JP2951900B2 - 床支持構造 - Google Patents
床支持構造Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床体を確実に支持
しうる床支持構造に関する。
しうる床支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ＡＬＣ
板（軽量気泡コンクリート）などを用いた床体は、従
来、建築現場で例えばＩ形鋼からなる梁材上に載置され
かつ端部をドリルビス等を用いて固定することにより支
持されている。
板（軽量気泡コンクリート）などを用いた床体は、従
来、建築現場で例えばＩ形鋼からなる梁材上に載置され
かつ端部をドリルビス等を用いて固定することにより支
持されている。
【０００３】しかしながら、ドリルビス等を用いる固定
作業は、作業者の高いスキルが要求され、しかも手間も
かかりがちとなるため、簡易な構成としながらも確実に
床体の端部を容易に梁材に支持させうる床支持構造が求
められている。
作業は、作業者の高いスキルが要求され、しかも手間も
かかりがちとなるため、簡易な構成としながらも確実に
床体の端部を容易に梁材に支持させうる床支持構造が求
められている。
【０００４】本発明は、梁材の下のフランジに固定され
る下板と、上のフランジに止められる上片とを有する取
付金物、およびこの取付金物の縦板に取付けられる床受
金物を用いて床体の端部を支持することを基本として、
簡易な構成の主部を有する取付金物であっても、その上
片により該主部が倒れることなく床体を確実に支持しう
る床支持構造の提供を目的としている。
る下板と、上のフランジに止められる上片とを有する取
付金物、およびこの取付金物の縦板に取付けられる床受
金物を用いて床体の端部を支持することを基本として、
簡易な構成の主部を有する取付金物であっても、その上
片により該主部が倒れることなく床体を確実に支持しう
る床支持構造の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平な上下の
フランジを有する梁材に床体の端部を支持する床支持構
造であって、縦板とこの縦板下端に設けられ該縦板と直
角な下板とを有する主部の前記縦板上部に、下板と略平
行に同じ向きに突出する上片を設けた取付金物が、その
下板を前記梁材の下のフランジに固定しかつ上片を上の
フランジに止めることにより、該梁材に取付けられると
ともに、前記縦板に、梁材とは離れる向きに突出する支
持片を有する床受金物を取付けるとともに、この支持片
により床体の端部を支持し、しかも前記取付金物は、そ
の下板と上片とが梁材の上下のフランジ間に挿入されか
つ下板と下のフランジとの前記固定により、この下板と
下のフランジとが当接する状態において、上片上面と、
上のフランジ下面との間に小隙間を有することを特徴と
している。
フランジを有する梁材に床体の端部を支持する床支持構
造であって、縦板とこの縦板下端に設けられ該縦板と直
角な下板とを有する主部の前記縦板上部に、下板と略平
行に同じ向きに突出する上片を設けた取付金物が、その
下板を前記梁材の下のフランジに固定しかつ上片を上の
フランジに止めることにより、該梁材に取付けられると
ともに、前記縦板に、梁材とは離れる向きに突出する支
持片を有する床受金物を取付けるとともに、この支持片
により床体の端部を支持し、しかも前記取付金物は、そ
の下板と上片とが梁材の上下のフランジ間に挿入されか
つ下板と下のフランジとの前記固定により、この下板と
下のフランジとが当接する状態において、上片上面と、
上のフランジ下面との間に小隙間を有することを特徴と
している。
【０００６】又前記取付金物の下板と上片とが梁材の上
下のフランジ間に挿入されかつ下板を下のフランジに前
記固定され、この下板と下のフランジとが当接する状態
において、上片上面と、上のフランジ下面との間に小隙
間を有するため、取付金物を梁材の上下のフランジ間に
挿入する際に、寸法誤差等によって該挿入が妨げられる
のを防止しうる。
下のフランジ間に挿入されかつ下板を下のフランジに前
記固定され、この下板と下のフランジとが当接する状態
において、上片上面と、上のフランジ下面との間に小隙
間を有するため、取付金物を梁材の上下のフランジ間に
挿入する際に、寸法誤差等によって該挿入が妨げられる
のを防止しうる。
【０００７】なお前記床受金物が、前記縦板に取付け取
外し自在に取付けられることが、床受金物を交換するこ
とで、床体上面のレベルを変えることが可能となり、様
々な床レベルを自由に設定しうる点で望ましい。
外し自在に取付けられることが、床受金物を交換するこ
とで、床体上面のレベルを変えることが可能となり、様
々な床レベルを自由に設定しうる点で望ましい。
【０００８】さらに前記床体をＡＬＣ板とし、かつ床受
金物の支持片は隣り合うＡＬＣ板の端部を支持するとと
もに、この支持片に、隣り合うＡＬＣ板間の目地を通る
目地鉄筋を支持する保持プレートを立設しておくこと
が、床受金物の施工と共に目地鉄筋の保持プレートを施
工でき、作業性を向上しうる点で望ましい。
金物の支持片は隣り合うＡＬＣ板の端部を支持するとと
もに、この支持片に、隣り合うＡＬＣ板間の目地を通る
目地鉄筋を支持する保持プレートを立設しておくこと
が、床受金物の施工と共に目地鉄筋の保持プレートを施
工でき、作業性を向上しうる点で望ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図において本発明の床支持構造
は、梁材２に取付金物３と床受金物４とを用いて床体Ａ
の端部を支持している。
図面に基づき説明する。図において本発明の床支持構造
は、梁材２に取付金物３と床受金物４とを用いて床体Ａ
の端部を支持している。
【００１０】前記梁材２は、本実施形態では図１等に示
すように、垂直なウエブ２０の上下縁に水平な上下のフ
ランジ５、６を設けた断面略Ｉ字の形鋼材からなる。
すように、垂直なウエブ２０の上下縁に水平な上下のフ
ランジ５、６を設けた断面略Ｉ字の形鋼材からなる。
【００１１】前記取付金物３は、図４、図５等に示すよ
うに、垂直かつ略矩形の縦板７と、この縦板７下端に設
けられ該縦板７と直角な下板９とを有するＬ字状の主部
１０を具えるとともに、この主部１０の前記縦板７上部
に、前記下板９と略平行に同じ向きに突出する略水平な
上片１１を設けている。なお前記下板９と縦板７とに
は、補強用の略三角状のステー２６が固着されている。
うに、垂直かつ略矩形の縦板７と、この縦板７下端に設
けられ該縦板７と直角な下板９とを有するＬ字状の主部
１０を具えるとともに、この主部１０の前記縦板７上部
に、前記下板９と略平行に同じ向きに突出する略水平な
上片１１を設けている。なお前記下板９と縦板７とに
は、補強用の略三角状のステー２６が固着されている。
【００１２】又取付金物３は、その下板９と上片１１と
が前記梁材２の上下のフランジ５、６間に挿入されかつ
下板９が該下のフランジ６にボルト等の固着具２１を用
いて固定されるとともに、この下板９が下のフランジ６
に当接する状態Ｘ（図４に示す）において、前記上片１
１上面と、前記上のフランジ５下面との間には、主とし
て製作誤差、寸法誤差等の吸収用の小隙間Ｇが形成され
る。
が前記梁材２の上下のフランジ５、６間に挿入されかつ
下板９が該下のフランジ６にボルト等の固着具２１を用
いて固定されるとともに、この下板９が下のフランジ６
に当接する状態Ｘ（図４に示す）において、前記上片１
１上面と、前記上のフランジ５下面との間には、主とし
て製作誤差、寸法誤差等の吸収用の小隙間Ｇが形成され
る。
【００１３】従って、取付金物３は、下板９を前記下の
フランジ６に固定しているばかりでなく、前記上片１１
が上のフランジ５に止められているため、その倒れを確
実に防止できる。
フランジ６に固定しているばかりでなく、前記上片１１
が上のフランジ５に止められているため、その倒れを確
実に防止できる。
【００１４】なお前記上片１１を上のフランジ５にボル
ト等の固着具２４を用いて固定してもよく、かかる場
合、上片１１を弾性変形させて上のフランジ５下面に当
接させることも出来る。
ト等の固着具２４を用いて固定してもよく、かかる場
合、上片１１を弾性変形させて上のフランジ５下面に当
接させることも出来る。
【００１５】又取付金物３は、図６、図７に示す取付金
物３Ａと、図８、図９に示す小巾の取付金物３Ｂとを含
み、各取付金物３Ａ、３Ｂは、図１０に示すように、平
行かつ同高の梁材２、２の各向き合う側に、適宜の間隔
を隔てて固定されている。
物３Ａと、図８、図９に示す小巾の取付金物３Ｂとを含
み、各取付金物３Ａ、３Ｂは、図１０に示すように、平
行かつ同高の梁材２、２の各向き合う側に、適宜の間隔
を隔てて固定されている。
【００１６】前記床受金物４は、前記縦板７に設けた孔
（本形態では梁材２側の面にナット２２を予め溶着する
ことによってネジ孔２８としている）を通るボルト等の
固着具２５を用いて該縦板７の梁材２とは反対側の面に
取付けられ梁材２に沿ってのびる長尺の取付片２７と、
この取付片２７の上縁から梁材２とは離れる向きに水平
に突出する支持片１２とを有する。
（本形態では梁材２側の面にナット２２を予め溶着する
ことによってネジ孔２８としている）を通るボルト等の
固着具２５を用いて該縦板７の梁材２とは反対側の面に
取付けられ梁材２に沿ってのびる長尺の取付片２７と、
この取付片２７の上縁から梁材２とは離れる向きに水平
に突出する支持片１２とを有する。
【００１７】なお前記固着具２５の締付け、取外しによ
って、前記床受金物４は前記縦板７に取付け取外し自在
に取付けられる。
って、前記床受金物４は前記縦板７に取付け取外し自在
に取付けられる。
【００１８】又前記床受金物４の前記支持片１２は、本
実施形態では、ＡＬＣ板１３からなる床体Ａの端部を該
支持片１２の上面に載置することにより該端部を支持す
るとともに、この支持片１２には、隣り合うＡＬＣ板１
３、１３間に凹設した目地１４を通る目地鉄筋１５を嵌
着して支持する孔を設けた保持プレート１６が予め立設
されている。
実施形態では、ＡＬＣ板１３からなる床体Ａの端部を該
支持片１２の上面に載置することにより該端部を支持す
るとともに、この支持片１２には、隣り合うＡＬＣ板１
３、１３間に凹設した目地１４を通る目地鉄筋１５を嵌
着して支持する孔を設けた保持プレート１６が予め立設
されている。
【００１９】さらに床受金物４を、図１〜３に示すよう
に、前記支持片１２の高さ位置を変えたものに交換する
ことにより、床体Ａの上面のレベルを変えることがで
き、前記梁材２の上のフランジ５によって端部が支持さ
れるＡＬＣ板１３Ｂ等の床体Ｂ上面と、前記床体Ａの上
面とを揃えたり（図１）、異なる高さの段差Ｄ１、Ｄ２
を設けたり（図２、図３）することが出来る。
に、前記支持片１２の高さ位置を変えたものに交換する
ことにより、床体Ａの上面のレベルを変えることがで
き、前記梁材２の上のフランジ５によって端部が支持さ
れるＡＬＣ板１３Ｂ等の床体Ｂ上面と、前記床体Ａの上
面とを揃えたり（図１）、異なる高さの段差Ｄ１、Ｄ２
を設けたり（図２、図３）することが出来る。
【００２０】なお前記上のフランジ５にも、隣り合う床
体Ｂ、Ｂ間の目地１４Ｂを通る目地鉄筋１５Ｂを支持す
る保持プレート１６Ｂを立設している。
体Ｂ、Ｂ間の目地１４Ｂを通る目地鉄筋１５Ｂを支持す
る保持プレート１６Ｂを立設している。
【００２１】又前記床受金物４は、その取付片２７の高
さ寸法を変えることにより、支持片１２の高さ位置を可
変としたが、例えば前記取付金物３の縦板７に上下に複
数の孔又はネジ孔を設けておき、これを選択する場合、
一種類の床受金物４を用いて床体Ａ上面のレベルを変更
しうる。
さ寸法を変えることにより、支持片１２の高さ位置を可
変としたが、例えば前記取付金物３の縦板７に上下に複
数の孔又はネジ孔を設けておき、これを選択する場合、
一種類の床受金物４を用いて床体Ａ上面のレベルを変更
しうる。
【００２２】又床受金物４は、取付金物３への取付けと
同時に目地鉄筋１５の保持プレート１６が施工できるた
め、作業性を向上しうるとともに、床体Ａを支持する前
記支持片１２に保持プレート１６を立設しているため、
床受金物４の支持片１２がどの様なレベルに取付けられ
ても、目地鉄筋１５の高さ位置を確実に誤差なく設定し
うる。
同時に目地鉄筋１５の保持プレート１６が施工できるた
め、作業性を向上しうるとともに、床体Ａを支持する前
記支持片１２に保持プレート１６を立設しているため、
床受金物４の支持片１２がどの様なレベルに取付けられ
ても、目地鉄筋１５の高さ位置を確実に誤差なく設定し
うる。
【００２３】なお床受金物４として、図４に一点鎖線で
示すように、前記取付片２７の下縁に支持片１２を突設
したものを用いることも出来る。
示すように、前記取付片２７の下縁に支持片１２を突設
したものを用いることも出来る。
【００２４】又前記上のフランジ５と床体Ａとの間隙に
は、適宜のモルタル止め２９が例えばその一端縁を上の
フランジ５上面に固着して配されるとともに、床体Ａ、
Ａ（ＡＬＣ板１３、１３）間の前記目地１４、床体Ａ、
Ｂ間、前記目地１４ＢにはモルタルＭが打設される。
は、適宜のモルタル止め２９が例えばその一端縁を上の
フランジ５上面に固着して配されるとともに、床体Ａ、
Ａ（ＡＬＣ板１３、１３）間の前記目地１４、床体Ａ、
Ｂ間、前記目地１４ＢにはモルタルＭが打設される。
【００２５】このように本発明の床支持構造は、取付金
物３が前記下のフランジ６に固定されかつ上片１１を上
のフランジ５に止めているため、床受金物４の支持片１
２上に床体Ａの端部を載置しても取付金物３の前記主部
１０をＬ字状の簡易な構成としながら該取付金物３が倒
れるのを防止でき、該床体Ａを確実に支持しうる。
物３が前記下のフランジ６に固定されかつ上片１１を上
のフランジ５に止めているため、床受金物４の支持片１
２上に床体Ａの端部を載置しても取付金物３の前記主部
１０をＬ字状の簡易な構成としながら該取付金物３が倒
れるのを防止でき、該床体Ａを確実に支持しうる。
【００２６】
【発明の効果】叙上の如く本発明の床支持構造は、主部
の縦板上部に上片を設けた取付金物を、その下板を梁材
の下のフランジに固定しかつ上片を上のフランジに止め
ることにより、該梁材に取付け、かつ前記縦板に、床受
金物を取付け、しかもこの床受金物の支持片により床体
の端部を支持する。従って、前記取付金物は、梁材の下
のフランジに固定されているばかりでなく、該梁材の前
記上のフランジにも止められているため、前記床受金物
の支持片によって床体の端部を支持しても取付金物が倒
れることはなく、縦板と下板とを有する簡易な構成の主
部を具えたこの取付金物を用いて、手間を要することな
く容易にかつ確実に床体の端部を支持しうる。
の縦板上部に上片を設けた取付金物を、その下板を梁材
の下のフランジに固定しかつ上片を上のフランジに止め
ることにより、該梁材に取付け、かつ前記縦板に、床受
金物を取付け、しかもこの床受金物の支持片により床体
の端部を支持する。従って、前記取付金物は、梁材の下
のフランジに固定されているばかりでなく、該梁材の前
記上のフランジにも止められているため、前記床受金物
の支持片によって床体の端部を支持しても取付金物が倒
れることはなく、縦板と下板とを有する簡易な構成の主
部を具えたこの取付金物を用いて、手間を要することな
く容易にかつ確実に床体の端部を支持しうる。
【００２７】さらに前記取付金物が、梁材の上下のフラ
ンジ間に挿入されかつ下板を下のフランジに前記固定さ
れ、この下板と下のフランジとが当接する状態におい
て、上片上面と、上のフランジ下面との間に小隙間を有
するため、取付金物を梁材の上下のフランジ間に挿入す
る際に、寸法誤差等により取付金物が梁材の上下のフラ
ンジ間に挿入できない、或いは挿入しにくいという不具
合が生じるのを防止でき、施工性を確保しうる。
ンジ間に挿入されかつ下板を下のフランジに前記固定さ
れ、この下板と下のフランジとが当接する状態におい
て、上片上面と、上のフランジ下面との間に小隙間を有
するため、取付金物を梁材の上下のフランジ間に挿入す
る際に、寸法誤差等により取付金物が梁材の上下のフラ
ンジ間に挿入できない、或いは挿入しにくいという不具
合が生じるのを防止でき、施工性を確保しうる。
【００２８】又請求項２の発明において、前記床受金物
が、前記縦板に取付け取外し自在に取付けられたときに
は、例えば床受金物を交換することで、床体上面のレベ
ルを変えることが可能となり、玄関土間、屋外階段踊り
場、或いは和室と洋室との境等、様々な床レベルを自由
に設定することが出来る。
が、前記縦板に取付け取外し自在に取付けられたときに
は、例えば床受金物を交換することで、床体上面のレベ
ルを変えることが可能となり、玄関土間、屋外階段踊り
場、或いは和室と洋室との境等、様々な床レベルを自由
に設定することが出来る。
【００２９】又請求項３の発明において、隣り合うＡＬ
Ｃ板の端部を支持する床受金物の前記支持片に、隣り合
うＡＬＣ板間の目地を通る目地鉄筋を支持する保持プレ
ートを立設したときには、床受金物の施工と同時に前記
保持プレートの施工を完了でき、作業性を向上しうると
ともに、床受金物がどの様なレベルに取付けられても目
地鉄筋の高さ位置を確実に誤差なく設定することができ
る。
Ｃ板の端部を支持する床受金物の前記支持片に、隣り合
うＡＬＣ板間の目地を通る目地鉄筋を支持する保持プレ
ートを立設したときには、床受金物の施工と同時に前記
保持プレートの施工を完了でき、作業性を向上しうると
ともに、床受金物がどの様なレベルに取付けられても目
地鉄筋の高さ位置を確実に誤差なく設定することができ
る。
【図１】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施の他の形態を示す断面図である。
【図３】本発明の実施のさらに他の形態を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】その要部を拡大して示す断面図である。
【図５】その分解斜視図である。
【図６】取付金物の一例を示す側面図である。
【図７】その正面図である。
【図８】取付金物の他の例を示す側面図である。
【図９】その正面図である。
【図１０】本発明の実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図１１】そのＹ−Ｙ線断面図である。
２ 梁材 ３、３Ａ、３Ｂ 取付金物 ４ 床受金物 ５ 上のフランジ ６ 下のフランジ ７ 縦板 ９ 下板 １０ 主部 １１ 上片 １２ 支持片 １３ ＡＬＣ板 １４ 目地 １５ 目地鉄筋 １６ 保持プレート Ａ 床体 Ｇ 小隙間
Claims (3)
- 【請求項１】水平な上下のフランジを有する梁材に床体
の端部を支持する床支持構造であって、 縦板とこの縦板下端に設けられ該縦板と直角な下板とを
有する主部の前記縦板上部に、下板と略平行に同じ向き
に突出する上片を設けた取付金物が、その下板を前記梁
材の下のフランジに固定しかつ上片を上のフランジに止
めることにより、該梁材に取付けられるとともに、前記
縦板に、梁材とは離れる向きに突出する支持片を有する
床受金物を取付けるとともに、この支持片により床体の
端部を支持し、しかも前記取付金物は、その下板と上片
とが梁材の上下のフランジ間に挿入されかつ下板と下の
フランジとの前記固定により、この下板と下のフランジ
とが当接する状態において、上片上面と、上のフランジ
下面との間に小隙間を有することを特徴とする床支持構
造。 - 【請求項２】前記床受金物は、前記縦板に取付け取外し
自在に取付けられることを特徴とする請求項１記載の床
支持構造。 - 【請求項３】前記床体はＡＬＣ板であり、かつ床受金物
の支持片は隣り合うＡＬＣ板の端部を支持するととも
に、この支持片に、隣り合うＡＬＣ板間の目地を通る目
地鉄筋を支持する保持プレートを立設したことを特徴と
する請求項１又は２記載の床支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34903496A JP2951900B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 床支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34903496A JP2951900B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 床支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183838A JPH10183838A (ja) | 1998-07-14 |
| JP2951900B2 true JP2951900B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18401052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34903496A Expired - Fee Related JP2951900B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 床支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2951900B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4849997B2 (ja) * | 2006-08-25 | 2012-01-11 | 旭化成ホームズ株式会社 | 壁下部の短配管の取付構造 |
| JP6749265B2 (ja) * | 2017-02-21 | 2020-09-02 | 三井住友建設株式会社 | 鉄骨梁の横補剛構造及び建物の梁スラブ結合方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34903496A patent/JP2951900B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10183838A (ja) | 1998-07-14 |
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