JP2518676Y2 - 排水ます - Google Patents

排水ます

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JP2518676Y2
JP2518676Y2 JP7265591U JP7265591U JP2518676Y2 JP 2518676 Y2 JP2518676 Y2 JP 2518676Y2 JP 7265591 U JP7265591 U JP 7265591U JP 7265591 U JP7265591 U JP 7265591U JP 2518676 Y2 JP2518676 Y2 JP 2518676Y2
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Japan
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隆 倉嶋
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、排水管路の途中にて
使用される排水ますに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の排水ますは、地中に埋設し
た排水管の接続部分、排水管路の屈曲部分、敷地境界部
の排水管路等に設置するものであり、図2は従来の排水
ますの使用状態を示す断面図である。
【0003】排水ます12は、排水管路に接続する排水
ます本体1の上部接続口13に必要により所定長さの立
上がり管2を接続し、立上がり管2の上部開口に、蓋6
が嵌着された掃除口14の下部を接続した構成となって
いる。
【0004】そして、蓋6の上面は、地表面にほぼ一致
していることが要求される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、近時宅
地の取得が困難となり、傾斜地に家屋を建設する例が増
えつつある。一方、従来の排水ます11は、まず排水ま
す本体1を地中の排水管に接続してから立上がり管2を
接続する工程となるため、蓋6の高さが地表面に合致し
にくいケースが増え、更に、傾斜した地表面に合わせて
蓋の上面も傾斜必要なケースも増えつつある。
【0006】蓋の傾斜調節が可能な排水ますの技術とし
ては実開平2−34951号公報や実開平3−5792
号公報に開示された例があるが、蓋の傾斜調整と同時に
高さの調整をすることはできないといった問題があっ
た。
【0007】この考案は、上記従来技術の問題点を解消
するために成されたもので、地表面に合わせて蓋の高さ
と傾斜の両方が調整でき、傾斜地等にも適する排水ます
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この考案に係
る排水ますは、排水ます本体の上部接続口に接続した立
上がり管の上部に装着した回動リング、高さ調節リン
グ、および傾斜リングを有し、該傾斜リングの上部開口
に着脱可能な蓋を有する排水ますであって、前記回動リ
ングの上面は複数の凸部を有し、高さ調節リングは回動
する前記回動リング上面の複数の凸部に係合・離脱可能
な複数の凹部を有する下面と傾斜した上面を有し、傾斜
リングは高さ調節リングの傾斜した上面に当接する傾斜
した下面を有し、回動リングは回動させて高さ調節リン
グを立上がり管からの高さを増減して支承することが可
能、また傾斜リングは回動させて立上がり管に対する蓋
の装着角度の変更が可能なことを特徴とする構成によっ
て、前記の目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】以上の構成により、立上がり管の上部に装着し
た回動リングは、回動リングの上面に設けた複数の凸部
と、高さ調節リング下面の複数の凹部を係合して高さ調
節リングを低い位置に支承し、また回動リングを回動さ
せ上記係合を離脱させることにより高さ調節リングを持
ち上げ高く支承することができる。
【0010】また、傾斜リングを回動させて、高さ調節
リングの傾斜した上面に対し傾斜リングの傾斜した下面
の相接する面を変化させ、立上がり管に対する蓋の装着
角度を変化させることができる。
【0011】上記の操作によって、排水ますの蓋上面の
高さと傾斜を地表面と一致させることができる。
【0012】
【実施例】以下、この考案に係る排水ますを実施例によ
り説明する。図1は、この考案の一実施例の要部を拡大
して示す断面図であり、蓋を低い位置に水平に装着した
状態を示す。なお、従来の排水ますと同一のものについ
ては、同一符号にて示す。
【0013】この考案に係る排水ますAは、排水管路に
接続する排水ます本体からの立上がり管2の上部に装着
した回動リング3、高さ調節リング4、および傾斜リン
グ5を有し、該傾斜リング5の上部開口に着脱可能な蓋
6を備えている。
【0014】回動リング3の上面は複数の凸部7を有
し、高さ調節リング4は回動する前記回動リング3上面
の複数の凸部7に係合・離脱可能な複数の凹部8と凸部
9を有する下面と傾斜した上面10を有し、傾斜リング
5は高さ調節リング4の傾斜した上面10に当接する傾
斜した下面11を有し、上面は水平となって蓋6を載置
する構成となっている。
【0015】次に、上記構成の実施例排水ますAの構成
部材の基本的な動作と作用・効果について説明する。回
動リング3上面の複数の凸部7に高さ調節リング4下面
の複数の凹部8が係合した図1に示す状態から回動リン
グ3を廻すことにより、上記係合状態から離脱し、回動
リング3上面の複数の凸部7と高さ調節リング4下面の
複数の凸部9とが当接する状態に移行して、高さ調節リ
ング4を持ち上げ立上がり管2からの高さを増して支承
することができる。また旧の状態まで回動リング3を廻
すことにより、回動リング3上面の複数の凸部7に高さ
調節リング4下面の複数の凹部8が係合し、高さ調節リ
ング4は立上がり管2からの高さを減少させて回動リン
グ3で支承することができる。
【0016】また傾斜リング5を図1に示す状態から1
80度廻すことにより、高さ調節リング4の上面10の
傾斜に対する傾斜リング5の下面11の傾斜が逆となっ
て、傾斜リング5は図の左側に傾き、蓋6は水平状態か
ら左に傾く。即ち立上がり管2に対する蓋6の装着角度
の変更が可能である。
【0017】そして、回動リング3上面の凸部7に当接
する高さ調節リング4下面の凹部8を隣の凹部8に変え
ることにより、蓋6の傾斜方向を変更することができ
る。
【0018】なお、回動リング3と高さ調節リング4と
の回動を固定する手段、および傾斜リング5と高さ調節
リング4との回動を固定する手段を併用して上記動作を
行うことができる。
【0019】また、上記実施例では傾斜リング5は1個
のみとなっているが、複数個として傾斜調整角度を大き
くできるようにしてもよい。
【0020】更に、高さ調節リング4の上面10の傾斜
部分、および傾斜リング5の下面11の傾斜部分は、単
に円形断面パイプを斜めに切断したのでは楕円形状であ
り、係合部分の遊びだけでは180度以外の角度に回動
固定することに問題が生ずるようであれば、高さ調節リ
ング4の上面10の傾斜部分、および傾斜リング5の下
面11の傾斜部分は楕円でなく真円に近い形に成形し
て、傾斜リング5を高さ調節リング4に対して360度
円滑に回動可能とし、傾斜角度の調整効果を円滑にする
ことができる。
【0021】以上の構成により、排水ますAの蓋6上面
の高さと傾斜を地表面と一致させることができる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、立上がり管の上部に装着した回動リングを回動させ
て、回動リングの上面に設けた複数の凸部と、高さ調節
リング下面の複数の凹部を係合させ、また離脱させるこ
とにより高さ調節リングの高さを調整して支承すること
ができる。
【0023】また、傾斜リングを回動させて、高さ調節
リングの傾斜した上面に対し傾斜リングの傾斜した下面
の相接する面を変化させ、立上がり管に対する蓋の装着
角度を変化させることができる。
【0024】上記のように、排水ますの蓋上面の高さと
傾斜を地表面と一致させることができ、傾斜地等の宅地
にも適する排水ますを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の要部拡大断面図である。
【図2】 従来の排水ます断面図である。
【符号の説明】
A 排水ます 1 排水ます本体 2 立上がり管 3 回動リング 4 高さ調節リング 5 傾斜リング 6 蓋 7 回動リング上面の複数の凸部 8 高さ調節リング下面の複数の凹部 9 高さ調節リング下面の複数の凸部 10 高さ調節リングの傾斜した上面 11 傾斜リングの傾斜した下面 12 従来の排水ます 13 接続口 14 掃除口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水ます本体の上部接続口に接続した立
    上がり管の上部に装着した回動リング、高さ調節リン
    グ、および傾斜リングを有し、該傾斜リングの上部開口
    に着脱可能な蓋を有する排水ますであって、前記回動リ
    ングの上面は複数の凸部を有し、高さ調節リングは回動
    する前記回動リング上面の複数の凸部に係合・離脱可能
    な複数の凹部を有する下面と傾斜した上面を有し、傾斜
    リングは高さ調節リングの傾斜した上面に当接する傾斜
    した下面を有し、回動リングは回動させて高さ調節リン
    グを立上がり管からの高さを増減して支承することが可
    能、また傾斜リングは回動させて立上がり管に対する蓋
    の装着角度の変更が可能なことを特徴とする排水ます。
JP7265591U 1991-09-10 1991-09-10 排水ます Expired - Fee Related JP2518676Y2 (ja)

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JPH0527187U JPH0527187U (ja) 1993-04-09
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