JPH0137008Y2 - - Google Patents

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JPH0137008Y2
JPH0137008Y2 JP1985179627U JP17962785U JPH0137008Y2 JP H0137008 Y2 JPH0137008 Y2 JP H0137008Y2 JP 1985179627 U JP1985179627 U JP 1985179627U JP 17962785 U JP17962785 U JP 17962785U JP H0137008 Y2 JPH0137008 Y2 JP H0137008Y2
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JP
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water
drainage
trap
drainage basin
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JP1985179627U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、溶室の洗い場床に埋設され、洗い場
床に流された排水を内部に収容し、底に設けてあ
るトラツプを介して排水する、トラツプ付排水枡
に使用する集排水器具に関する。
[従来技術とその問題点] 実願昭59−70015号には第1図に示す構造の排
水枡Aが提案されている。符号100は上部を開
口した排水枡本体、102は排水枡本体底部に装
着されているトラツプである。この排水枡Aは溶
室の洗い場床に埋設して使用され、洗い場床に流
された排水をすみやかに内部に収容し、底に設け
てあるトラツプを介して排出するものである。
この排水枡Aを洗い場床に設置した場合、排水
枡Aとタイルとの間に設けられた目地がひび割れ
る可能性があり、ひび割れを生じた場合はそこか
ら漏水するおそれがある。溶室が一階にある場合
は漏水してもあまり問題はないが、二階以上にあ
る場合は、漏水が階下に流れ落ちるので、排水枡
を設置するには何らかの対策が必要である。
[考案の目的] そこで本考案の目的は、前記トラツプ付排水枡
を二階以上に設けてある溶室の洗い場床に設置す
る場合に、排水枡と洗い場床のタイルとの間の目
地がひび割れ、これによつて水漏れを生じた場合
でも、階下への水漏れを防止できる様にした集排
水器具を提供することにある。
[考案の構成] 上記目的を達成するために講じた本考案の構成
は次の通りである。即ち本考案は、 溶室の洗い場床に埋設され、洗い場床に流され
た排水を内部に収容し、底に設けてあるトラツプ
を介して排水するトラツプ付排水枡と共に使用す
る集排水器具であつて、該集排水器具は筒状に形
成された主体を有し、該主体の外周には、溶室の
洗い場床から下に漏れ防水体で受けられた漏水を
集める集水フランジが形成してあり、前記主体の
上部には、排水枡のトラツプを挿入した状態で排
水枡本体の上下の位置調整を可能にした挿入部が
設けてあり、下部には排水管が取着できる排水部
が設けてあり、更に集水フランジで集められた漏
水を主体内に排出する排水口が設けてあり、排水
枡本体から流れてくる排水と溶室の洗い場床から
下に漏れ防水体で受けた漏水を主体に流し込み排
水部から排出する様にした集排水器具である。
集排水器具の素材は鋳鉄製、プラスチツク製等
をあげることができるが、特に限定されない。集
水フランジの形状は漏水を集水できるものであれ
ば特に限定されない。
排水口は挿入部の側壁に設けることもできるし
集水フランジに設けることもできる。更には挿入
部の側壁と集水フランジの双方に設けることもで
きる。
排水口は集水フランジで集められた漏水を主体
内に排水できれば溝、孔等、特に限定されない。
[実施例] 本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。第1図は集排水器具とトラツプ付排
水枡の分解斜視図である。
符号1は筒状の主体で、主体1の上部には、ト
ラツプ102を挿入する挿入部2が設けてある。
トラツプ102は、上部を開口した排水枡本体1
00の底に設けてある。そして、排水枡本体10
0はトラツプ102を挿入部2に挿入した状態で
上下の位置の調整が可能である。挿入部2の内壁
にはパツキン20が取付けてあり、挿入したトラ
ツプ102との間を水密にして空隙が生じないよ
うにし、工事中等にモルタル等が主体1の中に入
らないようにしている。このパツキン20はトラ
ツプ102側に取りつけることもできる。挿入部
2のやや下方には、円形に形成された集水フラン
ジ3が形成してある。挿入部2側面には上端部の
開口縁部22から集水フランジ3の上面まで切欠
して排水口4が形成してある。主体1の下部には
排水管6(第2図に図示)を取着できる排水部5
が設けられている。
第2図は集水フランジで集められた漏水を主体
内に排出する排水口の他の実施例を示すと共に集
排水器具の使用状態をを示す断面図である。
本実施例では、排水口として挿入部2と集水フ
ランジ3の連設部に、前記した排水口4と同様の
機能を有する排水口7が形成されている。
作 用 スラブコンクリート10を打つたときに集排水
器具を埋しておく。そしてスラブコンクリート1
0の上に防水シート11を敷設するが、その際、
防水シート11の端部110を集水フランジ3の
上にのせておく。
次に防水シート11の上に下地モルタル12を
介して床タイル13を貼着する。
このようにして設置すると、排水枡本体100
と洗い場床に敷設されたタイルとの間の目地がひ
び割れた場合や、タイルのひび割れ等によつて洗
い場床から水が漏れた場合でも、漏水は防水シー
ト11によつて止められて階下に漏水せず、防水
シート11を伝つて集水フランジ3に集められて
主体1に入り排水部5から排水される。
なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は上記構成を有しており、次の効果を奏
する。
(1) 溶室の洗い場床に埋設され、洗い場床に流さ
れた排水を内部に収容し、底に設けてあるトラ
ツプを介して排水するトラツプ付排水枡を溶室
の洗い場床に埋設して使用する場合に、本考案
に係る集排水器具を使用することによつて、排
水枡本体とタイルとの間の目地がひび割れた
り、敷設したタイルのひび割れや他の理由で下
地モルタル等から漏れてきた水は防水体で受け
止められ、防水体を伝つてきた漏水は集水フラ
ンジに集まり主体内に排出することが出来る。
したがつて階下には漏水せず、二階以上に設置
された溶室の洗い場床にトラツプ付排水枡を使
用するに当たつて漏水の危険性がない。
(2) スラブコンクリートの上面からタイルやモル
タル等の仕上り面迄の高さは必ずしも一定では
ない。このため排水枡の高さは調整可能でなけ
ればならない。本考案によれば、排水枡本体は
トラツプを集排水器具に挿入した状態で高さの
調整が可能であるので、排水枡の高さを適宜調
整することによつて、床の仕上り面と面一に排
水枡本体を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は集排水器具とトラツプ付排水枡の分解
斜視図、第2図は集水フランジで集められた漏水
を主体内に排出する排水口の他の実施例を示すと
共に集排水器具の使用状態を示す断面図である。 1……主体、2……挿入部、3……集水フラン
ジ、4……排水口、5……排水部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶室の洗い場床に埋設され、洗い場床に流され
    た排水を内部に収容し、底に設けてあるトラツプ
    を介して排水するトラツプ付排水枡と共に使用す
    る集排水器具であつて、該集排水器具は筒状に形
    成された主体を有し、該主体の外周には、溶室の
    洗い場床から下に漏れ防水体で受けられた漏水を
    集める集水フランジが形成してあり、前記主体の
    上部には、排水枡のトラツプを挿入した状態で排
    水枡本体の上下の位置調整を可能にした挿入部が
    設けてあり、下部には排水管を取着できる排水部
    が設けてあり、更に集水フランジで集められた漏
    水を主体内に排出する排水口が設けてあり、排水
    枡本体から流れてくる排水と溶室の洗い場床から
    下に漏れ防水体で受けた漏水を主体に流し込み排
    水部から排水する様にしたことを特徴とする、ト
    ラツプ付排水枡に使用する集排水器具。
JP1985179627U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0137008Y2 (ja)

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JPS6289390U JPS6289390U (ja) 1987-06-08
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743219Y2 (ja) * 1991-05-14 1995-10-09 信義 島 トラップ付排水枡に使用する集排水器具
JP6667299B2 (ja) * 2016-01-18 2020-03-18 株式会社興和工業所 排水溝ユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058685B2 (ja) * 1978-10-19 1985-12-21 株式会社フジクラ 連続加硫もしくは架橋における押出被覆方法およびその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6058685U (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 小竹 行春 排水装置

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