JPS6233808Y2 - - Google Patents

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JPS6233808Y2
JPS6233808Y2 JP7017179U JP7017179U JPS6233808Y2 JP S6233808 Y2 JPS6233808 Y2 JP S6233808Y2 JP 7017179 U JP7017179 U JP 7017179U JP 7017179 U JP7017179 U JP 7017179U JP S6233808 Y2 JPS6233808 Y2 JP S6233808Y2
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JP
Japan
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invert
sewage
center
sewage basin
basin
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JP7017179U
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JPS55168554U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、汚水桝の改良に関する。
<従来の技術> 従来の汚水桝では、汚物を最小量の水で流すた
めに、特開昭51−142851号公報あるいは実公昭39
−26212号公報に記載のようにインバートの上面
に汚水の流入口と排出口を結ぶ導水溝が設けてあ
る。このため工場で予め製作するには、設置場所
によつてこの導水溝が直線のもの、左折するも
の、右折するもの、あるいはこれらを組合わせた
ものなどがある。
実公昭45−10289号公報あるいは実公昭49−867
号公報に記載のものは、底面が平らな汚水桝であ
る。
又、実公昭48−38943号公報に記載の汚水桝
は、使わない導水溝へモルタルを詰める構造であ
る。
<考案が解決しようとする問題点> 特開昭51−142851号公報あるいは実公昭39−
26212号公報に記載の汚水桝の場合、導水溝が直
線のもの、左折するもの、右折するもの、あるい
はこれらを組合わせたものなど多種類の汚水桝を
用意する必要がある。又汚水等は常に流路を流れ
るので、水の勢いで固形物がその流路の周辺の斜
面や上面にこびりついたとき流されず、極めて不
衛生である。
実公昭45−10289号公報、実公昭49−867号公報
に記載の汚水桝の場合、流入した汚水は桝内一杯
にひろがつて水位を高く保持できない。このた
め、汚水中の固形物は底面に付着してスムースに
桝外へ排出できず、極めて不衛生である。
実公昭48−38943号公報に記載の汚水桝の場
合、汚水等は常に流路を流れるので、水の勢いで
固形物がその流路の周辺の斜面や上面にこびりつ
いたとき流されず、極めて不衛生である。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記従来技術の諸欠点を解消しよう
とするもので、この目的のためにつぎのように構
成する。すなわち底部にインバートを設けた汚水
桝において、インバートの上方に流入管の開口端
を設け、インバートの上面に外周部からほぼ中央
部に集束する漏斗状の凹陥部を形成し、その中央
部から外部に通ずる流出路を設けた汚水桝であ
る。
<作用> 本考案は、インバートの上方に流入管の開口端
を設けると共に、インバートの上面に外周部から
ほぼ中央部に集束する漏斗状の凹陥部を形成し
た。このため、どの方向から入る汚水も中央部へ
集まるので、汚水の流入方向を広範囲に確保でき
る。また中央部で水位を高く維持できるため、汚
物等の固形物の浮送が確実に行える。
<実施例> 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。まず要部となるインバート1から説明する。
円柱状のインバート1の上面に外周部からほぼ中
央部に集束する漏斗状の凹陥部2を形成し、その
中央部から外部に通ずる流出路3を、外側が稍低
くなる勾配を付して設ける。凹陥部2の斜面4の
傾斜角度は20度〜50度の範囲で適宜に選ぶ。この
角度が大きければ、汚物はうまく流れるが、イン
バート1の高さが高くなるため、インバート1が
大きなものとなり、逆に勾配を小さくすれば、汚
物が流れにくくなるので、使用状況に応じて適宜
の傾斜とする。
底部側塊7の周壁71で、インバートの上方
に、流入管9の先端を挿入する透孔アをあけやす
くするための、薄肉部72を全周にわたつて設け
る。
つぎに、この汚水桝の使い方について説明す
る。上記のようなインバート1を汚水桝5の底部
側塊7内におき、その流出路3を底部側塊7の排
出口6に合わせる。インバート1と底部側塊7と
の隙間に、モルタル8を詰めてインバート1を固
定する。接続しようとする流入管9と、対応する
部分の薄肉部72に透孔アをあけ、ここに流入管
9の先端を挿入する。この場合流入管9は、第5
図に示すようにいずれの方向にあつても対応でき
る。流入管9から入つた汚水は、凹陥部2の斜面
4を流れたのち、流入路3をへて排出管(図示せ
ず)へと流れてゆく。
<考案の効果> 本考案の汚水桝は、以上説明したように、イン
バートの上方に流入管の開口端を設けると共に、
インバートの上面に外周部からほぼ中央部に集束
する漏斗状の凹陥部を形成した。このため、中央
部での水位を大きく確保できるので、汚物等の固
形物の浮送が確実に行える。また凹陥面が流路と
なるため、どの方向から入る汚水も中央部に集ま
るので、流入管がいずれの方向にある場合でも広
く対応できるのという優れた効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインバートを示す平面
図、第2図は第1図に於けるA−A断面図、第3
図は同B−B断面図、第4図はインバートを示す
斜視図、第5図は汚水桝を示す縦断面図である。 1……インバート、2……凹陥部、3……流出
路、4……斜面、5……汚水桝、6……排水口、
7……底部側塊、ア……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底部にインバートを設けた汚水桝において、
    インバートの上方に流入管の開口端を設け、イ
    ンバートの上面に外周部からほぼ中央部に集束
    する漏斗状の凹陥部を形成し、その中央部から
    外部に通ずる流出路を設けた汚水桝。 2 凹陥部の斜面の傾斜角度を20度〜50度の範囲
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の汚
    水桝。
JP7017179U 1979-05-23 1979-05-23 Expired JPS6233808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7017179U JPS6233808Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23

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JP7017179U JPS6233808Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23

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Publication Number Publication Date
JPS55168554U JPS55168554U (ja) 1980-12-03
JPS6233808Y2 true JPS6233808Y2 (ja) 1987-08-29

Family

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JP7017179U Expired JPS6233808Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124733A (ja) * 1985-07-02 1986-02-03 シーアイ化成株式会社 排水枡の製造方法

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JPS55168554U (ja) 1980-12-03

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