JP4032235B2 - 排水配管用ソケット - Google Patents

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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
    • E03C1/122Pipe-line systems for waste water in building
    • E03C1/1222Arrangements of devices in domestic waste water pipe-line systems
    • E03C1/1225Arrangements of devices in domestic waste water pipe-line systems of air admittance valves

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床排水口と床下排水管とを接続するのに用いられる排水配管用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、床排水口と床下排水横管とを接続するための管継手として、床排水口に接続される上方突出口部と、床下排水横管に接続される側方突出口部とを備えた、いわゆる横引きソケットが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
図7は、上記の横引きソケットを用いた排水配管の一例を示すものである。床排水口(D)に接続されたソケット(100)の上方突出口部(101)には、下水からの臭気が室内に上ってくるのを防止するトラップ(200)が挿入されている。トラップ(200)は、保持枠(500)によってソケット(100)の上方突出口部(101)に垂下状に保持されている。また、ソケット(100)の上方突出口部(101)には、ホース継手(700)の内端部が接続されている。ホース継手(700)の外端部にはホース接続口(701)が形成されており、ここに洗濯機等の排水ホース(図示略)の先端部が接続されるようになっている。側方突出口部(102)は、ソケット(100)の周壁の高さ中間部に形成されており、ここに排水横管(P1)の基端部が挿入固定されている。なお、上記の横引きソケット(100)において、上方突出口部(101)に、トラップおよびホース継手に代えて、Sトラップ等のトラップを有する床上排水管の先端部が挿入固定される場合もある。上記の横引きソケット(100)によれば、床下空間の限られたスペースを有効に利用して排水配管を行うことができる。
【0004】
ところで、例えば住宅等の排水システムにおいては、下の階の排水管内を排水が満水状態で流れると、上の階の排水管内が負圧状態となり、それによって、トラップ内の封水が下流側へ誘引されて封水が破壊されることがある。
【0005】
そこで、従来は、トラップよりも下流側の排水配管の適当な箇所に分岐管を設けるとともに、該分岐管に排水管内が負圧状態になった時に外気を導入する通気弁を設けて、トラップの封水の破壊を防止するようにしていた(例えば、下記特許文献2および3参照)。
【0006】
【特許文献1】
実公平7−43232号公報(図1、図4)
【特許文献2】
特公昭54−39048号公報(特許請求の範囲、第1図および第2図)
【特許文献3】
特開平9−126333号公報(特許請求の範囲、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような通気弁付き分岐管を通常の排水配管とは別個に設けるのは、それだけ余分なスペースを必要とする。しかも、特に、床上排水管の途中に通気弁付き分岐管を設ける場合には、それが人目に付くこともあり、体裁が良くなかった。
【0008】
本発明の目的は、上記の問題点を解決することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、上記の問題点を解決するため、床排水口と床下排水管とを接続するソケットに、トラップの封水の破壊を防止するための通気機能を付加したものである。
【0010】
即ち、本発明による排水配管用ソケットは、床排水口に配される上方突出口部と、床下排水横管または縦管に接続される側方または下方突出口部とを備え、上方突出口部内には、トラップが挿入されて垂下状に保持されるか、または、トラップを有する床上排水管の先端部が挿入固定されるようになっているものにおいて、上方突出口部と側方または下方突出口部との間の高さの壁部分に、通気孔が設けられているとともに、通気孔の内側に、トラップよりも下流側の排水配管内が負圧になったときに通気孔を開いて外気を導入する通気弁が設けられていることを特徴とする。
【0011】
上記ソケットにあっては、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じると、通気弁が通気孔を開き、外気が導入され、それによって排水配管内の負圧が解消される。したがって、上記ソケットによれば、従来技術のように通気弁付き分岐管を別途設けなくても、トラップの封水の破壊を確実に防止することができるので、スペースの有効利用を図ることができる上、外観上の体裁もよくなる。
【0012】
本発明による排水配管用ソケットにおいて、ソケット内に、通気孔に通じる垂直下向き通気路が形成されているとともに、排水が逆流した際に通気路を閉じる逆止弁が設けられているのがより好ましい。
【0013】
上記構成によれば、万一、排水が逆流した場合でも、通気孔に通じる通気路が逆止弁によって閉じられるため、通気孔を通じて排水が外部に漏れるのを確実に防止することができる。
【0014】
本発明による排水配管用ソケットにおいて、ソケットが、上方突出口部を構成する上部筒体と、側方または下方突出口部を備えた下部有底筒体とよりなり、上部筒体の下端部に環状外向きフランジ部が形成されるとともに、該フランジ部のの外周縁部に環状外側垂下壁部が形成され、一方、下部有底筒体の上端部に環状外向きフランジ部が形成されて、該フランジ部が上部筒体の外側垂下壁部に接合されており、通気孔が、下部有底筒体のフランジ部に周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられた複数の孔よりなり、通気弁は、全ての通気孔が塞がるように下部有底筒体のフランジ部上面を被覆しうる偏平環状体よりなる場合がある。
【0015】
上記の構成によれば、通気機構を付加したにもかかわらず、ソケットの部品点数がそれ程多くならない上、構造が単純であって、コンパクトな構成とすることができ、コストも抑えることができる。
【0016】
上記の場合において、上部筒体の外側垂下壁部の下端側に雌ネジが形成されるとともに、該雌ネジにねじ込まれる雄ネジが下部有底筒体のフランジ部に形成され、通気弁は、可撓性を有し、かつその外周縁部が、フランジ部の外周縁部上端と、外側垂下壁部内周面の高さ中間部に形成された下向き段差とで挟み止められていることがある。
【0017】
上記によれば、上部筒体の雌ネジと下部有底筒体の雄ネジとをねじ合わせるだけで両者を接合することができるので、組立作業が簡単である。また、通気弁が、上記構成を有するものとなされることにより、その開閉動作がより確実となり、信頼性が向上する。なお、下部有底筒体のフランジ部と上部筒体の外側垂下壁部との接合は、上記のようなネジ接合に限定されず、接着、溶着、かち込み等のその他の接合手段を用いることも勿論可能である。
【0018】
上部筒体および下部有底筒体は、通常、PVC樹脂やABS樹脂等の合成樹脂によって成形される。上部筒体は、通常、やや長めに形成されており、施工現場において、床排水口から床下排水横管または縦管までの距離に合わせて、適宜の長さに切断される。
【0019】
なお、上記の場合において、さらに、上部筒体の外側垂下壁における内周面の所要高さ位置に環状溝を形成し、この環状溝に通気弁の外周縁部を嵌め込むようにしてもよい。このようにすれば、通気弁を上部筒体と一体化することができるので、ソケットの組立作業がさらに容易になる。
【0020】
また、上記の場合において、上部筒体のフランジ部下面に、排水が通気孔に向かって流れるのを阻止する環状内側垂下壁部が、下部有底筒体と同心状に形成されているのが好ましい。
【0021】
ソケットの上部筒体が上記のような内側垂下壁部を備えていれば、例えば上方突出口部に垂下状に保持されたトラップの溢出口や上方突出口部に挿入固定されたトラップ付き床上排水管の先端部から流出した排水が、通気孔を通じてソケット外に漏出するのが効果的に防止される。
【0022】
また、上記の場合において、上部筒体の内側垂下壁部とこれに対向する下部有底筒体の周壁上端部との間の環状空間が、前記通気路を構成しており、上部筒体の内側垂下壁部と下部有底筒体の周壁上端部との間に、周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられた複数の連通孔を有する環状水平仕切壁部が形成され、前記逆止弁が、全ての連通孔が塞がるように水平仕切壁部の下面を被覆しうる偏平環状弁体と、弁体から上方にのびかつ水平仕切壁部を上下摺動可能に貫通している複数の棒状体と、水平仕切壁部と棒状体の上端部に設けられた外方凸部との間に介在されて弁体を上向きに付勢する圧縮バネとを備えていることがある。
【0023】
上記において、逆止弁の弁体は、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じていない時には、圧縮バネの弾性力によって連通孔を閉じる位置に配される。そして、トラップよりも下流側の排水配管内が負圧になった時には、差圧により、逆止弁の弁体が圧縮バネの弾性力に抗して連通孔を開く位置まで引き下げられ、次いで、通気弁が通気孔を開き、それによって外気が導入される。また、排水が逆流してきた際には、逆止弁の弁体は、圧縮バネの弾性力に加えて、排水の水圧により、水平仕切壁の下面に強く押し付けられる。したがって、上記構成によれば、逆流してきた排水が通気孔から漏れる心配がない上、逆止弁が通気弁の補助的な役割を果たすため、通気弁の負担を軽減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1および2には、本発明の第1の実施形態が示されている。これらの図において、本発明による排水配管用ソケット(1)は、床排水口(D)に配される上方突出口部(1A)と、床下排水横管(P1)に接続される側方突出口部(1B)とを備えている。上方突出口部(1A)内には、トラップ(2)が挿入されて垂下状に保持されるようになっている。上方突出口部(1A)と側方突出口部(1B)との間の高さの壁部分には、通気孔(3)が設けられている。そして、通気孔(3)の内側に、トラップ(2)よりも下流側の排水配管(P1)内が負圧になったときに通気孔を開いて外気を導入する通気弁(4)が設けられている。
【0025】
ソケット(1)は、上方突出口部(1A)を構成する上部筒体(11)と、側方突出口部(1B)を備えた下部有底筒体(12)とよりなる。上部筒体(11)および下部有底筒体(12)は、いずれもPVC樹脂製である。
【0026】
上部筒体(11)の下端部には、環状外向きフランジ部(111)が形成されている。フランジ部(111)の外周縁部には、雌ネジ(112a)を有する環状外側垂下壁部(112)が形成されている。雌ネジ(112a)は、外側垂下壁(112)の内周面の下部に形成されている。フランジ部(111)下面の内周縁部には、排水が通気孔(3)に向かって流れるのを阻止する環状内側垂下壁部(113)が、下部有底筒体(12)と同心状に形成されている。
【0027】
なお、上部筒体(11)は、成形時には、図1中に二点鎖線で示したようにやや長めのものとなされていて、施工現場において、ソケット(1)を所定高さに配置した状態で上部筒体(11)上端が床排水口(D)上端とほぼ合致するような長さに切断される。
【0028】
下部有底筒体(12)の上端部には、環状外向きフランジ部(121)が形成されている。フランジ部(121)の外周縁部には、上部筒体(11)の雌ネジ(112a)にねじ合わせられる雄ネジ(121a)が形成されている。フランジ部(121)は、その外周縁部上端が内周縁部上端よりもやや高くなるように構成されている。
【0029】
側方突出口部(1B)は、下部有底筒体(12)の周壁の高さ中間部に、図1および2の右方に突出するように形成されている。側方突出口部(1B)は、下部有底筒体(12)の周壁にあけられた連通孔(123)を通じて、下部有底筒体(12)内と連通させられている。排水横管(P1)の基端部は、側方突出口部(1B)に挿入されて、接着剤により接合されている。
【0030】
通気孔(3)は、下部有底筒体(12)のフランジ部(121)に周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられた複数の孔よりなる。
【0031】
通気弁(4)は、可撓性を有しかつ全ての通気孔(3)が塞がるように下部有底筒体(12)のフランジ部(121)上面を被覆しうる偏平環状体よりなる。この通気弁(4)は、例えばエラストマーにより全体が一体に形成されている。通気弁(4)の外周縁部は、下部有底筒体(12)のフランジ部(121)の外周縁部上端と、上部筒体(11)の外側垂下壁部(112)内周面における雌ネジ(112a)の上方部分に形成された下向き段差(112b)とで挟み止められている。外側垂下壁部(112)内周面における雄ネジ(112a)と段差(112b)との間には、環状溝(112c)が形成されている。そして、この環状溝(112c)に通気弁(4)の外周縁部の先端が嵌め込まれることにより、通気弁(4)が上部筒体(11)と一体化されている。
【0032】
トラップ(2)は、略有底筒状のものである。トラップ(2)の周壁(21)は、その上端部に大径部(21A)を有しており、この大径部(21A)が、排水導入口となされている。トラップ(2)の周壁(21)の高さ中間部には、排水溢出孔(22)が形成されている。トラップ(2)の内部には、水封部(20)を形成するための仕切壁(23)が、周壁(21)と一体に形成されている。
【0033】
上記トラップ(2)は、保持枠(5)によって、ソケット(1)の上方突出口部(11)に垂下状に保持されている。保持枠(5)は、ソケット(1)の上方突出口部(11)に嵌入固定される筒状部(51)と、筒状部(51)の上端から外方にのびるフランジ部(52)とを備えている。筒状部(51)は、接着剤によって、上方突出口部(11)に接合されている。フランジ部(52)は、ソケット(1)の上方突出口部(11)と床排水口(D)との間隙を被覆しうるような大きさを有しており、床排水口(D)周縁部にビス(6)によって固定されている。筒状部(51)の下端には、環状内方突出部(511)が形成されている。そして、この内方突出部(511)に、トラップ(2)の周壁(21)外周面における大径部(21A)とそれよりも下側部分との間の段差(21B)が係り止められることにより、トラップ(2)が垂下状に保持されている。筒状部(51)の内周面の上端部には、環状凹溝(512)が形成されている。
【0034】
保持枠(5)の筒状部(51)内に、ホース継手(7)の内端部が嵌め込まれている。ホース継手(7)の外端部には、排水ホース接続口(71)が設けられている。上記ホース継手(7)は、エルボ形のものであって、例えばエラストマーや軟質塩化ビニル樹脂等の軟質樹脂により一体に形成されている。ホース継手(7)の内端部に小径部(72)が形成され、この小径部(72)がトラップ(2)の排水導入口(21A)に嵌め込まれている。ホース継手(7)の内端部の外周面には、保持枠(5)の筒状部(51)の環状凹溝(512)に嵌め込まれる環状凸部(73)が形成されている。
【0035】
上記のソケット(1)において、トラップ(2)よりも下流側の排水配管内に負圧が生じていない場合、図1に示すように、通気弁(4)は、下部有底筒体(12)のフランジ部(121)上面を覆った状態となっており、通気孔(3)は閉じられている。
【0036】
一方、誘導サイホン現象等により、トラップ(2)よりも下流側の排水配管内に負圧が生じた場合、図2に示すように、排水配管(P1)内と外部との間に生じた気圧差により、通気弁(4)が下部有底筒体(12)のフランジ部(121)上面から離れ、通気孔(3)が開く。これにより、ソケット(1)の周囲の外気が、通気孔(3)を通じて、ソケット(1)の下部有底筒体(12)内におけるトラップ(2)よりも下流側部分、さらには排水横管(P1)内に導入され、排水配管内の負圧が解消される。したがって、トラップ(2)の封水は破壊されない。
【0037】
排水配管内の負圧が解消されると、通気弁(3)は、その自重により、図1に示す状態に戻り、通気孔(3)は再び閉じられる。したがって、この通気孔(3)を通じて、下水からの臭気が漏れる心配がない。
【0038】
図3には、図1および2と同一のソケット(1)を用いた排水配管の他の形態が示されている。即ち、図3においては、ソケット(1)の上方突出口部(1A)に、床上排水管(8)の先端部が挿入固定されている。床上排水管(8)は、例えば洗面器等からの排水を流すためのものであって、その長さ中間部にSトラップ(81)を有している。ソケット(1)の上方突出口部(1A)と床上排水管(8)の先端部との間には、エラストマー等よりなる環状のスペーサ(91)が介在されている。ソケット(1)の上方突出口部(1A)と床排水口(D)との間隙は、中心部に床上排水管挿通孔(921)を有するドーム状の蓋(92)によって覆われている。その他は、図1および2に示す場合と実質的に同一である。
【0039】
図4には、本発明の第2の実施形態が示されている。この実施形態は、以下の点を除いて、図1および2に示す第1の実施形態とほぼ同じである。即ち、図4に示す排水配管用ソケット(1)は、側方突出口部に代えて、床下排水縦管(P2)に接続される下方突出口部(1C)を備えている。下方突出口部(1C)は、下部有底筒体(12)の底壁に形成されている。この下方突出口部(1C)は、下部有底筒体(12)の底壁中心部にあけられた連通孔(124)を通じて、下部有底筒体(12)内と連通させられている。排水縦管(P2)の基端部は、下方突出口部(1C)に挿入されて、接着剤により接合されている。
【0040】
図5および6には、本発明の第3の実施形態が示されている。この実施形態は、以下の点を除いて、図1および2に示す第1の実施形態とほぼ同じである。即ち、図5および6に示す排水配管用ソケット(1)にあっては、その内部に、通気孔(3)に通じる垂直下向き通気路(120)が形成されているとともに、排水が逆流した際に通気路(120)を閉じる逆止弁(9)が設けられている。
【0041】
通気路(120)は、上部筒体(11)の内側垂下壁部(113)とこれに対向する下部有底筒体(12)の周壁上端部との間の環状空間により構成されている。
【0042】
上部筒体(11)の内側垂下壁部(113)と下部有底筒体(12)の周壁上端部との間には、環状水平仕切壁部(13)が形成されている。水平仕切壁部(13)には、複数の連通孔(131)が、周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられている。各連通孔(131)は、周方向に長いものとなされている。
【0043】
この実施形態では、下部有底筒体(12)が、有底筒状部材(12A)と、フランジ部材(12B)とで構成されている。
【0044】
有底筒状部材(12A)の上端部には、雌ネジ(125)が形成されている。有底筒状部材(12A)の周壁に、側方突出口部(1B)が設けられている。
【0045】
フランジ部材(12B)は、有底筒状部材(12A)の雌ネジ(125)にねじ合わせられる雄ネジ(126a)を有する環状外側垂直壁部(126)と、外側垂直壁部(126)の上端部から外方に張り出した環状フランジ部(121)とを備えている。フランジ部(121)の外周縁部には、上部筒体(11)の雌ネジ(112a)にねじ合わせられる雄ネジ(121a)が形成されている。この実施形態のフランジ部(121)は、その外周縁部上端が内周縁部上端とほぼ同じ高さになるように構成されている。さらに、フランジ部材(12B)は、外側垂直壁部(126)の下端から上部筒体(11)の内側垂下壁部(113)外面に向かってのびる環状下部水平壁部(127)と、下部水平壁部(127)の内周縁部から内側垂下壁部(113)外面に沿うように上方にのびる環状内側垂直壁部(128)とを備えている。フランジ部材(12B)の下部水平壁部(127)が、前記水平仕切壁部(13)を構成している。
【0046】
逆止弁(9)は、全ての連通孔(131)が塞がるように水平仕切壁部(13)の下面を被覆しうる偏平環状弁体(91)と、弁体(91)から上方にのびかつ水平仕切壁部(13)を上下摺動可能に貫通している複数の棒状体(92)と、水平仕切壁(13)と棒状体(92)の上端部に設けられた外方凸部(921)との間に介在されて弁体(91)を上向きに付勢する圧縮バネ(93)とを備えている。弁体(91)は、通気弁(4)と同じくエラストマー等の可撓性を有する材料によって構成されている。弁体(91)の下側には、偏平環状の弁体支持部材(94)が配されており、この弁体支持部材(94)の上面に前記棒状体(92)の下端部が接合されている。したがって、各棒状体(92)は、弁体(91)を貫通している。図6に示すように、棒状体(92)は、計4本あって、水平仕切壁部(13)における連通孔(131)どうしの間の部分を上下摺動可能に貫通している。
【0047】
上記のソケット(1)において、逆止弁(9)の弁体(91)は、トラップ(2)よりも下流側の排水配管(P1)内に負圧が生じていない時には、圧縮バネ(93)の弾性力によって連通孔(131)を閉じる位置に配されている(図5参照)。そして、図5に2点鎖線で示すように、トラップ(2)よりも下流側の排水配管内に負圧が生じた時には、差圧により、逆止弁(9)の弁体が、圧縮バネ(93)の弾性力に抗して連通孔(131)を開く位置まで引き下げられ、次いで、通気弁(4)が通気孔(3)を開き、それによって外気が導入される。また、排水が逆流してきた際には、逆止弁(9)の弁体(91)は、圧縮バネ(93)の弾性力に加えて、排水の水圧により、水平仕切壁部(13)の下面に強く押し付けられる。したがって、上記のソケット(1)によれば、逆流してきた排水が通気孔(3)から外部に漏れる心配がなく、しかも、逆止弁(9)が通気弁(3)の補助的な役割を果たすため、通気弁(3)の負担を軽減することができる。
【0048】
なお、上記の実施形態はあくまでも例示にすぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更を加えた上で本発明を実施することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すものであって、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じていない時の排水配管用ソケットの垂直縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すものであって、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じた時の排水配管用ソケットの垂直縦断面図である。
【図3】図1および2と同一のソケットを用いた排水配管の他の形態を示す垂直縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すものであって、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じていない時の排水配管用ソケットの垂直縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すものであって、トラップよりも下流側の排水配管内に負圧が生じていない時の排水配管用ソケットの垂直縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う排水配管用ソケットの水平横断面図である。
【図7】従来の排水配管用ソケットを示す垂直縦断面図である。
【符号の説明】
(D):床排水口
(P1):床下排水横管
(P2):床下排水縦管
(1):排水配管用ソケット
(1A):上方突出口部
(1B):側方突出口部
(1C):下方突出口部
(11):上部筒体
(111):フランジ部
(112):外側垂下壁部
(112a):雌ネジ
(112b):段差
(113):内側垂下壁部
(12):下部有底筒体
(120):通気路
(121):フランジ部
(121a):雄ネジ
(13):水平仕切壁部
(131):連通孔
(2):トラップ
(3):通気孔
(4):通気弁
(8):床上排水管
(81):Sトラップ
(9):逆止弁
(91):弁体
(92):棒状体
(921):外方凸部
(93):圧縮バネ

Claims (2)

  1. 床排水口(D)に配される上方突出口部(1A)と、床下排水横管または縦管(P1)(P2)に接続される側方または下方突出口部(1B)(1C)とを備え、上方突出口部(1A)内には、トラップ(2)が挿入されて垂下状に保持されるか、または、トラップ(81)を有する床上排水管(8)の先端部が挿入固定されるようになっている排水配管用ソケット(1)において、
    上方突出口部(1A)と側方または下方突出口部(1B)(1C)との間の高さの壁部分に、通気孔(3)が設けられているとともに、通気孔(3)の内側に、トラップ(2)(81)よりも下流側の排水配管(P1)(P2)内が負圧になったときに通気孔(3)を開いて外気を導入する通気弁(4)が設けられ
    また、ソケット (1) 内に、通気孔 (3) に通じる垂直下向き通気路 (120) が形成されているとともに、排水が逆流した際に通気路 (120) を閉じる逆止弁 (9) が設けられ、
    前記ソケット (1) は、上方突出口部 (1A) を構成する上部筒体 (11) と、側方または下方突出口部 (1B)(1C) を備えた下部有底筒体 (12) とよりなり、上部筒体 (11) の下端部に環状外向きフランジ部 (111) が形成されるとともに、該フランジ部 (111) の外周縁部に環状外側垂下壁部 (112) が形成され、一方、下部有底筒体 (12) の上端部に環状外向きフランジ部 (121) が形成されて、該フランジ部 (121) が上部筒体 (12) の外側垂下壁部 (112) に接合されており、前記通気孔 (3) が、下部有底筒体 (12) のフランジ部 (121) に周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられた複数の孔よりなり、前記通気弁 (4) は、全ての通気孔 (3) が塞がるように下部有底筒体 (12) のフランジ部 (121) 上面を被覆しうる偏平環状体よりなり、
    上部筒体 (11) のフランジ部 (121) 下面に、排水が通気孔 (3) に向かって流れるのを阻止する環状内側垂下壁部 (113) が、下部有底筒体 (12) と同心状に形成され、
    上部筒体 (11) の内側垂下壁部 (113) とこれに対向する下部有底筒体 (12) の周壁上端部との間の環状空間が、前記通気路 (120) を構成しており、上部筒体 (11) の内側垂下壁部 (113) と下部有底筒体 (12) の周壁上端部との間に、周方向に間隔をおいて上下貫通状にあけられた複数の連通孔 (131) を有する環状水平仕切壁部 (13) が形成され、前記逆止弁 (9) が、全ての連通孔 (131) が塞がるように水平仕切壁部 (13) の下面を被覆しうる偏平環状弁体 (91) と、弁体 (91) から上方にのびかつ水平仕切壁部 (13) を上下摺動可能に貫通している複数の棒状体 (92) と、水平仕切壁部 (13) と棒状体 (92) の上端部に設けられた外方凸部 (921) との間に介在されて弁体 (91) を上向きに付勢する圧縮バネ (93) とを備えていることを特徴とする、排水配管用ソケット。
  2. 上部筒体(11)の外側垂下壁部(112)の下端側に雌ネジ(112a)が形成されるとともに、該雌ネジ(112a)にねじ込まれる雄ネジ(121a)が下部有底筒体(12)のフランジ部(121)に形成され、通気弁(4)は、可撓性を有し、かつその外周縁部が、フランジ部(121)の外周縁部上端と、外側垂下壁部(112)内周面の高さ中間部に形成された下向き段差(112b)とで挟み止められていることを特徴とする、請求項記載の排水配管用ソケット。
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