JPH0245350Y2 - - Google Patents

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JPH0245350Y2
JPH0245350Y2 JP1985169532U JP16953285U JPH0245350Y2 JP H0245350 Y2 JPH0245350 Y2 JP H0245350Y2 JP 1985169532 U JP1985169532 U JP 1985169532U JP 16953285 U JP16953285 U JP 16953285U JP H0245350 Y2 JPH0245350 Y2 JP H0245350Y2
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JP
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diameter
sleeve
pipe
double
cleaning
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管継手を用いた小口径ますに関する
ものである。
〔従来の技術とその課題〕
従来より小口径ますが、実開昭57−133688号公
報、実開昭59−29489号公報、実開昭59−29490号
公報、実開昭59−29491号公報、実開昭59−
107676号公報、実開昭60−154484号公報などで紹
介されているが、特に90゜大曲がりエルボ継手
(以下、LL継手という)において、その地表側に
掃除口管用スリーブを開設した小口径ますが前掲
の実開昭59−107676号公報で示唆されている。
ところが、この実開昭59−107676号公報で示唆
されているLL継手を用いた小口径ますは、その
公報中、第6図ないし第8図でみれば明白なよう
に、掃除口管用スリーブからLL継手の管底が全
面的にみえず、ミラーによる点検に支障をきたす
おそれがある、という問題があつた。
また、前掲の実開昭60−154484号公報には、互
いに180゜の向きで開口した両口用スリーブを直状
の短管で連結した塩ビ製管継手(いわゆるソケツ
ト)において、その地表側に両口用スリーブの径
より大径で且つこれら二つの両口用スリーブの内
端側にまたがる大きさの掃除口管用スリーブを、
水平状に突設した複数の接続管用差口を介して、
一体的に立設したトラツプ付小口径ますが示され
ている。
ところが、このトラツプ付小口径ますは、トラ
ツプ板等が内設されているため、掃除口管用スリ
ーブを両口用スリーブより大径にせざるを得ず、
折角の小口径ますでありながら、宅地における庭
先に大径の掃除口が存在することとなり著しく美
観を損なう、という問題があつた。
しかも、このトラツプ付小口径ますは、水平状
に突設した複数の接続管用差口を介して、掃除口
管用スリーブが設けられているので、コンパクト
な浅埋設用の小口径ますには適用できない、とい
う問題もあつた。
一方、一般のLL継手を用いた小口径ます(LL
インバートともいわれているもの)は、第4図お
よび第5図に示すような構造になつていた。すな
わち、第4図は従来の小口径ますの一部破断平面
図、第5図は第4図の管軸V〜Vに沿つて展開し
た断面図を示す。これらの図において、呼び径
100または150mmφのLL継手1には、弯曲短管の
両開口部に両口用スリーブを設け、この両口用ス
リーブ2,2の大きさはJISKで規定されたもの
であり、これらの両口用スリーブ2,2間で、弯
曲短管の地表側に掃除口管用スリーブ4を一体的
にして立設しており、この掃除口管用スリーブ4
の大きさは、両口用スリーブ2の大きさと一致さ
せていた。
したがつて、かかる一般のLL継手を用いた小
口径ますでは、掃除口が小径となり、しかもミラ
ー6による点検には支障がないものの、掃除棒や
ジエツトノズルを掃除口用管3より挿入した場
合、そのガイド部がないため、掃除棒等が円滑に
挿入できない、という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、これらの従来技術の問題を一
挙に解消しようとして案出したもので、その要旨
とするところは、1対の両口用スリーブ2,2を
短管で連結した塩ビ製管継手において、これらの
両口用スリーブ2,2の地表側に、両口用スリー
ブ2の径より大径で且つこれら二つの両口用スリ
ーブ2,2の内端側にまたがる掃除口管用スリー
ブ4を、前記短管の管頂側管壁が漏斗状に拡大さ
れるように該両口用スリーブ2の管頂付近から一
体的に直接立設し、前記掃除口管用スリーブ4
に、両口用スリーブ2の径と略等しい受口8およ
び掃除口管用スリーブ4に嵌合する差口7を有す
るブツシユBを挿入・固着し、該ブツシユBの受
口8と差口7との各下端側を、下向きに拡径する
弯曲状の掃除棒挿入用ガイド部9で連結したこと
を特徴とする小口径ますにある。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を、添付図面に示す実施例
により、更に詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は第
1図の〜断面展開図、第3図は第1図の〜
断面図である。なお、符号は従来例を示す第4
図および第5図の部分と同一部分は同一符号を用
いている。
第1図に示すLL継手1は、呼び径100〜150mm
φのVU管が接続できるものであり、その大きさ
はJISKで規格された大きさとしている。このLL
継手1における1対の両口用スリーブ2,2間は
弯曲短管で連結され、これら二つの両口用スリー
ブ2,2の内端側であつて、且つ、地表側には、
掃除口用管3を接合する掃除口管用スリーブ4が
一体的に直接立設されている。この掃除口管用ス
リーブ4の径は、両口用スリーブ2の径が100mm
φの場合は150mmφとし、両口用スリーブ2の径
が150mmφの場合は200mmφとし、しかも、掃除口
管用スリーブ4は、規格化されたLL継手の両口
用スリーブ2,2間の弯曲短管を変更せずに立設
できるもである。したがつて、掃除口管用スリー
ブ4は両口用スリーブ2,2の内端側にまたがつ
てその管頂付近から直接立設されている。換言す
れば、LL継手1の弯曲内面11において、第2
図に示すように、掃除口管用スリーブ4が両口用
スリーブ2,2間で跨設されているが、第1図に
示すように弯曲外面12においては掃除口管用ス
リーブ4は両口用スリーブ2,2に亘つては跨設
されていない構造となつている。
その結果、かかるLL継手1を成形するに当た
り、その成形型のコアを弯曲外面12用の型と弯
曲内面11用の型とに分割し、弯曲内面11用の
コアは掃除口管用スリーブ4の軸方向、すなわ
ち、縦方向に直線状の型抜きができ、弯曲外面1
2用のコアは両口用スリーブ2,2の軸方向、す
なわち、横方向に直線の型抜きができるようにな
つた。したがつて、従来のLL継手成型における
ような回転抜きの操作をする必要がない。そのた
め、成形用金型が簡素化し、しかも安価となる。
その上、成形サイクルも短縮化することができ
る。なお、掃除口管用スリーブ4の管軸方向の受
口長さlは両口用スリーブ2の受口長さより2〜
3割短縮している。
そこで、この掃除口管用スリーブ4には、異径
継手として用いられているブツシユBを挿入し接
着剤で固着する。このブツシユBは大径の外周を
構成する差口7と、それより小径の内周を構成す
る受口8とを同心状として、これらの下端側を下
向きに拡径する弯曲状の掃除棒挿入用ガイド部9
により連結して一体化したものである。そして、
このガイド部9側を先にして掃除口管用スリーブ
4に挿入して固着すると、ストツパー5からガイ
ド部9にかけて滑らかな掃除棒挿入用案内が形成
できる。そして、このブツシユBの大きさは、そ
の受口8の径をLL継手体1の両口スリーブ2の
呼び径と一致させている。なお、第1図および第
3図中、10は足を示す。
したがつて、施工現場において、LL継手1、
ブツシユB、掃除口管3を用意すれば、小口径ま
すが容易に施設できる。
なお、本実施例は90゜大曲がり継手で説明した
が、本考案はこれに限らず、90゜大曲がりY(LT)
継手や、90゜大曲がり両Y(WLT)継手も当然含
まれるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次のようなすぐれた諸効果を
奏する。
両口用スリーブより大径の掃除口管用スリー
ブを用いても、掃除口管用スリーブにブツシユ
を挿入しているので、小口径ますに相応しい小
径の掃除口とすることができる(つまり、庭先
等の美観を損なわない)ばかりでなく、このブ
ツシユの、下向きに拡径する弯曲状の掃除棒挿
入用ガイド部が形成でき、このガイド部によつ
て掃除棒が、小口径の掃除口でありながら、容
易に挿入できる。
二つの両口用スリーブの地表側で且つ、その
内端側に、掃除口用スリーブをまたがらせて直
接立設したので、両口用スリーブを連結する短
管の管頂側が大径の掃除口管用スリーブに直結
するため、漏斗状に拡大されてその内部空間を
可及的に大きく形成でき、掃除棒やジエツトノ
ズルによる掃除及びミラーによる点検を容易に
行うことができるばかりでなく(前掲の実開昭
60−154484号公報で示されたトラツプ付小口径
ますでは、トラツプ板等があるため、これらは
容易にできない)、ます全体の高さを極力ひか
えてコンパクト化することができる。したがつ
て、浅埋設用の小口径ますにも適用することが
できる。しかも、短管の管頂側が漏斗状に拡大
されているので、排水中の汚物などの固形物が
滞留しない。
掃除口管用スリーブが短管より直接、大きく
開口されているので、成形時の金型が簡素化で
き、ひいては、金型コストを安価にすることが
できる。
掃除口管用スリーブと掃除口管との間に段差
が形成され、そこに埋設用の土砂が載置される
ようになるので、埋設後に小口径ますの安定を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は第
1図の〜断面展開図、第3図は第1図の〜
断面図、第4図は従来例の一部破断平面図、第
5図は第4図の〜断面展開図である。 1……LL継手、2,2……両口用スリーブ、
3……掃除口管、4……掃除口管用スリーブ、7
……差口、8……受口、9……ガイド部、B……
ブツシユ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1対の両口用スリーブ2,2を短管で連結した
    塩ビ製管継手において、 これらの両口用スリーブ2,2の地表側に、両
    口用スリーブ2の径より大径で且つこれら二つの
    両口用スリーブ2,2の内端側にまたがる掃除口
    管用スリーブ4を、前記短管の管頂側管壁が漏斗
    状に拡大されるように該両口用スリーブ2の管頂
    付近から一体的に直接立設し、 前記掃除口管用スリーブ4に、両口用スリーブ
    2の径と略等しい受口8および掃除口管用スリー
    ブ4に嵌合する差口7を有するブツシユBを挿
    入・固着し、 該ブツシユBの受口8と差口7との各下端側
    を、下向きに拡径する弯曲状の掃除棒挿入用ガイ
    ド部9で連結した、 ことを特徴とする小口径ます。
JP1985169532U 1985-11-02 1985-11-02 Expired JPH0245350Y2 (ja)

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JP1985169532U JPH0245350Y2 (ja) 1985-11-02 1985-11-02

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JP1985169532U JPH0245350Y2 (ja) 1985-11-02 1985-11-02

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JPS6277291U JPS6277291U (ja) 1987-05-18
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JPS556850U (ja) * 1978-06-29 1980-01-17

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