JP2507299Y2 - 防水パン設置用架台 - Google Patents

防水パン設置用架台

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JP2507299Y2
JP2507299Y2 JP1993007797U JP779793U JP2507299Y2 JP 2507299 Y2 JP2507299 Y2 JP 2507299Y2 JP 1993007797 U JP1993007797 U JP 1993007797U JP 779793 U JP779793 U JP 779793U JP 2507299 Y2 JP2507299 Y2 JP 2507299Y2
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義信 安田
金悟 神津
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日本総合住生活株式会社
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、公団住宅や1戸建て住
宅等の種々の浴室床に、防水パンを簡単に設置できる浴
室床の防水パン設置用架台に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室は、施工後10〜15年以上の年数
が経過すると、排水ドレ−ンパイプ部が腐食したり、浴
室床のアスファルト防水層が劣化して漏水等が発生す
る。そこで、浴室の補修や防水パンの取り替えを施工業
者に依頼して施工されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、たとえば、公
団住宅の浴室においてはその浴室や浴槽の寸法、形状は
多種多様で、かつその数量は非常に多く、施工業者は施
工に手間がかかっている。そのため、施工業者ができる
だけ簡単に、短時日で、浴室床に防水パンを施工できる
ことが要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1の考案は、設置後、相互に接着接合される浴槽側
の第1の防水パンと洗い場側の第2の防水パンとから成
る防水パンを、浴室内に設置するための防水パン設置用
架台であって、第1の防水パンを支持し且つこれと別体
に構成された第1の架台と、第2の防水パンを支持し且
つこれと別体に構成された第2の架台とから成り、第1
および第2の各架台は、横材および縦材を組み合わせて
構成した架台本体と、架台本体に取り付けた3本の支持
脚と、各支持脚に組み込んだ高さ調整具とを、備えたこ
とを特徴とする。この場合、横材および縦材は、強化プ
ラスチック製のチャンネル材で構成されていることが、
好ましい。
【0005】
【作用】本考案にあっては、架台を横材と縦材とで組み
合わせて構成して防水パンを搭置可能としていることに
よって、防水パンと別個に予め架台を浴室床に設置する
ことができて、防水パンを簡単に設置することができ
る。
【0006】また、上記所定の長さの横材または縦材の
所定の位置に架台高さ調整具を取り付けて、少なくとも
3個所の架台高さ調整具で架台を支持するように上記横
材または縦材に縦材または横材を矩形状や格子状に組み
合わせて架台を形成していることによって、架台高さ調
整具で架台の高さを簡単に調整できるとともに、横材と
縦材で架台を多様な浴室床に対応した寸法の矩形状や格
子状にできて、簡単かつ短時日で浴室の防水パンを設置
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を実施例にもとづいて説明す
る。図1以下は、本考案の一実施例を示すものである。
防水パン設置用の架台1は、図1、図2のように浴室床
2に設置し、その上に防水パン3を搭載して施工できる
ようにしている。
【0008】上記架台1は、図1、図2のように複数
(図上2個)に分割(図上左右方向、必要により防水パ
ンに対応して前後方向にも可能)してそれぞれ所定の勾
配として設置できるようにしているとともに、横材4と
縦材5を所定の長さとして接合して組み合わせ、横材4
と縦材5の所定の位置に架台高さ調整具6をそれぞれ配
置して構成している。
【0009】架台高さ調整具6は、図3、図4のように
コの字状の支持具7にナット8を溶接等で固着して所定
長さのボルト9の上部側を螺着して形成しており、下側
の頭部10を介して旋回可能として高さ調整できるよう
にし、ロックナット11で所定の高さにロックできるよ
うにしている。
【0010】特に、図1、図2のように架台1を左右に
分割しているため、浴槽用と洗い場用とに対応してそれ
ぞれ所定の勾配の高さに容易に調整することができるも
のである。なお、左右の架台1を一体的に連結すること
も可能である。
【0011】このような架台高さ調整具6の支持具7に
は、図3〜図6のようにFRPのチャンネル材を反転し
た横材4や縦材5を嵌装して所定の高さに支持できるよ
うにし、図1、図2のように両側を支持した横材4間に
縦材5を架設し、この縦材5間に所定の長さの横材4を
架設して矩形状または格子状にして架台1を構成できる
ようにしている。
【0012】横材4や縦材5は、図3、図4のようにF
RP材やSUS材の支持具7にSUS材のリベット等の
取付具12を打ち込んで連結したり、図5〜図7のよう
に横材4と縦材5とをFRP材やSUS材のL形状の連
結材13を介して上記同様にリベット等の取付具12を
打ち込んで連結できるようにして、工場や現場で簡単に
組み立てられるようにしている。
【0013】このようにして浴室床2に架設する架台1
に、図8のような浴室床2の寸法に対応して横方向、縦
方向に4分割以上に分割した防水パン分割片14を接合
して形成するFRPの防水パン3を搭載して設置するよ
うしている。
【0014】上記防水パン3はその防水パン分割片14
の接合部15を100〜600mm幅としていて、公団住
宅の多種多様の浴室床2に容易に対応できるように接合
部15を適宜の寸法だけ切断して所定の寸法に形成でき
るようにしている。
【0015】しかして、図1、図2のように浴室床2に
防水パン3の架台1を設置するには、図3、図4のよう
に架台高さ調整具6の支持具7に浴室床2の寸法に対応
して予め所定の長さとした、または所定の長さに切断し
た横材4、縦材5を嵌装してリベット等の取付具12で
取り付ける。
【0016】ついで、L形状の連結材13を介して図5
〜図7のように横材4に縦材5を、縦材5に横材4をリ
ベット等の取付具12で取り付け、図1、図2のように
矩形状や格子状に架台1を組み立てる。
【0017】そして、組み立てた架台1を図1、図2の
ように浴室床2に設置し、架台1に立設した架台高さ調
整具6を旋回して架台1を所定の高さとするとともに、
所定の勾配に調整する。架台1を3本の架台高さ調整具
6で支持して3点高さ調整式としているため、架台1の
高さの調整が容易にできる。
【0018】このようにして架台1を浴室床2に設置す
ると、図1、図3〜図5のように架台高さ調整具6の下
端の頭部10部にモルタル16を塗布して浴室床2に固
定し、この架台1の上に所定の防水パン3を搭載して施
工できるものである。
【0019】したがって、防水パンの高さ調整を容易に
できて浴室床に設置することができるとともに、架台の
設置も容易で、短時日で防水パンの施工工事を行うこと
ができる。
【0020】特に、架台を分割しているので、一方の架
台を1/100勾配に、他方の架台を水平にするなど別
個の勾配にできて、所要の勾配で防水パンを搭載するこ
とができて好ましい。
【0021】なお、浴槽が外釜式のものであっても、上
記した架台高さ調整具を所定の長さのものとして高さ調
整することによって、容易に対応することができる。
【0022】上記では、架台をリベットで打ちつけて組
み立てたが、ボルト、ナットで締め付けて組み立てるな
ど適宜に実施できるものであり、またFRP材の代わり
に軽量金属材や木材を使用することも可能である。
【0023】さらに、本考案の架台は上記のように施工
現場で組み立てる他、予め工場側で組み立てておくこと
も可能であり、施工場所、施工時間などに対応して適切
に実施することができるものである。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案にあっては、架台を
防水パンと別個として浴室床に先に設置できるため、防
水パンを容易に浴室床に設置することができるものであ
る。
【0025】また、矩形状または格子状に組み立てした
横材、縦材に架台高さ調整具を取り付けて3点式で高さ
調整できるので、架台の高さ調整が容易で、防水パンの
設置を短時日で、正確に施工することができる。
【0027】また、特に架台を分割構成することによっ
て、個々の架台を所定の勾配に高さ調整することがで
き、防水パンを所要の勾配で搭載して設置することが自
由にできて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の防水パン用の架台の設置説
明用側断面図、
【図2】同上の架台の設置状態の平面図、
【図3】同上の架台高さ調整具部の横断面図、
【図4】同上の架台高さ調整具部の側面図、
【図5】同上の横材と縦材との接合説明用断面図、
【図6】同上の横材と縦材との接合説明用平面図、
【図7】同上の横材と縦材との接合説明用平面図、
【図8】同上の防水パンの説明用の分割状態の斜視図。
【符号の説明】
1…架台 2…浴室床 3…防水パン 4…横材 5…縦材 6…架台高さ調
整具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置後、相互に接着接合される浴槽側の
    第1の防水パンと洗い場側の第2の防水パンとから成る
    防水パンを、浴室内に設置するための防水パン設置用架
    台であって、 前記第1の防水パンを支持し且つこれと別体に構成され
    た第1の架台と、前記第2の防水パンを支持し且つこれ
    と別体に構成された第2の架台とから成り、 前記第1および第2の各架台は、横材および縦材を組み
    合わせて構成した架台本体と、当該架台本体に取り付け
    た3本の支持脚と、当該各支持脚に組み込んだ高さ調整
    具とを、備えたことを特徴とする防水パン設置用架台。
  2. 【請求項2】 前記横材および前記縦材は、強化プラス
    チック製のチャンネル材で構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の防水パン設置用架台。
JP1993007797U 1993-02-02 1993-02-02 防水パン設置用架台 Expired - Fee Related JP2507299Y2 (ja)

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JPH0687476U JPH0687476U (ja) 1994-12-22
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JP3103370U (ja) * 2003-11-28 2004-08-12 株式会社フジラップ 蓄光機能付誘導手摺

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