JP3349333B2 - 衛生設備ユニットにおける配管の支持構造 - Google Patents

衛生設備ユニットにおける配管の支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器等衛生器具
と、フレーム材を枠状に組んで成る強度部材,骨格部材
としてのユニットフレームと、各種配管と、化粧板とを
ユニット化して成る衛生設備ユニットに関し、詳しくは
配管の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】壁パネ
ル,衛生設備ユニット,ブース等トイレ構成部材を工場
で予め生産し、これを現場に搬入して組立施工し、所望
のトイレ空間を構築できるようにしたシステムトイレが
ビルのトイレ等において広く用いられている。
【0003】ここで衛生設備ユニットは、便器等衛生器
具と、フレーム材を枠状に組んで成り、内側に配管スペ
ースを形成するとともに、衛生器具を支持する骨格部材
としてのユニットフレームと、配管スペース内に収容さ
れる配管と、ユニットフレームの上面及び前面に配置さ
れる化粧板とを予めユニット化したものである。
【0004】図7はこの種衛生設備ユニットの従来の一
例を示したものである。同図は衛生設備ユニットとして
の大便器ユニットの例を示したもので、図中200は矩
形箱体状をなすユニットフレーム、202は大便器であ
る。
【0005】ユニットフレーム200は、その前面上
端,前面下端,後面上端,後面下端にそれぞれ横設され
たLアングル状の横フレーム材204で、左右方向に所
定間隔で複数配置した補強枠、即ち前後の一対の縦フレ
ーム材(支柱)206と、それらの上端,下端を前後に
連結する前後フレーム材208とから成る矩形枠状の補
強枠を連結した形態の、全体として箱体状をなす部材で
あって、下端の前後フレーム材208の中間部において
アンカーボルト210により床212に固定されるとと
もに、ユニットフレーム200を前後方向に貫通する長
いボルト214にて壁面216側に固定されている。
【0006】このユニットフレーム200の内側には、
具体的には前側の支柱206と後側の支柱206との間
において配管スペース222が形成されており、そこに
横引配管された排水用配管224A,給水本管,脱臭本
管,通気本管等の各種配管224Bが配置・収容されて
いる。
【0007】このユニットフレーム200の上面と前面
とには化粧板としての甲板218と前板220とが取り
付けられており、その前板220を介して上記大便器2
02がユニットフレーム200に取付支持されている。
【0008】ところでこの箱体状のユニットフレーム2
00を用いた衛生設備ユニットの場合、配管スペース2
22内部に各種配管224A,224Bを挿入し、組み
付ける際に、箱体状をなすユニットフレーム200の形
状的な制約のために作業が大変であり、また衛生設備ユ
ニットを現場で施工する際にも施工が困難で、コストも
高くなるなどの問題があった。
【0009】そこで本発明者等は、図9に示しているよ
うにユニットフレーム232を平面枠構造となしてこれ
を壁面216より所定距離前側に配置し、そしてその上
端部を長ボルト234等の前後固定部材にて壁面216
側に固定するとともに下端部を床212に固定し、その
内側に、詳しくは壁面216の構成部材とユニットフレ
ーム232とでそれらの間に直接的に配管スペース22
2を形成して、そこに各種配管224A,224Bを収
容するように成した衛生設備ユニットを案出し、先の特
許願において提案した(例えば特願平7−5048
6)。
【0010】このようにした場合、平面枠構造のユニッ
トフレーム232を壁面216側及び床212に固定す
るのに先立って予め各種配管224A,224Bをユニ
ットフレーム232に取り付ける際、図7に示す箱組構
造のユニットフレーム200のような箱組みによる制約
を受けないで、後面開放状態で各種配管224A,22
4Bの取付作業を行うことができ、作業が容易であると
ともに、現場での組立施工も容易且つ安価となし得る利
点が得られる。
【0011】ところで図8及び図10に示しているよう
に、これら何れの形式の衛生設備ユニットにおいても各
種配管224A,224Bの支持構造は、ユニットフレ
ーム200,232に溶接固定したサポート部材236
の上に各種配管224A,224Bを載せて、これをU
ボルト238にて固定するというものであった。
【0012】しかしながらこの場合、サポート部材23
6の溶接作業が面倒な作業であるとともに、取り付ける
べき配管224A,224Bの軸心位置(図9中H3,
H2,H1で示す位置)から各種配管224A,224
Bの太さに応じて半径寸法(R3,R2,R1)を差し
引いた位置をサポート部材236の取付位置として位置
出し(高さ方向の位置調節)を行った上でこれをユニッ
トフレーム200,232に溶接作業しなければなら
ず、サポート部材236の取付けが更に大変になるとと
もにその際に取付誤差も生じ易く、この場合配管224
A,224Bの位置が予定した位置から狂ってしまう恐
れが生ずるといった問題があった。
【0013】また特に図9に示す平面枠構造のユニット
フレーム232を用いた場合、ユニットフレーム232
が平面枠構造で自立性がないために上記溶接作業が更に
困難なものとなり、またサポート部材236が横方向に
突き出した状態となるため、配管組付けまでの間ユニッ
トフレーム232の取扱性が悪いといった問題があっ
た。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明の配管の支持構造は、便器等衛生器具と、壁面に
沿って左右方向に配置された支柱を含むフレーム材を枠
状に組んで成り、内側に配管スペースを形成するととも
に該衛生器具を支持する骨格部材としてのユニットフレ
ームと、該配管スペース内に収容される配管と、該ユニ
ットフレームの上面と前面とに配置される化粧板とを備
えて成る衛生設備ユニットにおける前記配管の支持構造
であって、前記支柱に前後方向のボルト穴を設けて、該
ボルト穴において支持ボルトを該支柱に結合し、該支持
ボルトを前記配管スペース内に且つ前後方向に突出させ
るとともに、該支持ボルトの先端部に配管保持部を設け
て、該配管保持部により前記配管を保持させるようにな
し、且つ該配管保持部を、配管の外周面を掴む該配管の
外周面に対応した形状のリング部材にて構成するととも
に、上下中間部位で開閉可能となし下半部を前記支持
ボルトに固定状態となし、更に前記ボルト穴対応する
前記配管の軸心と同じ高さに形成して、前記支持ボルト
の軸心該配管の軸心と同じ高さとなし、且つ前記リン
グ部材から成る配管保持部の中心該支持ボルトの軸心
と同じ高さとなしてあることを特徴とする(請求項
)。
【0015】本願の別の発明の配管の支持構造は、請求
において、前記ユニットフレームが前記壁面より所
定距離前側に位置し、該ユニットフレームと該壁面とで
直接前記配管スペースを形成する平面枠構造のものであ
ることを特徴とする(請求項)。
【0016】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、ユニットフレームにおける支柱にボルト穴を設けて
そこに支持ボルトを配管スペース内に突き出す状態で結
合した上、その支持ボルトの先端部に配管保持部を設け
てその配管保持部により配管を保持するようになしたも
ので、本発明によれば、支持ボルトを支柱に結合するだ
けで容易に配管の支持部を構築することができるととも
に、支持ボルトの結合位置を前後方向に変化させるだけ
で、配管の前後方向位置を調整することができる。
【0017】また本発明によれば、予め設けたボルト穴
に支持ボルトを結合すれば自動的に支持ボルト及び配管
保持部が適正高さ位置に固定され、その際に固定位置の
高さ調整を不要化できるから、配管セット時間を短縮化
できる。
【0018】尚、本発明においては支持ボルトの支柱へ
の結合はねじ手段にて行う。ねじ手段による結合の態様
としては、例えば支柱とは別体のナットを支持ボルトに
ねじ込んで固定を行うようにしたり、或いはナットを支
柱に溶接しておいてそのナットによって支持ボルトの固
定を行うこともでき、或いは支柱に雌ねじ孔を設けてお
いてそこに支持ボルトをねじ込むようにしても良い。
【0019】発明は、上記配管保持部を、対応する
配管の外周面に対応した形状の且つ上下中間部位で開閉
可能なリング部材にて構成し、その下半部を支持ボルト
の先端部に固定状態となしており、本発明によれば、そ
のリング部材の下半部に配管を載せた状態でその取付作
業を容易に行うことができる。更に上半部を閉じて固定
するだけで簡単に配管の保持・固定を行うことができ
る。
【0020】また更に本発明は、上記ボルト穴,支持
ボルト及び配管保持部を成すリング部材の各中心位置を
配管の軸心と同一高さに位置させていることから、本発
明によれば、支柱に対して設けるべきボルト穴の位置出
しが容易であり、ひいては配管支持部の位置設計及び配
管の位置出しを正確に行い得、配管取付作業の作業性を
飛躍的に高めることができる。
【0021】前述したように平面枠構造のユニットフレ
ームを用いた衛生設備ユニットにあっては、ユニットフ
レームへのサポート部材の溶接時の作業性が悪く、また
サポート部材がユニットフレームから突き出した状態と
なって、配管取付けまでの間ユニットフレームの取扱性
が悪くなる。
【0022】従って上記請求項1の発明はこのような平
面枠構造のユニットフレームを用いた衛生設備ユニット
に適用して特に効果が大きく、この場合において配管取
付時に支持ボルトを支柱に対して結合すれば良いため、
配管取付けに到るまでの間サポート部材がユニットフレ
ームから突出して取扱性を損なう問題も回避できる(請
求項)。
【0023】尚、上記支持ボルトは、支柱本体に対して
ボルト穴を設けてそこに直接的に取り付けることもでき
るし、或いは支柱本体に別途の補助部材を固設して、そ
の補助部材にボルト穴を設け、そこに支持ボルトを結合
することもできる。
【0024】
【実施例】次に本発明を衛生設備ユニットとしての小便
器ユニットに適用した場合の実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。図1及び図2において、10はシステム
トイレにおける壁を構成する壁パネルで、12は小便器
ユニットにおけるユニットフレーム、14及び16はそ
のユニットフレーム12の上面及び前面に配置された化
粧板としての甲板及び前板であり、この前板16を介し
て衛生器具としての小便器18がユニットフレーム12
に取り付けられ、支持されている。
【0025】ユニットフレーム12は、この例では上端
及び下端のLアングル状の横フレーム材20,22に対
して左右方向に所定間隔で立設した縦フレーム材(支柱
24)の上端部,下端部をそれぞれ溶接接合して一体化
した平面枠構造のもので、図2に示しているように壁パ
ネル10より所定距離前側に配置されており、その上端
部が前後固定部材としての長ボルト26によって、壁パ
ネル10に横設したレール部材28に対して固定金具3
0,32により固定されている。
【0026】また一方その下端部が、床34に固定した
Lアングル状の床固定バー36に対してビス(図示省
略)により締結固定されている。尚、ユニットフレーム
12の下端部にはアジャストボルト38が下向きに螺合
されており、そのアジャストボルト38の回転操作によ
りユニットフレーム12の高さ調整を行い得るようにな
っている。
【0027】ユニットフレーム12と壁パネル10との
間には、それらによって画成される配管スペース40が
形成されており、そこに配管42、詳しくは排水配管4
2A、給水配管,脱臭配管,通気配管等の断面円形の各
種配管42Bが横引配管されており、それらが配管支持
部46,44によって支持されている。
【0028】図3ないし図6はその配管支持部44,4
6の具体的構造を示している。図3に示しているよう
に、本例では支柱24は、角パイプから成る支柱本体2
5に対してLアングル状の補助部材27を前後片部27
Aにおいて固定した形態とされている。この補助部材2
7における左右片部27Bには、対応する配管42Bの
軸心と同じ高さ位置に貫通のボルト穴54(図5参照)
が形成されており、このボルト穴54において、配管支
持部44の支持ボルト56がナット58により固定され
ている。
【0029】詳しくは、支持ボルト56がボルト穴54
を貫通した状態でかかる支持ボルト56が左右片部27
Bの前後に配置した固定ナット58により上記配管スペ
ース40内に突出する状態で後方向きに取り付けられて
いる。ここで支持ボルト56は全ねじとされている。
【0030】支持ボルト56の先端部64は、図5に明
らかに示しているように扁平な板状部とされており、そ
こにリング部材から成る配管保持部59が設けられてい
る。この配管保持部59は、配管42Bを外周面におい
て掴み、保持するもので、対応する配管42Bの外周面
に沿った形状をなしている。
【0031】この配管保持部59は、上半部60が下半
部62に対して回転可能、即ち軸63周りに開閉可能と
されており、また一方その下半部62は、その端部66
が支持ボルト56の先端部64に固定状態とされてい
る。この支持ボルト56の先端部64及び下半部62の
端部66にはそれぞれボルト穴68が形成されており
(但し端部66のボルト穴は図示せず)、更に開閉可能
な上半部60の端部70にもまたボルト穴68が形成さ
れており、上半部60が閉じた状態でこれらボルト穴6
8において配管保持部59の端部66,70がボルト7
1及びナット58により締結固定されるようになってい
る。ここで配管保持部59は、その中心が対応する配管
42Bの軸心と同じ高さに位置している。
【0032】他方、排水配管42Aを支持するための配
管支持部46は、上記の配管支持部44とは別の支持構
造とされている。図3に示しているようにこの配管支持
部46において、72はL字アングル状のサポート部材
であって、水平片部74と垂直片部76とを有してお
り、その垂直片部76において、ボルト71とナット5
8(図6)とにより補助部材27、即ち支柱24に取付
固定されている。
【0033】詳しくは、図6にも示しているように補助
部材27の左右片部27B及びサポート部材72の垂直
片部76には上下一対のボルト穴78がそれぞれ同一ピ
ッチで形成されており、それらボルト穴78において、
サポート部材72がボルト71とナット58との締付力
で補助部材27、即ち支柱24に且つ前記配管スペース
40内に突き出す状態で取り付けられている。
【0034】サポート部材72の先端近傍部位には吊ボ
ルト82が垂下する状態で取り付けられている。ここで
吊ボルト82は全ねじとされており、サポート部材72
の水平片部74に形成されたボルト穴80を挿通した状
態で、その上下のナット58の締込みにより、かかるサ
ポート部材72の水平片部74に固定されている。
【0035】吊ボルト82の先端部84は扁平な板状部
とされており、この先端部84に、リング部材から成る
配管保持部90が設けられている。この配管保持部90
は、排水配管42Aに対応したリング形状をなしてお
り、その左半部92が位置固定に、また右半部94が軸
96の周りに開閉可能とされている。
【0036】この配管保持部90における左半部92と
右半部94の各端部98,100、更には吊ボルト82
の先端部84にはボルト穴86が同心状に設けられてお
り、そのボルト穴86において、左半部92と右半部9
4の各端部98,100がボルト71とナット58とに
よって締結固定されるようになっている。
【0037】本例によれば、支持ボルト56をナット5
8を用いて支柱24に結合するだけで容易に配管支持部
44を構築できるとともに、支持ボルト56の結合位置
を前後方向に変化させるだけで配管42Bの前後方向位
置を容易に調整できる。
【0038】また本例によれば、配管支持部44におけ
る固定状態の下半部62上に配管42Bを載せた状態で
配管42Bの取付けを行うことができるため、取付作業
を容易に行うことができるとともに、上半部60を閉じ
るだけで簡単に配管42Bの固定を行うことができる。
【0039】また図4に示しているようにボルト穴5
4,支持ボルト56及び配管保持部59の各中心位置を
配管42Bの軸心と同一高さ(H2,H3・・・)とし
ていることから、支柱24に対してボルト穴54を設け
るに当って予定された配管42Bの配置位置、詳しくは
その軸心の配置位置と同一高さ位置にボルト穴54を設
ければ良く、従って本例によれば、ボルト穴54の位置
出しを含む配管支持部44の位置設計が容易であり、配
管42Bの組付けに際してその組付位置を正確となし得
るとともに、配管取付作業の作業性を飛躍的に高めるこ
とができる。
【0040】一方排水配管42Aに対しては、吊ボルト
82のねじ結合位置を上下に調整することで容易に排水
配管42Aを上下に位置調整することができ、これによ
り排水配管42Aに適正な排水勾配を持たせることがで
きる。
【0041】ここでサポート部材72は支柱24に対し
てボルト71にて締結されているため、そのサポート部
材72の支柱24への取付けも作業性良く行うことがで
きる。
【0042】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明は図7に示す箱体状
のユニットフレーム200を有する衛生設備ユニットに
対しても、また上記小便器以外の大便器ユニットその他
の衛生設備ユニットにも適用可能であるし、また上例で
は角パイプから成る支柱本体25に補助部材27を固設
してそこにボルト穴54を設け、支持ボルト56等を固
定するようにしているが、支柱24自体を強度の強いL
アングル状の部材にて構成し、その支柱に対して上記ボ
ルト穴を設けてそこに支持ボルト,サポート部材等を直
接的に取り付けるようになすことも可能であるなど、本
発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加
えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である配管支持構造を含む衛
生設備ユニットの一部切欠き斜視図である。
【図2】図1の衛生設備ユニットの縦断面図である。
【図3】図1,図2における配管支持構造の要部斜視図
である。
【図4】図3の配管支持構造の正面図である。
【図5】図3,図4における配管支持構造を各部材に分
解して示す分解斜視図である。
【図6】図3及び図4における排水配管支持用の配管支
持構造を各部材に分解して示す分解斜視図である。
【図7】従来の一般的衛生設備ユニットの縦断面図であ
る。
【図8】図7における配管支持構造の要部斜視図であ
る。
【図9】本願の先願に係る衛生設備ユニットの配管支持
部分の構造を示す正面図である。
【図10】図9における配管支持構造の要部拡大斜視図
である。
【符号の説明】
10 壁パネル 12 ユニットフレーム 14 甲板 16 前板 18 小便器 20,22 横フレーム材 24 支柱 40 配管スペース 42 配管 54,68,78,80,86 ボルト穴 56 支持ボルト 58 ナット 59 配管保持部 60 上半部 62 下半部 71 ボルト 72 サポート部材 82 吊ボルト 90 配管保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 3/08 E03C 1/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器等衛生器具と、壁面に沿って左右方
    向に配置された支柱を含むフレーム材を枠状に組んで成
    り、内側に配管スペースを形成するとともに該衛生器具
    を支持する骨格部材としてのユニットフレームと、該配
    管スペース内に収容される配管と、該ユニットフレーム
    の上面と前面とに配置される化粧板とを備えて成る衛生
    設備ユニットにおける前記配管の支持構造であって前記
    支柱に前後方向のボルト穴を設けて、該ボルト穴におい
    て支持ボルトを該支柱に結合し、該支持ボルトを前記配
    管スペース内に且つ前後方向に突出させるとともに、該
    支持ボルトの先端部に配管保持部を設けて、該配管保持
    部により前記配管を保持させるようになし、且つ該配管
    保持部を、配管の外周面を掴む該配管の外周面に対応し
    た形状のリング部材にて構成するとともに、上下中間部
    位で開閉可能となし下半部を前記支持ボルトに固定状
    態となし 更に 前記ボルト穴対応する前記配管の軸心と同じ高さ
    に形成して、前記支持ボルトの軸心該配管の軸心と同
    じ高さとなし、且つ前記リング部材から成る配管保持部
    の中心該支持ボルトの軸心と同じ高さとなしてある
    とを特徴とする衛生設備ユニットにおける配管の支持構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項において、前記ユニットフレー
    ムが前記壁面より所定距離前側に位置し、該ユニットフ
    レームと該壁面とで直接前記配管スペースを形成する平
    面枠構造のものであることを特徴とする衛生設備ユニッ
    トにおける配管の支持構造。
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