JPH0649623Y2 - 掃除口装置 - Google Patents

掃除口装置

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JPH0649623Y2
JPH0649623Y2 JP1988120981U JP12098188U JPH0649623Y2 JP H0649623 Y2 JPH0649623 Y2 JP H0649623Y2 JP 1988120981 U JP1988120981 U JP 1988120981U JP 12098188 U JP12098188 U JP 12098188U JP H0649623 Y2 JPH0649623 Y2 JP H0649623Y2
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JP
Japan
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cleaning port
lid
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cleaning
fitted
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Application number
JP1988120981U
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English (en)
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JPH0242951U (ja
Inventor
暁夫 馬場
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Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は地中に埋設した排水管に接続した排水桝などか
ら立ち上らせ地表面に向って開口した掃除口管に蓋を被
嵌する掃除口装置に関する。
(従来の技術) 一般に掃除口装置は、排水管1に接続した排水桝3に掃
除口管2を垂直に上方に向けて立ち上がらせ、この掃除
口管2の上端開口部に蓋受用の掃除口本体4を嵌着し、
さらに、この掃除口本体4内に蓋体が開閉自在に支持す
る構造が採られている。
そして、宅地内に配管される排水管1の勾配はほとんど
2/100程度の傾斜をもって埋設されている。この排水管
1の2/100の勾配に対して掃除口管2が排水桝3に上方
に向って垂直に接続されているため、地表面が第3図に
示すように水平面である場合は、地表面と掃除口管2の
上端開口部2aは平行であり、この掃除口管2の上端に嵌
着した蓋受用の掃除口本体4の上端およびこの掃除口本
体4内に嵌着した蓋体が嵌着され掃除口本体4の上端面
即ち蓋体の表面は地表面と略同一面になる。
しかしながら、第4図に示すように地表面が傾斜面であ
る場所、または、第5図に示すように排水管1の勾配が
2/100以上に傾斜で配管されている場合、地表面と掃除
口管2の上端開口部2aが平行にならない場合がある。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の掃除口装置では、第4図に示すように、地表
面が傾斜面である場所、または、第5図に示すように排
水管の勾配が2/100以上に傾斜して埋設されている場
合、掃除口管2の上端開口部2aを地表面と平行に刈るよ
うに切断しても、掃除口管2に嵌挿される掃除口本体4
の接続部は、掃除口管2と同軸の円筒形に形成されてい
るため、掃除口管2に掃除口本体4の接続部を嵌着する
と、この掃除口本体4の上面が地表面と同一面になら
ず、掃除口本体4の一方端が突出したり沈んだりして歩
行の邪魔になったり外観を損なうなどの問題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みなされたもので、地表面が
傾斜している場所、または、排水管の勾配が2/100以上
に大きく傾斜して埋設されている場合でも、掃除口管に
嵌着される掃除口本体の上端が地表面と略同一平面にす
ることのできる掃除口装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の掃除口装置は、掃除口管の上端開口部に嵌挿さ
れる筒状の嵌挿部と前記掃除口管の上端部より上方に突
出させて外方に球面状に膨出させた筒状の接続部とを有
する接手体と、前記接続部に回動自在に嵌着される球面
状の筒状の接続部とこの接続部の上端に一体に突設され
内周に環状の蓋受用段部を形成した筒状の蓋受口部を有
する蓋受口本体とよりなるものである。
(作用) 本考案の掃除口装置は、掃除口管の上端開口部に接手体
の嵌挿部を嵌挿して固定し、接手体の球面状の接続部に
蓋受口本体の球面状の接続部を嵌着すると、互に球面状
の接続部で接続された蓋受口本体は全方向に回転自在で
あり、したがって地表面の傾斜や掃除口管の傾斜に合せ
て蓋受口本体を回動させ、蓋受口本体の上端を地表面と
略同一面に保持することができる。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構成を第1図、第2図によって
説明する。
5は合成樹脂製掃除口管で、地中に埋設された図示され
ない排水管に接続した公共桝などの排水桝から上方に向
けて垂直に立ち上がり、上端開口部には地表面近くに開
口している。
6は塩化ビニル樹脂製の接手体で、前記掃除口管5の上
端開口部に内接嵌挿される円筒状の嵌挿部7と、この嵌
挿部7の上方に一体に形成され外方に球面状に膨出した
筒状の接続部8とからされている。
9は塩化ビニル樹脂製の蓋受口本体で、前記接手体6の
接続部8に外接嵌合される球面状の筒状の接続部10とこ
の接続部10の上端に一体に形成された筒状の蓋受口部11
とから構成されている。そして、この蓋受口部11の内周
には蓋受用の環状段部12が形成されている。
13はABC樹脂または塩化ビニル樹脂製の蓋体で、前記蓋
受口部11内に開閉自在に嵌着されて段部12に下端を支持
されたとき、上面は蓋受口本体9の上端面と同一平面を
形成するようになっている。
次に上記実施例の作用を説明する。
第1図に示すように、地表面が水平面状の場合は直立さ
せた掃除口管5の上端に接手体6を嵌挿して接着剤で接
着して固定し、次にこの接手体6の球面状の接続部8の
外周に蓋受口本体9の球面状の接続部10を水平状に嵌着
すると、蓋受口本体9の上面は地表面と略同一面にな
る。この状態で接続部8,10を接着剤で接着して固定す
る。次に蓋受口部11に蓋体13を嵌着すると、蓋体13は段
部12に支持されて上面が地表面と略同一面に支持され
る。
また、第2図に示すように、地表面が傾斜面である場
所、或は、排水管の勾配が規定よりも急角度で地表面に
対して掃除口管5が傾斜して配管されている場合は、掃
除口管5に第1図と同様に接手体6を取付け、次に接手
体6の球面状の接続部8に蓋受口本体9の球面状の接続
部10を嵌着して嵌着面で全方向に回動させることによ
り、蓋受口本体9の上端面を傾斜した地表面と略同一面
となるようにし、この状態で互に嵌合した接続部8,10を
接着剤で接着固定することにより蓋受口本体9を地表面
と同一面に傾斜させて保持することができる。
この状態で、蓋受口部11に蓋体13を嵌着すると、蓋体13
の上面は地表面と略同一面になる。
なお、接手体6の嵌挿部7は掃除口管5の外周に嵌挿し
てもよく、また、接手体6の接続部8を蓋受口本体9の
接続部10に外接嵌着することもできる。
(考案の効果) 本考案によれば、掃除口管と蓋受口本体とを接手体を介
して接続し、互に嵌着される蓋受口本体と接手体の接続
部をそれぞれ球面状に形成したから、蓋受口本体は全方
向に回動が可能であり、地表面が傾斜したり、掃除口管
が傾斜したような場合も蓋受口本体を回動させて地表面
と略同一面に保持させることができ、地表面に蓋受口本
体の一部が突出したり陥入したりする障害となることが
ない。また、蓋受口本体の角度の調節は接続部を回動さ
せることによってなされるため、掃除口管の上端を地表
面の傾斜に合せて切断するような手数を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す掃除口装置の縦断正面
図、第2図は同上掃除口本体の傾斜して接続した状態を
示す縦断正面図、第3図ないし第5図は従来の掃除口装
置の説明図である。 5……掃除口管、6……接手体、7……嵌挿部、8,10…
…接続部、9……蓋受口本体、11……蓋受口部、12……
段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除口管の上端開口部に嵌挿される筒状の
    嵌挿部と前記掃除口管の上端部より上方に突出させて外
    方に球面状に膨出させた筒状の接続部とを有する接手体
    と、 前記接続部に回動自在に嵌着される球面状の筒状の接続
    部とこの接続部の上端に一体に突設され内周に環状の蓋
    受用段部を形成した筒状の蓋受口部を有する蓋受口本体
    と よりなる掃除口装置。
JP1988120981U 1988-09-14 1988-09-14 掃除口装置 Expired - Lifetime JPH0649623Y2 (ja)

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JP1988120981U JPH0649623Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 掃除口装置

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JP1988120981U JPH0649623Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 掃除口装置

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Publication Number Publication Date
JPH0242951U JPH0242951U (ja) 1990-03-26
JPH0649623Y2 true JPH0649623Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=31367578

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JP1988120981U Expired - Lifetime JPH0649623Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 掃除口装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644946Y2 (ja) * 1984-09-26 1989-02-08

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JPH0242951U (ja) 1990-03-26

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