JPH0220299Y2 - - Google Patents

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JPH0220299Y2
JPH0220299Y2 JP10510986U JP10510986U JPH0220299Y2 JP H0220299 Y2 JPH0220299 Y2 JP H0220299Y2 JP 10510986 U JP10510986 U JP 10510986U JP 10510986 U JP10510986 U JP 10510986U JP H0220299 Y2 JPH0220299 Y2 JP H0220299Y2
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JP
Japan
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drainage basin
trap
drainage
lid
case
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JP10510986U
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JPS6314691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴室やシヤワールーム等、水を流す
床に使用されるトラツプ付排水枡に関するもので
ある。
[従来技術] 風呂場の洗い場やシヤワールームの排水口に
は、下水から虫や悪臭が上がつてくるのを防止す
るため防虫、防臭対策を施した水封式のトラツプ
が使用されている。しかしこのトラツプは排水効
率が悪く、排水の量が少し多い場合や丸の目皿に
髪の毛がたまつたりするとすぐに排水は滞り、排
水口周辺には排水があふれて不潔であつた。
そこで本考案者は、洗い場の床に埋設して排水
をその中に急速に流入させることによつて排水口
にトラツプを使用しても排水が洗い場にたまらな
いようにした排水枡を実開昭60−186393号公報に
既に提案してきている。
上記公報に記載の排水枡は、錆発生防止の観点
からステンレス鋼板或いは合成樹脂で作成される
のが通常である。又、排水枡に嵌入される断面形
状略コ状の蓋は、錆の発生を防止すると共に人が
乗る場合の強度及び安全を考慮してステンレス鋼
板で作成されるのが通常である。
[本考案が解決しようとする問題点] 上記排水枡の本体は風呂場の洗い場床等に埋設
して使用されるが、その際コンクリートやモルタ
ルが使用され、埋設作業の際に排水枡本体にこれ
らモルタルやコンクリートが付着する。排水枡本
体がステンレス鋼板等の金属板で形成されている
場合は付着しても取り除きやすいので問題はな
い。しかし排水枡本体が合成樹脂製の場合は、モ
ルタルやコンクリートが付着すると取れにくく、
仮に取れたとしてもその痕が残る。モルタルやコ
ンクリートの付着した箇所が排水枡本体の埋設さ
れる箇所や蓋で見えなくなる箇所の場合はさほど
問題はない。しかしフランジ表面は埋設後も見え
るために見た目が悪い問題点がある。
また、蓋がステンレス鋼板で作成される場合は
フランジ表面と蓋とは異和感があり、統一感に乏
しい。
更には、上記排水枡は排水枡本体の排水口にト
ラツプを装着して使用されるが、装着の仕方が悪
い場合やゴムパツキンが長年の使用で古くなつた
場合にトラツプの装着部から排水が漏れて水漏れ
の原因となる。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決するもので、 (a) 上部を開口した排水枡本体の開口部に金属製
の蓋が着脱自在に設けてあり、 (b) 排水枡本体は合成樹脂で成形されて上端にフ
ランジが形成され、少なくとも該フランジ表面
が金属板で被覆されており、 (c) 排水枡本体底部の排水位置にトラツプケース
が一体に成形され、該トラツプケースにはトラ
ツプ体が内蔵されていることを特徴とする排水
枡である。
排水枡本体の深さや開口部の大きさは任意であ
り、また排水枡本体の形状も任意であるが、通常
は平面視長方形(通常長さ600mm〜900mm、幅150
mm)か正方形(一辺が150mm〜200mm)である。な
お、この寸法に限定されないのはいうまでもな
い。
上記した排水枡本体のフランジ表面を金属板で
被覆する方法としてはインサートによる方法、接
着剤による方法、ビス止めによる方法等を挙げる
ことができる。
排水枡本体の開口部に設けられる蓋は平板状或
いは断面形状コ状のもの等を挙げることができ
る。排水枡本体の側壁に断面形状略コ状の蓋の支
脚を載置するための段部を形成し、この排水枡本
体に蓋を落し込むようにして嵌入し、支脚を段部
に架けわたしてなるものにあつては、段部まで金
属板で被覆すると段部の摩滅や傷付きを防止でき
る。
[実施例] 本考案を、図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は蓋を嵌入した状態を示す要部断面図である。
符号100はプラスチツクで作られた排水枡本
体で、上部が開口した所要長さの直方体に形成さ
れている。排水枡本体100の開口部周縁には、
浴室の洗い場の床と略同一平面になるフランジ1
10が形成してある。また、排水枡本体100の
側壁には断面形状略コ状の蓋の支脚を載置するた
めの段部104が形成してある。そして排水枡本
体100の上部内面−フランジ110表面−フラ
ンジ110の外縁の折曲部112にかけて後述す
る蓋200と略同一色のステンレス鋼の被覆板1
50で被覆されている。本実施例では被覆板15
0はインサート法によつて排水枡本体100と接
着されている。
排水枡本体100には蓋200が排水枡本体1
00内に落とし込まれた状態で嵌入される。蓋2
00はステンレス鋼板をコ状に折曲して形成して
あり、両側には排水枡本体100に嵌入したとき
蓋200表面がフランジ110と略同一平面にな
る高さに支脚21が形成され、支脚21は段部1
04に載置される。
蓋200には、所要数の排水孔22が形成され
ており、洗い場の床の排水が急速に排水枡本体1
00内に流れ込むようにしてある。
尚23は蓋200に設けられた指掛部である。
この実施例の蓋200の場合は、両側を折曲し
て強度を上げており、しかも支脚21で荷重を支
えるため人が乗つて負荷がかかつても変形したり
しない。また、排水枡本体100内に落とし込ん
だ状態で嵌入してあるため取り外れたり変形した
りしない。
排水枡本体100の底板101は、長さ方向の
一方から他方にかけて傾斜が設けてあり、傾斜端
にはトラツプケース10が一体に成形してある。
トラツプケース10の底部12の略中央部には
排水口11が形成してあり、排水口11には、排
水管(図示省略)を取着する取着フランジ120
及び121が形成されて、径の異なる排水管を取
着できるようにしている。
なお、トラツプケース10の排水口をトラツプ
ケース10の側壁13に形成してトラツプケース
10の全高を低くすることもできる。この場合、
排水口を仕切筒3の下端部よりも上に設けると、
トラツプケース10が椀体2の機能を果すので椀
体2は不要となる。
トラツプケース10内には、椀体2と仕切筒3
とからなるトラツプ体1が内蔵される。
更に詳述すると、トラツプケース10の底部1
2から側壁13にかけて所要数のリブ14が形成
してあり、リブ14の内側縁部は椀体2の外側と
嵌合する形状に形成され、リブ14には、椀体2
が着脱自在に載置される。椀体2の外径はトラツ
プケース10の内径よりも小さく形成されてお
り、椀体2とトラツプケース10との間に通水路
15が形成される。
なお、リブ14は椀体2の外側に形成すること
もでき、この場合は椀体2を取り出したときは、
トラツプケース10の内部には何等の突起物もな
くなるため掃除が容易である。
トラツプケース10の上部には装着フランジ4
が設けてあり、装着フランジ4には、椀体2の内
径よりも小さい外径を有し、上端部に吊下げフラ
ンジ部32を有する仕切筒3が着脱自在に載置さ
れ、その先端が椀体2の内底20と接触しないよ
うに吊り下げられた状態で挿入してある。そうし
て椀体2と仕切筒3との間に通水路25が形成さ
れている。
なお、仕切筒3の先端が椀体2の内底20と接
触した状態で挿入してある場合は、仕切筒3の先
端には通水のための通水孔が形成されている必要
がある。また、仕切筒3の上部開口部には丸目皿
7が着脱自在に載置される。
[作用] トラツプケース10内にトラツプ体1を装着し
て排水枡本体100を洗い場の床に埋設する。
排水枡本体100には蓋200を排水枡本体1
00内に落とし込んだ状態で嵌入する。
蓋200には、洗い場の床の排水が排水枡本体
100内に流れ込むように所要数の排水孔22が
形成されており、洗い場の床の排水が急速に排水
枡本体100内に流れ込む。
排水枡本体100に入つた排水は丸目皿7に入
る。丸目皿7から入つた排水は仕切筒3を通過し
て一旦椀体2内に入つた後、椀体2から溢れてト
ラツプケース10に流れ出し、排水口11から排
水される。
なお、トラツプケース10内が汚れたり、ゴミ
がたまつたときは丸目皿7を取除き、仕切筒3、
椀体2を取出せばトラツプケース10内の掃除は
容易にできる。
また、寒冷地の場合で椀体2内の排水が凍りそ
うなときは、椀体2をトラツプケース10から取
出して中の排水を捨てればよく、更に椀体2が不
要なときは、椀体2を取り除けば通常の排水用具
として使用できる。
本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において
数々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は次の効果を生じる。
排水枡本体は合成樹脂で成形されるので錆に
強いばかりか形状も自由に成形できる。
フランジ表面は金属板で被覆されているので
埋設作業の際にフランジ表面にモルタルやコン
クリートが付着しても取り除きやすく、痕も残
らず見た目も奇麗である。
蓋と金属板とが略同じ色のステンレス鋼板等
の金属板で作成される場合は、フランジ表面と
蓋とは一体感があり、デザイン的にも統一感が
ある。
排水枡本体の上部が金属板で補強されること
になるため強度が増す。
合成樹脂が固まる場合は収縮し、蓋を挿入で
きない場合も生じるが、インサート法の場合は
金属板で所定の寸法が確保できるため寸法誤差
が生じない。
上部を開口した所要長さの排水枡本体の底部
の集水位置にトラツプケースが一体に成形され
ておりトラツプケースにはトラツプ体が内蔵さ
れているので施工のの際に別に排水トラツプを
取りつける必要がない。
排水枡とトラツプとの接続がないので排水枡
とトラツプとの間からの水漏れを生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一実施
例の分解斜視図、第2図は蓋を嵌入した状態を示
す要部断面図である。 10:トラツプケース、100:排水枡本体、
101:底板、150:金属板、1:トラツプ
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 上部を開口した排水枡本体の開口部に金属製
    の蓋が着脱自在に設けてあり、 (b) 排水枡本体は合成樹脂で成形されて上端にフ
    ランジが形成され、少なくとも該フランジ表面
    が金属板で被覆されており、 (c) 排水枡本体底部の排水位置にトラツプケース
    が一体に成形され、該トラツプケースにはトラ
    ツプ体が内蔵されていることを特徴とするトラ
    ツプ付排水枡。
JP10510986U 1986-07-08 1986-07-08 Expired JPH0220299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10510986U JPH0220299Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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JP10510986U JPH0220299Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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Publication Number Publication Date
JPS6314691U JPS6314691U (ja) 1988-01-30
JPH0220299Y2 true JPH0220299Y2 (ja) 1990-06-04

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