JP3336294B2 - 配管構造及び配管方法 - Google Patents

配管構造及び配管方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願に係る発明は、木造建築
物における給水管、給湯管、ガス管、空調用の冷媒管等
の配管構造および配管方法に係り、特に床組の下側から
壁体内に管を導く部分の配管構造およびこの部分の配管
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木造の建築物における給水管、給湯管、
ガス管等は床下から壁体内に導かれ、トイレ、台所、居
室等所定の位置まで配管される。また、二階、三階とい
った上層階まで配管が必要な場合も多く、この場合に
は、管は壁体内から一旦天井裏に導かれ、梁、胴差等を
さけて床組の下側から上層階の壁体内に配管される。こ
のように、床組の下側から壁体内に管が導かれる位置で
は、土台、梁、胴差等の横架材、又はこの上に支持され
る床板、根太等の床構造を形成する部材を避けて配管す
る必要があり、従来から図5に示すような配管が行われ
ている。
【0003】図5(a)に示す構造は、床105が土台
102及び大引き103の上に支持される根太104と
その上に敷設された床板105とで構成される場合に採
用されるものであり、間隔をおいてほぼ平行に配置され
た根太104の間から壁体107内に管106を導き、
壁体内で上方に曲げ上げるように配管するものである。
【0004】また、図5(b)に示す構造は、床121
が土台122及び大引き123の上に厚手の合板等から
なる床パネル124を敷き並べることによって構成され
る場合に採用され、土台122と床パネル124との一
部を切り欠き、床121の下側と壁体125との間に連
通する孔を設けて管を配置するものである。なお、図5
において、符号109,126は布基礎、符号110,
127は壁外装材、符号111,128は壁内装材、符
号108,125は床下における管吊材を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の配管構造では、次のような問題点がある。
図5(a)に示す構造では、管を横架材である土台と床
板との間を通すため、これらを避け得るように曲げ加工
する必要がある。このような加工は、一般には現場合わ
せで施工することになり、多くの手間と作業者の熟練を
要するという問題がある。
【0006】また、図5(b)に示す構造では、土台、
梁、胴差等の横架材に切り欠きを設けることになり、構
造上の弱点となるおそれがある。さらに、現場合わせで
施工するため、仕上がりが悪くなったり、配管に欠陥が
生じやすくなるという問題もある。
【0007】本願発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、床の下側から壁体内
へ、納まりよく、簡単に配管することができる配管構造
及び配管方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するために、請求項1に記載の発明は、 両端部に
他の管との接合を可能とする加工が施された接続管が箱
体内に収容され、 該箱体に、前記両端部が外部に開口
するように前記接続管が固定され、 該箱体は、前記接
続管の端部の一方が、建築物の壁体内部に開口され、他
方は床構造の下側に開口するように、前記壁体の下部に
ある横架材又はこの横架材に支持される床構造に固定さ
れ、 前記壁体内部に開口した端部に、壁体内に配置さ
れた管が接続され、 前記床構造の下側に開口した端部
には、該床構造の下側に配置された管が接続されている
配管構造を提供する。
【0009】このような配管構造では、箱体に収容され
た接続管の両端部がそれぞれ壁体内部及び床構造の下側
に開口しているので、壁体内に配置される管及び床構造
の下側に配置される管を、上記接続管に接合するだけ
で、床構造の下側から壁体内へ配置することができ、現
場合わせで管の曲げ加工等を行う必要がなくなる。な
お、上記接続管は工場等において曲げ加工を施したもの
を箱体に収容しておき、現場ではこの箱体を所定の位置
に容易に取り付けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の配管構造において、 前記箱体は、前記横架材上に、
一部が張り出すように固定され、 前記接続管の一方の
端部は、該箱体の前記横架材上の上面で開口し、他方
は、前記横架材から張り出した部分の下面に開口してい
るものとする。
【0011】一般に、床構造は、横架材の上に支持さ
れ、壁体は横架材上に立設される。したがって、壁体と
床とが連続し、床下から壁体内へ通じる経路は著しく制
限される。しかし、接続管が収容された箱体を、横架材
上に、一部が張り出すように固定することにより、箱体
の一部を床構造の下側に露出させ、一部を壁体内に露出
させることができる。また、このように箱体を固定する
のは、容易であり、箱体の構造及び形状も簡単なもので
よい。そして、上記床構造の下側に露出した部分及び壁
体内に露出した部分に接続管の両端部を開口させること
によって床構造の下側から壁体内に通じる配管を容易に
施工することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の配管構造において、 前記床構造は、前記横架材上に
板材の端部が支持されたものであり、 前記箱体の高さ
は、前記板材の厚さとほぼ同じに設定されており、 該
板材に切り欠き部を設け、この切り欠き部に前記箱体を
嵌め込むように固定されているものとする。
【0013】土台、梁、胴差等の横架材の上に板材の端
部を支持させる床構造では、横架材に沿って床との間に
隙間が生じない。したがって、配管を通すのが難しくな
るが、上記のように、接続管を収容した箱体を、板材に
設けた切り欠き部に嵌め込むように固定することによ
り、一部は横架材上に位置し、一部は横架材から張り出
して、床構造の下側に露出するように固定することがで
きる。また、箱体の高さが板材の厚さとほぼ同じに設定
されていることにより、箱体を安定した状態で固定する
ことができるとともに、板材の上に床仕上げ材を敷設す
るのに阻げとなることもない。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の配管構造において、 前記箱体の、前記接続管の端部
が壁体内部で開口している位置の近傍に、釘打抜き防護
板が立設されているものとする。
【0015】壁体の内装は、一般に壁体内の配管が終了
した後に施工される。このとき、内装材を釘で打ち付け
ると、壁体内の管の位置が正確には分からず、これを打
ち抜く可能性がある。特に、合成樹脂管等は、釘の打ち
抜きによって破損しやすく、外側に保護管を装着すると
しても、箱体内の接続管との接合部付近では、管が露出
してしまう。しかし、請求項4に記載のように箱体から
釘打抜き防護板を立設しておくことにより、内装材取り
付け時の管の破損を防止することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、 両端部に他
の管との接合を可能とする加工が施された接続管を、箱
体内に収容し、固定しておき、 前記接続管の一方の端
部が、建築物の壁体内部に位置し、他方は床構造の下側
に位置するように、前記箱体を固定する工程と、 前記
壁体内部に開口した前記接続管の端部に、壁体内に配置
される管を接続する工程と、 前記床構造の下側に開口
した前記接続管の端部に、該床構造の下側に配置された
管を接続する工程と、 前記壁体内に配置される管を前
記接続管に接合した後に、該壁体の壁材を取り付ける工
程と、を含む配管方法を提供する。
【0017】このような配管方法では、あらかじめ曲げ
加工された接続管を箱体内に収容したものを、所定の位
置に固定することによって、上記接続管の端部をそれぞ
れ、壁体内及び床構造の下側に開口させることができ
る。そして、これらの端部には、壁体内部に配置する
管、床構造の下側に配置する管を容易に接続することが
できる。したがって、床構造の下側から壁体内に管を通
すために、現場合わせで管を曲げ加工する必要がなくな
り、配管作業が効率化され、仕上がりの管理も容易とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願に係る発明の実施の形
態を図に基づいて説明する。図1は、請求項1,請求項
2,請求項3又は請求項4に記載の発明の一実施形態で
ある配管構造を示す概略斜視図である。また、図2は同
じ配管構造の概略断面図である。この配管構造は、給水
管21,22及び給湯管23,24を木造建物の床下1
0から土台1上に立設された壁体11内に配管する構造
である。この建築物の床12は、合板(25mm〜35mm
程度)からなる床パネル2として用いるものであり、こ
の床パネル2は、大引き(図示しない)及び土台1によ
って直接支持され、縁部が土台1の上に載せかけるよう
にして固定されている。そして、根太は用いられていな
い。なお、図1又は図2中に示す符号3は布基礎、符号
4は壁外装材、符号5は壁内装材、符号6は壁体内に充
填された断熱材、符号7は床緩衝材、符号8は床表面材
である。
【0019】上記給水管21,22及び給湯管23,2
4には合成樹脂製の管が用いられており、床下に配置さ
れた管21,23及び壁体内に配置された管22,24
の端部には他の管と接続するためのアダプター25,2
6,27,28が取り付けられている。
【0020】これらの管の接続には、接続ユニット29
が用いられる。この接続ユニット29は、あらかじめ曲
げ加工された接続管31と、この接続管31を収容する
箱体32と、この箱体32内の上記接続管31の周囲に
充填された断熱材33とで主要部が構成されている。
【0021】上記接続管31は、短い管を曲げ加工して
箱体32の上面と下面とで開口するように固定されたも
のであり、両端部には、雌ネジが切削されたフランジ付
きの接続部材34,35が取り付けらている。この接続
部材34,35はアダプターとして機能するものであ
り、床下に配置された管21,23又は壁体内に配置さ
れた管22,24に取り付けられたアダプター25,2
6,27,28をねじ込むことによって、これらの管を
容易に接続することができるようになっている。
【0022】上記箱体32は、金属板を曲げ加工して形
成されたもの、合成樹脂又はFRPからなるもの等を採
用することができ、高さが床パネル2の厚さとほぼ同じ
ものが用いられる。この箱体32の上面の縁部及び下面
の縁部には、ほぼ水平に張り出すように取り付け板3
6,37が設けられており、下面の縁部から張り出した
取り付け板37は、土台1の上面に釘、ビス等を用いて
留め付けられる。また、上面の縁部から張り出した取り
付け板36は、床パネル2の上に載せかけて釘、ビス等
で固定される。
【0023】上記箱体32内に充填される断熱材33
は、様々なものを用いることができ、箱体32に接続管
31を固定した後、箱体内に注入、固化させるもの、箱
体内にほぼきっちりと納まる成形品、もしくは箱体内に
押し込むことができる材料等を用いることができる。箱
体32内に注入するものとしては、注入後に発泡、硬化
するウレタンフォーム、吹込み用セルローズファイバ
ー、吹込み用グラスウール、吹込み用ロックウール等が
ある。箱体内に納まるように予め成形しておくものとし
ては、発泡プラスチック保温材を用いることができ、例
えば、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチ
レンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリエチレンフ
ォーム、フェノールフォーム等がある。また、箱体内に
押し込んで用いる材料としては、グラスウール、ロック
ウール等がある。
【0024】上記箱体32上面の接続管31が開口する
部分の壁内面側には、釘打抜き防護板38が立設されて
いる。これは鋼板を曲げ加工することによって形成され
ており、配管後に壁内装材5を打ち付ける際に、留め付
け用の釘で管を打ち抜かないように防護するものであ
る。
【0025】上記のような接続ユニット29は、図2に
示すように、床パネル2を上記箱体32の大きさと対応
するように切り欠いておき、床パネル2を固定した後、
この切り欠いた部分に嵌め込むように取り付けられる。
このとき、接続管31が箱体32の上面で開口した部分
は、壁体11内に位置するように、そして、接続管31
が箱体32の下面で開口した部分は、箱体32が土台1
から張り出した部分に位置し、開口部が床下に露出する
ように該接続ユニット29が配置される。そして、床下
10に配置した管21,23及び壁体内に配置した管2
2,24に取り付けられたアダプター25,26,2
7,28を上記接続管31の両端部に設けられた接続部
材34,35にねじ込むことによってこれらの管が接続
される。壁体11の内装材5は上記のように管の接続が
完了した後に留め付けられる。
【0026】なお、上記のような配管を行う工程は、請
求項5に記載の発明に係る配管方法の一実施形態であ
る。
【0027】上記実施形態は、配管が床下から一階部分
の壁体内に導かれる部分の構造に関するものであるが、
下層階の天井裏から上層階の壁体内に配管が導かれる部
分でも全く同じ構造を採用することができる。
【0028】図3は、木造建築物の二階に洗面所40が
設けられた場合の配管例を示すものである。この配置例
では、一階部分の床下41から図1及び図2に示す配管
構造61を用いて、一階部分の壁体42内に管が導かれ
るとともに、一階部分の壁体42の上部から天井裏43
に引き出される。そして、この天井裏43つまり二階部
分の床構造の下側から全く同じ配置構造62を用いて二
階部分の壁体44内に管が導かれる。このとき、図1又
は図2に示す土台は梁に置き換えられたものとなる。な
お、図3中に示す符号46は一階床下の断熱材、符号4
7は一階の床板、符号48は一階の天井、符号49は一
階和室の畳、符号50は一階の天井裏の断熱材、符号5
1は二階の床板、符号52は二階の天井、符号53は二
階和室の畳、符号54は二階天井裏の断熱材、符号55
は屋根を支える梁を示すものである。
【0029】図4は、請求項1,請求項2又は請求項4
に記載の発明の他の実施形態である配管構造を示す概略
断面図である。この配管構造は、一階部分の床構造が、
土台71又は大引き(図示しない)の上に根太72を架
け渡し、その上に床板73を敷設したものとなっている
部分で、床下82から壁体81内に管を導くものであ
る。接続ユニット74は、図1又は図2に示す配管構造
で用いられたものとほぼ同じものであるが、箱体76の
上面の縁部には取り付け板は設けられておらず、下面の
縁部から張り出した取り付け板75によって土台71上
に固定されている。
【0030】この接続ユニットの箱体76の高さは根太
72の高さより小さくなっており、根太72の間に上記
接続ユニット74が取り付けられ、その上を覆うように
床板73が固定されている。そして、箱体内に収容され
た接続管77の一端が土台71の上方の箱体上面、すな
わち一階部分の壁体81内で開口し、他端は床下82で
開口しており、それぞれにアダプター79,78を用い
て管84,83を容易に接続することができるようにな
っている。
【0031】このように、上記接続ユニット74を用い
ることにより床構造が根太72と床板73とで構成され
るものであっても、少ない手間で仕上がりが良好な配管
が可能となる。
【0032】なお、上記の実施形態はいずれも、合成樹
脂の管を用いた給水管及び給湯管の配管構造であった
が、金属管を用いるものであってもよいし、用途もガス
管、空調器の冷媒管、各種電気配管、配線に用いるもの
等であってもよい。また、上記接続管と他の管との接続
には、図2又は図4に示すようなアダプターを用いるも
のの他、管接続用の様々なアダプターや接続治具を用い
るもの、その他の様々な接続構造を採用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明に係る配
管構造では、接続管が収容された箱体を横架材又は横架
材に支持される床構造に固定することによって、床構造
の下側に配置される管及び壁体内に配置される管を接続
管に接続し、床構造の下側から壁体内に通じる管路を容
易に形成することができる。そして、現場で管を曲げ加
工する必要がなく、効率よく納まりのよい配管が可能と
なる。また、本願発明に係る配管方法では、床構造の下
側から壁体内に通じる管路を、熟練度の低い作業者でも
効率よく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4に
記載の発明の一実施形態である配管構造を示す概略斜視
図である。
【図2】図1に示す配管構造の概略断面図である。
【図3】図1に示す配管構造を用いて木造建築物の一階
床下から二階への配管した例を示す概略図である。
【図4】請求項1,請求項2又は請求項4に記載の発明
の他の実施形態である配管構造を示す概略断面図であ
る。
【図5】管を床下から壁体内へ通す配管構造の従来例を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 土台 2 床パネル 3 布基礎 4 壁外装材 5 壁内装材 6 断熱材 7 床緩衝材 8 床表面材 10 床下 11 壁体 12 床 21,22 給水管 23,24 給湯管 25,26,27,28 アダプター 29 接続ユニット 31 接続管 32 箱体 33 断熱材 34,35 接続部材 36,37 取り付け板 38 釘打抜き防護板 40 洗面所 41 床下 42 一階部分の壁体 43 天井裏 44 二階部分の壁体 45 梁 46 床下の断熱材 47 一階の床板 48 一階の天井 49 一階和室の畳 50 一階天井裏の断熱材 51 二階の床板 52 二階の天井 53 二階和室の畳 54 二階天井裏の断熱材 55 屋根を支える梁 71 土台 72 根太 73 床板 74 接続ユニット 75 取り付け板 76 箱体 77 接続管 78,79 アダプター 81 壁体 82 床下 83,84 給水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16L 5/00 F16L 5/00 E Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/00 E03C 1/00 E03C 1/02 F16L 5/00 E04B 2/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に他の管との接合を可能とする
    加工が施された接続管が箱体内に収容され、 該箱体に、前記両端部が外部に開口するように前記接続
    管が固定され、 該箱体は、前記接続管の端部の一方が、建築物の壁体内
    部に開口され、他方は床構造の下側に開口するように、
    前記壁体の下部にある横架材又はこの横架材に支持され
    る床構造に固定され、 前記壁体内部に開口した端部に、壁体内に配置された管
    が接続され、 前記床構造の下側に開口した端部には、該床構造の下側
    に配置された管が接続されていることを特徴とする配管
    構造。
  2. 【請求項2】 前記箱体は、前記横架材上に、一部が
    張り出すように固定され、 前記接続管の一方の端部は、該箱体の前記横架材上の上
    面で開口し、他方は、前記横架材から張り出した部分の
    下面に開口していることを特徴とする請求項1に記載の
    配管構造。
  3. 【請求項3】 前記床構造は、前記横架材上に板材の
    端部が支持されたものであり、 前記箱体の高さは、前記板材の厚さとほぼ同じに設定さ
    れており、 前記箱体は、前記板材に切り欠き部を設け、この切り欠
    き部に嵌め込むように固定されていることを特徴とする
    請求項1に記載の配管構造。
  4. 【請求項4】 前記箱体の、前記接続管の端部が壁体
    内部で開口している位置の近傍に、釘打抜き防護板が立
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の配管構
    造。
  5. 【請求項5】 両端部に他の管との接合を可能とする
    加工が施された接続管を、箱体内に収容し、固定してお
    き、 前記接続管の一方の端部が、建築物の壁体内部に位置
    し、他方は床構造の下側に位置するように、前記箱体を
    固定する工程と、 前記壁体内部に開口した前記接続管の端部に、壁体内に
    配置される管を接続する工程と、 前記床構造の下側に開口した前記接続管の端部に、該床
    構造の下側に配置された管を接続する工程と、 前記壁体内に配置される管を前記接続管に接合した後
    に、該壁体の壁材を取り付ける工程と、を含むことを特
    徴とする配管方法。
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