JPH0332618Y2 - - Google Patents

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JPH0332618Y2
JPH0332618Y2 JP13942787U JP13942787U JPH0332618Y2 JP H0332618 Y2 JPH0332618 Y2 JP H0332618Y2 JP 13942787 U JP13942787 U JP 13942787U JP 13942787 U JP13942787 U JP 13942787U JP H0332618 Y2 JPH0332618 Y2 JP H0332618Y2
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JP
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block
annular groove
invert
flow path
groove
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JP13942787U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は任意の方向から流入する排水を極めて
効率的に流出することが出来るマンホール用イン
バートブロツク構造に関するものである。
<従来の技術> マンホールに於ける流入管の平面的配置は複雑
多岐にわたり、従つてこれ等の管路を相互に連結
して流出させるためのインバートは各マンホール
毎に製作しなければならなかつた。
最近になつて実願昭60−87903号出願或いは実
願昭61−7413号出願等に示す如く、水平面に対し
て傾斜した環状溝が外周縁部に沿つて形成される
と共に、中心部が凸曲面となつているマンホール
用インバート底塊、或いは該環状溝の他に上記凸
曲面の中央に上記環状溝と同一傾斜の環状溝を形
成したマンホール用インバート底塊等が提案され
ていた。
<考案が解決しようとする問題点> 然るに、上述の如く傾斜した環状溝或いは凸曲
面の中央の傾斜溝を有する底塊を用いた場合に
は、全てのマンホールに使用することは出来るが
流入管相互の平面的配置構造によつては、特に第
5図及び第6図に示す如く、流入管より流入した
排水が他の流入管より流入した排水に阻害されて
上記溝内に於いて一定の方向に直ちに流出されず
逆流を起こしたり或いは乱流を形成したりして溝
内に於ける排水の流れをコントロール出来ず流水
効率が悪くなる等の欠点があつた。
本考案は従来のこれ等の欠点に鑑み開発された
全く新規な技術に関するものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案はブロツク上表面の外周縁部に沿つてテ
ーパー面を有する環状溝を形成しかつその中心部
を凸面状に形成してなるインバートブロツクに於
いて、上記環状溝の所定位置に堰止用ブロツクを
取付固定して構成したインバートブロツク構造で
ある。
<作用> 本考案は上述の如く、インバートブロツク上表
面の外周縁に沿つて設けられた環状溝の所定位置
に堰止用ブロツクを自在に取り付け可能に構成し
たので、流入管より溝内に流入した排水の流路を
一方向に定めることが出来、従つて排水を溝内に
於いて最短流路を通つて流出管に導くことが出
来、排水効率を極めて高めることが出来る。
更に堰止用ブロツクは流入管のいかなる平面的
配置構造にも対応し設けて流路を決定することが
出来る。
<実施例> 図により本考案に係るインバートブロツク構造
の一実施例を具体的に説明すると、第1図乃至第
4図に於いて、1はインバートブロツクであつて
その上表面の中心部を凸面状に形成すると共にブ
ロツク外周縁部に沿つてテーパー面を形成して環
状溝1aを構成している。このインバートブロツ
ク1は後述の底板3及び躯体ブロツク4に夫々シ
ールされた状態で取り付けられている。2は任意
の方向から流入した排水の流路を一意に定めるイ
ンターセプトブロツクであつて、上述のインバー
トブロツク1上に形成される環状溝1aのテーパ
ー面に合致しかつ流入管5及び流出管6の接続穴
の形状に合致する如く成形されている。3は上記
インバートブロツク1を載置する底板であつて、
中心部には穴が穿孔されておりドーナツ状に構成
されている。4はインバートブロツク1を嵌入し
底板3上にセツトされる躯体ブロツクであつて、
その下部の所定位置には流入管5及び流出管6が
接続し得る穴4a,4bが穿孔されている。5及
び6は前述の如く躯体ブロツク4の外周面上を任
意の方向から接続し得る流入管及び流出管であ
る。
本考案に係るインターセプトブロツク2を取り
付け施工するに当たつては、特に第2図乃至第4
図に示す如く、先ず底板3の上面をウエス等で清
掃しかつインバートブロツク1の下方側面に膨潤
ゴム等を貼着した後、底板3上にインバートブロ
ツク1を載置固定する。次に躯体ブロツク4をイ
ンバートブロツク1上から嵌合して底板3上に載
置固定した後、躯体ブロツク4に穿孔された流入
管5及び流出管6の接続穴4a,4bの近傍の環
状溝上にインターセプトブロツク2をセツトし排
水の最短流路を規定する。最後にインターセプト
ブロツク2及び躯体ブロツク4の相互間及び排水
の流路以外の環状溝Aに目地モルタル及びコンク
リートBを打設し、前記インターセプトブロツク
2を固着して仕上げた後、流入管5及び流出管6
を夫々接続穴4a,4bに接続して全体を構成す
る。
尚、上記実施例に於いては流入管及び流出管が
夫々1本づつ設けられる場合について説明した
が、これ等が複数本接続する場合もインターセプ
トブロツクを更に複数個用いて最短流路を規定す
る如く構成することができることは言うまでもな
い。
<考案の効果> 本考案は前述の如く、インバートブロツク外周
縁に沿つて設けられた環状溝の所定位置に堰止用
ブロツクを自在に取り付け可能に構成したので、
流入管より溝内に流入した排水の流路を一方向に
定めることが出来、従つて排水を溝内に於いて最
短流路を通つて流出管に導くことが出来、排水効
率を極めて高めることが出来、更に堰止用ブロツ
クは流入管のいかなる平面的配置構造にも対応し
て設けて流路を簡単かつ確実に決定することが出
来るので汎用性に優れており、しかも構造が簡単
で安価に製作出来る等の特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインバートブロツク構造
を示す斜視図、第2図はその部品の説明図、第3
図及び第4図は組立構成を示す説明図、第5図及
び第6図は従来例の説明図である。 1はインバートブロツク、1aは溝、2はイン
ターセプトブロツク、3は底板、4は躯体ブロツ
ク、4a,4bは穴、5は流入管、6は流出管で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロツク上表面の外周縁部に沿つてテーパー面
    を有する環状溝を形成しかつその中心部を凸面状
    に形成してなるインバートブロツクに於いて、上
    記環状溝の所定位置に堰止用ブロツクを取付固定
    して構成したことを特徴としたインバートブロツ
    ク構造。
JP13942787U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH0332618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13942787U JPH0332618Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13942787U JPH0332618Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447887U JPS6447887U (ja) 1989-03-24
JPH0332618Y2 true JPH0332618Y2 (ja) 1991-07-10

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ID=31402674

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JP13942787U Expired JPH0332618Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3729435B2 (ja) * 1999-07-26 2005-12-21 財団法人下水道新技術推進機構 管渠連結部の減勢装置

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Publication number Publication date
JPS6447887U (ja) 1989-03-24

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