JPS6328975Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328975Y2 JPS6328975Y2 JP9136381U JP9136381U JPS6328975Y2 JP S6328975 Y2 JPS6328975 Y2 JP S6328975Y2 JP 9136381 U JP9136381 U JP 9136381U JP 9136381 U JP9136381 U JP 9136381U JP S6328975 Y2 JPS6328975 Y2 JP S6328975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- ring
- valve seat
- large diameter
- irrigation canal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 claims description 13
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 4
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は用水路等の埋設されたコンクリート
壁が、伏流による背面水圧を受けて損壊するのを
防止するために使用される背面水抜装置の改良に
関するものである。
壁が、伏流による背面水圧を受けて損壊するのを
防止するために使用される背面水抜装置の改良に
関するものである。
背面水抜装置は、第1図及び第2図に符号12
で示す如く、用水路13や頭首工14等のコンク
リート壁20に設置されている。なお、21は土
砂、22は水である。
で示す如く、用水路13や頭首工14等のコンク
リート壁20に設置されている。なお、21は土
砂、22は水である。
しかして、この背面水抜装置には既に種々のタ
イプのものが使用されている。例えば第3図に示
す如く硬質合成樹脂製の本体15の上部に固着さ
れたところの弁座16にコイルばね18によつて
着座方向に付勢された弁体17が上下に開閉可能
に取付けられ、本体15の下部に通水孔を有する
フイルター19が取付けられたものが知られてい
る。そして伏流水による背面水の水圧が矢印Aの
如くかかつたとき弁体17が開くようになつてい
る。
イプのものが使用されている。例えば第3図に示
す如く硬質合成樹脂製の本体15の上部に固着さ
れたところの弁座16にコイルばね18によつて
着座方向に付勢された弁体17が上下に開閉可能
に取付けられ、本体15の下部に通水孔を有する
フイルター19が取付けられたものが知られてい
る。そして伏流水による背面水の水圧が矢印Aの
如くかかつたとき弁体17が開くようになつてい
る。
然るに、このような背面水抜装置はコイルばね
18の使用等構造上の原因で故障し易く、またコ
ストが高く殊に大型になる程非常に高価となると
いう欠点があつた。
18の使用等構造上の原因で故障し易く、またコ
ストが高く殊に大型になる程非常に高価となると
いう欠点があつた。
この考案は、背面水圧が高く、装置を大型化し
なければならない場合でも安価に製作でき、かつ
耐久性に優れた背面水抜装置を提供しようとする
ものである。
なければならない場合でも安価に製作でき、かつ
耐久性に優れた背面水抜装置を提供しようとする
ものである。
第4図及び第5図に基いてこの考案に係る背面
水抜装置の一実施例を説明する。1は水抜装置
で、硬質塩化ビニール製の異径管継手を利用して
作られている。
水抜装置の一実施例を説明する。1は水抜装置
で、硬質塩化ビニール製の異径管継手を利用して
作られている。
水抜本体1の上側に位置する大径部2の下端の
縮径部には水平段部5及び内周テーパー部6より
なる弁座7が形成されている。
縮径部には水平段部5及び内周テーパー部6より
なる弁座7が形成されている。
8は大径部2内に嵌合される弁リングで、水平
段部5に係合する高分子材料(たとえばゴム)に
より円環状に形成されている。
段部5に係合する高分子材料(たとえばゴム)に
より円環状に形成されている。
9は内周テーパー部6に着座可能な弁体で、高
分子材料(たとえばゴム)により円板状に形成さ
れ、且つその外周の一部は弁リング8内周に設け
た連結部10によつてヒンジ結合され、しかも弁
リング8、弁体9、連結部10は高分子材により
一体形成されている。
分子材料(たとえばゴム)により円板状に形成さ
れ、且つその外周の一部は弁リング8内周に設け
た連結部10によつてヒンジ結合され、しかも弁
リング8、弁体9、連結部10は高分子材により
一体形成されている。
11は弁リング8を押圧する抑止リングで、大
径部2に着脱可能に装着する如く硬質塩化ビニー
ル等の合成樹脂により円環状に形成されている。
径部2に着脱可能に装着する如く硬質塩化ビニー
ル等の合成樹脂により円環状に形成されている。
4は多数の通水孔3を有する有孔板で、大径部
2の上端に着脱可能に取付けられている。
2の上端に着脱可能に取付けられている。
背面水抜装置の組立ては、まず水抜本体1に弁
リング8及び弁体9が弁座7に嵌合して取付けら
れ、次に抑止リング11が弁リング8に押え付け
る如く大径部2に装着される。最後に大径部2上
端の嵌合段部2aに、有孔板4が着脱可能に取付
けられる。
リング8及び弁体9が弁座7に嵌合して取付けら
れ、次に抑止リング11が弁リング8に押え付け
る如く大径部2に装着される。最後に大径部2上
端の嵌合段部2aに、有孔板4が着脱可能に取付
けられる。
背面水抜装置が用水路等のコンクリート壁に取
付けられ、背面水圧Aが用水路内の水圧より低い
ときは、弁体9はその自重及び水22の水圧によ
り、第4図に仮線9aで示す如く閉止状態とな
る。そして背面水圧Aが用水路内の水圧よりも高
くなつたときは、第4図に実線で示す如く弁体9
が開いて背面水圧Aが用水路内に抜ける。そのた
め用水路が背面水圧Aにより圧壊されることがな
い。
付けられ、背面水圧Aが用水路内の水圧より低い
ときは、弁体9はその自重及び水22の水圧によ
り、第4図に仮線9aで示す如く閉止状態とな
る。そして背面水圧Aが用水路内の水圧よりも高
くなつたときは、第4図に実線で示す如く弁体9
が開いて背面水圧Aが用水路内に抜ける。そのた
め用水路が背面水圧Aにより圧壊されることがな
い。
上述した如くこの考案は、用水路13等のコン
クリート壁20の埋設部分に設置するところの背
面水抜装置12において、異径管継手状水抜本体
1の上側に位置する大径部2下端の縮径部に弁座
7を形成し、該弁座7の水平段部5に嵌合する環
状の弁リング8と、該弁リング8内周に設けた連
結部10によつてヒンジ結合され且つ閉じたとき
には弁座7の内周のテーパー部6に嵌合する弁体
9とを高分子材料により一体成形し、更に弁リン
グ8を押圧する如く抑止リング11を前記大径部
2に着脱可能に装着したものである。
クリート壁20の埋設部分に設置するところの背
面水抜装置12において、異径管継手状水抜本体
1の上側に位置する大径部2下端の縮径部に弁座
7を形成し、該弁座7の水平段部5に嵌合する環
状の弁リング8と、該弁リング8内周に設けた連
結部10によつてヒンジ結合され且つ閉じたとき
には弁座7の内周のテーパー部6に嵌合する弁体
9とを高分子材料により一体成形し、更に弁リン
グ8を押圧する如く抑止リング11を前記大径部
2に着脱可能に装着したものである。
この考案によれば、水抜本体1が異径管継手を
利用して作られるもので製作容易である。また背
面水抜装置の弁座7に取付けられる弁体9等の構
造が簡単である。しかも装置内に異物が侵入した
場合や弁体9等が損傷した場合においても用水路
側から各構成部分の脱着が容易なため、異物を除
去したり弁体9等の部品交換が行える特長があ
る。
利用して作られるもので製作容易である。また背
面水抜装置の弁座7に取付けられる弁体9等の構
造が簡単である。しかも装置内に異物が侵入した
場合や弁体9等が損傷した場合においても用水路
側から各構成部分の脱着が容易なため、異物を除
去したり弁体9等の部品交換が行える特長があ
る。
なお、この考案に係る背面水抜装置を第1図の
左右両側に示す如く傾けて設置する場合には、弁
体9の上位置側に連結部10が来るように配置す
るものである。
左右両側に示す如く傾けて設置する場合には、弁
体9の上位置側に連結部10が来るように配置す
るものである。
第1図は背面水抜装置が設置された用水路の垂
直切断面図、第2図は背面水抜装置が設置された
頭首工の垂直切断面図である。第3図は従来の背
面水抜装置の垂直切断面図である。第4図及び第
5図はこの考案に係る背面水抜装置を説明するも
ので、第4図は全体の垂直切断側面図、第5図は
弁リング及び弁体の平面図である。 1……水抜本体、2……大径部、5……水平段
部、6……内周テーパー部、7……弁座、8……
弁リング、9……弁体、10……連結部、11…
…抑止リング、12……背面水抜装置、13……
用水路、20……コンクリート壁。
直切断面図、第2図は背面水抜装置が設置された
頭首工の垂直切断面図である。第3図は従来の背
面水抜装置の垂直切断面図である。第4図及び第
5図はこの考案に係る背面水抜装置を説明するも
ので、第4図は全体の垂直切断側面図、第5図は
弁リング及び弁体の平面図である。 1……水抜本体、2……大径部、5……水平段
部、6……内周テーパー部、7……弁座、8……
弁リング、9……弁体、10……連結部、11…
…抑止リング、12……背面水抜装置、13……
用水路、20……コンクリート壁。
Claims (1)
- 用水路等のコンクリート壁の埋設部分に設置す
るところの背面水抜装置において、異径管継手状
水抜本体の上側に位置する大径部下端の縮径部に
弁座を形成し、該弁座の水平段部に嵌合する環状
の弁リングと該弁リング内周に設けた連結部によ
つてヒンジ結合され且つ閉じたときには弁座の内
周のテーパー部に嵌合する弁体とを高分子材料に
より一体成形し、更に弁リングを押圧する如く抑
止リングを前記大径部に着脱可能に装着したこと
を特徴とする用水路等の背面水抜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9136381U JPS6328975Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9136381U JPS6328975Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202416U JPS57202416U (ja) | 1982-12-23 |
JPS6328975Y2 true JPS6328975Y2 (ja) | 1988-08-04 |
Family
ID=29886445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9136381U Expired JPS6328975Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6328975Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5502962B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-05-28 | アロン化成株式会社 | ます |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP9136381U patent/JPS6328975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202416U (ja) | 1982-12-23 |
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