めるために床に穴をあける必要がない。このため、穴をあけることによる床の破損や床強度の劣化が生じる虞がない。また他の部材に対する干渉について考慮する必要もない。
また短配管を特定の壁1カ所を想定して配置することで、この壁内にのみ階下から階上へと、更に天井裏へと配線を立ち上げることができる。このため、リフォーム時に配線工事を行う際に多くの壁面を撤去するような必要がなく、容易な配線工事を実現することができる。特に、特定の壁以外の壁には配線が配置されないため、リフォーム時に壁を撤去したり、壁を追加して間取りを変更する際に支障となることがない。
以下、本発明に係る短配管の取付構造の最も好ましい形態について説明する。本発明は予め鉄骨梁の上部に固定部材を取り付けると共に、この固定部材に短配管を取り付けて短配管の上端部を床の上面近傍に、上端部よりも下の部分を鉄骨梁の上部フランジを回避するように屈曲させて該上部フランジよりも低い位置に配置して固定したものである。
このため、床を介して分離された上階と下階を短配管によって接続することとなり、配線工事を進める際に床に配線用の穴を形成する必要をなくすことが可能である。従って、予めリフォーム時に必要となるであろう配線の増加数を予想した数の短配管を配置しておくことによって、将来の配線工事を極めて容易に進行させることが可能となる。
従って、本発明では、鉄骨造の中低層住宅の下階に設置された分電盤から上階に配線するケーブルをまとめて下階の天井裏を這わせ、予め鉄骨梁の上部フランジに取り付けた固定部材に固定された短配管を通して上階に配線することが可能である。
特に、短配管の上端部が壁直下に位置しているため、下階から配線されたケーブルをそのまま壁内空間に立ち上げて天井裏まで配線することが可能となり、該天井裏を這わせて照明器具やコンセントの設置場所まで配線することが可能である。そして、天井に設けた照明器具の場合には天井裏の配線を繋ぎ込み、壁面のコンセントの場合には天井から壁内空間を下げて繋ぎ込むことで配線工事を行うことが可能となる。
以下、本発明の短配管の取付構造の最も好ましい実施形態について説明する。本発明は、鉄骨造建物に於けるケーブル類の配線工事を行うに際し、予め鉄骨梁の上部フランジに取り付けた固定部材に短配管を固定しておくことで、該短配管を利用してケーブル類を下階から上階に配線し得るようにしたものであり、配線工事の合理化を実現したものである。
特に、固定部材を鉄骨梁の上部位置に取り付けておき、この固定部材に短配管を固定しておくことによって、床の構造に影響されることなく配線工事を進めることが可能となる。即ち、短配管が床を貫通して固定されているので、配線工事に際し該床に穴を形成する必要がなくなり、床が如何なる構造であっても配線工事を容易に進めることが可能となる。
上記の如く、本発明に於いては床の構造を特に限定するものではなく、コンクリートスラブや、ALC(軽量気泡コンクリート)パネルからなる床、或いは木造の床に適用することが可能である。しかし、躯体が鉄骨造であることから、コンクリートスラブやALCパネルとモルタルからなる床であることが好ましい。
本発明に於いて、短配管は床を貫通して下階の天井と上階の床とを連通する機能を有するものであり、管の長さや材質を限定するものではない。特に、短配管は略L字状に屈曲した形状を有する。このため、短配管をエルボやベンド管等の配管部品を組み合わせて構成することが可能である。しかし、成形の容易さや自由さを考慮すると電線管やフレキシブル管等の管を用いることが好ましい。
また固定部材が固定すべき短配管の数も限定するものではなく、目的の建物に於ける配線すべき箇所、例えば壁内に設定された必要な配線数に対応させて適宜設定することが好ましい。
固定部材の鉄骨梁の上部に対する取付構造は限定するものではなく、予め鉄骨梁の上フランジに所定のピッチで穴が形成されているような場合には、この穴を利用してボルト及びナットによる取付構造とすることが好ましい。
短配管は固定部材に固定されたとき、壁の直下に位置し且つ床の上面近傍に位置する。壁の直下とは壁の真下ということに限定するものではなく、床に構成される壁の下端側であることを含むものである。従って、短配管の上端部が壁の内部空間に完全に開口することが好ましいが、完全に開口しないような状態であっても該短配管にケーブル類を挿通し得るのであれば壁の直下に含む。また短配管の上端が床の上面の近傍であることは、寸法を限定するものではなく、床の上面に対し短配管の上端部が極端に飛び出していないような状態を含むものである。
次に本実施例に係る短配管の取付構造について図を用いて説明する。図1は短配管の取付構造を模式的に説明する斜視図である。図2は短配管の取付構造を説明する断面図である。
図に示すように、建物の躯体を構成する鉄骨梁1の上部には床2及び壁3が設けられている。床2はALCパネル4とモルタル5からなる床スラブとして構成されており、この床スラブの上面にはセルフレベリング材が施工され、更にセルフレベリング材の上部に床仕上げ材6が設けられている。また壁3は間仕切り壁として構成されている。特に、壁3の内部には耐力要素7が配置され、更に耐力要素7に対応して短配管20を固定する固定部材21が配置されて鉄骨梁1の上フランジ1aに取り付けられている。
壁3に配置された耐力要素7は、下端部が鉄骨梁1の上フランジ1aに固定され、且つ上端部が図示しない上部の鉄骨梁の下フランジに固定されている。しかし、本発明では耐力要素7は構成要件ではなく、必ずしも壁3の内部に配置される必要はない。
ここで、床2の構造について簡単に説明する。前述したように、床2はALCパネル4とモルタル5からなり、鉄骨梁1の上部に配置されている。即ち、鉄骨梁1のウエブ1bには複数のスティフナー10が取り付けられており、このスティフナー10にモルタル受けアングル11とALCパネル支持アングル12が支持されている。
特に、モルタル受けアングル11は下面がスティフナー10によって支持されると共に端部が鉄骨梁1の上フランジ1aにも支持されており、支持片11aには短配管20を貫通させるための孔11bが所用数形成されている。
従って、他端が図示しない鉄骨梁に支持されたALCパネル4の端部をALCパネル支持アングル12によって支持し、モルタル受けアングル11にモルタル5を充填することによって床2を構成することが可能である。
しかし、床2をすべてにわたって上記の如く構成する必要はなく、該床2に於ける短配管20を配置することのない一般部とでは異なる構造であって良い。例えば、一般部では、ALCパネル4の端部を鉄骨梁1の上フランジ1aの上部に到達させて支持し、鉄骨梁1の上フランジ1aに於ける両方のALCパネル4の突き合わせ部位にモルタル5を充填することで床2を構成することが可能である。
壁3の構造は特に限定するものではなく、一般的な建物で構成される壁であって良い。また本実施例では壁3は間仕切り壁として構成されているが、これも限定するものではなく、外壁に沿って構成された壁であって良いことは当然である。
本実施例に於いて、壁3は床2の上部に設けた床仕上げ材6にランナー13を取り付け、このランナー13に図示しない壁下地パネルを固定すると共に壁パネル14を固定して構成されている。従って、壁3の内部に壁下地パネルの対向する寸法に対応した空間が形成され、この空間に前述した耐力要素7やケーブル類15が配置され、それぞれ目的に応じた構造で固定又は配線されている。
次に、固定部材21の構成について説明する。固定部材21は鉄骨梁1の上フランジ1aに取り付けられてケーブル類15を挿通する短配管20の上端部を固定する機能を有するものであり、この機能を発揮し得るものであれば特に構造を限定するものではない。
本実施例では、固定部材21は、ブラケット22と、保持プレート23とを有して構成されている。そしてブラケット22を鉄骨梁1の上フランジ1aに取り付けて起立させた状態で、上端部に保持プレート23を固定することで、固定部材21が構成されている。
ブラケット22は、鉄骨梁1の上フランジ1aに対する取付片22aと、起立片22bと、保持プレート23を固定する固定片22cと、からなる側面視がコ字状に構成されている。取付片22aと固定片22cにはそれぞれボルト穴が形成されている。またブラケット22の高さは床2の厚さと略等しいかそれ以下に形成されており、短配管20の上端部を床面近傍に位置させるのに必要な高さを有している。
保持プレート23は、所定の長さ(鉄骨梁1の上フランジ1aに形成されている穴のピッチに対応した長さ、本実施例では建物に設定されたモジュール寸法の正数倍の長さ)をもって形成されており、両端部にブラケット22の固定片22cに固定されるためのボルト穴が形成され、これらのボルト穴の間に短配管20を挿通して支持する複数の支持穴23aが形成されている。
短配管20は、特に図2に示すように、上端部にねじ20aが形成されており、上端部から僅かな直線部を経た後、略水平方向に屈曲する屈曲部20bが形成され、該屈曲によって鉄骨梁1の上フランジ1aを回避し得る位置から下向きに屈曲する屈曲部20cが形成され、更に、下端部にねじ20dが形成されている。短配管20のねじ20aからねじ20dまでの長さは、ねじ20aが床2の上面の近傍に位置したとき、ねじ20dが床2の下面から露出し、且つそれぞれのねじ20a、20dに図示しない電線管を接続する際にねじ20a、20dに対する締結作業を妨げることがない程度に設定されている。
尚、短配管20の両端部に設けたねじ20a、20dは、ケーブル類を電線管の内部に挿通して配線するような場合、この電線管を短配管20に接続する際に利用するものであり、必ずしも必要ではない。
次に、本実施例に係る短配管の取付構造を実現する手順について説明する。まず、床2を構成するに先立って、鉄骨梁1の上フランジ1aに於ける壁3を構成する位置に一対のブラケット22を取り付け、このブラケット22に保持プレート23を固定することで固定部材21を取り付ける。同時に鉄骨梁1のウエブ1bに複数(一対の場合もある)のスティフナー10を固定し、更に、モルタル受けアングル11、ALCパネル支持アングル22を取り付ける。
予め設定された数の短配管20を用意しておき、それぞれの短配管をねじ20aを固定部材21を構成する保持プレート23に形成した支持穴23aに挿通して起立させ、ねじ20dをモルタル受けアングル11に形成した穴11bに挿通してALCパネル支持アングル12の下面よりも下方に露出させておく。
このように、短配管20の上端部を固定部材21の保持プレート23に固定することで、短配管20は壁3の内部空間に望む位置に設置されることとなる。即ち、短配管20は壁3の直下に配置されることとなる。また支持プレート23の支持穴23aに挿通して支持することで、短配管20の上端部を床2の上面近傍に位置させることが可能である。
次いで、ALCパネル4を敷設し、モルタル5を充填する。モルタル5の養生期間が経過して硬化すると、モルタル5の硬化によって固定部材21に保持された短配管20は強固に固定される。
床2の施工が終了した後、該床2の上面に床仕上げ材6を施工し、更に、壁3に対応する部位にランナー13を取り付ける。その後、所定の方法で壁3の下地を施工する。従って、壁3の内部空間と下階の天井とが短配管20によって連通することになる。この状態で下階に設けた分電盤から引いたケーブル類を短配管20に挿通することで、上階の壁3の内部に所用数のケーブル類15を引くことが可能となる。
本発明の短配管の取付構造は、単にケーブル類の配線にのみ利用されるものではなく、可撓性を持った配管を利用して行う流体の配管工事にも適用することが可能である。
短配管の取付構造を模式的に説明する斜視図である。 短配管の取付構造を説明する断面図である。
1 鉄骨梁
1a 上フランジ
1b ウエブ
2 床
3 壁
4 ALCパネル
5 モルタル
6 床仕上げ材
7 耐力要素
10 スティフナー
11 モルタル受けアングル
11a 支持片
11b 孔
12 ALCパネル支持アングル
13 ランナー
14 壁パネル
15 ケーブル類
20 短配管
20a、20d ねじ
20b、20c 屈曲部
21 固定部材
22 ブラケット
23 保持プレート
22a 取付片
22b 起立片
22c 固定片
23a 支持穴

Claims (4)

  1. 鉄骨梁の上部フランジの上方に床を介して壁が配置され且つ該壁の下部に床を貫通する短配管を設置する壁下部の短配管の取付構造であって、
    鉄骨梁の上部フランジに短配管を固定する固定部材を取り付け、
    短配管の上端部を壁直下で且つ床の上面近傍に位置させて前記固定部材に固定すると共に、短配管の上端部よりも下の部分を鉄骨梁の上部フランジを回避するように水平方向に屈曲させると共に下端部を鉄骨梁の上部フランジよりも低い位置に配置して床の下面側に露出させ
    前記鉄骨梁の上部フランジには、前記固定部材の下方から横方向に延伸されて前記鉄骨梁の上部フランジから突出するアングルが取り付けられており、該アングルには、前記鉄骨梁の上部フランジよりも突出する位置に前記短配管の下端部を保持する孔が形成されている
    ことを特徴とする壁下部の短配管の取付構造。
  2. 前記固定部材が、複数の短配管を固定し得るように構成されており、壁下部に於ける鉄骨梁の上部位置に複数の短配管が列状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載した壁下部の短配管の取付構造。
  3. 前記固定部材は、前記床の厚さと略等しい高さを有して前記鉄骨梁の上部フランジに取り付けられる一対のブラケットと、該一対のブラケットに亘って架設される保持プレートとを備え、該保持プレートには、前記短配管の上端部を支持する支持穴が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の壁下部の短配管の取付構造。
  4. 前記床は、前記鉄骨梁の上部フランジに支持される一方のパネルと、前記固定部材及びアングルを介して前記一方のパネルに対向する他方のパネルとを備え、
    前記鉄骨梁には、前記他方のパネルの端部を前記鉄骨梁の上部フランジから離間した位置で支持する支持手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁下部の短配管の取付構造。
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