JP2001040739A - 便器排水口の接続構造 - Google Patents

便器排水口の接続構造

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JP2001040739A
JP2001040739A JP11218111A JP21811199A JP2001040739A JP 2001040739 A JP2001040739 A JP 2001040739A JP 11218111 A JP11218111 A JP 11218111A JP 21811199 A JP21811199 A JP 21811199A JP 2001040739 A JP2001040739 A JP 2001040739A
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drain pipe
fitting portion
socket
connection structure
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Kiyotaka Tanaka
清隆 田中
Katsumi Iwai
克巳 岩井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】便器排水口を床に埋込配管した排水管に接続す
るに際し、その排水管がVU50から成る排水管であっ
ても、またVP50から成る排水管であってもアダプタ
リング等余分の部品を用いることなくそのまま便器排水
口と排水管とを接続することのできる接続構造を提供す
る。 【解決手段】排水ソケット20を床Fに載置固定し、そ
のソケット部24に小便器の排水口30をシール部材3
2を介して嵌入させるとともに、嵌入部26を床Fに埋
込配管した排水管34の内部に嵌入し、それら排水口3
0と排水管34とを排水ソケット20を介して接続す
る。その嵌入部26には、半径方向に弾性変形能を有
し、排水管34内面に全周に亘って弾性接触する逆傘状
の弾性シール部40を備えたシール部材36を設けてお
き、嵌入部26と排水管34とをシール部材36を介し
てシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器排水口の接続
構造、詳しくは便器排水口と床に埋込配管した排水管と
の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、便器排水口と床に埋込配管した排
水管との接続構造として図6に示すような接続構造が公
知である。同図は小便器の場合の例で、図中200は床
フランジである。床フランジ200はフランジ部202
とテーパ状部204とを有しており、そのフランジ部2
02においてビス206により床Fに固定されている。
【0003】208は床Fに埋込配管された排水管で上
端部がラッパ状に拡開され、その拡開部210が床フラ
ンジ200のテーパ状部204に重ね合されている。そ
してそれら拡開部210ないしテーパ状部204にシー
ル部材214を介して排水口212を当接させる状態
で、小便器下部に設けた凹部216の底部、即ち台座部
218がボルト220及びナット222にて床フランジ
200に締結固定され、以って小便器下部が床Fに固定
されるとともに、排水口212が排水管208に対して
水密にシールされた状態で接続されている。尚224は
化粧キャップである。
【0004】しかしながらこの接続構造の場合、小便器
下部に床フランジ200との固定のための凹部216を
設けなければならず、凹部216によって小便器の外観
が損われるとともに、凹部216にごみ等の汚れが浸入
して付着し易く、しかも清掃性が悪いという問題を有す
る外、排水口212との接続に際して排水管208の上
端部を拡開させなければならず、作業が面倒であるのに
加えて、その拡開の際に排水管208の上端部に割れ等
を発生させ易いといった問題がある。
【0005】一方、便器排水口の接続構造として図7に
示すようなものも提案されている。同図において226
は排水ソケットで、フランジ部227を有しており、同
部においてビス229により床Fに固定されている。こ
の排水ソケット226には上向きに立ち上がる円筒形状
のソケット部228と、下向きに立ち下がる円筒形状の
嵌入部230とが形成されている。
【0006】この接続構造の場合、排水口212を弾性
シール部材232を介してソケット部228内部に水密
に挿入し、また排水ソケット226の嵌入部230を排
水管208内部に嵌入させることによって、排水口21
2と排水管208とを接続する。
【0007】但し小便器の場合、設置現場において床F
に埋込配管されている樹脂製の排水管208には、図7
(B)に示しているように肉厚の厚いVP50から成る
排水管208と、これに対して外径が同一で肉厚が薄
く、従って内径の大きいVU50から成る排水管208
(同図(A))とがあり、従って図7の接続構造の場
合、同一の嵌入部230にてそれら2種類の排水管20
8に対しそのまま対応することはできない。
【0008】そこでこの接続構造では、図8にも示して
いるように嵌入部230の外径を、VP50から成る排
水管208の内面に隙間なく嵌合する大きさとなし、そ
して内径の大きなVU50から成る排水管208に対し
ては、嵌入部230をアダプタリング234を介して隙
間なく嵌入させるようにしている。
【0009】尚嵌入部230と排水管208、またアダ
プタリング234を用いる場合にはそのアダプタリング
234をそれぞれ接着剤にて互いに固着し、施工を完了
する。このときの接着剤としては通例互いに接着すべき
各部材の母材を部分的に溶かして接着するものが用いら
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの接続
構造の場合、小便器設置に際して排水口212の接続用
部品としてアダプタリング234を予め余分に用意して
おき、設置現場の排水管208がVU50から成る排水
管か、VP50から成る排水管かを見極めた上でアダプ
タリング234を用いたり用いなかったりしなければな
らない面倒がある。
【0011】また嵌入部230,アダプタリング234
及び排水管208には寸法公差があり、アダプタリング
234を用いて排水管208との接続を行う際、或いは
アダプタリング234を用いないで排水管208との接
続を行う際に隙間を生じ易いといった問題がある外、ア
ダプタリング234を用いない場合には設置現場におい
てアダプタリング234が不要物となって廃却物が多く
発生する問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の便器排水口の接
続構造はこのような課題を解決するために案出されたも
のである。而して請求項1のものは、上向きに立ち上が
る筒状のソケット部と、下向きに立ち下がる筒状の嵌入
部とを有する排水ソケットを床に載置固定し、該ソケッ
ト部に対して便器の排水口をシール部材を介して嵌入さ
せるとともに、該嵌入部を該床に埋込配管した排水管の
内部に嵌入し、それら排水口と排水管とを該排水ソケッ
トを介して接続するようになした便器排水口の接続構造
であって、前記嵌入部を前記排水管の内面に遊嵌する外
径で形成するとともに、該嵌入部に、半径方向に外方に
延出し且つ該半径方向に弾性変形能を有して該排水管の
内面に全周に亘って弾性接触する弾性シール部を備えた
シール部材を設けて、該嵌入部と該排水管とを該シール
部材を介してシールするようになしたことを特徴とす
る。
【0013】請求項2のものは、請求項1に記載の接続
構造において、前記弾性シール部が逆傘状をなしている
ことを特徴とする。
【0014】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
に記載の接続構造において、前記シール部材に筒状の嵌
合部を設け、該嵌合部を前記嵌入部に嵌合させる状態に
該シール部材を該嵌入部に装着したことを特徴とする。
【0015】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
に記載の接続構造において、前記弾性シール部には、そ
の先端部に周方向に所定間隔で複数の切欠きを設けてあ
ることを特徴とする。
【0016】請求項5のものは、上向きに立ち上がる筒
状のソケット部と、下向きに立ち下がる筒状の嵌入部と
を有する排水ソケットを床に載置固定し、該ソケット部
に対して便器の排水口をシール部材を介して嵌入させる
とともに、該嵌入部を該床に埋込配管した排水管の内部
に嵌入し、それら排水口と排水管とを該排水ソケットを
介して接続するようになした便器排水口の接続構造であ
って、前記嵌入部にシール部材を設けて該シール部材を
前記排水管の内面に接触させて該シール部材によりそれ
ら嵌入部と排水管との間をシールするようになし、且つ
前記排水ソケットをポリプロピレン樹脂にて、前記シー
ル部材をポリ塩化ビニル樹脂にて構成したことを特徴と
する。
【0017】
【作用及び発明の効果】本発明の接続構造は、半径方向
に弾性変形能を有する弾性シール部を備えたシール部材
を排水ソケットの嵌入部に設けておき、弾性シール部を
排水管内面に弾性接触させるようになしたもので、この
接続構造では、排水ソケットの嵌入部を排水管内面に嵌
入させると、その嵌入部に設けたシール部材の弾性シー
ル部が排水管内面に弾性接触し、嵌入部と排水管との
間、即ち排水ソケットと排水管との間をシールする。
【0018】このように本発明の接続構造では嵌入部に
設けたシール部材の弾性シール部が半径方向に弾性変形
して排水管内面に接触するため、相手側の排水管がVU
50から成る排水管であっても、またVP50から成る
排水管であっても同じシール部材にてそれらに対応する
ことができる。弾性シール部の半径方向の弾性変形によ
って、VU50から成る排水管とVP50から成る排水
管との内径の寸法差を吸収することができるからであ
る。
【0019】本発明によれば、予め工場生産段階におい
てシール部材を排水ソケットの嵌入部に装着しておくこ
とができ、従って便器の設置現場において、そこで初め
てシール部材を排水ソケットに装着するといったことは
必要でない。
【0020】本発明によれば、図7,図8に示す従来の
接続構造のように便器排水口の接続用の部品としてアダ
プタリングを余分に必要とすることがなく、また設置現
場における排水管がVU50から成る排水管かVP50
から成る排水管かなどを見極めた上でアダプタリングを
用いたり用いなかったりするといった面倒がない。
【0021】また本発明の接続構造では、弾性シール部
を排水管内面に弾性接触させてシールを行うようにして
いるため、嵌入部や排水管等に寸法公差があっても、そ
れら寸法公差を弾性シール部の弾性により吸収し、排水
ソケットと排水管との間を良好にシールすることができ
る。またアダプタリングを用いる必要がないことから、
設置現場の排水管の種類に応じてアダプタリングが不要
となり、設置現場において余分な廃却物が生じてしまう
といった問題も生じない。
【0022】本発明においては、上記弾性シール部を逆
傘状となしておくことができる(請求項2)。このよう
にしておけば、弾性シール部を嵌入部とともに円滑に排
水管内部に挿入することができ、また弾性シール部を逆
傘状となしておくことで半径方向に大きな弾性変形能を
持たせることができる。
【0023】本発明においては、上記シール部材に筒状
の嵌合部を設けておいてその嵌合部を排水ソケットの嵌
入部に嵌合状態に装着することができる(請求項3)。
このようにすればシール部材を排水ソケットの嵌入部に
容易に且つしっかりと装着することができる。
【0024】更にそのシール部材における弾性シール部
の先端部には周方向に所定間隔で複数の切欠きを設けて
おくことができる(請求項4)。このようにすれば、弾
性シール部の弾性変形能を効果的に高めることができ、
ひいてはより大きな寸法差をその弾性シール部の弾性変
形により吸収することができる。
【0025】次に請求項5の接続構造は、排水ソケット
をポリプロピレン樹脂にて、またシール部材をポリ塩化
ビニル樹脂にて構成したものである。通常、床に埋込配
管された樹脂製の排水管はポリ塩化ビニル樹脂から成っ
ている。しかしながらこのポリ塩化ビニル樹脂はリサイ
クルが難しいといった難点がある。これに対しポリプロ
ピレン樹脂はリサイクルが容易である。従ってシール部
材を樹脂製とする場合においてこれをポリプロピレン樹
脂製とすることがリサイクル性の点からすれば望まし
い。
【0026】しかしながらシール部材をポリプロピレン
樹脂製とすると、ポリ塩化ビニル樹脂から成る排水管に
対してこれを接着することが技術的に難しくなる。そこ
で請求項5では排水ソケットをポリプロピレン樹脂にて
構成する一方、シール部材をポリ塩化ビニル樹脂にて構
成したもので、この接続構造によれば、設置現場におい
てシール部材と排水管とを接着する際に、容易に現場作
業でそれらを接着固定することができる。
【0027】尤も排水ソケットとシール部材とを接着す
るに際しても同様の困難な問題が生ずるが、前述したよ
うにシール部材は排水ソケットに対して工場生産段階で
装着しておくことができ、従って現場作業とは異なっ
て、工場生産段階では特殊な接着剤を用い、管理された
条件下で容易にポリプロピレン樹脂から成る排水ソケッ
トとポリ塩化ビニル樹脂から成るシール部材とを接着す
ることができる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は陶器製の小便器で壁W
に接する状態で床F上に設置されている。この小便器1
0は、鉢12を有する小便器本体14と、その上側の上
部カバー16とを有している。その上部カバー16の内
部には、洗浄水を給水し小便器洗浄を自動的に行う自動
洗浄装置が組み込まれている。18はその自動洗浄装置
における人体感知センサによる人体感知のためのセンサ
窓部である。
【0029】図2及び図3は小便器10、詳しくは小便
器本体14の排水口と床Fに埋込配管された排水管との
接続構造を示している。これらの図において20は樹脂
製(ポリプロピレン樹脂製)の排水ソケットであってフ
ランジ部22と、上向きに立ち上がる略円筒形状のソケ
ット部24と、下向きに立ち下がる円筒形状の嵌入部2
6とを有しており、そのフランジ部22においてビス2
8により床Fに固定されている。
【0030】30は小便器10底部の排水口であって、
弾性材から成るシール部材32を介してソケット部24
に下向きに挿入され、そのシール部材32によって排水
口30とソケット部24との間が水密にシールされてい
る。
【0031】34は樹脂製(ポリ塩化ビニル樹脂製)の
排水管であって、この排水管34内に上記排水ソケット
20の嵌入部26が嵌入され、それら嵌入部26と排水
管34との間がシール部材36によりシールされてい
る。尚、嵌入部26は排水管34内部に遊嵌するように
その外径が定められている。
【0032】シール部材36は樹脂製(ポリ塩化ビニル
樹脂製)の部材であって円筒形状の嵌合部38と、これ
より半径方向外方に延出する逆傘状の弾性シール部40
とを有しており、予めその嵌合部38が嵌入部26に外
嵌する状態に嵌入部26に接着固定されている。尚、シ
ール部材36には環状溝42が形成されており、そこに
嵌入部26の先端が嵌まり込んでいる。
【0033】弾性シール部40は、図5に示しているよ
うにその先端部に周方向に沿って複数のU字状ないし半
円形状の切欠き44が所定ピッチで形成されており、逆
傘形状及び切欠き44によって弾性シール部40に半径
方向の大きな弾性変形能が付与されている。
【0034】本例の接続構造では、予め生産工場でシー
ル部材36を排水ソケット20の嵌入部26に接着固定
しておき、そして小便器10の設置現場において、床F
に埋込配管されている排水管34に対し嵌入部26及び
シール部材36を嵌入させるようにして排水ソケット2
0を床Fに固定する。
【0035】そしてその後小便器10、具体的には小便
器本体14を床Fの上に載せ、底部の排水口30を排水
ソケット20のソケット部24内部にシール部材32を
介して挿入する。これによって排水口30と排水管34
とを水密にシールした状態にそれらを接続することがで
きる。
【0036】本例の接続構造では、排水管34が図4
(A)のVU50から成る排水管又は同図(B)のVP
50から成る排水管の何れであっても、シール部材36
における弾性シール部40の弾性変形によってそのまま
対応することができる。
【0037】即ち、肉厚が薄く内径の大きなVU50か
ら成る排水管34に対しても、また肉厚が厚く内径の小
さなVP50から成る排水管34に対しても、弾性シー
ル部40の半径方向の弾性変形に基づいて弾性シール部
40をそれら排水管34の内面に良好に弾性接触させる
ことができ、以って嵌入部26と排水管34の内面とを
良好にシールした状態とすることができる。
【0038】尚、VU50から成る排水管34,VP5
0から成る排水管34の何れも外径は約φ60mmで同
一であるが、その内径はVU50から成る排水管34が
約φ56mm、VP50から成る排水管34が約φ51
mmで、それらの内径差は半径で約2.5mmである。
【0039】本例のシール部材36は、弾性シール部4
0の半径方向の弾性変形によってその差を良好に吸収す
る。弾性シール部40の弾性変形能が予めそのように選
ばれている。尚、シール部材36は排水管34に対して
接着剤にて接着固定する。
【0040】本例によれば、図7,図8に示す従来の接
続構造のように排水口30の接続用の部品としてアダプ
タリングを余分に必要とすることがなく、また設置現場
における排水管34がVU50から成る排水管かVP5
0から成る排水管かなどを見極めた上でアダプタリング
を用いたり用いなかったりするといった面倒がない。
【0041】また本例の接続構造では、弾性シール部4
0を排水管34内面に弾性接触させてシールを行うよう
にしているため、嵌入部26や排水管34等に寸法公差
があっても、それら寸法公差を弾性シール部40の弾性
により吸収し、排水ソケット20と排水管34との間を
良好にシール状態とすることができる。またアダプタリ
ングを用いる必要がないことから、設置現場の排水管3
4の種類に応じてアダプタリングが不要となり、設置現
場において余分な廃却物が生じてしまうといった問題も
生じない。
【0042】本例においては、弾性シール部40を逆傘
状となしていることから、弾性シール部40を嵌入部2
6とともに円滑に排水管34内部に挿入することがで
き、また半径方向に大きな弾性変形能を持たせることが
できる。
【0043】本例ではまた、シール部材36における弾
性シール部40に所定間隔で複数の切欠き44を設けて
あり、これによって弾性シール部40の弾性変形能を効
果的に高めることができ、ひいてはより大きな寸法差を
その弾性シール部40の弾性変形により吸収することが
できる。
【0044】また本例では、排水ソケット20をリサイ
クル性に優れたポリプロピレン樹脂にて構成する一方、
シール部材36をポリ塩化ビニル樹脂製としているた
め、互いに異なった樹脂から成る排水ソケット20と排
水管34とをシール部材36を介して良好に接着するこ
とができる。
【0045】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は大便器の排水口と排水管
との接続に適用することも可能であるなど、その主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象である小便器の一例を示す図
である。
【図2】図1の小便器の排水口と排水管との接続構造を
拡大して示す図である。
【図3】図2の接続構造を各部材に分解して示す図であ
る。
【図4】図2の接続構造の作用を説明する断面図であ
る。
【図5】図2の接続構造の作用を説明する斜視図であ
る。
【図6】従来の便器排水口と排水管との接続構造の一例
を示す図である。
【図7】従来の便器排水口と排水管との接続構造の図6
とは異なる例を示す図である。
【図8】図7の接続構造の排水ソケットとアダプタリン
グ及び排水管を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
10 小便器 20 排水ソケット 24 ソケット部 26 嵌入部 30 排水口 32,36 シール部材 34 排水管 38 嵌合部 40 弾性シール部 44 切欠き

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きに立ち上がる筒状のソケット部
    と、下向きに立ち下がる筒状の嵌入部とを有する排水ソ
    ケットを床に載置固定し、該ソケット部に対して便器の
    排水口をシール部材を介して嵌入させるとともに、該嵌
    入部を該床に埋込配管した排水管の内部に嵌入し、それ
    ら排水口と排水管とを該排水ソケットを介して接続する
    ようになした便器排水口の接続構造であって、 前記嵌入部を前記排水管の内面に遊嵌する外径で形成す
    るとともに、該嵌入部に、半径方向に外方に延出し且つ
    該半径方向に弾性変形能を有して該排水管の内面に全周
    に亘って弾性接触する弾性シール部を備えたシール部材
    を設けて、該嵌入部と該排水管とを該シール部材を介し
    てシールするようになしたことを特徴とする便器排水口
    の接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接続構造において、前
    記弾性シール部が逆傘状をなしていることを特徴とする
    便器排水口の接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載の接続構造
    において、前記シール部材に筒状の嵌合部を設け、該嵌
    合部を前記嵌入部に嵌合させる状態に該シール部材を該
    嵌入部に装着したことを特徴とする便器排水口の接続構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の接続構造
    において、前記弾性シール部には、その先端部に周方向
    に所定間隔で複数の切欠きを設けてあることを特徴とす
    る便器排水口の接続構造。
  5. 【請求項5】 上向きに立ち上がる筒状のソケット部
    と、下向きに立ち下がる筒状の嵌入部とを有する排水ソ
    ケットを床に載置固定し、該ソケット部に対して便器の
    排水口をシール部材を介して嵌入させるとともに、該嵌
    入部を該床に埋込配管した排水管の内部に嵌入し、それ
    ら排水口と排水管とを該排水ソケットを介して接続する
    ようになした便器排水口の接続構造であって、 前記嵌入部にシール部材を設けて該シール部材を前記排
    水管の内面に接触させて該シール部材によりそれら嵌入
    部と排水管との間をシールするようになし、且つ前記排
    水ソケットをポリプロピレン樹脂にて、前記シール部材
    をポリ塩化ビニル樹脂にて構成したことを特徴とする便
    器排水口の接続構造。
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