JPS6241063Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6241063Y2
JPS6241063Y2 JP15345282U JP15345282U JPS6241063Y2 JP S6241063 Y2 JPS6241063 Y2 JP S6241063Y2 JP 15345282 U JP15345282 U JP 15345282U JP 15345282 U JP15345282 U JP 15345282U JP S6241063 Y2 JPS6241063 Y2 JP S6241063Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
joint
circular pipe
pipe part
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15345282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5961332U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15345282U priority Critical patent/JPS5961332U/ja
Publication of JPS5961332U publication Critical patent/JPS5961332U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6241063Y2 publication Critical patent/JPS6241063Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は暗渠排水管の継手に関し、特に小形
軽量で持ち運びに便利であり、暗渠排水管の径や
接続方向の相違に対して共通性の高い継手を提供
する。
暗渠排水管は種々の土地の排水に利用されてい
るが、それらの土地の条件(形状、雨量、河川と
の関係など)によつてそれぞれ配管仕様を変えな
ければならない。具体例で説明すれば、暗渠排水
管(合成樹脂管に多数の孔を形成したもの、ネツ
ト管など)の特定径のものを特定の配列(方向)
で埋設しなければならない。従つて暗渠排水管の
継手としては、多種類の排水管の径と接続方向に
対応できる仕様(寸法・形状)のものを予め準備
しておく必要があり、在庫管理が複雑になると共
に実際に現場において排水管に適合した継手を選
択して組み合せる作業が複雑になるという問題が
あり、更に大形になるので持ち運びに不便である
という問題があつた。
この考案はこれらの事情に鑑みなされたもの
で、その具体的な構成は3以上の放射方向に同一
径で延びる盲円管部を備えた合成樹脂製中空体と
して一体にブロー成形され、所望の盲円管部の盲
壁を切除し開口してなる継手本体と、開口された
円管部に嵌着される大径円管部及びこの大径円管
部の反対方向に延び暗渠排水管を挿着するための
小径円管部を一体に備えた所定数の合成樹脂製中
継体とからなる暗渠排水管の継手である。
すなわち、この考案は、暗渠排水管の継手本体
を予め多数の盲管部を突出させたブロー成形体と
し、使用する側の盲円管部のみを開口させること
によつて異なる接続方向に対して共通性を付与
し、更に暗渠排水管に直接挿着される部分を他方
(中継体)に分割することによつて径に対しても
継手本体の共通性を付与し、且つ継手として小形
軽量化し、持ち運びを容易にしようとするもので
ある。
以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
まず第1〜2図において、暗渠排水管の継手J
は継手本体8と中継体15,16とからなり、継
手本体は十字方向に同一径で延びる円管部18,
19,20,21を備え、そのうち円管部18,
19は開口し、円管部20,21は盲壁22,2
3をそれぞれ備えている。なお、18a,19a
は円管部18,19の円周に沿つて輪状に形成さ
れた係止凹部である。
一方中継体15は、前記円管部18に嵌着され
た大径円管部9と、この大径円管部の反対方向に
延び暗渠排水管として合成樹脂製ネツト管11を
挿着するための小径円管部10を一体に備え、こ
の小径円管部の底部は大径円管部9のそれと略同
一線上にある。また9aは前記円管部18の係止
凹部18aに係合する係合凹部である。なお、中
継体16は、前記中継体15に比較して小径円管
部13の径が大きいだけで他は同一構成であるの
で説明を省略する。14はその小径円管部13に
挿着される一方の暗渠排水管としての合成樹脂製
ネツト管である。
以上のような構成の継手Jは、まず継手本体8
については第3〜4図に示すごとく各盲円管部1
8,19を盲の状態で、更に中継体15について
は第5〜6図に示すごとく大径円管部9を盲の状
態でそれぞれ合成樹脂のブロー成形法によつて形
成され、一方の継手本体8はそのまま埋設現場へ
運び、暗渠排水管の配管仕様に対応して各盲壁を
切除して開口される。すなわち、第3〜4図にお
いて盲円管部18,19は、その盲壁24,25
に近接した外周に沿つて形成された切断用輪状凹
溝26,27をそれぞれ切断して開口される。
なお、他方の中継体15,16の大径円管部
9,12及び小径円管部10,13については埋
設現場へ運ぶ前に上と同様の要領で切断開口され
る。
かくして、暗渠排水管の継手は、持ち運びの段
階で2分割できるので、持ち運びが容易になる。
また継手本体は、予め種々の配管仕様に適用でき
るように多数の盲円管部を備えているので共通性
が高い。また小径円管部10の底部ラインが大径
円管部9のそれと略同一線上にあるので、配管用
穴の底面を2段堀することもなく継手本体8と中
継体15との軸を平行に保持でき、従つて暗渠排
水管を所定の配管仕様に対しゆるみが生じること
もない。
なお、継手の大きさ及び重量などに関し、参考
までに寸法・材料仕様例を挙げる(第1〜2図参
照)。
L1(最大長さ) :約800mm L2(盲壁間間隙) :約380mm D (大径円管部外径):約220mmφ 継手本体の材料:ポリエチレン樹脂(平均肉
厚:2mm) 中継体の材料:ポリエチレン樹脂(平均肉厚:
2mm) 以上の実施例では暗渠排水管の配管方向は直線
方向であるが、継手本体8は、直角の交差方向
(4方向)までの配管(接続)を可能としてい
る。更に等角度の3方向以下の配管では第7図の
継手本体8Aが使用できる。またY字状方向に加
えて垂直方向を上へ延ばした配管では第8図の継
手本体8Bが使用でき、より共通性を持たせるた
めには第9図の継手本体8Cが使用できる。
また第1〜2図において継手本体8と中継体1
5との嵌着は、円管部18の外側に大径円管部9
を嵌め込んでいるが、内側と外側の関係を逆にす
ることもできる。更に中継体と暗渠排水管との挿
着も内・外側を逆にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る暗渠排水管の継手の一
実施例を示す使用状態の断面図、第2図はそのA
−A′断面図、第3図はその継手本体の使用前の
状態を示す一部切欠平面図、第4図はその側面
図、第5図は中継体の使用前の状態を示す一部切
欠正面図、第6図はその側面図、第7〜9図はそ
れぞれ継手本体の他の実施例を示す平面図であ
る。 8……継手本体、9,12……大径円管部、1
0,13……小径円管部、15,16……中継
体、18,19,20,21……円管部、22,
23……盲壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 3以上の放射方向に同一径で延びる盲円管部
    を備えた合成樹脂製中空体として一体にブロー
    成形され、所望の盲円管部の盲壁を切除し開口
    してなる継手本体と、開口された円管部に嵌着
    される大径円管部及びこの大径円管部の反対方
    向に延び暗渠排水管を挿着するための小径円管
    部を一体に備えた所定数の合成樹脂製中継体と
    からなる暗渠排水管の継手。 2 継手本体の盲円管部が盲壁に近接した外周に
    沿つて切断用輪状凹溝を形成してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の暗渠排水管の継
    手。 3 継手本体の盲円管部が略中央の外周に沿つて
    輪状に係止凹部を形成し、中継体の大径円管部
    が前記係止凹部に係合する輪状係合凹部を形成
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の暗渠排水管の継手。
JP15345282U 1982-10-08 1982-10-08 暗渠排水管の継手 Granted JPS5961332U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15345282U JPS5961332U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 暗渠排水管の継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15345282U JPS5961332U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 暗渠排水管の継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961332U JPS5961332U (ja) 1984-04-21
JPS6241063Y2 true JPS6241063Y2 (ja) 1987-10-21

Family

ID=30339498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15345282U Granted JPS5961332U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 暗渠排水管の継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5961332U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249155A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Shin Etsu Polymer Co Ltd 暗渠パイプ用の変換継手、分岐継手および可撓性管ならびにこれらを用いた暗渠パイプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5961332U (ja) 1984-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3066731B2 (ja) 暗渠管
JPS6241063Y2 (ja)
US3214199A (en) Pipe coupling
US2791450A (en) Oval rim pipe hub
JPS6335066Y2 (ja)
CN217503071U (zh) 一种t型波增强型双壁波纹管
JP2002089753A (ja) 交叉配管用管
JPH067271Y2 (ja) 高架排水管用継手
JPS5941248Y2 (ja)
JPS6335068Y2 (ja)
JP3062888B2 (ja) リブ付合成樹脂管
JPH0245350Y2 (ja)
JPS5828076Y2 (ja) 汚水桝
JP2526310Y2 (ja) マンホール用継手およびマンホール
JPS624603Y2 (ja)
JPS6323460Y2 (ja)
JPS6286992U (ja)
JP3109695B2 (ja) 合成樹脂製小型マンホール口装置
JP2000205484A (ja) 本管と分岐管との接続部及び分岐継手
JPH0724466Y2 (ja) 合成樹脂製u字溝
JPS6233810Y2 (ja)
JPS644947Y2 (ja)
JPS585340B2 (ja) 排水用桝
KR880000648Y1 (ko) 합성수지제 지중매설관
JPS6166290U (ja)